
現在、トライオートETFを運用することで、月平均10万円の不労所得を得られています(^^♪
トライオートETFはETFを対象とした自動売買の仕組みで、わたしは長期的に上昇傾向にある米株インデックスのナスダック100トリプルを運用しています。
そんなトライオートETFについて、わたしの設定と運用実績を公開しているので、『労働から解放されたセミリタイア生活』を目指す参考にしてください!!
- トライオートETFの運用実績
⇒月10万円の不労所得
- 現在のトライオートETF設定
⇒ナスダック100トリプル_ヘッジャーを運用中
- 運用に必要だった資金
⇒運用実績だと300万円
⇒わたしは現在1,000万円で運用中
⇒設定を半分にすれば必要資金と利益も半分
関連記事:
そもそもトラオートETFって何?って人は以下の記事をどうぞ。トライオートETFの特徴と仕組みをまとめています(^^♪
>>【トライオートETFの始め方】口座開設から設定方法まで解説
2.鈴のトライオート設定を公開
3.長期的に上昇傾向かつ激しく振動するナスダック100トリプル
4.トライオートETFの運用に必要な資金の検証
5.毎月の不労所得と投資元本
6.鈴のトライオートETF設定のQA
1.トライオートETF設定と運用実績
下の図はわたしが運用しているトライオートETFにおける累計利益と実現損益の推移を表しています(^^♪
- 実現損益:+4,558,114円
- 評価損益:-9,311円
- 合計損益:+4,548,803円
わたしはトライオートETFを1,000万円で運用し、月平均10万円以上の不労所得を得ています。
ナスダック100トリプル×トライオートETFの相性は最高で、信じられない勢いで利益が積み重なっております。
しかも2020年3月の歴史的な大暴落(コロナショック)でも若干のマイナス程度で、あっという間に積み重ねた利益(実現損益)が評価損益を上回り、全く問題ない状態でした(^_^;)
目標としている月平均10万円の利益を達成しているので、このまま利益を安定させ、このトライオートETF戦略をATMとしたいですね。
……実は無限ナンピン戦略開始時からに限定すると月平均10万円どころか、なんと月平均17万円の利益が出ていますΣ(・□・;)
2.鈴のトライオートETF設定(無限ナンピン戦略)を公開
- 公式が用意したヘッジャーというロジックをそのまま利用
- ヘッジャーは買い18本、売り9本の注文で構成される設定
- このヘッジャーを10%下落する度に新規発注(ナンピン)していく
2021年1月21日からブロック戦略に移行します!!
▼【1/21開始】トライオートETFの新戦略!!ブロック戦略を解説(100万円、33万円プラン)
運用中のトライオートETF設定
わたしはナスダック100トリプル_ヘッジャーを運用しています。
▼ナスダック100トリプル_ヘッジャー:8セット
- ナスダック100トリプル ⇒運用する指標、アメリカの優良企業100社の詰め合わせセット
- ヘッジャー ⇒運用するロジック、いくらで買っていくらで売るなどの設定
▼ナスダック100トリプルチャート(過去10年)

▼ナスダック100トリプルヘッジャーの仕組み

ヘッジャーは買い18本、売り9本の注文を同時に発注するロジック(仕組み)です。
トライオートETF戦略の詳細(無限ナンピン戦略)
ナスダック100トリプル_ヘッジャーは公式(インヴァスト証券)が設計したロジックなので、自分で設定を組む必要がありません。
前日の終値に合わせて、指値や値幅が自動で最新化されるので、基本的に選ぶだけで運用可能です。
この辺がゼロベースで設定を構築している『鈴のトラリピ設定』とは違う部分ですね(^^ゞ
ただ、自動で設定が最新化されるとはいえ、ヘッジャーは基本的に上昇相場を追いかけて利益を狙う仕組みのため、調子に乗って稼働させすぎると暴落時に困ります。
そこでわたしは下落する度に追加で買い増していく方針を取っています。
- 最高値:ヘッジャー⓪(売り無し)
- 最高値から10%下落:ヘッジャー①
- 最高値から20%下落:ヘッジャー②
- 最高値から30%下落:ヘッジャー③(売り無し)
まとめて一気に発注するのではなく、初めにヘッジャー⓪、下落したらヘッジャー①、さらに下落したらヘッジャー②、……のように下落に合わせて最大10組まで徐々に追加していくのがポイントです(#^.^#)
