トラリピVSトラッキングトレード

どうもFX自動売買で3,000万円運用している鈴(@semiritaia_suzu)です(^^♪

今回は『トラリピとトラッキングトレードはどう違うの?』という疑問に答えるため、2つの自動売買を比較してみました!!

▼トラリピとは?▼
関連記事:【保存版】FXトラリピとは?2000万円運用して分かったメリット・デメリットを解説

▼トラッキングトレードとは?▼
関連記事:【保存版】トラッキングトレードとは?評判や他の自動売買と比較したメリット・デメリットを解説

▼他の自動売買は?▼

FX自動売買を選ぶポイント
関連記事:あなたにおすすめのFX自動売買の選び方(ループイフダン・トラリピ・トライオートFX・トラッキングトレード・連続予約注文・サイクル2を比較)


1.【結論】トラリピとトラッキングトレードの比較

▶トラリピとトラッキングトレードの比較
トラリピとトラッキングトレードを比較すると以下のようになります(^^♪ 

トラリピとトラッキングトレードの比較
トラリピ トラッキングトレード
通貨ペア 12ペア 24ペア
取引単位 1,000通貨 1,000通貨
スプレッド※1 4銭 0.3銭
手数料 無料 往復40円
総コスト※2 40円 43円※3
レンジの設定 固定 追尾
設定の自由度
設定の手間 普通 簡単
繰り返し回数 無制限 無制限
用途 長期戦略 短期戦略
※1 米ドル/円の場合
※2 米ドル/円を1,000通貨往復取引した場合
※3 手数料半額キャンペーンを常時実施しているので、実際は23円

手数料の徴収方法』と『設定の自由度』が大きな違いです。

この違いから
  • 相場を予想せずに長期間同じ設定で放置するなら『トラリピ』
  • 相場を予想してこまめに設定を変更するなら『トラッキングトレード』
のように使い分けるとパフォーマンスが上がると考えています。

勿論この説明だけではなぜそうなるのか分からないと思いますので、違いを詳しく解説していきます(^^♪


▼トラリピとトラッキングトレードの特徴▼

トラリピとトラッキングトレードの比較

2.トラリピとトラッキングトレード:通貨ペアとスプレッド

トラリピとループイフダンで運用できる通貨ペアをそのスプレッドの一覧です。

スプレッドの比較
通貨ペア トラリピ トラッキングトレード
取扱数 12ペア 24ペア
USD/JPY 3~4銭 0.3銭
EUR/JPY 2~4銭 0.5銭
GBP/JPY 3~5銭 5.0銭
AUD/JPY 3~5銭 0.6銭
NZD/JPY 3~5銭 1.3銭
CAD/JPY 2~4銭 4.8銭
CHF/JPY - 3.8銭
TRY/JPY 4~6銭 -
MXN/JPY 1~3銭 -
ZAR/JPY 2~3銭 16.4銭
EUR/USD 3~5pip 0.3pip
AUD/USD 2~4pip 1.9pip
AUD/NZD - 7.1pip
NZD/USD 2~4pip 2.7pip
GBP/USD - 2.6pip
USD/CAD - 3.9pip
USD/CHF - 2.8pip
EUR/GBP - 2.9pip
EUR/AUD - 6.8pip
EUR/NZD - 8.2pip
EUR/CAD - 4.9pip
EUR/CHF - 2.8pip
GBP/AUD - 7.6pip
GBP/NZD - 12.1pip
GBP/CHF - 6.3pip
AUD/CHF - 3.7pip
※2019年6月4日時点

