NZドル米ドルのトラリピ設定

トラリピとはFXの自動売買の仕組みで設定さえ組めば自動で取引してくれるので、忙しいサラリーマンでも運用できる優秀な仕組みです。

わたしは10通貨ペアのトラリピを2,000万円で運用し、月平均20万円の不労所得を得ています

1階ワイドレンジ戦略の運用実績202307

▶ワイドレンジ戦略の運用実績
  • 実現損益:+36,073,703円
  • 評価損益:-14,281,935円
  • 合計損益:+21,791,768円
ワイドレンジ戦略と運用実績



今回はそんなわたしのトラリピ設定のうちNZドル/米ドルの設定を抜き出して整理してみました。

同じ設定にすれば同等の不労所得が得られるはずですので、『仕事が辛いけど、転職も怖い』という人はまず、不労所得を構築してみてください。

会社に頼りきりではなくなるだけで、精神的にずっと楽になりますよ(^^♪


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1.NZドル/米ドルのトラリピ設定と運用実績

下の図はわたしが運用しているNZドル/米ドル円のトラリピ設定の実現損益と合計損益の推移を表しています(^O^)

NZドル米ドルのトラリピ設定の実績202307

▶NZドル/米ドルのトラリピ運用実績
  • 実現損益:+1,715,331円
  • 評価損益:-481,373円
  • 合計損益:+1,233,958円

わたしは2,000万円で複数通貨ペアのトラリピを運用し、月平均20万円の不労所得を得ています。


上記はNZドル/米ドルの運用実績だけを抜き出したグラフです。

合計損益(全てのポジションを決済した時の損益)がマイナスになることもなく、淡々と利益が積み重なっていることが分かると思います。

現在、NZドル/米ドル単独でも月平均2万円の不労所得を得られています(^^♪



・2022年10月追記
現在、合計損益が初めてマイナスを記録しており、NZドル/米ドルとしては初めての苦難ですね。

ただ、『為替はレンジを形成する』の原則さえ変わらなければ、元の水準に戻る時に大きな利益を得られると考えています。




2.NZドル/米ドルのトラリピ設定を公開

月2万円の不労所得を生み出しているNZドル/米ドルのトラリピ設定を以下の表にまとめました。

NZドル/米ドルのトラリピ設定
新規・買い注文 新規・売り注文
通貨ペア NZD/USD NZD/USD
注文金額 0.1万(通貨) 0.1万(通貨)
レンジ 新規・買い
0.5010~0.7000
新規・売り
0.7010~0.9000
トラップ本数 200本 200本
利益値幅 0.007ドル 0.007ドル
決済トレール 設定しない 設定しない


利益値幅については、『通貨ごとに最適な利益値幅は?』を参考にしてください。

また、実際の注文画面のスクリーンショットを載せておきますので、わたしと全く同じ設定にもできると思いますよ(^^♪

1回に付き最大101本までしか注文できないので、複数に分けて注文しています。


買いトラリピ(0.50ドル~0.70ドル)

買い:0.50ドル~0.60ドル
買い:0.60ドル~0.70ドル
トラリピワイドレンジ戦略_NZドル/米ドル買い_0.5-0.6
トラリピワイドレンジ戦略_NZドル/米ドル買い_0.6-0.7


売りトラリピ(0.70ドル~0.90ドル)

売り:0.70ドル~0.80ドル
売り:0.80ドル~0.90ドル
トラリピワイドレンジ戦略_NZドル/米ドル売り_0.7-0.8
トラリピワイドレンジ戦略_NZドル/米ドル売り_0.8-0.9


NZドル/米ドルのレンジ設定

過去15年のNZドル/米ドルのチャート図です。

NZドル米ドルレンジ

過去15年のチャート図を見るとおおよそ0.50ドル~0.90ドルの間で推移していますので、NZドル/米ドルは0.50ドル~0.90ドルのレンジ相場だと仮定することができます。

ハーフ&ハーフなのでちょうど中心の0.70ドルを境界にして、『0.70ドル~0.90ドルを売り』、『0.70ドル~0.50ドルを買い』と想定してトラリピを仕掛ければ良さそうです。

NZドル米ドルハーフ

見て分かるように非常に単純な考えでレンジを設定しています(^^♪

また、初めからここまで広いレンジにトラリピを仕掛ける必要も無いのですが、発注しただけでポジションを保有していなければ、維持率(ロスカット)に影響しません。

ロスカットの判定に利用される維持率の計算式は

「有効証拠金 ÷ 総必要証拠金 × 100」 ではなく 「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100」

関連記事:トラリピの口座状況の見方を解説!適切な維持率とレバレッジは?