- 本数:ヘッジャーを構成する注文一本一本の最小単
- セット数:買い18本と売り9本を合わせたヘッジャーの発注単位
- 組数:無限ナンピン戦略ではヘッジャー●セットを最大で10組運用 ⇒ヘッジャー⓪、ヘッジャー①、……、ヘッジャー⑨
指値のように事前に発注しておくことはできないので、下落に合わせて自分で発注していきます。
現在のナスダック100トリプルの最高値が約175ドルなので、ヘッジャーの発注レートは10%刻みで以下のようになります。
- 最高値:180ドル
- ヘッジャー⓪(売り無し):180ドル(運用中)
- ヘッジャー①:162ドル
- ヘッジャー②:144ドル
- ヘッジャー③(売り無し):126ドル
- ヘッジャー④(売り無し):108ドル
- ヘッジャー⑤(売り無し):90ドル
- ヘッジャー⑥(売り無し):72ドル
- ヘッジャー⑦(売り無し):54ドル
- ヘッジャー⑧(売り無し):36ドル
- ヘッジャー⑨(売り無し):18ドル
高値の状態で全力投資してしまうと、下落した時にポジションが持てずに回復するまで待ちぼうけになってしまいます。
そこで、段階的に発注することで高値~安値まで均等にポジションを持てるようにしました。
今から始める人はヘッジャー⓪として、1組発注すればいいですね(^^ゞ
その後は下落に合わせて、段階的にヘッジャーを追加発注していきます。
下落する指標で買い下がっても被害を拡大させるだけですが、ナスダック100トリプルのように上昇傾向の指標なら、安値で買い増すことで利益の向上が期待できます。
ただ、上昇局面で大量のポジションを保有して、その後大暴落するとダメージが大きいので、稼働しているヘッジャーは常に1組までとし、下落して新たなヘッジャーを発注する場合はより高値のヘッジャーを停止させるのがポイントです。
ヘッジャーを停止させても、ポジションと決済注文は残るので、放っておけば相場が回復した時に勝手に旧ポジションは決済されます。
そして、相場が上昇して指定のレートに到達した際には、運用中のヘッジャーの注文名をヘッジャー④⇒③などに変更していきます。
- 指定した発注レートに到達
- 過去に発注したヘッジャー●のポジションが全決済 ⇒ヘッジャー④⇒③に変えるなら旧ヘッジャー③が全決済
2つの条件を満たした場合に名称を変更していきます。
つまり、相場が下落した時には新たなヘッジャーを発注し、相場が上昇した際には稼働中のヘッジャーの注文名を変更するというわけです。
ただ、上昇時に注文名を変えておかないと、相場が乱高下した際にヘッジャー④が同時に3組とかになって分かりずらくなるので、メモしていると思ってください(^^ゞ
また、ヘッジャーには暴落時の含み損の増加を抑えるために設定に”売り”が組み込まれているのですが、上昇傾向のナスダック100トリプルに売りで入るのはリスクが高いので、基本的に売り注文は停止させています。
① |
② |
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③ |
④ |
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⑤ |
⑥ |
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このやり方ならある程度安定して利益が発生する上に10%下落するごとに買い増していくので、必要資金を抑えられるはずです。
それからヘッジャーの発注タイミングは昼間になります。
ヘッジャーを含む自動売買セレクトの指値は前日の終値(ナスダック100トリプルなら日本の早朝)から算出されるので、暴落や高騰の真っ最中に発注しても見当違いのレートに指値が設定されて、上手く回りません。
売り注文の活用
上昇傾向のナスダック100トリプルに対して基本的に売りは使いませんが、暴落時には売りの注文も有効なため、ヘッジャー⓪を運用中(最高値を更新中)に暴落した場合は、ヘッジャー①とヘッジャー②には売り注文を入れます。
▼ヘッジャーの『売り』を活用するタイミング
上昇傾向のナスダック100トリプルで安値で売りポジションを持ってしまうと後で地獄を見ることになるので、売り注文を稼働させるのは最高値から暴落した僅かな範囲だけというわけです。