運用できる通貨ペア数ではトラリピ12通貨ペア、トラッキングトレード24通貨ペアとトラッキングトレードの方が圧倒的に多いです。

また、通常取引コストは

『取引手数料』+『スプレッド(買値と売値の差)』

で表せますが、トラリピは手数料なし、トラッキングトレードは手数料ありなので、スプレッドの差はそのままでは参考になりません。

実質的なコストととして、トラッキングトレードに1,000通貨あたり往復20円(本来は40円だがここ数年ずっと半額のため)を考慮した総コストは以下のようになります。
1,000通貨の取引コスト
通貨ペア トラリピ トラッキングトレード
取扱数 12ペア 24ペア
USD/JPY 30円~40円 23円(43円)
EUR/JPY 20円~40円 25円(45円)
GBP/JPY 30円~50円 25円(45円)
AUD/JPY 30円~50円 26円(46円)
NZD/JPY 30円~50円 33円(53円)
CAD/JPY 20円~40円 68円(88円)
CHF/JPY - 58円(78円)
TRY/JPY 40円~60円 -
MXN/JPY 10円~30円 -
ZAR/JPY 20円~30円 184円(204円)
EUR/USD 30円~50円 23円(43円)
AUD/USD 20円~40円 39円(59円)
AUD/NZD - 91円(101円)
NZD/USD 20円~40円 47円(67円)
GBP/USD - 46円(66円)
USD/CAD - 59円(79円)
USD/CHF - 48円(68円)
EUR/GBP - 49円(69円)
EUR/AUD - 88円(108円)
EUR/NZD - 102円(122円)
EUR/CAD - 69円(89円)
EUR/CHF - 48円(68円)
GBP/AUD - 96円(116円)
GBP/NZD - 141円(161円)
GBP/CHF - 83円(103円)
AUD/CHF - 57円(77円)
※2019年6月19日時点

トラッキングトレードのZAR/JPYなど明らかにコストがおかしい通貨ペアもあるので、そういった地雷通貨を運用するのは避けた方がいいでしょう(^_^;)

また、クロス/円、ドルストレート以外の通貨ペアは他ではあまり取り扱いがないので、一概にダメとは言えませんが、スプレッド的に優位は無いので、積極的に取引する必要はないと思います。


3.トラリピとトラッキングトレード:スワップ

トラリピとトラッキングトレードのスワップを比較してみました。 

スワップの比較
通貨ペア トラリピ トラッキングトレード
買い 売り 買い 売り
USD/JPY 10円 -70円 72円 -75円
EUR/JPY -46円 1円 ‐14円 9円
GBP/JPY 12円 -42円 31円 ‐42円
AUD/JPY 6円 ‐56円 28円 ‐38円
NZD/JPY 6円 ‐56円 28円 ‐38円
CAD/JPY 18円 ‐52円 34円 ‐44円
CHF/JPY - - ‐16円 9円
TRY/JPY 34円 ‐94円 - -
MXN/JPY 13円 ‐23円 - -
ZAR/JPY 4円 ‐19円 11円 ‐19円
EUR/USD ‐69円 36円 ‐103円 87円
AUD/USD ‐33円 0円 ‐26円 14円
AUD/NZD - - ‐6円 4円
NZD/USD -33円 0円 ‐18円 8円
GBP/USD - - ‐71円 62円
USD/CAD - - 24円 -31円
USD/CHF - - 72円 -82円
EUR/GBP - - ‐66円 51円
EUR/AUD - - ‐68円 22円
EUR/NZD - - ‐70円 39円
EUR/CAD - - ‐74円 54円
EUR/CHF - - 15円 -30円
GBP/AUD - - ‐33円 11円
GBP/NZD - - ‐62円 37円
GBP/CHF - - 57円 -72円
AUD/CHF - - 50円 -70円
※2019年6月19日時点

スワップに関してはトラッキングトレードの圧勝です。

マイナスのスワップに関してはトラリピの方が少ない通貨ペアも僅かにありますが、スワップ目当てならトラリピを選ぶ必要はないでしょう。

ただし、FX自動売買は基本的にスワップではなく決済益を目的とした運用手法です。

わたしのトラリピの運用実績でもスワップは決済益に比べて、わずかと言う結果が出ているので、決済益を最大化するように設定を組んだ方が王道だと思います。
【徹底比較】トラリピとループイフダンの違いは?-トラリピの決済益とスワップ-鈴のトラリピ設定201904
▶決済益とスワップ(2019年5月時点)
  • 決済益:+8,807,020円
  • スワップ:-678,097円
  • 合計:+8,128,923円
関連記事:【検証】トラリピハーフ&ハーフのデメリット!!マイナススワップの影響は?


