【実績】人気のFX自動売買5つを比較検証

トラップトレードと呼ばれるFXの自動売買の比較検証しています。

FXの自動売買は設定さえすれば仕事中も寝ているときも勝手に利益が積み重なってくれるので、忙しサラリーマンに人気の手法です。

この自動売買の中から特に使い勝手のいい5つをわたしが実際に運用し比較していきます(^^♪

実際に比較検証するのは以下の5つです。
①マネースクエアの『トラリピ
②アイネット証券の『ループイフダン
③FXブロードネットの『トラッキングトレード
④外為オンラインの『サイクル2
⑤インヴァスト証券の『トライオートFX

また、各自動売買の詳細はこちらの記事にまとめているので、参考にしてください。

関連記事:人気のFX自動売買トラップトレード5つの特徴を比較 




1.1週間の不労所得

各FX自動売買の不労所得をまとめます。

取引通貨は世界中で最も取引量が多いユーロ/米ドルです。

1週間の不労所得
自動売買 利益 含み損 時価残高
トラリピ 0円 -16,470円 -15,607円
ループイフダン 1,272円 -15,977円 -12,578円
トラッキングトレード 1,278円 -16,254円 -12,467円
サイクル2 1,260円 -15,138円 -11,751円
トライオートFX 883円 -15,825円 -13,248円
合計 4,693円 -79,664円 -66,651円

運用3週目は全部で約4,500円の不労所得でした。

今回はトラリピ以外の4つが決済しました(^^ゞ

また、含み損が急増して、時価残高がマイナスが拡大していますが、特に問題ありません。

トラリピ系の自動売買は下落して含み損が多くなる⇒相場が回復して決済益が出る⇒下落して含み損が多くなる⇒…を繰り返して利益を増やしていきます。
自動売買の含み損説明

つまり、今後回復するときにがっつり利益を取れるはずなので、ロスカットしない範囲で下落する分には大歓迎です(^^♪


2.各自動売買の運用実績の推移

運用実績をまとめていきます。

まずは累計利益です。
自動売買週次_累計利益20180521
利益の累計を横棒グラフでまとめていきます。

どの自動売買が一番稼いでいるか一目瞭然でわかります!!

現状はトラッキングトレードがトップです。

聞いたことないという人も多いと思いますが、トラッキングトレードは外為オンラインからライセンス供与を受けており、iサイクルと全く同じ仕組みで動きます。

しかもiサイクルよりもスプレッドが狭いため、コストを抑えて運用できる優れた自動売買です。

トラッキングトレードの詳細(公式HP)


運用開始前のわたしの予想としては、トップは手数料が安いループイフダンかトライオートFXだと思っていたのですが、この結果を見るとトラッキングトレードのスプレッドの狭さが想像以上に効いているみたいです。
トラッキングトレードが一番早い

取引が約定するとメールが来るのですが、スプレッドが狭いためトラッキングトレードが一番早く約定します。

これ短期的にはさほど変わりませんが、長期運用になるとトラッキングトレードのスプレッドなら約定するけど、他の自動売買のスプレッドだと約定しないという場合が発生するかもしれません。

正直、トラッキングトレードはさほど注目していなかったのですが、非常に優秀かもしれません。

まだ、運用3週目なので、断言はできませんが、期待したいです(^^♪

また、トラッキングトレードはガチンコバトルと言って、トラッキングトレードに精通した4人のトレーダーによるバトルの模様が公開されているので、その模様も参考になりますよ。

関連記事:初心者は利益3倍のトラッキングトレードでガチンコバトル


続いて時価残高の推移です。
自動売買週次_時間残高20180521
こちらは累計利益とは異なり、推移図にしていきます。

実績が蓄積されていけば毎週どんな感じで時価残高が変化していくのか分かるはずです(#^.^#)

時価残高で比較すると今回は前回の覇者トラッキングトレードを抑えてサイクル2がトップです。

勝因は含み損です。サイクル2は含み損が他の自動売買と比べて少ないですね。

外為オンラインはiサイクルが有名ですが、サイクル2も優れた自動売買です。

あまり聞いたことがないと思いますが、少し前にトラリピのマネースクエアと特許関係で裁判になったことを受けて、サイクル注文を進化させた新しい自動売買です。

関連記事:M2J勝訴!サイクル注文が差し止め⇒サイクル2移行で影響なし


独自の仕組みで証拠金の拘束が少なくて済む上にワイド注文で買いと売りのレンジを分けて同時に注文できるのでほったらかしにできます。

サイクル2はバランスの取れた使いやすい自動売買だと思います。


サイクル2の詳細(公式HP)


