鈴(suzu)のトラリピ設定

仕事が辛いけど、転職も怖い。
会社での人付き合いが本当にシンドイから、不労所得で会社を辞めたい。
月20万円程度の不労所得を作る方法はないかな?


こういった疑問に答えていこうと思います(^^♪

▶この記事で分かること


どうも人付き合いが苦手で32歳でセミリタイアした鈴(@semiritaia_suzu)です!!

わたしが2,000万円で運用している鈴のトラリピ設定_ワイドレンジ戦略は相場観が必要ないため、初心者でも運用できるにも関わらず、月平均20万円の利益を得られています

トラリピとは?】
FXの自動売買の仕組み。
設定さえ組めば自動で取引が実行され、誰でも同じ利益になる再現性の高さから忙しい会社員に人気のサービス。

▼トラリピのことが4分半でわかる動画


この記事を読んで真似すれば、誰でもわたしと同じ利益を得られるように設定をまとめました。


月20万円の不労所得を作れば会社に頼りきりではなくなるので、精神的にずっと楽になりますよ(^^♪


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1.トラリピの運用実績の推移

まずは「どれくらい利益が出ているの?」ということで、以下の図が2016年3月から運用しているトラリピの運用実績です(^^♪

1階ワイドレンジ戦略の運用実績202402

▶ワイドレンジ戦略の運用実績
  • 実現損益:+32,991,211円
  • 評価損益:-17,271,691円
  • 合計損益:+15,719,520円


わたしはトラリピを約2,000万円で運用し、月平均20万円の不労所得(オプション設定を含めると月平均40万円)を得ています。


グラフの利益が右肩上がりに増えており、合計損益(全てのポジションを決済した時の損益)もマイナスになることはなく、安定して利益を積み重ねているといえます。

コロナショック時も特に問題なく運用できたので、長期間の運用戦略として十分に実用可能な完成度だと思います(#^.^#)


また、2022年には投資元本の出金が完了し、発生した利益だけで運用している状態になりました!!

【資金量について】
わたしの設定(7通貨ペア+撤退準備中の2通貨ペア)で運用した場合のリーマンショック時の必要資金が20,418,964円だったため、それを考慮して資金を投入しています。

リーマンショックを超える暴落が今後来ないとは限りませんが、一つの目安になります。
必要資金_9通貨ペア
トラリピのロスカットレートをシミュレーションしよう!!



また、このワイドレンジ戦略をイチから積み立て直している自分年金作りについては、一足先に7通貨ペアになっているので、積立完了時の必要資金が1,680万円になっています。

【自分年金作り】トラリピワイドレンジ戦略積立ver




2.【実績】毎月の利益と口座残高

わたしがトラリピの運用を始めた2016年3月からの毎月の利益と口座残高(預託証拠金)をまとめました。

どのくらい利益が出るかをイメージする参考にしてください(^^♪

2016年
運用月 利益 評価損益 口座残高 利益率
2016/03 329,925円 -172,839円 5,899,925円 5.59%
2016/04 642,894円 -757,376円 6,542,819円 9.83%
2016/05 440,544円 -756,215円 6,983,363円 6.31%
2016/06 1,233,712円 -2,472,184円 8,217,075円 15.01%
2016/07 689,969円 -2,447,102円 8,907,044円 7.75%
2016/08 178,182円 -2,223,468円 9,085,226円 1.96%
2016/09 226,264円 -2,590,095円 9,311,490円 2.43%
2016/10 218,517円 -2,629,499円 9,530,007円 2.29%
2016/11 767,853円 -2,000,685円 10,297,860円 7.46%
2016/12 283,208円 -2,285,853円 10,581,068円 2.68%

2017年
運用月 利益 評価損益 口座残高 利益率
2017/01 242,547円 -2,580,156円 10,823,615円 2.24%
2017/02 161,775円 -2,418,294円 10,985,390円 1.47%
2017/03 188,367円 -2,098,122円 11,173,757円 1.69%
2017/04 201,535円 -1,824,761円 11,375,292円 1.77%
2017/05 247,134円 -1,815,048円 11,622,426円 2.13%
2017/06 152,794円 -2,186,595円 11,775,220円 1.30%
2017/07 141,315円 -2,483,529円 11,824,098円 1.20%
2017/08 222,733円 -1,719,127円 12,277,026円 1.81%
2017/09 179,640円 -2,462,248円 12,534,285円 1.43%
2017/10 119,474円 -2,582,469円 12,746,778円 0.94%
2017/11 99,459円 -2,730,387円 12,909,285円 0.77%
2017/12 190,396円 -2,812,789円 13,074,260円 1.46%