このように長期的には上昇傾向のナスダック100トリプルに対しては、基本的に売りは期待せず、買い注文主体で資産を伸ばす予定です(#^.^#)
1ドルまで暴落した場合の必要資金
必要資金については上昇傾向のナスダック100トリプルを対象にしているため、最高値に合わせて上昇していきますが、「最高値160ドル」かつ「1ドルまで下落」の場合の必要資金は1セット約180万円になります。
▼最高値160ドルの時の必要資金
わたしはヘッジャー⓪~⑨を8セット運用しているので、180万円×8セットで必要資金は約1,440万円という計算になります。
わたしは無限ナンピン戦略のように変則的な運用をしているため、あまり推奨証拠金を当てにできません。
独自に必要資金を算出しているので最高値を更新した場合など、より詳細な資金や具体的な計算方法は以下の記事を参考にしてください( ^^) _旦~~
▼【推奨証拠金は当てにならない?】トライオートETFの必要資金まとめ(無限ナンピン戦略ver)
ちなみに上記は1ドルまで下落と最悪の事態を想定していますが、2020年3月のコロナショックで110ドル台⇒30ドル台へと下落した時の含み損は-400万円程度でした。
▼2020年3月21日の口座状況(コロナショック)
歴史的な暴落でしたが、そこまで大きな含み損にはなりませんでしたね(^^ゞ
無限ナンピン戦略の具体的な運用イメージ
トライオートETFは独特でイメージを持ちづらいので、実際の運用イメージを作ってみました(^^♪
発注画面を触りながら見比べると、より理解しやすいと思います。
最高値の100ドルでスタート
分かりやすくするために最高値が100ドルと考えて解説します(^^♪
100ドルが最高値だと発注レートはこんな感じ。
- 最高値:100ドル
- ヘッジャー⓪(売り無し):100ドル
- ヘッジャー①:90ドル
- ヘッジャー②:80ドル
- ヘッジャー③(売り無し):70ドル
- ヘッジャー④(売り無し):60ドル
- ヘッジャー⑤(売り無し):50ドル
- ヘッジャー⑥(売り無し):40ドル
- ヘッジャー⑦(売り無し):30ドル
- ヘッジャー⑧(売り無し):20ドル
- ヘッジャー⑨(売り無し):10ドル
この場合まずは単純にヘッジャー⓪として、1組発注すればOKです(^^♪
90ドルに下落
指定レート(90ドル)まで下落したので、ヘッジャー⓪を停止させ、ヘッジャー①を新規に発注します。
80ドルに下落
指定レート(80ドル)まで下落したので、ヘッジャー①を停止させ、ヘッジャー②を新規に発注します。
70ドルに下落
指定レート(70ドル)まで下落したので、ヘッジャー②を停止させ、ヘッジャー③を新規に発注します。
この時、ヘッジャー③の売り注文は停止させます。
80ドルに上昇
ヘッジャー②のポジションが全決済されたら、ヘッジャー②を削除して、ヘッジャー③の注文名をヘッジャー②に変更します。
90ドルに上昇
ヘッジャー①のポジションが全決済されたら、ヘッジャー①を削除して、ヘッジャー②の注文名をヘッジャー①に変更します。
100ドルに上昇
ヘッジャー⓪のポジションが全決済されたら、ヘッジャー⓪を削除して、ヘッジャー①の注文名をヘッジャー⓪に変更します。
120ドルに上昇
最高値を更新中は特に対応不要です。
108ドルに下落
最高値を更新したことにより、ヘッジャーの発注レートが変わっています。
- 最高値:100ドル
- ヘッジャー⓪(売り無し):120ドル
- ヘッジャー①:108ドル
- ヘッジャー②:96ドル
- ヘッジャー③(売り無し):84ドル
- ヘッジャー④(売り無し):72ドル
- ヘッジャー⑤(売り無し):60ドル
- ヘッジャー⑥(売り無し):48ドル
- ヘッジャー⑦(売り無し):36ドル
- ヘッジャー⑧(売り無し):24ドル
- ヘッジャー⑨(売り無し):12ドル
指定レート(108ドル)まで下落したので、ヘッジャー⓪を停止させ、ヘッジャー①を新規に発注します。
・
・
・
あとはこれの繰り返しです(^^♪
トライオートETFの口座開設方法は以下の記事で解説しているので、ぜひ発注画面を触りながら、この記事と読んでみてください。
▼トライオートETFの口座開設と発注方法▼
【トライオートETFの詳細(公式HP)】
また、無限ナンピン戦略が難しい場合は、1クリックで発注できる『ナスダック100トリプル_大暴落でも継続運用』を利用してください(^^ゞ