逆にわたしがメインで運用しているトラリピはビリです。。。

まあトラリピは相場が荒れたときが真骨頂なので、平穏な相場ではビリが続くと思います(^^ゞ


このFX自動売買比較の試みはわたしが自動売買をはじめるときに欲しかった情報をまとめることを目的にしています。

自動売買をはじめるときに同じ条件でFX自動売買の運用実績を比較をしているサイトを探したんですけど見つからなかったんですよね。

そんなわけで自分で作っていきます(^^ゞ

この記事を見ればどの自動売買を使えばいいか分かるコンテンツにしていきます(^^)/

そして、一番使い勝手の良い自動売買を自分で運用していこうかなと思ってます。

ただ、仮にトラリピが敗れてもトラリピはトラリピで非常に使いやすいので、このまま運用を続けると思います。

ちゃんと利益出てますしね(^^ゞ


3.運用方針

自動売買の運用方針ですが、わたしがトラリピで培った経験を生かして設定を組んでいきます。

関連記事:鈴(suzu)のトラリピ設定と運用実績


基本はハーフ&ハーフの考え方を採用して、レンジの上半分を売り設定、下半分を買い設定で運用していきます。

ハーフ&ハーフとは主にトラリピを仕掛ける際のテクニックの一つで仕掛けるレンジ(範囲)の上半分に売り、下半分に買いを設定する手法です。
ハーフ&ハーフ

ハーフ&ハーフを活用することで必要な運用資金を半分以下に抑えることができます。

ハーフ&ハーフの詳しい説明はこちらの記事を参照してください。

関連記事:【トラリピのテクニック】含み損を劇的に抑えられるハーフ&ハーフとは 


実際に今回運用するユーロ/ドルについて、どのように設定していくか見ていきます。

以下はユーロ/ドルの週足のチャートです。
ユーロドル_レンジ

チャートを見るとおおよそ1.050~1.350の間で推移していますので、ユーロドルは1.050~1.350のレンジ相場と仮定して、買って、売ってを繰り返していきます。

ハーフ&ハーフなのでちょうど真ん中の1.200を境界にして、1.200~1.350を売り、1.200~1.050を買いとして、自動売買を仕掛けていきます。
ユーロドル_レンジ

また月足でチャートをみるともっと広いレンジを想定する必要があるのですが、ユーロは2002年に現金が発行されたまだ歴史の浅い通貨です。

そのため、発行直後からの数年間はあまり参考にならないと判断して週足でレンジを設定しました。

自動売買だからと言って永久にほったらかしにするわけではないので、レンジが変わりそうならその時は設定を変えるなど対応していきたいと思います。


4.各自動売買の設定

初期資金を50万円として各自動売買を設定していきます。

また、各自動売買の詳細については、こちらの記事も参考にしてください。

関連記事:人気のFX自動売買トラップトレード5つの特徴を比較
 

4-1.トラリピ

実際に仕掛けたトラリピの設定です。

・買いトラリピ
トラリピ買い

・売りトラリピ
トラリピ売り

トラリピはトラップトレードの元祖なので、とても設定がしやすいです。

1.350~1.204を売り、1.200~1.054を買いとして、0.004ドル間隔でトラリピを仕掛けていきます。

また、過去の実績をみると利幅を広くとった方が成績が良くなるので、利幅を4ドルではなく8ドルにしています。

注文の間隔と違う利幅を設定できるのはトラリピとトライオートFXだけです。

さらにトラリピは決済トレールというトレンド相場で利益の拡大する仕組みがあるので、それも設定しました。

こう書くとトラリピが一番すごそうですが、コストは一番高いのでいろいろ工夫しないと他の自動売買にコスト負けします(^^ゞ


トラリピの詳細(公式HP)


