日本とアメリカ

トラリピとはFXの自動売買の仕組みで設定さえ組めば自動で取引してくれるので、忙しいサラリーマンでも運用できる優秀な仕組みです。

わたしは10通貨ペアのトラリピを2,000万円で運用し、月平均20万円の不労所得を得ています

1階ワイドレンジ戦略の運用実績202210-2

▶ワイドレンジ戦略の運用実績
  • 実現損益:+33,820,606円
  • 評価損益:-11,805,656円
  • 合計損益:+22,014,950円
ワイドレンジ戦略と運用実績



今回はそんなわたしのトラリピ設定のうち米ドル/円の設定を抜き出して整理してみました。

同じ設定にすれば同等の不労所得が得られるはずですので、『仕事が辛いけど、転職も怖い』という人はまず、不労所得を構築してみてください。

会社に頼りきりではなくなるだけで、精神的にずっと楽になりますよ(^^♪


関連記事:
『トラリピって何?』って人は以下の記事をどうぞ。トラリピ運用のロードマップです(^^♪

トラリピ完全ロードマップ【基礎・実践・応用】

 

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1.米ドル/円のトラリピ設定と運用実績

下の図はわたしが運用している米ドル/円のトラリピ設定の実現損益と合計損益の推移を表しています(^O^)
米ドル円のトラリピ設定の実績202110

▶米ドル/円のトラリピ運用実績
  • 実現損益:+1,380,538円
  • 評価損益:+0円
  • 合計損益:+1,380,538円


わたしは2,000万円で10通貨ペアのトラリピを運用し、月平均20万円の不労所得を得ています。


上記はわたしが運用している10通貨ペアのうち米ドル/円の運用実績を抜き出したグラフです。


・2021年10月5日
米ドル/円についてはレンジが上方向にずれて来ているのでは?という不安から一旦運用を停止しています。

鈴のトラリピ設定から米ドル/円を外した理由と今後の対応




2.【停止中】米ドル/円のトラリピ設定を公開

米ドル/円のトラリピ設定を以下の表にまとめました。

米ドル/円のトラリピ設定
新規・買い注文 新規・売り注文
通貨ペア USD/JPY USD/JPY
注文金額 0.1万(通貨) 0.1万(通貨)
レンジ 新規・買い
75.10~105.00
新規・売り
105.10~135.00
トラップ本数 300本 300本
利益値幅 0.8円 0.8円
決済トレール 設定しない 設定しない


利益値幅については、『通貨ごとに最適な利益値幅は?』を参考にしてください。

また、実際の注文画面のスクリーンショットを載せておきますので、わたしと全く同じ設定にもできると思いますよ(^^♪

ただし、注文する前にこちらの記事をよく読みましょう!!


関連記事:鈴(suzu)のトラリピ設定で失敗しないためのコツを解説


何も考えずに真似すると恐らく失敗するので、始める前によく勉強してください。

1回に付き最大101本までしか注文できないので、複数に分けて注文しています。


買いトラリピ(75.10円~105.00円)

買い:75円~85円
買い:85円~95円
鈴のトラリピ設定-米ドル/円買い75円-85円
鈴のトラリピ設定-米ドル/円買い85円-95円

買い:95円~105円
-
鈴のトラリピ設定-米ドル/円買い95円-105円
鈴のトラリピ設定-白紙


売りトラリピ(105.10円~135.00円)

売り:105円~115円
売り:115円~125円
鈴のトラリピ設定-米ドル/円売り105円-115円
鈴のトラリピ設定-米ドル/円売り115円-125円

売り:125円~135円
-
鈴のトラリピ設定-米ドル/円売り125円-135円
鈴のトラリピ設定-白紙


米ドル/円のレンジ設定

過去15年の米ドル/円のチャート図です。

米ドル円レンジ

過去15年のチャート図を見るとおおよそ75円~135円の間で推移していますので、米ドル/円は75円~135円のレンジ相場だと仮定することができます。

ハーフ&ハーフなのでちょうど中心の105円を境界にして、『105円~135円を売り』、『75円~105円を買い』と想定してトラリピを仕掛ければ良さそうです。

米ドル円ハーフ

見て分かるように非常に単純な考えでレンジを設定しています(^^♪

また、初めからここまで広いレンジにトラリピを仕掛ける必要も無いのですが、発注しただけでポジションを保有していなければ、維持率(ロスカット)に影響しません。

ロスカットの判定に利用される維持率の計算式は

「有効証拠金 ÷ 総必要証拠金 × 100」 ではなく 「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100」

関連記事:トラリピの口座状況の見方を解説!適切な維持率とレバレッジは?


