![トラリピ月次グラフタイトル](https://livedoor.blogimg.jp/mmm_kissui-toraripi/imgs/b/4/b4f8f5ab-s.jpg)
どうもトラリピで5,000万円運用している鈴(@semiritaia_suzu)です(^^♪
今回はわたしが絶賛運用中の鈴のトラリピ設定で失敗しないためのコツをまとめてみました。
はっきり言って『鈴のトラリピ設定』を真似する人は必読です!!
- ロスカット水準を把握する
- 含み損は利益に変わる
- 利益ではなくリスクで運用する
- 死ぬまで運用し続ける
- 複数の通貨ペアを運用する
- 安い時に買い、高い時に売る
- セミリタイアを目指したハイリスク運用
- 利益値幅のメンテナンス
- 想定レンジのメンテナンス
▼トラリピのことが90秒でわかる動画です▼
『トラリピって何?』って人は以下の攻略ロードマップをどうぞ( ^^) _旦~~
▼【10ステップ】トラリピ攻略ロードマップ
2.トラリピで失敗しないためのコツ
3.鈴のトラリピ設定で失敗しないためのコツ
4.メンテナンスで失敗しないためのコツ
5.【まとめ】鈴のトラリピ設定で失敗しないためのコツ
1.鈴のトラリピ設定とは?
『鈴のトラリピ設定』とはわたしが実践している9通貨ペアからなるトラリピの設定で月平均20万円の利益を得ています。
▼鈴(suzu)のトラリピ設定と運用実績
鈴のトラリピ設定は特に難しい事をしていないのですが、なぜそれでも勝てるかと言うとトラリピで勝てるパターンに則っているからです。
トラリピで勝つ方法は以下の2パターンしかありません。
- 短期集中で利益を狙う上級者向けの方法(短期戦略)
⇒狭いレンジで早めに損切りを行う - 広いレンジに仕掛ける初心者向けの方法(長期戦略)
⇒レンジを広く取ってどこまでも耐えていく
FXで勝つと言われて想像するのはパターン1が多いかもしれません。
相場を予想して取引を行い、予想が外れれば早めに損切りして、戦略を切り替えます。勝てれば利益は大きいですが、相場を予想する力とすぐに損切りを行う思い切りの良さが必要です。
例えばこのチャート図で、この後上がるか下がるか分かりますか?
![鈴のトラリピ設定で失敗しないためのコツ-チャート](https://livedoor.blogimg.jp/mmm_kissui-toraripi/imgs/9/0/9086ddcf-s.png)
分かるという人は見込みがあるので、『1.短期集中で利益を狙う上級者向けの方法(短期戦略)』に挑戦してもいいと思います。(このチャート図に特別な意味はないです。)
ただし、殆どの人は技術的にもメンタル的にも相場を予想しての取引は難しいでしょう。
そこで、『鈴(suzu)のトラリピ設定』では、『2.広いレンジに仕掛ける初心者向けの方法(長期戦略)』 を採用し、利益を積み重ねています。
![鈴のトラリピ設定で失敗しないためのコツ-米ドル円レンジ_幅広く仕掛ける](https://livedoor.blogimg.jp/mmm_kissui-toraripi/imgs/4/3/4317dd38-s.png)
こんな感じで、相場など予想せず幅広く仕掛けています(^^♪
そんな『鈴のトラリピ設定』で失敗しないためのコツを説明していきます。
2.トラリピで失敗しないためのコツ
鈴のトラリピ設定で失敗しない前にトラリピで失敗しないためのコツを解説していきます。
基本はトラリピで失敗する3つの理由を避ければOKです。
- レンジ相場になっていない通貨ペアを運用する
- 想定するレンジが狭すぎる
- 含み損に耐えきれずに損切りする
ではどうやったらこの失敗を防げるかもう少し解説していきます。
コツ①:ロスカット水準を把握する
これは基本中の基本です。
運用する前には必ずロスカット水準を確認するようにしましょう。
どれくらいでロスカットするのか把握していないから、『ちょっとの下落でロスカットする危険な設定にしたり』、『まだまだ余裕なのに損切りしたり』します。
トラリピでは『トラリピ運用試算表』というシミュレーションツールがあるので、活用して設定のロスカット水準を把握しましょう。
ロスカットレートを把握していれば、無理のある設定を組むことが無くなり、多少の変動では動じなくなります。
また、複数通貨ペア運用する場合は、リスクシミュレーションを使いましょう!!