4-2.ループイフダン

実際に仕掛けたループイフダンの設定です。
ループイフダンユーロ米ドル

ループイフダンはFXの投資信託と呼ばれるほどシンプルな仕組みで手数料が安いのが魅力です。

ただ、シンプルゆえにレンジを分けて、買いと売りを設定するようなことはできません。

そのため、現在のレートが約1.190なので、まずは0.004ドル間隔の買いのループイフダンを運用していきます。

1.220よりも上昇するようなら買いのループイフダンを停止して、売りのループイフダンに切り替えます。

その後、1.180よりも下落するようなら今度は売りのループイフダンを停止し、買いのループイフダンに切り替えます。

1.200付近を推移しているときは時々メンテが必要になるのが注意です。

ループイフダンの詳細(公式HP)


4-3.トラッキングトレード

実際に仕掛けたトラッキングトレードの設定です。
トラッキングトレード
※値幅を40pipにするために想定変動幅を1480pipにしています。

トラッキングトレードよりも外為オンラインのiサイクルの方が有名だと思いますが、トラッキングトレードは外為オンラインからライセンス供与を受けているシステムなので、iサイクルと全く同じ仕組みで動きます。

しかもトラッキングトレードはほとんどの通貨でiサイクルよりもスプレッドが狭いので、コストを抑えて運用することができます。

関連記事:iサイクルVSトラッキングトレード~違いを比較~ 


設定としてはループイフダンと同じ考え方で、現在のレートに合わせて0.004ドル間隔のトラッキングトレードを運用します。

1.220よりも上昇するようなら買いのトラッキングトレードを停止して、売りのトラッキングトレードに切り替えます。

その後、1.180よりも下落するようなら今度は売りのトラッキングトレードを停止し、買いのトラッキングトレードに切り替えます。

1.200付近を推移しているときは時々メンテが必要になるのが注意です。

トラッキングトレードの詳細(公式HP)


4-4.サイクル2

実際に仕掛けたサイクル2の設定です。
サイクル2
※値幅を40pipにするために想定変動幅を2940pipにしています。

外為オンラインはiサイクルの方が有名ですが、iサイクルではまずトラッキングトレードには勝てないので、サイクル2を運用します。

サイクル2は想定変動幅の範囲内で買って、売ってを繰り返す自動売買ですが、ワイド方式を活用することでトラリピのハーフ&ハーフと同様に買いと売り両方を設定することができます。

仕組みとしてはトラリピとは全く違うアルゴリズムらしいのですが、注文の間隔と違う利幅にできない以外はそれほど変わりません。

1.200を中心として、1.350~1.240を売り、1.196~1.054を買いとして、0.004ドル間隔でサイクル2を運用します。

サイクル2の詳細(公式HP)


4-5.トライオートFX

実際に仕掛けたトライオートFXの設定です。

・買いのトライオートFX
トライオート買い1
トライオート買い2

・売りのトライオートFX
トライオート売り1
トライオート売り2


トライオートFXはFXの最終形態という謳い文句の通り、設定の自由度が高く事細かに設定が組めます。

やっていることはトラリピのハーフ&ハーフと全く同じです。

1.350~1.204を売り、1.200~1.054を買いとして、0.004ドル間隔でトライオートFXを運用します。

また、過去の実績から利幅を広くとった方が成績が良くなるので、利幅を8ドルにしています。

注文の間隔と違う利幅にできるのはトラリピとトライオートFXだけです。

トライオートFXの詳細(公式HP)



5.より詳細な分析について

自動売買ごとの利益率や実際に必要になった資金などのより詳細な分析については、”【実績まとめ】人気のFX自動売買5つを比較検証中”という記事を作成して定期的にアップデートしていく予定です。(現在、作成中)

また、各FX自動売買の概要については『人気のFX自動売買トラップトレード5つの特徴を比較』にまとめていますので、あわせて参考にしてください。

関連記事:人気のFX自動売買トラップトレード5つの特徴を比較


FX自動売買をはじめてみたいけどどうやっていいかわからないという人は、50万円でわたしと同じ設定が組めますので、ピンと来た自動売買で真似してみてください(#^.^#)

まずはわたしの設定を真似して、感覚を掴んだら自分のオリジナルの設定を追求しましょう!!

それから自動売買の設定を変更した際もTwitterから【速報】を流すので、良かったらフォローしてやってください(^^ゞ