【トラリピのメンテナンス】運用中の設定変更と優先順位

どうもトラリピで2,000万円運用している鈴(@semiritaia_suzu)です(^^♪

トラリピを運用していると『今の設定を変更したい』、または資金が増えたので『設定を追加したい』と考えることがあると思います。

今回は既にトラリピを運用している人を対象に設定をどうメンテナンス方法を解説していきます!! 

関連記事:
『トラリピって何?』って人は以下の記事をどうぞ。仕組みや特徴を詳しく解説しています(^^♪
>>【保存版】FXトラリピとは?2000万円運用して分かったメリット・デメリットを解説 


1.【メンテナンス】トラリピ運用中の設定変更のやり方

まずはトラリピ運用中に『今の設定を変えたい』と思った時の設定変更のやり方です(^^♪

2種類のやり方があるので、自分に合ったやり方を選択してください!!

設定変更Ⅰ:全てのポジションを決済するやり方

  • メリット:超簡単に設定変更ができる
  • デメリット:含み損が確定する
これが最も簡単なやり方です。

保有しているポジションを全て決済し、一度まっさらな状態にしてから、再度トラリピを注文します。

設定変更と言うよりは、新たに運用し直すと言った方がいいかもしれません。

既存の設定は全決済となるので、非常に簡単ですが、含み損が確定してしまうという欠点があります。

含み損が殆どない状態ならこのやり方でいいと思います(^^ゞ

①メニューバーから『トラリピ管理表』を選択

【メンテナンス】トラリピの設定変更①

②修正するトラリピの『再設定』を選択

【メンテナンス】トラリピの設定変更②

③『ポジション決済』を選択

【メンテナンス】トラリピの設定変更③

④設定変更を実施

【メンテナンス】トラリピの設定変更④
必要に応じて設定を変更します。

今回は利益金額を500円⇒1,000円に変更してみました!! 

ちなみに操作中に決済されたら困るので、ポンド/円10円台という絶対に取引されない水準で設定を組んでみました(^^ゞ

⑤『再設定実行』

【メンテナンス】トラリピの設定変更⑤
実行すると今まで保有していたポジションを決済すると同時に新規の設定が発注されます!!
※相場が動いていない時に実行した場合の動作が不明です。

以上、とっても簡単です。

ただ、軽微な設定変更ではなく大きくレンジ等を変更するなら『再設定』ではなく『取消』をして、新たに注文した方が楽かもしれません(^^ゞ
【メンテナンス】トラリピの設定変更-取り消し
関連記事:
新規でのトラリピの注文方法は以下の記事を参考にしてください。
>>【トラリピのやり方】初めての設定・注文方法を解説!これを読めば初めてでも大丈夫 


設定変更Ⅱ:既存のポジションを残すやり方

  • メリット:損失無しで設定変更ができる
  • デメリット:一部ポジションが重複する
手間はかかりますが、多くの人は損失無しで設定変更をしたいと思いますので、こちらのやり方が本命かと思います(^^ゞ 

わたしもこのやり方で利益幅の変更を行っています。
トラリピで最適な利益幅(利幅)【2019年版】
関連記事:【2019年版】トラリピで通貨ペアごとに最適な利益幅(利幅)を公開!!

設定変更のやり方自体は基本的に先ほどと同じです。
 

①トラリピ管理表

【メンテナンス】トラリピの設定変更①

②修正するトラリピの再設定

【メンテナンス】トラリピの設定変更②

③ポジション保持

【メンテナンス】トラリピの設定変更-ポジション保持③
先ほどは『ポジション決済』を選択しましたが、今回は『ポジション保持』を選びます。

④設定変更を実施

【メンテナンス】トラリピの設定変更④
先ほどと同様に必要に応じて設定を変更します。
 

⑤『再設定実行』

【メンテナンス】トラリピの設定変更ポジション保持⑤

実行すると今まで保有していたポジションはそのままに新たな設定が発注されます!!