そのため、小まめに設定を追加するのが面倒で、まとめて発注してしまいました(^^ゞ

それから買いと売りを組み合わせてハーフ&ハーフにするとマイナスのスワップが気になるという方は決済益とスワップ切り分けて図にしたので、参考にしてください(^^♪

トラリピの決済益とスワップ-米ドル/円202110

▶決済益とスワップ(米ドル/円)
  • 決済益:+1,819,432円
  • スワップ:-434,923円
  • 合計:+1,384,509円

マイナススワップは決済益の20%程度でした。

他の通貨ペアと比べると重めですが、利益が無くなるほどではなさそうです。

関連記事:トラリピハーフ&ハーフのデメリットを検証!!マイナススワップはどれくらい?


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3.【実績】トラリピの運用に必要だった資金の検証

わたしは複数通貨ペアをまとめて2,000万円で運用しているので、個々の通貨ペアに必要な資金を正確には把握できていません。 

そこで、過去の運用実績から米ドル/円を運用するために必要な資金はいくらだったのか検証してみました。

ロスカットさせないためには


口座への入金必要額』+『実現損益』>『証拠金』+『評価損益


となるように資金を用意する必要があります。 



▼2018年分
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2018/01 69,456円 940,704円 920,000円 -90,160円
2018/02 -17,094円 948,434円 920,000円 -11,340円
2018/03 -39,018円 966,618円 920,000円 -7,600円
2018/04 45,732円 966,618円 920,000円 -92,350円
2018/05 2,310円 989,290円 920,000円 -71,600円
2018/06 91,488円 991,202円 920,000円 -162,690円
2018/07 140,750円 1,006,990円 920,000円 -227,740円
2018/08 88,381円 1,016,659円 920,000円 -185,040円
2018/09 281,025円 1,017,595円 920,000円 -378,620円
2018/10 191,726円 1,037,344円 920,000円 -309,070円
2018/11 242,799円 1,043,601円 920,000円 -366,400円
2018/12 51,148円 1,069,036円 920,000円 -200,184円

▼2019年分
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2019/01 -86,587円 1,122,861円 920,000円 -116,274円
2019/02 57,488円 1,122,861円 920,000円 -260,349円
2019/03 17,823円 1,134,596円 920,000円 -232,419円
2019/04 57,857円 1,134,596円 920,000円 -272,453円
2019/05 -194,867円 1,157,024円 920,000円 -42,157円
2019/06 -993,176円 1,179,281円 138,144円 -47,961円
2019/07 -926,968円 1,186,819円 174,120円 -85,731円
2019/08 -1,148,128円 1,223,716円 68,032円 -7,556円
2019/09 -1,042,212円 1,230,214円 134,137円 -53,865円
2019/10 -1,031,849円 1,241,521円 155,592円 -54,080円
2019/11 -926,323円 1,244,754円 201,480円 -116,951円
2019/12 -969,300円 1,249,885円 182,616円 -97,696円

▼2020年分
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2020/01 -989,723円 1,257,605円 173,400円 -94,482円
2020/02 -1,042,024円 1,275,132円 138,368円 -94,740円
2020/03 -1,253,173円 1,425,489円 129,420円 -42,896円
2020/04 -1,307,570円 1,444,039円 102,888円 -33,581円
2020/05 -1,275,472円 1,449,947円 120,764円 -53,711円
2020/06 -1,285,099円 1,471,378円 133,331円 -52,948円
2020/07 -1,431,457円 1,478,961円 42,370円 -5,134円
2020/08 -1,441,552円 1,496,187円 46,651円 -8,014円
2020/09 -1,481,956円 1,511,294円 29,533円 195円
2020/10 -1,479,742円 1,520,396円 41,870円 1,216円
2020/11 -1,540,622円 1,547,142円 5,088円 -1,432円
2020/12 -1,444,633円 1,547,142円 86,730円 -15,779円

▼2021年分
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2021/01 -1,520,345円 1,560,500円 41,890円 1,735円
2021/02 -1,499,374円 1,580,281円 68,208円 -12,699円
2021/03 -1,148,607円 1,581,081円 261,488円 -170,926円
2021/04 -1,305,965円 1,598,134円 183,708円 -108,461円
2021/05 -1,257,579円 1,604,257円 223,431円 -123,247円
2021/06 -1,117,672円 1,607,330円 271,084円 -218,574円
2021/07 -1,239,676円 1,623,240円 228,228円 -155,336円
2021/08 -1,214,358円 1,632,771円 229,268円 -189,145円
2021/09 -1,065,527円 1,636,866円 311,640円 -259,699円
2021/10 -1,380,538円 1,380,538円 0円 0円
口座への入金必要額:口座に入金する必要がある金額
実現損益:今までの利益の合計
証拠金:取引する際に必要となる担保金 ※
評価損益:含み損益のこと。保有ポジションを全決済した際に発生する損益

※ 2019年5月までは実際に必要となる保有ポジション分の証拠金ではなく、全ての注文成立時に必要な証拠金を記載しています。
※円安シフトの2022年4月以降は除外しています。