2018年
運用月 利益 評価損益 口座残高 利益率
2018/01 137,483円 -2,915,527円 13,442,387円 1.02%
2018/02 214,634円 -2,356,378円 13,948,306円 1.54%
2018/03 137,778円 -2,820,286円 14,027,687円 0.98%
2018/04 103,858円 -2,801,928円 13,778,220円 0.75%
2018/05 -1,484,364円 -810,318円 13,421,348円 -11.06%
2018/06 124,675円 -1,088,395円 10,722,217円 1.16%
2018/07 97,408円 -1,098,702円 10,858,552円 0.90%
2018/08 170,849円 -1,330,693円 10,974,376円 1.56%
2018/09 123,788円 -1,470,843円 11,195,597円 1.11%
2018/10 187,408円 -1,494,047円 11,389,894円 1.65%
2018/11 170,328円 -1,424,505円 12,401,543円 1.37%
2018/12 144,264円 -2,066,987円 12,556,061円 1.15%

2019年
運用月 利益 評価損益 口座残高 利益率
2019/01 310,511円 -1,323,673円 19,720,986円 1.57%
2019/02 90,003円 -1,722,439円 20,195,600円 0.45%
2019/03 114,561円 -1,768,169円 20,292,002円 0.56%
2019/04 76,790円 -1,827,841円 20,338,322円 0.38%
2019/05 90,003円 -2,242,814円 20,457,144円 0.44%
2019/06 114,192円 -1,767,945円 20,549,191円 0.56%
2019/07 75,379円 -2,140,118円 20,674,273円 0.36%
2019/08 180,029円 -3,346,453円 20,753,326円 0.87%
2019/09 127,756円 -2,800,251円 20,947,280円 0.61%
2019/10 144,329円 -2,356,093円 21,096,815円 0.68%
2019/11 51,425円 -2,529,323円 21,241,081円 0.24%
2019/12 76,531円 -1,724,574円 21,299,859円 0.36%

2020年
運用月 利益 評価損益 口座残高 利益率
2020/01 96,181円 -2,975,259円 21,374,492円 0.45%
2020/02 127,561円 -4,063,238円 21,474,391円 0.59%
2020/03 1,117,009円 -7,178,246円 21,636,255円 5.16%
2020/04 248,364円 -5,968,686円 25,742,057円 0.96%
2020/05 193,776円 -4,489,561円 25,958,129円 0.75%
2020/06 315,218円 -3,630,555円 26,147,236円 1.21%
2020/07 42,932円 -3,122,726円 24,975,970円 0.17%
2020/08 96,518円 -2,423,329円 27,017,757円 0.35%
2020/09 126,257円 -2,929,930円 30,096,959円 0.42%
2020/10 108,329円 -3,163,370円 29,418,161円 0.37%
2020/11 -720,405円 -1,542,087円 29,204,602円 -2.47%
2020/12 -100,588円 -1,010,521円 28,442,131円 -0.35%

2021年
運用月 利益 評価損益 口座残高 利益率
2021/01 105,998円 -1,079,218円 28,296,202円 0.37%
2021/02 128,814円 -1,059,100円 28,028,190円 0.46%
2021/03 173,368円 -1,170,311円 27,657,623円 0.63%
2021/04 88,981円 -1,318,484円 26,596,414円 0.33%
2021/05 91,653円 -1,840,119円 25,928,921円 0.35%
2021/06 145,730円 -1,474,532円 25,641,270円 0.57%
2021/07 171,828円 -1,321,415円 25,142,415円 0.68%
2021/08 135,099円 -1,555,670円 24,621,387円 0.55%
2021/09 135,176円 -1,482,907円 24,151,030円 0.56%
2021/10 -111,123円 -1,853,521円 24,133,253円 -0.46%
2021/11 179,935円 -1,389,533円 23,253,300円 0.77%
2021/12 81,384円 -1,444,495円 22,948,464円 0.35%

2022年
運用月 利益 評価損益 口座残高 利益率
2022/01 151,133円 -1,289,034円 23,018,063円 0.66%
2022/02 186,981円 -1,225,878円 22,205,252円 0.84%
2022/03 320,189円 -3,086,091円 21,604,526円 1.48%
2022/04 258,013円 -2,504,475円 20,310,587円 1.27%
2022/05 375,616円 -3,616,943円 20,217,933円 1.86%
2022/06 389,205円 1,598,193円 20,627,402円 1.89%
2022/07 448,100円 637,646円 21,002,899円 2.13%
2022/08 458,807円 5,112,711円 21,426,218円 2.14%
2022/09 10,150,612円 -975,770円 21,927,584円 46.29%
2022/10 9,368,006円 -11,805,656円 32,043,644円 29.24%
2022/11 457,487円 -8,343,604円 41,448,359円 1.10%
2022/12 -446,919円 -5,835,499円 41,891,365円 -1.07%