▼【1クリック発注】ナスダック100トリプル_大暴落でも継続運用
3.長期的に上昇傾向かつ激しく振動するナスダック100トリプル
「なぜナスダック100トリプルなのか?」という疑問に回答していきます(^^♪
まず、アメリカ株のインデックス(株の詰め合わせ)は上昇傾向の指数が多いです。
なにせダメな企業はクビして、好調の企業に入れ替えるんですから、ちょっとズルいですよね(^_^;)
・ナスダック100
・ナスダック100トリプル
2つのチャートを見比べると下のナスダック100トリプルの方が変動が大きいことが分かると思います。
例えば2018年3月1日から3月13日の変動を見てみます。
- ナスダック100:約12ドル変動 約162ドル⇒約174ドル)
- ナスダック100トリプル (約150ドル⇒約190ドル)
変動が非常に激しいため乱降下したときに成果を発揮するトラリピ系の自動売買であるトライオートETFと相性抜群です。
しかも長期的に上昇傾向なので特徴を併せると、『長期的に上昇傾向』かつ『3倍激しく上下に振動する』というトライオートETFにとってはチートのような指数なのです!!
▼ナスダック100トリプルチャート(過去10年)
NYダウやS&P500とならびアメリカの主要な指数と言われています。
4.【実績】トライオートETFの運用に必要だった資金の検証
トライオートETFでは推奨証拠金と言って、証拠金+想定含み損を考慮した金額が設定されています。
ただし、推奨証拠金はあくまで予想金額なので、実際の運用に必要だった資金を分析してみました。
運用月 | 口座への 入金必要額 |
実現 損益 |
証拠金 | 評価 損益 |
推奨 証拠金 |
2018/04 | 483,356円 | 89,961円 | 415,200円 | -157,044円 | 1,067,481円 |
2018/05 | 312,070円 | 170,412円 | 456,300円 | -25,109円 | 1,239,878円 |
2018/06 | 578,132円 | 314,560円 | 608,400円 | -283,219円 | 1,662,271円 |
2018/07 | 453,769円 | 448,634円 | 655,200円 | -246,130円 | 2,004,527円 |
2018/08 | 5,691円 | 544,127円 | 491,400円 | -24,072円 | 1,599,375円 |
2018/09 | 59,973円 | 544,127円 | 491,400円 | -78,354円 | 1,674,975円 |
2018/10 | 1,773,641円 | 556,101円 | 1,014,000円 | -1,314,669円 | 3,200,000円 |
2018/11 | 1,931,965円 | 556,101円 | 1,014,000円 | -1,472,993円 | 3,200,000円 |
2018/12 | 2,970,428円 | 556,101円 | 1,014,000円 | -2,511,456円 | 3,200,000円 |
運用月 | 口座への 入金必要額 |
実現 損益 |
証拠金 | 評価 損益 |
推奨 証拠金 |
2019/01 | 2,137,447円 | 556,101円 | 1,014,000円 | -1,678,475円 | 3,200,000円 |
2019/02 | 2,104,631円 | 589,168円 | 1,188,000円 | -1,504,726円 | 4,200,000円 |
2019/03 | 1,566,647円 | 700,521円 | 1,188,000円 | -1,078,095円 | 4,200,000円 |
2019/04 | 761,911円 | 817,684円 | 1,188,000円 | -390,522円 | 3,400,000円 |
2019/05 | 2,012,229円 | 886,911円 | 1,188,000円 | -1,710,067円 | 4,400,000円 |
2019/06 | 836,574円 | 1,127,139円 | 1,188,000円 | -774,640円 | 4,400,000円 |
2019/07 | 440,955円 | 1,196,141円 | 1,188,000円 | -448,023円 | 2,600,000円 |
