【鈴と一緒にメンテしよう】トラリピ利益幅の変更

どうもトラリピで2,000万円運用している鈴(@semiritaia_suzu)です(^^♪

わたしがメインで運用している鈴のトラリピ設定の利益幅を6月16日(日)に変更するので、今回はその告知です!! 

関連記事:
『トラリピって何?』って人は以下の記事をどうぞ。仕組みや特徴を詳しく解説しています(^^♪
>>【保存版】FXトラリピとは?2000万円運用して分かったメリット・デメリットを解説 

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1.鈴のトラリピ設定とは?なぜ設定変更が必要?

鈴のトラリピ設定について、ブログ読者の皆さんはご存知だと思いますが、わたしが約2,000万円で運用しているトラリピの設定のことです。

2016年3月からこの設定で運用を開始し、2019年6月までの約3年間で月平均20万円の利益を出してくれています(^^♪ 鈴のトラリピ設定の実績201905

▶鈴(suzu)のトラリピ運用実績
  • 実現損益:+7,968,214円
  • 評価損益:-2,249,744円
  • 合計損益:+5,718,470円
ただし、月平均20万円と言いつつも2019年に入ってからは月10万円を切ることも多くなっています。

その原因は?というと最近は変動幅が小さいことが大きいです。

トラリピは買い⇒売りを繰り返す仕組みなので、チャートの波の大きさに合わせて利益幅を設定した場合に最も大きな利益がでます。

▼理想の状態▼
トラリピで最適な利益幅(利幅)-利益幅が最適
しかし、運用を開始した2016年と比べて、最近はこの波が小さくなってきており、ポジションを持ったけど決済されないケースが頻発しています。

▼最近の状態▼
トラリピで最適な利益幅(利幅)-利益幅が広すぎる

そこで、現在の波に合わせて利益幅を調整しようというわけです。

波の大きさについては、ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)を元に想定値を算出しました。

▼【2019年版】トラリピで最適な利益幅(再掲)▼
トラリピで最適な利益幅(利幅)【2019年版】
関連記事:
最適な利益幅の詳しい考え方は以下の記事を参考にしてください。
>>【2019年版】トラリピで通貨ペアごとに最適な利益幅(利幅)を公開!! 

利益幅はリスクには影響のないパラメータなので、今後は気軽に変更していこうと思います。

  • リスクに影響するパラメータ:
    ⇒レンジ(●円~▲円)
    ⇒取引数量(0.1万通貨?0.3万通貨?)
    ⇒注文本数(10本?20本?)

  • 利益に影響するパラメータ:
    ⇒利益幅(500円?1,000円)
利益幅をいくら変更しても下落時の含み損、つまりロスカットレートは変わりません


2."新"鈴のトラリピ設定を公開

”新”鈴のトラリピ設定
通貨ペア
取引
単位
仕掛ける
レンジ
トラップ幅 利益幅
USD/JPY 1,000 75.10円

105.00円
0.1円 700円
1,000 105.10円

135.00円
0.1円 700円
EUR/JPY 1,000 90.10円

120.00円
0.1円 1,000円
1,000 120.10円

150.00円
0.1円 1,000円
AUD/JPY 1,000 60.10円

85.00円
0.1円 800円
1,000 85.10

110.00円
0.1円 800円
AUD/USD 1,000 0.601ドル

0.850ドル
0.001ドル 6ドル
1,000 0.851ドル

1.100ドル
0.001ドル 6ドル
NZD/JPY 1,000 45.10円

70.00円
0.1円 700円
1,000 70.10円

95.00円
0.1円 700円
NZD/USD 1,000 0.501ドル

0.700ドル
0.001ドル 6ドル
1,000 0.701ドル

0.900ドル
0.001ドル 6ドル
CAD/JPY 1,000 70.10円

95.00円
0.1円 700円
1,000 95.10円

120.00円
0.1円 700円
ZAR/JPY 10,000 6.05円

9.00円
0.05円 1,000円
-
-

- -
MXN/JPY 10,000 4.80円

6.75円
0.05円 600円
-
-

- -
※決済トレールはなし

基本的には決済トレールを外しつつ、利益幅を狭くする変更を行います。

決済トレールは相場の変動が激しい時には利益が大爆発するのですが、変動が無い時には利益が小さくなってしまいます。
▶決済トレールのあり・なし
  • 安定性重視:決済トレールなし
  • 爆発力重視:決済トレールあり
今は変動も小さいですし、安定性を重視して決済トレールを外すことにしました。

また、今回は利益幅の変更に合わせてレンジの拡大も行っています。

元々そのレンジまでの変動を想定していましたが、面倒で設定していなかった部分があるので、このタイミングで追加してしまいます。

例えば、米ドル/円は元々75円まで下落することを想定していましたが、今すぐに75円の設定なんていらないよねーと思って追加していませんでした。

▼米ドル/円の想定レンジ▼
米ドル円ハーフ
ただ、設定を追加してもポジションを持たない限り維持率(ロスカットレート)には影響しないので、このタイミングで追加してしまうことにしました(^^ゞ

▼証拠金維持率が100%を下回った場合にロスカット▼ 
証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
必要証拠金は『ポジションに対して拘束されている証拠金』のため発注しただけではロスカットレートには影響しません。