2023年
運用月 利益 評価損益 口座残高 利益率
2023/01 442,955円 -5,467,922円 31,404,172円 1.41%
2023/02 180,041円 -7,822,123円 31,919,930円 0.56%
2023/03 404,440円 -7,296,333円 31,200,952円 1.30%
2023/04 186,026円 -9,787,084円 27,596,858円 0.67%
2023/05 282,408円 -10,294,860円 27,856,797円 1.01%
2023/06 153,044円 -14,561,263円 28,033,836円 0.55%
2023/07 593,615円 -14,281,935円 28,622,509円 2.07%
2023/08 118,920円 -15,665,962円 28,746,207円 0.41%
2023/09 76,302円 -17,740,463円 28,804,080円 0.26%
2023/10 140,020円 -19,090,955円 28,962,652円 0.48%
2023/11 171,537円 -19,521,779円 29,129,221円 0.59%
2023/12 -3,730,147円 -13,907,196円 25,391,307円 -14.69%

2024年
運用月 利益 評価損益 口座残高 利益率
2024/01 73,832円 -15,712,526円 25,487,789円 0.29%
2024/02 67,044円 -17,271,691円 29,550,271円 0.23%
平均
(2016~)
343,658円 -3,880,317円 20,344,546円 1.69%



2016年3月からの運用実績を集計すると、常に一定の評価損を抱えながら月平均約40万円の利益を得ていることがわかります。(オプション設定を除くと月平均20万円程度)


【オプション設定とは】
若干相場観が必要なため、中級者以上を目指す人向けの応用問題的な設定です。

必須ではないですが、中級者以上を目指す人や1,680万円7通貨ペアが完成した人は組み込んでみてください。

オプション設定の運用実績





3.鈴のトラリピ設定_ワイドレンジ戦略を公開

では、わたしが運用している具体的なトラリピ設定について解説していきます。


トラリピについては以下の4分半の動画を見ておけば、基本を抑えられます。


▼トラリピのことが4分半でわかる動画



トラリピについて、もう少し詳しく知りたい人はわたしがまとめた以下の記事も参考にしてください( ^^) _旦~~


【保存版】FXトラリピとは?



ただ、実際にトラリピを触らずに完璧に理解しようとするとかなり大変です。

特に説明書を読まないタイプの人は頭に入ってこないと思います(^^ゞ

自分年金作りは20万円で始められるので、上記の動画でトラリピのイメージを掴んだら、運用しながら学ぶのが効率的でおすすめです。


ちなみに口座開設すると、わたしが書き下ろした限定レポートが貰えるので、そちらも参考にしてください。

【トラリピの始め方】口座開設のやり方を画像16枚で解説(口座開設特典)