4.トラリピとトラッキングトレード:開発思想の違い

この項目は性能比較と言うよりは、両方を使ってい気づいたことになります。

トラリピとトラッキングトレードは同じFX自動売買の仕組みですが、恐らく開発思想が違います。

トラリピを提供しているマネースクエアでは

ミドルリスク・ミドルリターンで ゆったり中長期的な資産運用を

と謳っており、FXのトレードというよりもゆったりとした資産形成を推進しています。

これに対して、トラッキングトレードを提供しているFXブロードネットでは

お客様のニーズにあった最高水準の取引環境を提供することこそが、お客様の最善の利益を追求するための最重要課題と考えております

と謳っており、FXのトレード環境を快適にすることに力を入れています。

どちらがいい悪いではなく目的が違います。

つまり、トラリピはFXをやったことが無い人に対しても資産形成の助けとしたいと考えており、トラッキングトレードは基本的にFXをやりたい人が、より利益が出せるようにと考えているようです。

そのコンセプトの違いが、仕組みも現れています。


手数料の徴収方法

トラリピとトラッキングトレードだと手数料の徴収方法が違います。

▶手数料の徴収方法
  • トラリピ:スプレッドに乗せて徴収
  • トラッキングトレード:スプレッドとは別に徴収
1,000通貨単位で100円で買い101円で売るという設定を組んだ場合を考えます。

【トラリピ】
スプレッドに手数料が含まれているので、100円で買って101.4円で売ることになります。
 ⇒1,000円の利益(スプレッド4銭) 

【トラッキングトレード】

スプレッドとは別に手数料が発生するので、100円で買って、101.03円で売るのとは別に手数料の40円が徴収されます。
 ⇒960円の利益(スプレッド0.3銭) 
つまり、同じ利益幅の場合、トラッキングトレードの方がスプレッドが狭いので早く決済されるけど、それとは別に手数料が発生することになります。

この仕組みだと一見、トラリピの方が有利に見えますが、一概にはそう言えません。

確かに利益幅を1円も取っている場合はトラリピの方が有利な場面が多いですが、短期運用で利益幅を狭く取る場合、トラッキングトレードの仕組みの方が有利になります。 
▶100.00円で買って、100.10円で売る場合
  • トラリピ:100.140円で売り
  • トラッキングトレード:100.103円で売り
利益幅を10銭とこのくらい狭くすると1日に何度も決済されることになります。

そのため、

100.000円まで下落
⇒100.150円まで上昇(両方決済)
⇒100.000円まで下落
⇒100.110円まで上昇(トラッキングトレードのみ決済)
⇒100.000円まで下落
⇒100.130円まで上昇(トラッキングトレードのみ決済)





というような事を繰り返すとトラッキングトレードでは決済されるけどトラリピでは決済されないのような状態が1日に何度も発生する可能性があります。

狭い利益幅で運用する場合、トラリピよりもスプレッドを狭くし、別途手数料を徴収するトラッキングトレードの方が力を発揮します。

厳密には手数料も考慮して、利益幅を細かく設定すればいいだけなのですが、仕組みから主に想定している利用場面が違うことがわかります。

設定の自由度

トラリピとトラッキングトレードの大きな違いは値幅と利益幅を異なる値にできるかどうかでしょう。

トラッキングトレードは、

買い1売り1買い2売り2買い3⇒…』

という仕組みですが、トラリピは

買い1買い2売り1買い3売り2買い4

のように売るタイミングと次買うタイミングを別にすることができます。
【比較】トラリピとトラッキングトレード-値幅と利益幅
このことからもトラリピは利益幅を広く取ってゆったりトレードすることが想定されていることが分かります。

