株価指数CFDとは

鈴が毎月30万円積み立ててる株価指数CFDってなに?
インデックス投資らしいけどETFや投資信託とは違うの?


こういった疑問に答えていこうと思います(^^♪

▶この記事で分かること
  • 株価指数CFDは株式のセット商品
  • 常に好調な銘柄に入れ替えていくチート銘柄もあり
  • CFDはETFをレバレッジ投資しているだけ
  • レバレッジ2倍なら利益を損失も2倍


どうも鈴(@semiritaia_suzu)です!!

わたしは資産形成のために毎月30万円をイギリス100と米国S500の積み立てに回しています。

詳細な実績と積立方針はこちら



株価指数CFD積立は長期的な資産形成にピッタリの仕組みです!!

今回はそんな株価指数CFDについて、『株価指数CFDって何?』という疑問にこたえられるよう、特徴や仕組み、メリット・デメリットについて解説していきます。

わたしの実際の積立方針と実績も公開しているので、参考にしてくださいです(#^.^#)


\イギリス100&S&P500を積み立て(^^♪/




株価指数CFDとは?=株価指数(株のセット商品)のレバレッジ取引

株価指数CFDとは『株価指数(株のセット商品)のレバレッジ取引』のことです。

株価指数とは複数の銘柄を選び出し、それぞれの株価の平均値を算出したもので、日本では日経225(日本の有名企業225社の平均株価)、米国ではNYダウ 、欧州ではドイツDAXやイギリスFTSE100などが有名です。

くりっく株365

CFDとは、Contract For Differenceの略語で「差金決済取引」や「証拠金取引」を意味します。

FXと同様のレバレッジ投資です。
(FXはCFDの一種で、外国通貨を取引対象としたCFD取引のことを特にFXと呼んでいます)

取引対象が株価指数か為替かという違いだけなので、CFDとFXとで取引方法はほぼ同じになります。

つまり、「株価指数CFD(株価指数証拠金取引)」は日本の日経225や米国のNYダウなどの株価指数(株式のセット商品)に対してレバレッジ取引をするということです。



株価指数CFDとは?メリットとデメリット



メリット①:インデックスなのでリスク分散できる

日経225で考えるとわかりやすいと思います。

個別株の場合は不祥事や業績悪化による急落や倒産で価値がゼロになるなどのリスクがありますが、日経225は225社の日本企業株の平均株価になるので、個別株と比べて安定します。


リスク分散201805

日本の有名企業225社が同時に倒産することはそうそうないでしょう。
(そうなったときは、世界が大変なことになってますね)

しかもこの225社は入れ替わります。

業績が悪い会社は構成から外されて、業績のいい会社に入れ替えられます。

日本は義理と人情を大切にしているのか入れ替えが少ない印象がありますが、アメリカなんかは業績が悪いと簡単に入れ替えるので、長期的には株価が上がる仕組みになっています。


メリット②:レバレッジを掛けられる

凄くシンプルです。

例えばレバレッジ2倍なら、利益も損失も2倍になります。

利益が出ると思えばレバレッジを掛けたくなるのが人間でしょう(^^ゞ


メリット③:配当が受け取れる(銘柄による)

銘柄によっては配当が受け取れます。

配当重視のインデックスでもない限り、メインは値上がり益になることが多いですが、十分ありがたいです(^^ゞ


メリット④:税金を先送りできる(積立投資)

これは株価指数CFDというか積立投資のメリットになるんですが、税金を先送りできます。

GMOクリック証券では決済するまでは値上がり益も配当相当も含み益扱いなので、課税されません。

そのため、税金を先送りにして資産形成を行うことができます。
※くりっく株365は仕様変更があったので、税金を先送りにできません。


GMOクリック証券とくりっく株365の違い



デメリット①:レバレッジを掛けると損失も大きくなる

レバレッジ2倍なら利益が2倍になる代わりに損失も2倍です。

レバレッジというのはメリットもデメリットにもなります。


デメリット②:金利コストがかかる

ポジションを保有していると金利コストが発生します。

わたしが積み立てている米国S500とイギリス100には金利という項目はなく、発生するのは価格調整額だけです。

ただ、価格調整額の仕組みを考えると実質金利の支払いが発生しています。

【価格調整額の計算式】
先物価格=現物価格×{1+(短期金利-配当利回り)×(決済までの期日/365日)}
  • 短期金利 < 配当利回りの場合
  • ⇒現物価格の方が先物価格より高いので、価格調整額はプラス

  • 短期金利 > 配当利回りの場合
  • ⇒先物価格の方が現物価格より高いので、価格調整額はマイナス
※価格調整額は先物価格と現物価格の差を調整する費用


というわけなので、項目はありませんが実質的に配当を受け取って金利を支払っているわけです。


▼米国S500の価格調整額

価格調整額米国S500-202103


▼イギリス100の価格調整額

価格調整額_イギリス100_202103

まあ、そこまで大きな負担ではないですね(^^ゞ


デメリット③:手動で決済しないと利益が使えない

これは株価指数CFDというか積立投資のデメリットになるんですが、手動で決済しないと利益を使えません。

メリット④:税金を先送りできる(積立投資)」からも分かるように基本的に決済せずに資産を形成していくのに向いているので、生活費等で定期的に利益を確定したい人に取っては使い勝手が悪いかもしれません。

まあ、決済すればいいだけなんですが、下落している時とか決済しづらいですしね……

わたしもセミリタイアの生活費はトラリピやトライオートETFで賄い、株価指数CFD積立はまとまったお金が必要になった時に使う資金にしています。

トラリピ



トライオートETF




株価指数CFDとは?ETF・投資信託との違いは?