3.トラリピの設定変更の手順

▶手順
  1. 全注文を取り消し(ポジションは残す)
  2. 新設定を発注
  3. 保有ポジションに指値を入れる
大まかには上記の手順になります。

関連記事:
設定変更のやり方は以下の記事にまとめたので、適宜参照してください。
>>【トラリピのメンテナンス】運用中の設定変更と資金が増えた時の優先順位を解説

設定変更のやり方としては【取消】ではなく【再注文】が基本となりますが、わたしの場合は初期の頃に設定変更を繰り返したせいで、注文が結構グチャグチャになっています。

もういい機会なので、一旦全ての注文をリセットしてトラリピの注文画面をさっぱりさせようと思います(^^ゞ

そして、注文は取り消しても保有ポジションは残す(含み損は確定しない)ので、その注文一つ一つにマイナスにならないように指値を設定していきます。

【注意点】
指値を設定する際に利益幅を広く取ってしまうと既存のポジションと新設定で重複してポジションを保有することになってしまいます。

重複を避けるためには新設定のポジションを持つと同時に旧ポジションが決済されるように指値を設定するのがベストです。

利益幅以外に設定を変えないならポジション取得価格と同じ価格(利益ゼロ)で指値を設定するとポジションが重複せずに済みます。

厳密に言うとスプレッドの差で各通貨ペア1ポジションだけ重複してしまう可能性があるので、スプレッドの分も考慮して、指値を設定するとより安心です。
(わたしは面倒なので、そこまでやりません)
【メンテンナンス】トラリピの設定変更-ポジションの重複
設定変更自体は簡単にできますが、既存のポジションが多い場合はその処理で時間がかかると思います。

わたしも560件頑張ります(;'∀') 【メンテナンス】トラリピの設定変更ポジション保持⑨

4.これから鈴のトラリピ設定を始める場合

わたしと同様に利益幅を変更する場合の手順を紹介しましたが、これから始める人は簡単です。

この設定を発注するだけです(^^♪

”新”鈴のトラリピ設定(再掲)
通貨ペア
取引
単位
仕掛ける
レンジ
トラップ幅 利益幅
USD/JPY 1,000 75.10円

105.00円
0.1円 700円
1,000 105.10円

135.00円
0.1円 700円
EUR/JPY 1,000 90.10円

120.00円
0.1円 1,000円
1,000 120.10円

150.00円
0.1円 1,000円
AUD/JPY 1,000 60.10円

85.00円
0.1円 800円
1,000 85.10

110.00円
0.1円 800円
AUD/USD 1,000 0.601ドル

0.850ドル
0.001ドル 6ドル
1,000 0.851ドル

1.100ドル
0.001ドル 6ドル
NZD/JPY 1,000 45.10円

70.00円
0.1円 700円
1,000 70.10円

95.00円
0.1円 700円
NZD/USD 1,000 0.501ドル

0.700ドル
0.001ドル 6ドル
1,000 0.701ドル

0.900ドル
0.001ドル 6ドル
CAD/JPY 1,000 70.10円

95.00円
0.1円 700円
1,000 95.10円

120.00円
0.1円 700円
ZAR/JPY 10,000 6.05円

9.00円
0.05円 1,000円
-
-

- -
MXN/JPY 10,000 4.80円

6.75円
0.05円 600円
-
-

- -
※決済トレールはなし

ただ、『いきなり2,000万円はちょっと・・・』という人が多いと思いますので、その場合は運用する通貨ペアを絞るか、注文間隔を広くすれば少ない資金でも運用することができます

例えば、わたしは10銭間隔でトラリピを設定していますので、注文間隔を倍の20銭間隔にすれば単純に利益もリスクも1/2になります。 わたしと同じリスクとすると20銭間隔で1,000万円、40銭間隔で500万円、80銭間隔で250万円となります。
▶鈴のトラリピ設定の必要資金
  • 2億円:1銭間隔
  • 4,000万円:5銭間隔
  • 2,000万円:10銭間隔(運用中)
  • 1,000万円:20銭間隔
  • 500万円:40銭間隔
  • 250万円:80銭間隔
関連記事:鈴のトラリピ設定を少額で運用する方法!!1,000万円、500万円、250万円プランを紹介

ただし、運用資金2,000万円はリーマンショック時に必要だった資金と言うだけなので、これなら絶対に大丈夫と言うわけではないですよ(^^ゞ

また、注文数を少なくしても利益幅は2,000万円設定と同じでOKです。 





こんな感じで、6月16日(日)に設定の変更を行います(^^♪

ただ、わたしも5月26日にシステムに変わって以降、初めての設定変更なので、何かトラブル可能性もあります。

その場合はTwitter&この記事で連絡するので、許しくてださい(^^ゞ

また無理にタイミングを合わせる必要もないので、わたしが実践したあとにやるにもいいかもしれませんね。何か問題があれば分かるので。

それから30万円トラリピの利益幅についてはとりあえずこのままです。

変更する場合も今回とは別のタイミングで実施します。

\今なら限定レポートが貰えます(^^♪/
マネースクエア

関連記事:
トラリピのメンテナンス方法は以下の記事にまとめてあるので、実施する場合はよく確認してみてください
>>【トラリピのメンテナンス】運用中の設定変更と資金が増えた時の優先順位を解説

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