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実際に運用中のトラリピ設定

それでは実際にわたしが運用し、月20万円の不労所得を生み出している7通貨ペア+撤退準備中の2通貨ペアのトラリピ設定を解説していきます。

通貨ペアごとの詳細記事では以下のように実際の発注画面のスクショも貼ってあるので、真似するの簡単です(^^♪

NZD/USD新規・買い
トラリピワイドレンジ戦略_NZドル/米ドル買い_0.5-0.6
トラリピワイドレンジ戦略_NZドル/米ドル買い_0.6-0.7


NZD/USD新規・売り
トラリピワイドレンジ戦略_NZドル/米ドル売り_0.7-0.8
トラリピワイドレンジ戦略_NZドル/米ドル売り_0.8-0.9


以下の表の通貨ペアを選択すると詳細記事に飛ぶようにしてあります。

鈴のトラリピ設定_ワイドレンジ戦略
通貨ペア
取引
単位
仕掛ける
レンジ
トラップ値幅
(本数)
利益値幅
EUR/JPY 1,000 90.10円

120.00円
0.1円
(300本)
1.0円
1,000 120.10円

150.00円
0.1円
(300本)
1.0円
EUR/GBP 1,000 0.651ポンド

0.800ポンド
0.001ポンド
(150本)
0.007ポンド
1,000 0.801ポンド

0.950ポンド
0.001ポンド
(150本)
0.007ポンド
AUD/JPY 1,000 50.10円

80.00円
0.1円
(300本)
0.9円
1,000 80.10円

110.00円
0.1円
(300本)
0.9円
AUD/NZD 1,000 1.001ドル

1.150ドル
0.0005ドル
(300本)
0.006ドル
1,000 1.151ドル

1.300ドル
0.0005ドル
(300本)
0.006ドル
NZD/USD 1,000 0.501ドル

0.700ドル
0.001ドル
(200本)
0.007ドル
1,000 0.701ドル

0.900ドル
0.001ドル
(200本)
0.007ドル
CAD/JPY 1,000 70.10円

95.00円
0.1円
(250本)
0.8円
1,000 95.10円

120.00円
0.1円
(250本)
0.8円
USD/CAD 1,000 0.951ドル

1.200ドル
0.001ドル
(250本)
0.009ドル
1,000 1.201ドル

1.450ドル
0.001ドル
(250本)
0.009ドル

※AUD/NZDは0.001ドル間隔では必要資金が他の通貨ペアの半分以下となるため、バランスを取るために0.05円間隔にしています


撤退予定の通貨ペア
通貨ペア
取引
単位
仕掛ける
レンジ
トラップ値幅
(本数)
利益値幅
AUD/USD 1,000 0.501ドル

0.800ドル
0.001ドル
(300本)
0.007ドル
1,000 0.801ドル

1.100ドル
0.001ドル
(300本)
0.007ドル
NZD/JPY 1,000 45.10円

70.00円
0.1円
(250本)
0.8円
1,000 70.10円

95.00円
0.1円
(250本)
0.8円


上記の2通貨ペアについては、現在は運用していますがポジションが全てなくなったタイミングで撤退する予定です。

これから運用を始める人には不要です。

NZドル/円と豪ドル/米ドルの撤退方法



鈴のトラリピ設定の運用を開始した2016年3月以降の設定の変更履歴を残してあるので、過去の設定が気になる人は確認してください( ^^) _旦~~

鈴のトラリピ設定の変更履歴




少額で運用する方法

『いきなり1,000万円以上とか無理……』という人がほとんどだと思いますので、まずは『【自分年金作り】トラリピワイドレンジ戦略積立ver』をどうぞ。



1,000万円以上を必要とするトラリピワイドレンジ戦略の設定を分割し、20万円から設定を追加していけるようにしました

▶【自分年金作り】ワイドレンジ戦略積立ver
  • スタートは最低20万円
  • 毎月3万円の積み立て
  • 複利&積立で設定を追加
  • 17年後※に月平均20万円の不労所得
※注 わたしの運用実績からのシミュレーション
【自分年金作り】トラリピワイドレンジ戦略積立ver



「スタート20万円では少なすぎる」という人も190万円、380万円、570万円、760万円……と言った資金で始めることもできるので、基本的に上記の自分年金作りのやり方がおすすめです。


それからわたしが設定を変える場合はTwitter(@semiritaia_suzu)で事前に周知した上で、上記の表も更新していきますので、参考にしてください(#^.^#)


▼こんな感じでお知らせしています





4.鈴のトラリピ設定_ワイドレンジ戦略が利益を積み重ねる秘密

鈴のトラリピ設定_ワイドレンジ戦略について実績とその設定を紹介しましたが、ここでは「じゃあ、なぜワイドレンジ戦略は利益が出るのか?」を解説しようと思います(^^♪


①投資対象に適した運用方法

ワイドレンジ戦略が利益を積み重ねている理由としてまず挙げられるのは、投資対象の性質に合った運用をしている点です。

【性質に合った運用法】
  • 株式:積み立て
  • 為替(FX):自動売買


なぜこれが特定に合っているのかというとチャートを見れば一目瞭然です。


▼株式:S&P500のチャート(過去20年)

米国S500の長期チャート
※S&P500はアメリカの優良企業500社の詰め合わせセット


▼為替:豪ドル/円のチャート(過去20年)

豪ドル/円-長期的にはレンジ

株式(S&P500)は上昇傾向なので、ひたすら積み立てていればリーマンショックなどの大暴落があっても徐々に資産が増えていきます。

対して為替はレンジ相場(一定の範囲で上下を繰り返す)なので、積み立てているだけではプラスになりません。

そこで、為替の運用は買い⇒売りの自動売買が基本戦略になります。


最低限の利益を得るだけなら特別なことは不要です。

上昇傾向である株式のインデックス(株の詰め合わせ)は保有していればいずれ資産が増えていくように、レンジを形成している為替は買い⇒売りを機械的に繰り返していれば自然と利益が積み重なります。