▼複数通貨ペアのリスク管理
コツ②:含み損は利益に変わる
トラリピはその仕組み上、必ず含み損を抱えます。
むしろ含み損を蓄えないと大きな利益を得ることができません。
例えば米ドル/円なら1ドル100円⇒120円⇒140円⇒200円などと、上昇し続けることはなく100円⇒120円⇒100円⇒80円⇒100円のように一定のレンジで行ったり来たりを繰り返します。
そのため買って、売ってを繰り返すためには一度下落してくれないと大きな利益は狙えないのです。
トラリピ運用試算表を用いて、いくらまで下落しても大丈夫か把握しているので、その想定の範囲内での下落ならむしろ歓迎すべき事態です(#^.^#)
含み損が続くと心配になりますが、レンジを形成する為替に対して長期的な運用をする以上、「下落して含み損が増えるフェーズ」を経験するのは避けられません。
「上昇して利益が積み重なるフェーズ」に突入するのを待ちましょう(#^.^#)
▼長期間のトラリピでは下落と上昇を繰り返す
コツ③:利益ではなくリスクで運用する
トラリピでやってはいけないのは、利益から設定を組むことです。
月10万円の利益が欲しいからこの設定を組むではなく、いくらの運用資金があるからこの設定を組むを心掛けましょう。
ある程度、慣れてくると利益に目が眩んでどんどんハイリスクな設定にしてしまいがちです。
初めは20円の下落まで耐えられないとダメだと考えていたのに、「もっと利益が欲しい」と設定を増やし、ロスカットレートが近くなってしまうパターンが多いです。
必ずトラリピ運用試算表を活用し、利益ではなくリスク、つまりどこまでの下落を許容するのかを前提に設定を組んでください。
3.鈴のトラリピ設定で失敗しないためのコツ
ここからが鈴のトラリピ設定に特化した失敗しないためのコツです。
このコツに沿わなくても成功する方法はいくらでもあるので、『トラリピで失敗しないコツ』ではなく『鈴のトラリピ設定で失敗しないためのコツ』として、紹介します(^^♪
コツ④:死ぬまで運用し続ける
利益を得たら、すぐ辞めようと考える人も多いですが、トラリピは常に含み損を抱える仕組みなので、短期運用には向きません。
ニワトリの例で言えば、卵を2、3個取ったら、ニワトリを食べてしまう状況です。
このやり方が一概にダメとは言いませんが、あまり賢いやり方ではないですよね(^^ゞ
鈴のトラリピ設定は月平均20万円の不労所得を生み出しているので、この月20万円を生涯にわたり年金のように受け取り続けることが目標です。
確かに2,000万円を拘束されるのは大きいですが、セミリタイア生活⇒老後と生活費が振り込まれ続けると思えば安いものだと思います(^^♪
▼トラリピは金の卵を産むニワトリ、死ぬまで世話を続けるべし
コツ⑤:複数の通貨ペアを運用する
鈴のトラリピ設定の基本は『多くの通貨ペアを運用する』です。
鈴のトラリピ設定はリーマンショック級の暴落時でもロスカットされずに利益を出せるようにレンジを設定しています。
レンジを広く取ることは長期運用に必須なのですが、レンジを広く取れば取る程、必要資金が多くなります。
例えば米ドル/円で言えば、わたしは75円~135円の間にトラップを仕掛けていますが、相場を予想して100円~110円だけに仕掛ける時と比べると10倍以上の資金が必要になります。
つまりそれだけ、資金効率が悪くなるのです。
そこで複数の通貨ペアに分散することで、資金効率を上げています。
どういうことかと言うと、複数の通貨ペアを同時に運用することで、
- Aの通貨ペアは下落
- Bの通貨ペアは上昇
- Cの通貨ペアは変動なし
A、B、Cの通貨ペアがそれぞれ最安値になるタイミングがずれることで、全通貨ペアの含み損の合計値が小さくなり、運用に必要な資金は個別に運用する場合と比べて、少なくなります。
▼鈴のトラリピ設定の含み損の推移
![トラリピ最大含み損ランキング202104](https://livedoor.blogimg.jp/mmm_kissui-toraripi/imgs/1/a/1a7805aa-s.jpg)
暴落時の値動きとして、リーマンショック時の米ドル/円と豪ドル/円を見ても最安値の時期が3年くらい違うことが分かります。