そのため、小まめに設定を追加するのが面倒で、まとめて発注してしまいました(^^ゞ

それから買いと売りを組み合わせてハーフ&ハーフにするとマイナスのスワップが気になるという方は決済益とスワップ切り分けて図にしたので、参考にしてください(^^♪

トラリピの決済益とスワップ-NZドル/米ドル202307

▶決済益とスワップ(NZドル/米ドル)
  • 決済益:+2,004,270円
  • スワップ:-312,546円
  • 合計:+1,691,724円

【検証】トラリピワイドレンジ戦略のマイナススワップの影響は?




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3.【実績】トラリピの運用に必要だった資金の検証

わたしは複数通貨ペアをまとめて2,000万円で運用しているので、個々の通貨ペアに必要な資金を正確には把握できていません。

そこで、過去の運用実績からNZドル/米ドルを運用するために必要な資金はいくらだったのか検証してみました。

ロスカットさせないためには


口座への入金必要額』+『実現損益』>『証拠金』+『評価損益


となるように資金を用意する必要があります。 



▼2018年分
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2018/01 -175,323円 551,462円 300,000円 -76,139円
2018/02 -256,720円 566,477円 300,000円 -9,757円
2018/03 -250,111円 581,877円 300,000円 -31,766円
2018/04 -320,218円 615,146円 300,000円 5,072円
2018/05 -338,810円 626,800円 300,000円 7,010円
2018/06 -309,525円 637,172円 300,000円 -27,647円
2018/07 -325,768円 646,412円 300,000円 -20,644円
2018/08 -271,610円 654,403円 300,000円 -82,793円
2018/09 -281,772円 655,717円 300,000円 -83,945円
2018/10 -262,474円 674,038円 300,000円 -111,564円
2018/11 -401,198円 706,708円 300,000円 -5,510円
2018/12 -359,334円 713,259円 300,000円 -53,925円

▼2019年分
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2019/1 -428,619円 738,360円 300,000円 -9,741円
2019/2 -417,829円 746,484円 300,000円 -28,655円
2019/3 -422,317円 753,667円 300,000円 -31,350円
2019/4 -373,153円 753,667円 300,000円 -80,514円
2019/5 -335,155円 753,667円 300,000円 -118,512円
2019/6 -618,515円 772,050円 107,300円 -46,235円
2019/7 -521,006円 781,344円 138,896円 -123,442円
2019/8 -306,662円 786,355円 198,468円 -281,225円
2019/9 -412,224円 794,892円 208,439円 -174,229円
2019/10 -414,271円 808,687円 180,700円 -213,716円
2019/11 -399,623円 813,523円 182,910円 -230,990円
2019/12 -648,586円 816,871円 96,591円 -71,694円

▼2020年分
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2020/01 -453,970円 818,133円 159,714円 -204,449円
2020/02 -225,775円 821,370円 221,400円 -374,195円
2020/03 36,110円 940,044円 284,604円 -691,550円
2020/04 -178,077円 973,081円 242,823円 -552,181円
2020/05 -309,860円 993,511円 227,545円 -456,106円
2020/06 -582,069円 1,008,655円 157,080円 -269,506円
2020/07 -737,240円 1,012,135円 112,320円 -162,575円
2020/08 -803,460円 1,024,689円 97,104円 -124,125円
2020/09 -736,613円 1,027,115円 131,318円 -159,184円
2020/10 -747,671円 1,038,215円 116,256円 -174,288円
2020/11 -970,858円 981,732円 11,716円 842円
2020/12 -904,012円 991,075円 68,402円 -18,661円