②長期的に運用資金を回収する

わたしのトラリピ戦略は通常の裁量取引のように1回の売買で利益を狙いません。

発想としては不動産投資に近く、物件を売却(設定を全決済)して利益を得るよりも、物件(トラリピ設定)から発生する不労所得が目当てになります。

トラリピはFXではない-不動産投資

不動産投資とトラリピ
不動産投資 トラリピ
初期投資 物件の用意 トラリピの設定
資金効率
アップ
ローン レバレッジ
(最大25倍)
不労所得 家賃収入 日々の決済益
メンテナンス 物件の修繕 設定の修正
価値の低下 経年劣化 含み損
複利運用 物件の追加 設定の追加


『1,000万円で注文を仕掛ける⇒年間100万円ずつ利益を得る⇒10年で原資を回収』


トラリピはこのイメージが基本となります。

この際はっきり言ってしまうとトラリピはFXではないのです。

……すいません。言い過ぎました。
トラリピはFXなんですが、初心者がイメージするFXとは違うという事が言いたいんです(;'∀')


トラリピをFXだと考えて運用していると利益を積み重ねることはできません。

一定の範囲で上下を繰り返す為替を対象に相場を予想せずに取引する以上、「利益が積み重なるフェーズ」と「含み損が増えるフェーズ」が繰り返し訪れます。

トラリピのフェーズ

含み損が増えるフェーズが訪れることは避けられませんが、『為替がレンジを形成する』という原理原則が崩れない限り、利益を積み重ねることができるのです。


▼鈴のトラリピ設定_ワイドレンジ戦略の含み損のイメージ 



確かに運用初期は含み損が気になるかもしれませんが、

『トラリピの基本は死ぬまで運用し続けろ!!』

がわたしの手法のモットーなので、為替がレンジを形成している限り、増える⇒減る⇒増える⇒減る……を繰り返すことになる含み損がどれくらい発生しているかなんて、気にする必要はありません。


確かにこの戦略は2,000万円の資金が拘束されますが、それでも運用を続けている限り、年金のように月平均20万円の不労所得を生み出してくれます

即現金が必要な場合を除いて、このキャッシュマシーンを壊す理由がないですよね(^^ゞ



③トラリピハーフ&ハーフで利益率約3倍

ここから先の利益が出る理由はテクニックの側面が強くなってます(^^♪

トラリピ運用方針としては、ハーフ&ハーフの考え方を採用して、レンジの上半分を売り設定、下半分を買い設定しています。

ハーフ&ハーフ

ハーフ&ハーフというと何か難しそうですが、ようは『安い時は買い⇒売り』、『高い時は売り⇒買い』を行うという、ごく自然な発想です(^^ゞ

ただし、単純と侮ることなかれ、ハーフ&ハーフを活用すると必要な運用資金を約3分の1に抑えられる、つまり利益率が約3倍になります。


ハーフ&ハーフの特徴
メリット ・証拠金が半分で済む
・想定される含み損が半分以下になる
デメリット ・レンジのを上抜けても下抜けても損失がある
・マイナスのスワップが発生する売買も行う


必要資金が約3分の1、利益率が約3倍になる必須テクニック!




④複数通貨ペアの運用で必要資金を大幅削減

複数の通貨ペアを同時に運用することで、含み損を分散させていきます。

為替相場はレンジ(上がったり、下がったり)を形成しています。

つまり、長期運用を行うと必ず『下落して含み損が増えるフェーズ』と『上昇して利益が積み重なるフェーズ』を交互に繰り返すことになります。


▼トラリピのフェーズ
鈴のトラリピ設定と運用実績-トラリピのフェーズ

そこで、複数の通貨ペアを運用することで、

  • Aの通貨ペアは下落
  • Bの通貨ペアは上昇
  • Cの通貨ペアは変動なし


のような関係を作り出します。

こうすると『下落して含み損が増えるフェーズ』と『上昇して利益が積み重なるフェーズ』にある通貨ペアを同時に運用することができるので、含み損の急激な変化をある程度抑えることができるわけです。

もちろん下落の原因にもよるので、必ず決まった動きをするわけではありませんが、運用通貨ペアを増やせば増やすほど、変動が少なくなります


▼最安値のタイミング_過去15年_
(米ドル/円、豪ドル/円、NZドル/米ドル、豪ドル/NZドル)

合成チャート

長期の値動きで見ても最安値のタイミングがバラバラであることが分かります。

わたしの運用実績を確認してみると、米ドル/円、豪ドル/円、NZドル/米ドルが分かりやすいですね(^^ゞ

3通貨ペアの合計損益の動き

    【2016年11月の動き】
  • 米ドル/円:減少
  • 豪ドル/円:増加
  • NZドル/米ドル:変動なし
    【2020年2月の動き】
  • 米ドル/円:増加
  • 豪ドル/円:減少
  • NZドル/米ドル:減少