![鈴のトラリピ設定で失敗しないためのコツ-米ドル円](https://livedoor.blogimg.jp/mmm_kissui-toraripi/imgs/d/3/d33c5e81-s.png)
![鈴のトラリピ設定で失敗しないためのコツ-豪ドル円](https://livedoor.blogimg.jp/mmm_kissui-toraripi/imgs/a/9/a916549c-s.png)
鈴のトラリピ設定ではこのズレを活用して、個別で運用する場合よりも少ない資金で運用しているわけです。
ただし、資金量が少ない場合は全ての通貨ペアを運用できません。
その場合はトラップ間隔を広げることで必要資金を少なくすることができます。
わたしは10銭間隔でトラリピを設定していますので、注文間隔を倍の0.2円間隔にすれば単純に利益と必要資金がともに2分の1になります。
現在、わたしはリーマンショック時下落を考慮して、約2,200万円で9通貨ペアを運用しています。
わたしと同じリスクとすると0.2円間隔で1,080万円、0.4円間隔で540万円、0.8円間隔で270万円で運用できます。
▼鈴のトラリピ設定を少額で運用する方法!!
複数通貨ペアの運用は鈴のトラリピ設定の根幹です。
ただ、どうしても絞りたいなら豪ドル/NZドルとクロス円やドルストレートなど同じ値動きをしにくい通貨ペアを運用したほうが、含み損の変化は緩やかだと思います。
コツ⑥:安い時に買い、高い時に売る
鈴のトラリピ設定では特に難しいことはしていません。
レンジ相場になっている通貨だけを運用するなら、相場の上がり下がりを予想する必要は無いので、歴史的に安値の時は買い、高値の時は売ればいいだけです。
相場が予想できる人は、いつでも勝つことが出来るのかもしれませんが、例え相場が読めなくても時間をかければ勝つことができるわけです(^^ゞ
コツ⑦:【取り扱い注意】セミリタイアを目指したい場合のハイリスク運用
鈴のトラリピ設定はリーマンショック級の値動きも考慮した設定になっているので、平常時はそこまで大きな利益は出ません。
リーマンショック級の激しい値動きが発生した際に大きな利益が出るようになっているからです。
そこで、セミリタイアしたい場合など、大きな利益を狙う場合は、設定を変えずに資金を少なくする方法が考えられます。
リーマンショック級の暴落に耐えられるように2,000万円の資金を投入しているということは、逆に言うとリーマンショック級の暴落が来ない限りは2,000万円も必要ないということです。
実際にわたしは2016年3月~2018年12月までの約3年間は鈴のトラリピ設定を2,000万円ではなく、約550万円で運用していました。
運用資金:2,000万円
利益:月平均20万円
【過去(セミリタイア前)】
運用資金:550万円
利益:月平均20万円
設定が同じなのだから当然、狙える利益は一緒です。
もちろん資金の余裕がないので、大暴落があれば容易くロスカットします。
ただ、年間240万円程度の利益が狙えるので、大暴落までに利益を積み重ねられれば、逃げ切る事ができると言うわけです。
- 運用開始直後に大暴落⇒ロスカット
- 運用開始5年後に大暴落⇒口座資金が増えていれば耐えられる
わたしの場合はトラリピによる利益と給料を合わせることで、3年間でリーマンショック級の暴落に耐えられる資金になりました。
▼【3年で達成】トラリピでセミリタイアするための逃げ切りプラン(500万円スタート)
わたしが実行した事なので、一応紹介しておきますが、大暴落が来るまでに逃げ切れるかどうかのチキンレースみたいなやり方なので、取り扱いには注意してください。
4.メンテナンスで失敗しないためのコツ
運用後のメンテナンスで失敗しないためのコツです。当初わたしは3年くらいほったらかしていましたが、現在は年に1回は設定をチェックしています。
コツ⑧:利益値幅のメンテナンス
トラリピの利益幅は為替相場の波の大きさに合わせると利益が最大になります。
そのため、相場に合わせて調整するのが理想です。
もちろん未来は予想できませんが、わたしの場合は現在の環境に合わせて、年に1回は調整しています。
▼トラリピで通貨ペアごとに最適な利益値幅(利幅)を公開!!
