スリーカードとライジングを比較

インヴァスト証券が提供しているトライオートETFで『ライジング』という新しいロジックがリリースされました。

今まで圧倒的な利益率を誇っていた『スリーカード』とどちらが良いのか比較検証していきます。

そもそもトライオートETFって何?という人は概要を説明したこちらの記事をどうぞ

関連記事:【トライオートETFのはじめ方】口座開設から設定方法まで解説

ライジングとスリーカード

ライジングとはトライオートETFで新しく提供された取引ロジックです。

特徴としては利幅の大きな注文と利幅の小さな注文を繰り返す2種類の自動売買を組み合わせることで上昇局面での利益を極大化させます。

2種類の注文を組み合わせることでトラリピの決済トレールに近いことを実現していますね。

関連記事:人気のFX自動売買トラップトレード5つの特徴を比較

・ライジングのロジック
ライジング
インヴァスト証券より引用)



対して今まで人気、利益率ともにNO.1だった『スリーカード』は上昇相場に強いロジックで、異なる3種類の自動売買を組み合わせることで上昇相場ではポジションをたくさん取り、下落相場ではポジションの量を抑える特徴があります。

・スリーカードのロジック
スリーカード
インヴァスト証券より引用)


利益率を比較すると上昇局面では『ライジング』が圧倒的でなんと『スリーカード』のほぼ倍のリターンが狙えますΣ(・□・;)
スリーカードとライジングの比較
インヴァスト証券より引用)

インヴァスト証券はとんでもないものを開発してきましたね。

ただし、『スリーカード』とは違い下落局面でポジションを抑えるような仕組みはないので、下落局面では含み損が大きくなることが想定できます。

そのため、『ライジング』は激しく変動しつつも長期的に上昇傾向の銘柄でしか効果を発揮しません。

激しく変動して上昇傾向といえばナスダック100トリプルが鉄板でしょうということで、ナスダック100トリプルの利益率を確認してみました。

・ライジング
ライジング

・スリーカード
スリーカード

2017年はナスダック100トリプルが圧倒的な上昇相場だったので、2017年で比較してしまうと結果が見えてしまうので、2014年から現在までのおよそ4年間のシミュレーションを比較してみました。

【利率の比較】
ライジング:94.45%

スリーカード:73.74%


大きな上下があっても基本的に上昇相場であるナスダック100トリプルなら『ライジング』の方が高パフォーマンスのようです。

と言ってもスリーカードの73.74%でも十分すぎますし、暴落した際には瞬間的に非常に大きな含み損が発生する可能性もあるので、注意して活用したいです。

とりあえずわたしが50万円で21口購入してみたので、今後の運用実績を見てから利用を検討してみてもいいと思います。

感覚的には初心者は『スリーカード』を運用して、慣れてきたら『ライジング』も組み合わせていくのがよさそうな気がしています。

わたし運用実績はこちらにまとめているので、参考にしてください。

関連記事:鈴(suzu)のトライオートETF設定と運用実績


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