▼米ドル/円

米ドル円のトラリピ設定の実績202004

▼豪ドル/円
豪ドル円のトラリピ設定の実績202004

▼NZドル/米ドル
NZドル米ドルのトラリピ設定の実績202004

2016年11月は米大統領選挙、2020年2月は新型コロナの流行と世界的に相場が大きく変動しました。

そのため、単独の通貨ペアをほったらかしにして、安定させるのは困難でしたが、わたしは複数の通貨ペアを運用していたおかげで意外と安定していました。

実際に個別の通貨ペアで見ると米ドル/円と豪ドル/円は合計損益がマイナスになっている時期もありますが、複数通貨ペアの合成である全体の運用実績を見ると、一度もマイナスになることなく利益を積み重ねていることが分かると思います。

鈴のトラリピ設定の運用実績202103

そのためわたしの基本方針はたとえ『1通貨ペアに割り振る資金が少なくなっても、複数の通貨ペアに分散する』です。



⑤最適な利益値幅を設定

利益値幅については、過去の値動きから最適と思われる値を設定しています。

トラリピで最適な利益幅(利幅)【2023年版】

最適な利益値幅(利幅)についての詳細は以下の記事で解説しています。


トラリピで通貨ペアごとに最適な利益値幅(利幅)を公開




通貨ペアごとのトラリピ設定

最後は利益が積み重なる理由ではなく、ちょっとしたおまけです(^^ゞ

個々の通貨ペアのトラリピ設定の詳細をまとめたので参考にしてください。

設定時のスクリーンショットも載せていますので、わたしと全く同じ設定もできると思います(^O^)

▶通貨ごとのトラリピ設定


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マネースクエア




5.【実績】トラリピの運用に必要だった資金の検証

わたしはトラリピを約2,000万円で運用していますが、そこにはリーマンショック級の暴落を見据えた余裕資金が含まれています(#^.^#)

そこで、余裕資金を省き『鈴のトラリピ設定』を運用するために本当に必要な資金はいくらだったのか検証してみました。

ロスカットさせないためには


口座への入金必要額』+『実現損益』>『証拠金』+『評価損益


となるように資金を用意する必要があります。 

2016年
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2016/03 3,775,006円 329,925円 3,932,092円 -172,839円
2016/04 5,181,849円 972,819円 5,397,292円 -757,376円
2016/05 4,740,144円 1,413,363円 5,397,292円 -756,215円
2016/06 5,222,401円 2,647,075円 5,397,292円 -2,472,184円
2016/07 4,507,350円 3,337,044円 5,397,292円 -2,447,102円
2016/08 3,865,534円 3,515,226円 5,131,261円 -2,223,468円
2016/09 3,979,866円 3,741,490円 5,131,261円 -2,590,095円
2016/10 3,800,753円 3,960,007円 5,131,261円 -2,629,499円
2016/11 2,404,086円 4,727,860円 5,131,261円 -2,000,685円
2016/12 2,406,046円 5,011,068円 5,131,261円 -2,285,853円

2017年
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2017/01 2,457,802円 5,253,615円 5,131,261円 -2,580,156円
2017/02 2,134,165円 5,415,390円 5,131,261円 -2,418,294円
2017/03 1,625,626円 5,603,757円 5,131,261円 -2,098,122円
2017/04 1,150,730円 5,805,292円 5,131,261円 -1,824,761円
2017/05 893,883円 6,052,426円 5,131,261円 -1,815,048円
2017/06 1,112,636円 6,205,220円 5,131,261円 -2,186,595円
2017/07 1,268,255円 6,346,535円 5,131,261円 -2,483,529円
2017/08 281,120円 6,569,268円 5,131,261円 -1,719,127円
2017/09 844,601円 6,748,908円 5,131,261円 -2,462,248円
2017/10 845,348円 6,868,382円 5,131,261円 -2,582,469円
2017/11 957,588円 6,967,841円 5,195,042円 -2,730,387円
2017/12 849,594円 7,158,237円 5,195,042円 -2,812,789円

2018年
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2018/01 814,849円 7,295,720円 5,195,042円 -2,915,527円
2018/02 41,066円 7,510,354円 5,195,042円 -2,356,378円
2018/03 367,196円 7,648,132円 5,195,042円 -2,820,286円
2018/04 244,980円 7,751,990円 5,195,042円 -2,801,928円
2018/05 -685,627円 6,267,626円 4,771,681円 -810,318円
2018/06 -532,225円 6,392,301円 4,771,681円 -1,088,395円
2018/07 -619,326円 6,489,709円 4,771,681円 -1,098,702円
2018/08 -558,184円 6,660,558円 4,771,681円 -1,330,693円
2018/09 -541,822円 6,784,346円 4,771,681円 -1,470,843円
2018/10 -706,026円 6,971,754円 4,771,681円 -1,494,047円
2018/11 -945,896円 7,142,082円 4,771,681円 -1,424,505円
2018/12 -122,878円 7,286,346円 5,096,481円 -2,066,987円