また、トラッキングトレードは新規注文に決済注文(利食いと損切り)がワンセットになっています。
トラッキングトレードとは?利食いと損切りがセット

つまり、想定変動幅まで下落した場合、絶対に損切りされてしまいます。
トラッキングトレードとは?勝手に損切り
公式の説明では『損切りで注文ひとつ分の余力ができたわけね!』とポジティブに書かれていますが、注文1本分とはいえ、強制ロスカットを食らうわけですので、歓迎できる自体ではありません。

これがトラリピなら、『下落してもその内回復すると考えているなら損切りせずに耐える』、『回復が見込めないなら損切りする』のように対応を選ぶことができます。

トラッキングトレードはトラリピと違い、レンジから飛び出しても回復するまで耐えるような長期戦略は想定されていないのでしょう。

5.トラリピとトラッキングトレード:決め手は相場を予想するかどうか

トラリピとトラッキングトレードを比較してみましたが、結論は『相場を予想するかどうか?』これが一番重要です。

自動売買は相場の上がる下がるを予想せずにレンジを予想するが基本ですが、ある程度トレンド(上昇傾向か下落傾向か)を予想できるかどうかで取れる戦略が変わります。

相場を予想して

短期~中期で運用するなら狭いレンジでトラッキングトレード
相場を予想せずに中期~長期で運用するなら広いレンジでトラリピ
この方が力を発揮します。

一応、どちらも自動売買なので、トラリピで短期戦略、トラッキングトレードで長期戦略でも全く問題なく運用できます。

ただし、それぞれ得意としている領域で勝負した方が全く同じ設定でも、パフォーマンスが変わってきます。

また、相場を予想する短期戦略の方が、当然予想が当たった時のリターンは大きいですが、予想が外れる可能性もあるので、ハイリスクハイリターンな戦略になります。
 
短期と長期の戦略比較
短期戦略 長期戦略
必要な資金 少額で可能
(30万円程度)
多くの資金が必要
(数百万円)
相場予想 必要 不要
利益の
大きさ
多い 少ない
損切りの
有無
する しない
向いている人 相場が読める
上級者
相場が読めない
初心者

わたし自身も10年単位の長期戦略はトラリピ、3ヶ月単位の短期戦略はトラッキングトレードと戦略によって使い分けています。

▼長期戦略:トラリピ▼ 鈴のトラリピ設定の実績201904
▶鈴(suzu)のトラリピ運用実績
  • 累計利益:+7,878,211円
  • 含み損益:-1,827,841円
  • 実現損益:+6,050,370円
関連記事:鈴のトラリピ設定と運用実績


▼短期戦略:トラッキングトレード▼ 短期戦略の運用実績20190603
▶短期戦略の運用実績
  • 元本:330,000円
  • 実現損益:+55,991円
  • 評価損益:-2,867円
  • 合計損益:+53,124円
関連記事:ガチンコバトルの真似トレードで本当に儲かるか実弾で検証中(トラッキングトレード活用事例)

とりあえずは相場を予想するかどうかでトラリピとトラッキングトレードを使い分けてみるといいと思いますよ(^^♪
▶FX自動売買の選び方
Q.相場を予想する
 A1.予想する⇒トラッキングトレード運用
 A2.予想しない⇒トラリピ運用

最後にお知らせです(^^♪

現在トラリピもトラッキングトレードもキャンペーン中なので、口座開設すると限定レポートが貰えます。

・トラリピ
マネースクエア
関連記事:【ブログに書けない『鈴(suzu)のトラリピ設定』の真実】の詳細

・ループイフダン
FXブロードネット
関連記事:鈴(suzu)×トラッキングトレードの限定キャンペーン


以上、【徹底比較】トラリピVSトラッキングトレード!相場を予想するかどうかで使い分け…でした!!


ちなみにトラリピとトラッキングトレード以外の自動売買も比較したい人は以下の記事をどうぞ( ^^) _旦~~
FX自動売買を選ぶポイント
関連記事:あなたにおすすめのFX自動売買の選び方(ループイフダン・トラリピ・トライオートFX・トラッキングトレード・連続予約注文・サイクル2を比較)


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