【トラリピのテクニック】設定追加の基本となる挟み込みとは?

トラリピで利益が出たので設定を追加したいけどどうやったらいい?
ロスカットレートが変わるのは困るから単純に数量を増やしてもいいんだけど……
ロスカットレートを変えずに利益を増やす何かいい方法はないの?


こういった疑問に答えていこうと思います(^^♪


どうも鈴(@semiritaia_suzu)です!!

今回は大好評の『30代から受け取れる自分年金の作り方』でも必須のテクニックとなる挟み込みについて解説していきます(#^.^#)

30代から受け取れる自分年金の作り方



また、この挟み込みは自分年金作りだけでなく、わたしが月平均20万円の不労所得を得ている鈴のトラリピ設定を少額で運用する場合(1,080万円、540万円、270万円プラン)にも必要となるので、本当に必須のテクニックです。

挟み込みを使えば、既存の設定に触れることなく設定を拡張していけるので、必ず覚えておきましょう!!

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【トラリピのテクニック】設定追加の基本となる挟み込みとは

挟み込みとはすでに発注したトラリピ設定と同じ通貨ペアの同じレンジに注文を追加するときのテクニックです。

ちなみに名称はわたしが勝手につけているので、正式名称があるかは不明です(^^ゞ

例として101円~105まで1円間隔で5本のトラリピを仕掛けている場合に挟み込みを使ってみます。

▼運用中の設定(1円間隔のトラリピ)
1円間隔
トラリピを運用していて、資金を追加したくなったら、100.5円~104.5円まで1円間隔で挟み込むように5本のトラリピを追加します。

▼挟み込みを使って設定を追加(0.5円間隔のトラリピ)
【挟み込み】50銭間隔トラリピ
こうするとほぼ同じリスク(ロスカットレート)とリターンで設定を追加できます。

また、全く同じ場所にトラリピを仕掛けるより、少しずらした方が注文が成立する可能性が上がります。

例えば100円から103.6円まで相場が上昇した場合、101円、102円、103円、104円、105円に2本ずつ仕掛けていた場合に成立する注文は6本ですが、100.5円から0.5円刻みでトラリピを仕掛けていた場合は成立する注文は7本になります。

トラリピ挟み込み

【同じ値幅で2,000通貨仕掛けた場合】
  • 101.0円×2
  • 102.0円×2
  • 103.0円×2
  • 合計:6本

【1,000通貨を0.5円ずらして仕掛けた場合】
  • 100.5円×1
  • 101.0円×1
  • 101.5円×1
  • 102.0円×1
  • 102.5円×1
  • 103.0円×1
  • 103.5円×1
  • 合計:7本


些細な違いですが長期で運用していく場合、1本当たりの通貨量を増やすより、トラップの間隔を狭くする方が、利益が安定します。

最初は0.8円間隔でトラリピを仕掛け、資金を追加できるようになったら、挟み込みを使って0.4円間隔にする。

さらに資金を追加できるようになったら、また挟み込みを使って今度は0.2円間隔にする……といったように挟み込みを使って設定を追加していくことで既存の設定に触ることなく、追加の注文ができます。

▶挟み込みによる拡張
  • 初期:0.8円間隔
  • ⇒追加資金が溜まる:0.4円間隔
    ⇒追加資金が溜まる:0.2円間隔
    ⇒追加資金が溜まる:0.1円間隔

仮に既存の設定に含み損があっても決済することなく追加注文ができるので、時期を選らばずに設定を調整できます。


しかもこのやり方だと、運用資金を倍にすれば利益は倍となり、利益率はほぼ変わらないので、予測が立てやすいです。

実際に100円~105円の米ドル/円の設定で必要資金の変化を見てみます。


▼1円間隔:必要資金は36,000円
挟み込み前

▼0.5円間隔:必要資金は70,000円
挟み込み後

挟み込みを使い注文間隔を半分にすると必要資金はおよそ倍になることが分かると思います。

とても簡単に設定を追加できるので、このやり方が基本になります。

ただ、1点注意点を上げておくと始めに設定の最終系を想定しておくことが大切です。

最終的に0.1円間隔にしたいのなら 0.8円⇒0.4円⇒0.2円⇒0.1円のような形で設定を増やしていくといいです。

逆に1円からはじめてしまうと 1円⇒0.5円⇒0.25円⇒?と0.1円間隔にするのは難しくなってしまいます。

設定を追加していくことを考慮して最初の注文をしてください。



挟み込みの実践_自分年金作りver

それでは利用者も多い『30代から受け取れる自分年金の作り方』の加ドル/円を例に挟み込みをやってみます。

ただ、ハーフ&ハーフの設定だとややこしいので、今回は買い設定だけで解説していきますね(^^ゞ

これが一番初めに仕掛けることになる加ドル/円の設定です。

加ドル/円_0.8円間隔
新規・買い注文 新規・売り注文
通貨ペア CAD/JPY CAD/JPY
注文金額 0.1万(通貨) 0.1万(通貨)
レンジ 新規・買い
70.80~94.80
新規・売り
95.80~119.80
トラップ本数 31本 31本
利益金額 900円 900円
決済トレール 設定しない 設定しない