ロスカットされずに運用するには『証拠金』と『評価損益』を合わせた金額より多くの資金が口座に残っている必要があります。

上の表を見ると2016年12月に含み損が『-726,870円』と最大になっています。

口座への入金必要額』+『実現損益(514,437円)』>『証拠金(920,000円』+『評価損益(726,870円)』を満たすために


口座への入金必要額(1,132,433円)


が必要になります。

トラリピ設定と運用実績-必要資金の考え方

ただし、各月の含み損は月末の値にしていますので、瞬間的にはそれ以上の含み損が発生していた可能性が高いです。

わたし自身も計算上は複数通貨ペアまとめて530万円で済むところを実際にはリーマンショック級の暴落を想定して、2,000万円口座に入れています

実際に米ドル/円の設定をトラリピ運用試算表に入力してみると下落した場合は560万円、上昇した場合は620万円必要になると試算が出ます。


▼トラリピ運用試算表▼

買い:560万円
売り:620万円
トラリピ運用試算表-米ドル円買い
トラリピ運用試算表-米ドル円売り

ただし、これは最高値から最安値まで一直線に変動した場合に必要となる資金です(^_^;)

実際は最安値まで変動するまでには利益が積み重なっているでしょうし、複数通貨に分散している場合は全ての通貨が同時に最安値となる可能性は低いです。

それでも最悪の場合は上記の金額が必要になる事を想定しておくと、ロスカットの危険は非常に低くとなると思います。



4.毎月の不労所得と利益率

下の表に運用に必要だった資金(口座への入金必要額=1,132,433円)で運用した場合の米ドル/円の利益率をまとめました。



▼2018年分
運用月 不労所得 利益率
2018/01 34,065円 3.01%
2018/02 7,730円 0.68%
2018/03 18,184円 1.61%
2018/04 0円 0.00%
2018/05 22,672円 2.00%
2018/06 1,912円 0.17%
2018/07 15,788円 1.39%
2018/08 9,669円 0.85%
2018/09 936円 0.08%
2018/10 19,749円 1.74%
2018/11 6,257円 0.55%
2018/12 25,435円 2.55%

▼2019年分
運用月 不労所得 利益率
2019/01 53,825円 4.75%
2019/02 0円 0.00%
2019/03 11,735円 1.04%
2019/04 0円 0.00%
2019/05 22,428円 1.98%
2019/06 22,257円 1.97%
2019/07 7,538円 0.67%
2019/08 36,897円 3.26%
2019/09 6,498円 2.53%
2019/10 11,307円 1.00%
2019/11 3,233円 0.29%
2019/12 5,131円 0.45%

▼2020年分
運用月 不労所得 利益率
2020/01 7,720円 0.68%
2020/02 17,527円 1.55%
2020/03 150,357円 13.28%
2020/04 18,550円 1.64%
2020/05 5,908円 0.52%
2020/06 21,431円 1.89%
2020/07 7,583円 0.67%
2020/08 17,226円 1.52%
2020/09 15,107円 1.33%
2020/10 9,102円 0.80%
2020/11 26,746円 2.36%
2020/12 0円 0.00%

▼2021年分
運用月 不労所得 利益率
2021/01 13,358円 1.18%
2021/02 19,781円 1.75%
2021/03 740円 0.07%
2021/04 17,113円 1.51%
2021/05 6,123円 0.54%
2021/06 3,073円 0.27%
2021/07 15,910円 1.40%
2021/08 9,531円 0.84%
2021/09 4,095円 0.36%
2021/10 -256,328円 -22.64%
平均 20,302円 1.79%


2016年3月からの運用実績を集計すると月平均約2万円の不労所得が得られています。

ただし、表を見てもらうと分かりますが、毎月の利益には大きな波があります。

相場の変動が大きかった2016年は大きな利益が出ていますが、相場が穏やかだった2019年は利益が小さいです。

わたしが公開しているのはあくまで過去の実績なので、今後も同じ資金で同じ利益が出続けるとは限らないので、注意してください(^^ゞ

また、全体のトラリピ設定は以下の記事にまとめています。
設定に加えて約7年間の実績も月単位でまとめて公開しているので、参考にどうぞ( ^^) _旦~~

【まとめ】トラリピ設定の実績202210

ワイドレンジ戦略と運用実績



ちなみに『鈴(suzu)×マネースクエア(トラリピ)』で限定キャンペーンを行っているので、今ならわたしの書き下ろしレポートがもらえちゃいます(^^ゞ

マネースクエア
関連記事:鈴(suzu)×マネースクエア(トラリピ)の限定キャンペーン!


関連記事:
トラリピの口座開設のやり方は以下の記事にまとめてありますので、参考にどうぞ。開設の手順を画像付きで解説しています(^^♪
【トラリピの始め方】口座開設のやり方を画像16枚で解説(口座開設特典)


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