▼2021年分
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2021/01 -924,718円 1,006,373円 66,220円 -15,435円
2021/02 -906,937円 1,021,243円 89,407円 -24,899円
2021/03 -1,037,940円 1,053,266円 15,470円 144円
2021/04 -981,363円 1,061,356円 68,904円 -11,089円
2021/05 -944,129円 1,075,126円 89,320円 -41,677円
2021/06 -1,097,175円 1,108,198円 12,424円 1,401円
2021/07 -1,114,524円 1,133,323円 18,360円 -439円
2021/08 -1,138,849円 1,157,912円 18,624円 -439円
2021/09 -1,125,255円 1,174,765円 42,966円 -6,544円
2021/10 -1,104,312円 1,187,767円 68,649円 -14,806円
2021/11 -1,117,852円 1,206,181円 71,231円 -17,098円
2021/12 -1,135,465円 1,218,222円 69,300円 -13,457円

▼2022年分
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2022/01 -975,727円 1,224,704円 142,316円 -106,661円
2022/02 -1,129,441円 1,250,976円 90,451円 -31,084円
2022/03 -1,251,460円 1,278,288円 23,653円 -3,175円
2022/04 -908,609円 1,288,879円 184,525円 -195,745円
2022/05 -989,377円 1,319,684円 175,032円 -155,275円
2022/06 -659,701円 1,337,958円 270,640円 -407,617円
2022/07 -765,417円 1,364,193円 258,104円 -340,672円
2022/08 -504,555円 1,389,494円 306,180円 -578,759円
2022/09 508,019円 1,412,593円 456,760円 -1,463,852円
2022/10 -4,337円 1,482,895円 422,730円 -1,055,828円
2022/11 -944,857円 1,549,662円 260,325円 -344,480円
2022/12 -1,039,913円 1,559,809円 233,100円 -286,796円

▼2022年分
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2023/01 -1,178,504円 1,595,821円 197,355円 -219,962円
2023/02 -849,395円 1,605,632円 293,451円 -462,786円
2023/03 -978,757円 1,633,195円 259,038円 -395,400円
2023/04 -863,715円 1,644,438円 299,930円 -480,793円
2023/05 -613,472円 1,665,442円 338,552円 -713,418円
2023/06 -781,123円 1,684,868円 332,948円 -570,797円
2023/07 -929,948円 1,715,331円 304,010円 -481,373円
口座への入金必要額:口座に入金する必要がある金額
実現損益:今までの利益の合計
証拠金:取引する際に必要となる担保金 ※
評価損益:含み損益のこと。保有ポジションを全決済した際に発生する損益

※ 2019年5月までは実際に必要となる保有ポジション分の証拠金ではなく、全ての注文成立時に必要な証拠金を記載しています。


ロスカットされずに運用するには『証拠金』と『評価損益』を合わせた金額より多くの資金が口座に残っている必要があります。

上の表を見ると2022年9月に評価損益が『-1,463,852円』と最大になっています。


そのため、『口座への入金必要額』+『実現損益(1,412,593円)』>『証拠金(456,760円』+『評価損益(-1,463,852円)』を満たすために


口座への入金必要額(508,019円)


が必要になります。


トラリピ設定と運用実績-必要資金の考え方

ただし、各月の含み損は月末の値にしていますので、瞬間的にはそれ以上の含み損が発生していた可能性が高いです。

わたし自身も計算上は複数通貨ペアまとめて530万円で済むところを実際にはリーマンショック級の暴落を想定して、2,000万円口座に入れています


実際にNZドル/米ドルの設定をトラリピ運用試算表に入力してみると下落した場合は260万円、上昇した場合は290万円必要になると試算が出ます。


▼トラリピ運用試算表▼

買い:260万円
売り:290万円
トラリピ運用試算表-NZドル米ドル買い
トラリピ運用試算表-NZドル米ドル売り

ただし、これは最高値から最安値まで一直線に変動した場合に必要となる資金です(^_^;)