利益幅はレンジなどとは違い、リスク(ロスカットレート)には影響しないパラメータです。
- リスクに影響するパラメータ:
⇒レンジ(●円~▲円)
⇒取引数量(0.1万通貨?0.3万通貨?)
⇒注文本数(10本?20本?) - 利益に影響するパラメータ:
⇒利益幅(500円?1,000円)
▼【トラリピのメンテナンス】設定変更のやり方
リスク(ロスカットレート)には影響しないので、利益幅については気軽に変更していくつもりです(^^♪
コツ⑨:想定レンジのメンテナンス
為替相場はレンジを形成しています。
ただし、常に同じレンジで上下するとは限りません。
レンジ相場ではなくなった通貨ペアは運用から外す必要がありますし、レンジがずれてきた通貨ペアはレンジを修正する必要があります。
過去4年の運用ではレンジが大きく変わるような事態は発生していませんが、今後、リーマンショックを上回る大暴落が発生した際はレンジの修正が必要になると思います。
5.【まとめ】鈴のトラリピ設定で失敗しないためのコツ
- ロスカット水準を把握する
- 含み損は利益に変わる
- 利益ではなくリスクで運用する
- 死ぬまで運用し続ける
- 複数の通貨ペアを運用する
- 安い時に買い、高い時に売る
- セミリタイアを目指したハイリスク運用
- 利益値幅のメンテナンス
- 想定レンジのメンテナンス
いろいろ注意点を書きましたが、『鈴のトラリピ設定』で失敗しない方法は実は簡単です。
『必要資金を把握し、死ぬまで運用し続ける』
これだけやれば大きな失敗はありません。
この用意しなければいけない資金を減らすための工夫が、
『⑤複数通貨ペアを運用する』
だったり、
『⑥安い時に買い、高い時に売る』
だったりするわけです。
『⑦【取り扱い注意】セミリタイアを目指したい場合のハイリスク運用』だけは、セミリタイアを目指して、リスクを取る場合のやり方なので、ちょっと特殊ですが、それ以外は『必要資金の把握』と『必要資金の節約』をするためのコツです。
もちろん上記を守ってもその時の相場によっては、『下落して含み損が増えるフェーズ』で含み損が先行したり、マイナスのスワップに足を引っ張られ、1年や2年は利益がでないこともあるかもしれません。
![鈴のトラリピ設定で失敗しないためのコツ-トラリピのフェーズ](https://livedoor.blogimg.jp/mmm_kissui-toraripi/imgs/1/9/191a7db0-s.png)
それでもいずれは『上昇して利益が積み重なるフェーズ』に入り、利益が狙えるでしょう。
始めにも書きましたが、トラリピの勝ち方は『①短期集中で利益を狙う上級や向けの方法』、『②広いレンジに仕掛ける初心者向けの方法』の2つだけです。
これはマネースクエアの公式見解でもあります。
▼マネースクエアにインタビュー▼
そのうちわたしは長期的な運用となる『②広いレンジに仕掛ける初心者向けの方法』で攻めています。
この方針で攻める以上はロスカットさせずにどこまで耐えていれば最終的にはプラスになります。
逆を言えば、途中でロスカットや損切をしてしまった場合はマイナスになるでしょう。
それではこの記事の内容が理解できた方は『鈴(suzu)のトラリピ設定』を参考にトラリピを始めてみてください!!
あと今なら限定キャンペーン中なので、わたしの書き下ろしレポートももらえちゃいます(^^ゞ
口座開設がまだの人はついでにレポートももらっちゃってください。
▼トラリピ限定レポートの詳細▼
トラリピはレンジを広く取り、相場は予想しない
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— 鈴(suzu)@2018年9月セミリタイア予定 (@semiritaia_suzu) 2018年6月30日
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③【速報】株価指数CFDの積立情報
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