2019年
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2019/01 -1,176,703円 7,596,857円 5,096,481円 -1,323,673円
2019/02 -867,940円 7,686,860円 5,096,481円 -1,722,439円
2019/03 -936,771円 7,801,421円 5,096,481円 -1,768,169円
2019/04 -953,889円 7,878,211円 5,096,481円 -1,827,841円
2019/05 -536,519円 7,968,214円 5,188,881円 -2,242,814円
2019/06 -4,814,194円 8,082,406円 1,500,267円 -1,767,945円
2019/07 -4,509,587円 8,157,785円 1,508,080円 -2,140,118円
2019/08 -3,170,122円 8,337,814円 1,821,239円 -3,346,453円
2019/09 -3,919,706円 8,465,570円 1,745,613円 -2,800,251円
2019/10 -4,730,009円 8,609,899円 1,523,797円 -2,356,093円
2019/11 -4,521,440円 8,661,324円 1,610,561円 -2,529,323円
2019/12 -5,527,135円 8,737,855円 1,486,146円 -1,724,574円

2020年
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2020/01 -4,263,343円 8,834,036円 1,595,434円 -2,975,259円
2020/02 -2,982,118円 8,961,597円 1,916,241円 -4,063,238円
2020/03 -546,426円 10,078,606円 2,353,934円 -7,178,246円
2020/04 -2,220,294円 10,326,970円 2,137,990円 -5,968,686円
2020/05 -4,098,676円 10,520,746円 1,932,509円 -4,489,561円
2020/06 -5,552,329円 10,835,964円 1,653,080円 -3,630,555円
2020/07 -6,145,925円 10,878,896円 1,610,245円 -3,122,726円
2020/08 -7,070,536円 10,974,526円 1,480,661円 -2,423,329円
2020/09 -6,562,595円 11,099,765円 1,617,240円 -2,919,930円
2020/10 -6,375,552円 11,208,094円 1,669,172円 -3,163,370円
2020/11 -7,593,297円 10,487,689円 1,352,305円 -1,542,087円
2020/12 -7,980,211円 10,387,101円 1,396,369円 -1,010,521円

2021年
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2021/01 -8,094,025円 10,493,099円 1,319,856円 -1,079,218円
2021/02 -8,113,694円 10,621,913円 1,449,119円 -1,059,100円
2021/03 -8,116,282円 10,795,281円 1,508,688円 -1,170,311円
2021/04 -7,901,796円 10,884,262円 1,663,982円 -1,318,484円
2021/05 -7,243,544円 10,975,915円 1,892,252円 -1,840,119円
2021/06 -7,944,896円 11,121,645円 1,702,217円 -1,474,532円
2021/07 -8,363,694円 11,293,473円 1,608,346円 -1,321,415円
2021/08 -8,148,876円 11,428,572円 1,724,026円 -1,555,670円
2021/09 -8,253,903円 11,563,748円 1,826,938円 -1,482,907円
2021/10 -7,772,861円 11,452,625円 1,826,243円 -1,853,521円
2021/11 -8,672,906円 11,632,560円 1,570,121円 -1,389,533円
2021/12 -8,662,776円 11,713,944円 1,606,673円 -1,444,495円

2022年
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2022/01 -9,145,584円 11,865,077円 1,430,459円 -1,289,034円
2022/02 -9,296,995円 12,052,058円 1,529,185円 -1,225,878円
2022/03 -6,918,662円 12,372,247円 2,367,494円 -3,086,091円
2022/04 -1,519,772円 12,630,260円 8,606,013円 -2,504,475円
2022/05 -645,360円 13,005,876円 8,743,573円 -3,616,943円
2022/06 -4,972,722円 13,395,081円 10,020,552円 1,598,193円
2022/07 -5,278,983円 13,843,181円 9,201,844円 637,646円
2022/08 -9,295,872円 14,301,988円 10,118,827円 5,112,711円
2022/09 -15,717,303円 24,452,600円 7,759,527円 -975,770円
2022/10 -16,228,107円 33,820,606円 5,786,843円 -11,805,656円
2022/11 -20,147,646円 34,278,093円 5,114,703円 -8,343,604円
2022/12 -23,522,706円 33,831,174円 4,472,969円 -5,835,499円