まず始めに、挟み込みのコツは必要な注文を全て書き出すことです。

ぶっちゃけこれさえできればほぼ大丈夫でしょう(^^ゞ

▼鈴のトラリピ設定の加ドル/円(0.8円間隔)
挟み込み-自分年金作りスタート

これが現在発注しているトラリピです。

これを0.4円間隔にするには0.8円間隔の注文を0.4円ずらして発注すればOKです。

▼鈴のトラリピ設定の加ドル/円(0.4円間隔に)
挟み込み-自分年金作り0.8円間隔追加


0.4円間隔に(0.8円間隔追加)
新規・買い注文 新規・売り注文
通貨ペア CAD/JPY CAD/JPY
注文金額 0.1万(通貨) 0.1万(通貨)
レンジ 新規・買い
70.40~94.40
新規・売り
95.40~119.40
トラップ本数 31本 31本
利益金額 900円 900円
決済トレール 設定しない 設定しない


簡単ですよね?

続いてこれを0.2円間隔にするには0.4円間隔の注文を0.2円ずらして発注します。

▼鈴のトラリピ設定の加ドル/円(0.2円間隔に)
挟み込み-自分年金作り0.4円間隔追加

0.2円間隔に(0.4円間隔追加)
新規・買い注文 新規・売り注文
通貨ペア CAD/JPY CAD/JPY
注文金額 0.1万(通貨) 0.1万(通貨)
レンジ 新規・買い
70.20~95.00
新規・売り
95.20~120.00
トラップ本数 63本 63本
利益金額 900円 900円
決済トレール 設定しない 設定しない


最後にこれ0.2円間隔の注文を0.1円ずらして発注すれば鈴のトラリピ設定と同じ0.1円間隔のトラリピの完成です(#^.^#)

▼鈴のトラリピ設定の加ドル/円(0.1円間隔に)
挟み込み-自分年金作り0.2円間隔追加

0.1円間隔に(0.2円間隔追加)
新規・買い注文 新規・売り注文
通貨ペア CAD/JPY CAD/JPY
注文金額 0.1万(通貨) 0.1万(通貨)
レンジ 新規・買い
70.10~94.90
新規・売り
95.10~119.90
トラップ本数 125本 125本
利益金額 900円 900円
決済トレール 設定しない 設定しない


あとは同じことの繰り返しになるので割愛しますが、売り設定も同様のやり方で追加できます。 


正直、最終形の注文を全て書き出せた時点で、挟み込みはほとんど成功です。


あとは自分が書き出した注文通りに発注できているか確認しながらトラリピを仕掛るだけ!! 

もし注文を書き出せなければ設定を理解できていないということなので、自分がどいう設定を仕掛けたいのかよく確認しましょう。

【おまけ】トラリピ管理表を綺麗にする
挟み込みは便利なんですが、繰り返していくと設定が増えてトラリピ管理表が見にくくなります。

同じレンジに一つのトラリピの方が分かりやすいのですが、70円~95円にトラリピを仕掛けるにしても0.8円間隔で一つ、0.4円間隔にしたときに一つ追加し、0.2円間隔にしたときにまた一つ……とドンドン増えていってしまします。

そこで、おすすめなのはポジションを持っていない時に設定をまとめてしまう方法です。

わたしの設定はすべてハーフ&ハーフなので、買いレンジの時は売りレンジのトラリピを再設定し、売りレンジの時は買いレンジのトラリピを再設定すれば損切りが発生しません。

▼わたしは5円幅でトラリピをまとめています トラリピ管理表

これまでの利益が見られなくなるデメリットがありますが、トラリピ管理表が綺麗になります。


設定を追加する際はトラリピを仕掛けるときの注意点をまとめたチェックリストも公開しているので、使って見てください(^^♪

トラリピのチェックリスト
▼トラリピのチェックリストを公開!!【発注前の注意点です】 



挟み込みは設定追加、つまり長期的な資産形成には必須の技法ですので、ぜひ習得してください!!

挟み込みは基本のテクニック


今回入力例に利用した自分年金作りはこちら( ^^) _旦~~

30代から受け取れる自分年金の作り方



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