実際は最安値まで変動するまでには利益が積み重なっているでしょうし、複数通貨に分散している場合は全ての通貨が同時に最安値となる可能性は低いです。

それでも最悪の場合は上記の金額が必要になる事を想定しておくと、ロスカットの危険は非常に低くとなると思います。




4.【実績】毎月の不労所得と利益率

下の表に運用に必要だった資金(口座への入金必要額=300,000円)で運用した場合のNZドル/米ドルの利益率をまとめました。



▼2018年分
運用月 不労所得 利益率
2018/01 2,545円 0.85%
2018/02 15,015円 5.01%
2018/03 15,400円 5.13%
2018/04 33,269円 11.09%
2018/05 11,654円 3.88%
2018/06 10,372円 3.46%
2018/07 9,240円 3.08%
2018/08 7,991円 2.66%
2018/09 11,314円 3.77%
2018/10 8,321円 2.77%
2018/11 32,670円 10.89%
2018/12 6,551円 2.18%

▼2019年分
運用月 不労所得 利益率
2019/1 25,101円 8.37%
2019/2 8,124円 2.71%
2019/3 7,183円 2.39%
2019/4 0円 0.00%
2019/5 0円 0.00%
2019/6 18,383円 6.13%
2019/7 9,294円 3.10%
2019/8 5,011円 1.67%
2019/9 8,537円 2.85%
2019/10 13,795円 4.60%
2019/11 4,836円 1.61%
2019/12 3,348円 1.12%

▼2020年分
運用月 不労所得 利益率
2020/01 1,262円 0.42%
2020/02 3,237円 1.08%
2020/03 118,674円 39.56%
2020/04 33,037円 11.01%
2020/05 20,430円 6.81%
2020/06 15,144円 5.05%
2020/07 3,480円 1.16%
2020/08 12,554円 4.18%
2020/09 2,426円 0.81%
2020/10 11,100円 3.70%
2020/11 -56,483円 -18.83%
2020/12 9,343円 3.11%

▼2021年分
運用月 不労所得 利益率
2021/01 15,298円 5.10%
2021/02 14,870円 4.96%
2021/03 32,023円 10.67%
2021/04 8,090円 2.70%
2021/05 13,770円 4.59%
2021/06 33,072円 11.02%
2021/07 25,125円 8.38%
2021/08 24,589円 8.20%
2021/09 16,853円 5.62%
2021/10 13,002円 4.33%
2021/11 18,414円 6.14%
2021/12 12,041円 4.01%

▼2022年分
運用月 不労所得 利益率
2022/01 6,482円 2.16%
2022/02 26,272円 8.76%
2022/03 27,312円 9.10%
2022/04 10,591円 3.53%
2022/05 30,805円 10.27%
2022/06 18,274円 6.09%
2022/07 26,235円 8.75%
2022/08 25,301円 8.43%
2022/09 23,099円 4.55%
2022/10 70,302円 13.84%
2022/11 66,767円 13.14%
2022/12 10,147円 2.00%

▼2023年分
運用月 不労所得 利益率
2023/01 36,012円 7.09%
2023/02 9,811円 1.93%
2023/03 27,563円 5.43%
2023/04 11,243円 2.21%
2023/05 21,004円 4.13%
2023/06 19,426円 3.82%
2023/07 30,463円 6.00%
平均
(2016~)
19,273円 3.79%


2016年3月からの運用実績を集計すると月平均約2万円の不労所得が得られています。

ただし、表を見てもらうと分かりますが、毎月の利益には大きな波があります。

相場の変動が大きかった2016年は大きな利益が出ていますが、相場が穏やかだった2019年は利益が小さいです。

わたしが公開しているのはあくまで過去の実績なので、今後も同じ資金で同じ利益が出続けるとは限らないので、注意してください(^^ゞ

また、全体のトラリピ設定はこちらの記事にまとめています。
設定に加えて約7年間の実績も月単位でまとめて公開しているので、参考にどうぞ( ^^) _旦~~

ワイドレンジ戦略と運用実績



ちなみに『鈴(suzu)×マネースクエア(トラリピ)』で限定キャンペーンを行っているので、今ならわたしの書き下ろしレポートがもらえちゃいます(^^ゞ

マネースクエア
関連記事:鈴(suzu)×マネースクエア(トラリピ)の限定キャンペーン!


関連記事:
トラリピの口座開設のやり方は以下の記事にまとめてありますので、参考にどうぞ。
開設の手順を画像付きで解説しています(^^♪

【トラリピの始め方】口座開設のやり方を画像16枚で解説(口座開設特典)




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