2023年
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2023/01 -24,519,410円 34,274,129円 4,286,797円 -5,467,922円
2023/02 -21,779,396円 34,454,170円 4,852,651円 -7,822,123円
2023/03 -22,719,453円 34,858,610円 4,842,824円 -7,296,333円
2023/04 -19,777,537円 35,044,636円 5,480,015円 -9,787,084円
2023/05 -19,507,677円 35,327,044円 5,524,507円 -10,294,860円
2023/06 -14,800,996円 35,480,088円 6,117,829円 -14,561,263円
2023/07 -16,053,681円 36,073,703円 5,738,087円 -14,281,935円
2023/08 -14,552,965円 36,192,623円 5,973,696円 -15,665,962円
2023/09 -12,040,721円 36,268,925円 6,487,741円 -17,740,463円
2023/10 -10,782,070円 36,408,945円 6,535,920円 -19,090,955円
2023/11 -10,544,569円 36,580,482円 6,514,134円 -19,521,779円
2023/12 -13,097,502円 32,850,335円 5,845,637円 -13,907,196円

2024年
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2024/01 -10,929,439円 32,924,167円 6,282,202円 -15,712,526円
2024/02 -9,025,171円 32,991,211円 6,694,349円 -17,271,691円
口座への入金必要額:口座に入金する必要がある金額
実現損益:今までの利益の合計
証拠金:取引する際に必要となる担保金 ※
評価損益:含み損益のこと。保有ポジションを全決済した際に発生する損益

※ 2019年5月までは実際に必要となる保有ポジション分の証拠金ではなく、全ての注文成立時に必要な証拠金を記載しています。


ロスカットされずに運用するには『証拠金』と『評価損益』を合わせた金額より多くの資金が口座に残っている必要があります。

上の表を見ると2023年11月に評価損益が『-19,521,779円』と最大になっています。

ただし、2016年6月の方が評価損益-2,472,184円』と小さいですが、運用を始めたばかりで利益が積み重なっていないため、『口座への入金必要額』が大きくなっています。

口座への入金必要額』+『実現損益(2,647,075円)』>『証拠金(5,397,292円)』+『評価損益(2,472,184円)』を満たすために


口座への入金必要額(5,222,401円)


が必要になります。

鈴のトラリピ設定に必要だった資金202312

ただし、各月の含み損は月末の値にしていますので、瞬間的にはそれ以上の含み損が発生していた可能性が高いです。

わたし自身も当然530万円では運用していません(^^ゞ

実際はリーマンショック級の暴落を想定し、2,000万円は口座に入金しています。


▼2024年3月1日時点の口座状況
ワイドトラリピ20240301


それから口座への入金必要額の推移をグラフにすると以下のようになります。

鈴のトラリピ設定に必要だった資金202402

▶口座への入金必要額の推移
  • 実現損益:徐々に利益が積み重なる
    ⇒マイナスになる決済はしないため
  • 証拠金:保有ポジション分の証拠金が必要
  • 評価損益:一定の範囲で上下する
    ⇒レンジ相場になっている通貨を選ぶ
  • 口座への入金必要額:徐々に少なくなる

必要証拠金と評価損益が一定の範囲で上下するのに対し、実現損益は積み重ねっていくので、運用期間が長くなるほど口座への入金必要額は少なくなります。

口座への入金必要額』+『実現損益』>『証拠金』+『評価損益

ただし、運用している通貨がレンジ相場になっていないと、含み損が一定にならず、増え続ける危険性があるので、自動売買では必ずレンジ相場になっている通貨を運用する必要があります。

トルコリラ/円-レンジではない

豪ドル/円-長期的にはレンジ

運用通貨がレンジ相場にさえなっていれば、時間とともに運用資金は少なくなります。



【証拠金の補足】
ロスカットの判定に利用される維持率の計算式は

「有効証拠金 ÷ 総必要証拠金 × 100」 ではなく 「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100」

トラリピの口座状況の見方を解説!適切な維持率とレバレッジは?






6.鈴のトラリピ設定のQA

鈴のトラリピ設定に関するQAです(^^♪

















































鈴のトラリピ設定について、載せた方がいいなという質問がきたら増やしていくつもりです(^^ゞ




【おまけ】過去の口座状況

「どれくらいの資金、維持率で運用していたの?」

って質問が来るので、過去の口座状況のスクショをずらっと載せました。

サラリーマン時代はリスクを取った逃げ切りプランで、セミリタイア後の2019年からは安全運転に切り替えたことが分かると思います。


※とても長いので、タップすると展開されるようになってます。





以上、鈴のトラリピ設定_ワイドレンジ戦略と運用実績…でした!! 



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