株価指数CFDの金利

2017年12月18日からくりっく株365の仕様が変更になり、株価指数CFDの取引で金利の支払いが発生するようになりました。

そこで金利相当額の支払いも含めて長期保有で配当生活ができるか計算してみました。

結論から言うとFTSE100は可能でNYダウは不可能です(*_*)


金利の支払いとは?

高い配当が魅力の株価指数CFDですが、本来は配当を受け取る代わりに金利の支払いが発生する商品です。

ただ、株価指数CFDが始まった2016年3月から現在までは円金利がほぼゼロなので、配当だけが受け取れる状態になっていました。

そんな中、東京金融取引所から『海外株価指数証拠金取引の一部商品仕様の変更について』が発表され、12月18日から金利が「円金利」から「外貨金利」に変更されました。

外貨金利ということなので、アメリカのNYダウなら米ドル、イギリスのFTSE100ならポンドになり、どちらも金利はゼロではないので、当然金利の支払いが発生します。


実際の金利を計算してみた

以下が12月18日から12月22日までに発生した金利を年換算したものです。

【発生する金利】
NYダウ:169円/日 ⇒ 61,685円/年
FTSE100:19円/日 ⇒ 6,935円/年

この2017年に受け取れる配当予測から上記の金利を支払うとすると1年間で手元に残る金額は以下のようになります。

【1年間の配当-金利】
NYダウ:51,576円(配当金) - 61,685円(金利) = -10,109円
FTSE100:29,105円(配当金)- 6,935円(金利) = +22,170

つまりNYダウについては、保有しているだけ資産が目減りすることになります。

FTSE100についても配当金を得られますが、以前と比べて2割ちょっと配当が少なくなります。

結構厳しいですね(^^ゞ

もともとはFTSE100を42単位保有すれば月10万円の不労所得を得られると計算していたのですが、実際は55単位程必要になってしまいました

月1単位の買い増しでは到達まで1年以上遠のいてしまいます。
私のセミリタイア計画に影響します(^^ゞ

ただ、これちょっと釈然としないですよね。
みんながNYダウを買いで保有してるからコストが膨らみました⇒カバーしきれないので、仕様変更しますって言われても。。。

NYダウの最高値更新により買建玉が増加って言っていますが、もともとNYダウは持っているだけでも配当金がもらえてお得だよって言って人を集めたんだから保有ばかりになるのは当然じゃんという気がします。

少し前までくりっく株365のプロモーションはNYダウの高配当を猛アピールしていましたからね。

まあ、文句を言っていてもしょうがないので、計画を修正することにします。
FTSE100はまだまだ魅力的な商品ですしね(^^ゞ

皆さんもNYダウでは現状、不労所得生活はできませんので、不労所得生活を目指すなら日経225かFTSE100を保有しましょう。

ちなみにNYダウを売りで保有していれば配当を支払って、金利を受け取れますが、株価指数は基本的に上昇していく傾向があるので、売りでの長期保有はおすすめしません。


株価指数CFDのはじめ方

株価指数CFDをはじめるにあたり、株価指数CFDの概要から実際に口座を開設し、配当金を受け取るまでの流れを下の記事にまとめました。

セミリタイアに向けて不労所得を得たいと考えている方は参考にしてください。

 ①株価指数CFDとは
株価指数CFDの概要と魅力を解説しています


 ②口座開設の仕方
口座開設の手順をスクショ付きで解説しています


 ③株価指数CFDの買い増し方
株価指数CFDの買い増す条件を解説しています


 ④配当金の受け取り方
配当額を減らさずに配当金を受け取る方法を解説しています




株価指数CFDの積立例のご紹介

私の株価指数CFDの積立て状況は↓↓になります。

 ★管理人の積立状況
管理人の株価指数CFDの積み立て状況を公開しています!


また、株価指数CFDをいくつかの条件で積み立てた場合の配当金、口座残高の推移を以下の記事で掲載しています。 参考にしてください(´∀`)

 30万円で月10万円の不労所得
元手30万円で月10万円の不労所得を得る方法!


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