これで設定の変更は完了しましたが、まだ既存のポジションが残っているので、このポジションに決済注文を設定する必要があります。

⑥ポジション一覧・決済

【メンテナンス】トラリピの設定変更ポジション保持⑥

⑦決済注文を入力するポジションを選択

【メンテナンス】トラリピの設定変更ポジション保持⑦-2
【ポイント】
同一通貨ペアなら複数のポジションに対して、同時に決済注文を入れられます。 
面倒な場合は複数のポジションにまとめて決済注文をいれてしまいましょう。

⑧決済注文を実行

【メンテナンス】トラリピの設定変更ポジション保持⑧

【利益幅0円で決済すれば利益幅変更と同じ効果】
旧ポジションの利益幅を0円にし、新ポジションを持つと同時に旧ポジションが決済されるようにしておけば、ポジションの重複は発生しません。

一度、決済が入るので何だか損をした気分になるかもしれませんが、利益幅0円で決済すれば、ポジションを決済せずに利益幅を変更したのと同じ状況になります

リスクを取って、旧ポジションの決済で利益を取ってもいいですが、よりリスクを取れるなら、設定を追加した方がいいと思います。
【メンテンナンス】トラリピの設定変更-ポジションの重複

ちなみにポジションを大量に保有しているとこのやり方は結構しんどいです(;'∀') 
【メンテナンス】トラリピの設定変更ポジション保持⑨
560件ですか……まあやるけど(^_^;)


2.【メンテナンス】資金が増えた時の設定追加(3つのパターン)

続いて、資金が増えた時のトラリピのメンテナンスのやり方を紹介します。

今回紹介するのは設定を拡張する手法なので、前章で紹介したような既存のトラリピ設定の取り消しは不要で、既存の設定に触らずに設定を拡張できます

全部で3パターンあります。

メンテナンス術①:レンジ拡大

まずは想定レンジの拡大です(^^♪

現在、設定中のトラリピの上下に設定を追加することでレンジを拡大できます。

例えばわたしは米ドル/円を85円~125円(買い85円~105円、売り105円~125円)で運用しています。
米ドル円現状

これを75円~135円(買い75円~105円、売り105円~135円)に拡大します。 
米ドル円現状追加
レンジを拡大することで、相場が大きく変動しても継続的に利益を得ることが出来ます(^^♪

メンテナンス術②:通貨ペアの追加

現在、運用している通貨ペアとは別の通貨ペアを運用します。

例えば米ドル円を運用している状態で、豪ドル/円や豪ドル/米ドルなどを運用することが考えられます。

下落といっても通貨ペアによって動きが異なるので、複数の通貨ペアを運用することで単独の通貨ペアを集中的に運用するよりも含み損の増減が緩やかになります

リーマンショック時の暴落でも通貨ペアによって下落の時期は大きく異なりました。
米ドル円リーマンショック
豪ドル円リーマンショック
豪ドル米ドルリーマンショック
個人的には以下のような組み合わせが好きです。

  1. クロス円(米ドル/円や豪ドル/円)とドルストレート(豪ドル/米ドルやNZドル/米ドル)の組み合わせ
  2. 買いレンジの通貨ペアと売りレンジの通貨ペアの組み合わせ

買いと売りで含み損の増減が違うのは当然ですが、クロス円とドルストレートも結構違う動きをするので、含み損が安定する印象があります(^^ゞ


メンテナンス術③:注文間隔の縮小

現在運用しているレンジ内で僅かにずらした設定を追加します。

こうすることで、仕掛けるトラップの間隔が狭くなり、多くのポジションを持つようになります。

例えば100円~120円のレンジに2円間隔でトラリピを仕掛けたとします。
◆100円~120円のレンジに2円間隔◆
100円、102円、104円、……、118円、120円
計11本

この設定の注文間隔を半分にします。
◆100円~120円のレンジに1円間隔◆
100円、101円、102円、103円、104円……、118円、119円、120円
計21本
米ドル円注文追加
注文間隔を半分にすることで注文数がほぼ倍になりますので、利益とリスク(必要資金)も倍になります