これはよく聞かれるんですが、CFDはETFに対してレバレッジ取引をしているだけです。

CFDとETFって同じアルファベット3文字なこともあり類似の商品だと思っている人も多いのですが、『ETFは銘柄の種類』『CFDは取引の方法』で、並列で比べるものではありません。

  • 取引対象
  • ⇒個別株
    ⇒ETF(セット商品)

  • 取引方法
  • ⇒現物(そのまま)
    ⇒CFD(レバレッジ取引)

▶株価指数CFDとETFの違い
  • ETFを現物(そのまま)取引する⇒ETF
  • ETFをCFD(レバレッジ)取引する⇒CFD

取引している対象はどちらもETFで、違いはレバレッジを掛けているかどうかだけです。
※CDF取引には個別株CFDなどもあるので、必ずしてもETFではないすが


ちなみにETFと投資信託は?というと、ETFは上場投資信託のことなので、ETFと投資信託の中身自体に違いはなく、リアルタイムで取引できるのがETF、1日1回しか価格がつかないのが投資信託と思っておけばいいです。

ETFと投資信託の違い
ETF 投資信託
上場・非上場 上場 非上場
取引時間 取引所の取引時間中 申し込み期間の9時~15時
取引価格 リアルタイムで変動する市場価格 1日1回算出される基準価格
取引場所 証券会社 ファンドごとに販売会社が異なる

というわけで、『レバレッジを掛けたければ株価指数CFD』『現物で取引したければETFか投資信託』というように使い分ければOKです。

わたしはどうせ儲かるんだったらレバレッジ掛けたいよね?ってことで、ETFをそのまま保有するのではなく、株価指数CFDがメインの運用になっています(^^ゞ



株価指数CFDでおすすめの銘柄は?

わたしも積み立てている米国S500とイギリス100がオススメです(^^♪

迷ったら米国S500が間違いないでしょうね。

米国S500はS&P500に連動する銘柄で、アメリカの主要企業500社の加重平均から算出されます。

つまり、米国S500に投資すればアメリカの主要企業500社に投資しているのと同じ効果が期待できるわけです。

構成銘柄を見ると世界経済の中心たるアメリカ、マイクロソフト、アップル、アマゾン、フェイスブックと早々たる銘柄が並びます。


▼S&P500の構成銘柄 
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)構成銘柄

ダメな企業は外され、好調な企業に入れ替わっていくのだから、ちょっとズルいと思うんですよね(^^ゞ チャートを見るとそのずるさが分かります。


▼米国S500(過去20年)
米国S500

リーマンショックやコロナショックがあろうとすぐに乗り越えて、右肩上がりです。

「もう、これで負けるの無理だろ」って銘柄です(^^ゞ

当然わたしも毎月30万円を追加し、集中的に投資しています。

鈴の株価指数CFD積立と運用実績



また、上昇率を見ると米国S500のチートさには負けますが、配当狙いならイギリス100もオススメです(^^♪

配当益のイギリス100と値上がり益のS&P500




【まとめ】株価指数CFDとは?


▶この記事で分かること
  • 株価指数CFDは株式のセット商品
  • 常に好調な銘柄に入れ替えていくチート銘柄もあり
  • CFDはETFをレバレッジ投資しているだけ
  • レバレッジ2倍なら利益を損失も2倍


今回は株価指数CFDについて解説しました(^^♪

株価指数CFD積立は長期的な資産形成にオススメです。

株価指数CFD積立は数十年に渡り上昇傾向の指数もあり、積み立てる銘柄さえ間違えなければ資産を拡大することは難しくありません。

まず真似から入り、理解できたら自分の目的に合わせて積み立て方針を調整していけば完璧です(#^.^#)


株価指数CFDを資産形成に役立ててください!!


関連記事:
株価指数CFDの積立方針と運用実績は以下の記事にまとめてあります。

鈴の株価指数CFD積立実績



口座開設のやり方は以下の記事にまとめてありますので、参考にしてください。画像付きで紹介しているので、簡単に開設できると思います( ^^) _旦~~

口座開設のやり方を解説



以上、株価指数CFDとは?メリットとデメリット……でした。


株価指数CFD積立は長期的な資産形成にオススメ



\イギリス100&S&P500を積み立て(^^♪/


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