トラリピ通貨の選び方
トラリピで通貨を選ぶ際のポイントをまとめてみました。

利益に関係するポイント

利益に関係するポイントとして以下2点を重視しています。

1.値動きの激しさ
利益を得る上で一番重要になってくるのは値動きの激しさです。

外為預金や通常の中長期の裁量FXの場合は、どれだけ値幅を取れるかで利益が変わってきますが、トラリピの場合は、値幅の大きさより値動きの激しさが重要になってきます。

具体例を上げると例えば米ドル円で100円の相場が↑101円になりその後↓99円になって、↑100円に戻った場合を考えてみます。

■外為預金や中長期の裁量FX
上記の例では為替が動いていないのと同じなので、損失はありませんが、利益もありません。
(相場を予測して短期で何度も取引するような場合は別ですが)

■トラリピ
100円から101円に上がった時に1円分、99円から100円に戻った時にまた1円分で合計2円分の利益を得ることができます。(1万通貨で取引していれば2万円の利益

さらに仮に買いと売りの両建てをしていた場合は、100円から101円に上がった時に1円、101円から99円に下がった時に2円、99円から100円に戻った時に1円で合計4円分の利益を得ることができます。(1万通貨で取引していれば4万円の利益

一般的には値動きの激しい通貨は敬遠されがちですが、トラリピの場合は値動きが激しく乱高下する通貨が利益をあげやすい通貨になります。


2.金利
値動きの激しさに次いで、利益を得る上で重要になってくるのは金利です。
高金利通貨の場合、スワップ収益を得ることができます。

トラリピでは通常のFXと同様に金利差相当のスワップを得ることができます。
日本円は0.1%以下の超低金利ですが、国によっては数%の金利が付く通貨もあります。

例えば日本円で高金利のトルコリラを買うと1万通貨につき1日50円程度のスワップ収入を得ることができます。(2017年1月現在)

小さな額に見えますが、20万通貨保有していると1年間で30万円以上のスワップ収益になりますので重要です。



リスクに関係するポイント

リスクに関係するポイントとして以下3点を重視しています。

3.最安値と最高値の幅
為替は基本的にレンジ相場なので、そのレンジ内にトラリピを設定することになります。
そのためそのレンジが広い方がリスクが大きくなります。

具体例として、豪ドル円と英ポンド円を比較してみます。

■豪ドル円
ここ10年ほどでみると55円~108円の間で推移しています。
そのため108円で豪ドルを買ったあとで、55円まで円高が進むと53円分の含み損が発生します(1万通貨で取引していれば53万円の含み損

■英ポンド円
ここ10年ほどでみると116円~252円の間で推移しています。
そのため252円で英ポンドを買ったあとで116円まで円高が進むと136円分の含み損が発生します。(1万通貨で取引していれば136万円の含み損

あくまで過去のレンジ内で推移するという前提の上でですが、レンジが広いほうが大きな損失が発生することになります。 レンジの広い通貨を取引する際はより注意が必要です。

ただし、レンジの広い通貨は値動きが激しい通貨でもあることが多いので、リスクを許容すれば大きな収益を上げられる可能性もあります。


4.安定性(レンジ相場)
『3.最安値と最高値の幅』で為替はレンジ相場と言いましたが、必ずしもそうではない通貨もあります。

例えば高金利で人気のあるトルコリラ円などは10年前は90円程で取引されていましたが、現在は30円前後まで円高が進んでいます。

為替である以上、乱高下するのは当たり前なのですが、2008年に下落して以降、全く戻ることなく現在まで下落が続いています。

今後10年、20年先までみればまた元の水準に戻って、30円から90円のレンジ相場と見れるかもしれませんが、現状ではレンジ相場とは言えないでしょう。

新興国の通貨などまだ成熟していない通貨の場合は特に、買った時の水準まで戻らない可能性があることを想定してください。

レンジ相場でない場合、元の水準に戻るまで耐える戦略が通用しないことになります。


5.金利
金利は利益だけではなくリスクにも関係する要素になります。
なぜかといいますとスワップはマイナスにもなることがあるからです。

利益のときの例の逆に高金利のトルコリラで日本円を買った場合(TRY/JPYの売り取引)、1日60円程度のマイナスのスワップが発生します。(2017年1月現在)

ポジションを持っているだけで、資産が目減りすることになりますので、マイナスのスワップが発生する組み合わせの取引をする場合は慎重になる必要があります。

またマネースクウェア・ジャパンではキャンペーン中などを除いてプラスのスワップよりマイナスのスワップの方が大きくなっているので、両建てしてもマイナスになる点にも注意が必要です。



その他

その他ポイントとして以下のことを重視しています。

6.通貨への関心
これが意外と重要です。

トラリピは設定だけ組んだらほったらかしなので、日々値動きを追う必要はありません。また、仕掛けたレンジ内ならいくら上下しようが気にする必要はありません。

しかし、そこは人間ですから為替が動くと気になりますし、取引している通貨の国で何かが起これば気になります。 私もトルコリラを取引するようになってからトルコの情勢やテロに敏感になりました。

たくさんの通貨を取引するならともかく、初めは関心のある国の通貨で試すのも良いと思います。

そのほうが楽しいと思いますし、含み損が大きくなっても理由がわかると思うので、納得できると思います。

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株式会社マネースクウェア・ジャパン



トラリピFX解説記事

トラリピFXの解説記事です。
①から順番に読んでいただくと分かりやすいと思います。

①トラリピ運用方針

②トラリピ通貨選びのポイント

③トラリピおすすめの通貨ペア


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