この設定追加はリスクの低減にはなりませんが、利益とリスクの変化が分かりやすいのがメリットです。

ちなみに設定を変更する際は挟み込みという技法を使うと既存の設定を取り消さずに注文間隔を狭くすることが出来ます。 50銭間隔トラリピ
関連記事:【トラリピのテクニック】設定追加の基本となる挟み込みとは


3.【メンテナンス】資金が増えた時の設定追加の優先順位

紹介した3つのパターンを使い分けて設定を追加していくことが大切です。

①レンジを拡大させる
②運用する通貨ペアを追加する
③注文間隔を狭くする

基本的にはこの順番です。

◆設定追加によるリスク◆ 
リスク小 ① < ② < ③ リスク大

まずはリスクの小さい物から実施していくのが無難です。

ただし、ある程度レンジを拡大したら、『②運用する通貨ペアを追加する』や『③注文間隔を狭くする』を実施していもいいと思います。

例えばわたしの場合、米ドル/円なら75円~135円のレンジを想定していますが、現時点で75円や135円の設定が必要になるとは考えていません。

そのため現在は85円~125円のレンジにトラリピを仕掛け、それ以上はレンジは広げずに『②運用する通貨ペアを追加する』や『③注文間隔を狭くする』を実施しています。

ではどこまでレンジを広げたら、②や③を実施していいかというとこれは個人の感覚なので、トラリピを運用しながら自分のスタイルを作ってください(^^ゞ

ただ安全性を高めるなら、設定を変更しないまでも想定レンジ下限まで耐えられる資金を用意してから②や③を実行するのがいいと思います。

つまり、85円~125円までしか設定していないけど、75円まで下落してもロスカットされないという状態にしてから通貨ペアを増やすというわけです。 

▼85円~105円(ロスカット85円)▼
トラリピ運用試算表85円

▼85円~105円(ロスカット75円)▼
トラリピ運用試算表75円
85円想定の36万円より75円想定の60万円を用意しておいた方がより安全です。

すぐに暴落した場合は、設定を追加しなければ耐えられますし、暴落までに追加資金ができていれば設定を追加して追いかけてもいいです。

わたしの場合は、十分な資金を用意しているので、85円以下に下落するようなら、設定を追加して追いかける予定です。

方針は各々のリスク許容度によりますが、リスク軽減の観点からは①⇒②⇒③の順番で設定を追加していくのが無難です。

『③注文間隔を狭くする』が一番分かりやすく利益が出ますが、その分リスクも高いので、ロスカットレートを確認しながら設定の追加を検討してください(^^♪ 

わたし自身もある程度①を実施したら②や③を実行しているので、参考にどうぞ( ^^) _旦~~
トラリピ月次グラフ用201901
関連記事:鈴のトラリピ設定と運用実績

4.【まとめ】トラリピ運用中の設定変更と資金が増えた時の設定追加

今回は既にトラリピを運用している人向けのメンテナンス術でした(^^♪

利益幅を変更する場合や資金が増えてきて設定を追加したい場合は参考になると思います。 

ただし、トラリピのメンテナンスをする際はリスク管理を徹底してください。

設定を変更する際に『設定変更①:全てのポジションを決済するやり方』を選択するなら口座がまっさらな状態になるので、何の問題もありません。

しかし、『設定変更②:既存のポジションを残すやり方』を選択する場合は要注意です。

旧ポジションの指値によっては重複ポジションが発生するので、ロスカットレートが変わってしまいます。

旧ポジションも極力利益を出して終わらせたい気持ちも分かりますが、損失を避ける事を重視し、利益幅を狭くするのが無難です。

また、資金が増えて設定を追加する際も設定が増えるので、当然のことながら必要資金やロスカットレートが変わります。

念入りにシミュレーションしてから実行してください。

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設定を変更するやり方を覚えたら折角なので、わたしの考えるトラリピで最適な利益幅も確認してみてください。
>>トラリピで通貨ペアごとに最適な利益幅(利幅)を公開!!

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