2019/08 | 521,103円 | 1,260,065円 | 957,600円 | -822,495円 | 2,600,000円 |
2019/09 | 485,795円 | 1,334,068円 | 957,600円 | -861,190円 | 2,600,000円 |
2019/10 | -92,420円 | 1,376,005円 | 957,600円 | -324,912円 | 2,600,000円 |
2019/11 | -446,333円 | 1,427,728円 | 957,600円 | -22,722円 | 1,000,000円 |
2019/12 | -863,780円 | 1,512,844円 | 628,200円 | -19,791円 | 1,000,000円 |
運用月 | 口座への 入金必要額 |
実現 損益 |
証拠金 | 評価 損益 |
推奨 証拠金 |
2020/01 | -1,132,164円 | 1,613,907円 | 376,200円 | -104,470円 | 1,000,000円 |
2020/02 | 376,859円 | 1,801,987円 | 1,152,000円 | -1,025,773円 | 4,000,000円 |
2020/03 | 2,242,688円 | 2,383,561円 | 1,900,800円 | -2,724,376円 | 7,000,000円 |
2020/04 | 178,254円 | 2,557,990円 | 1,382,400円 | -1,352,771円 | 6,000,000円 |
2020/05 | -702,407円 | 2,659,504円 | 1,231,200円 | -724,824円 | 5,000,000円 |
2020/06 | -1,498,065円 | 2,829,287円 | 1,108,800円 | -221,349円 | 5,000,000円 |
2020/07 | -2,377,175円 | 3,112,282円 | 633,600円 | -100,434円 | 2,000,000円 |
2020/08 | -2,908,979円 | 3,429,142円 | 504,000円 | -15,090円 | 1,000,000円 |
2020/09 | -1,240,881円 | 3,765,863円 | 1,613,140円 | -910,769円 | 4,000,000円 |
2020/10 | -2,164,656円 | 3,940,996円 | 595,370円 | -1,179,897円 | 3,000,000円 |
2020/11 | -3,195,776円 | 4,317,811円 | 950,400円 | -170,562円 | 3,000,000円 |
2020/12 | -4,243,730円 | 4,558,114円 | 304,000円 | -9,311円 | 1,000,000円 |
実現損益:今までの利益の合計
証拠金:取引する際に必要となる担保金
評価損益:含み損益のこと。保有ポジションを全決済した際に発生する損益
推奨証拠金:インヴァスト証券で推奨している運用資金(証拠金+想定される含み損)
ロスカットされずに運用するには『証拠金』と『評価損益』を合わせた金額より多くの資金が口座に残っている必要があります。
2020年3月の評価損益が『-2,724,376円』が最大となっています。
ただし、2018年12月の方が評価損益が『-2,511,456円』と小さいですが、運用を始めたばかりで利益が積み重なっていないため、『口座への入金必要額』が大きくなっています。
『口座への入金必要額』+『実現損益(556,101円)』>『証拠金(1,014,000円)』+『評価損益(-2,511,456円)』を満たすために
『口座への入金必要額(2,970,428円)』
が必要になります。
今のところは推奨証拠金よりも少ない金額で運用できていることが分かります。
ただし、各月の含み損は月末の値にしていますので、瞬間的にはそれ以上の含み損が発生していた可能性が高いです。
検証データとして口座への入金必要額(2,970,428円)を出してみましたが、今後の暴落も考慮して、最低でもインヴァスト証券の推奨証拠金は用意した方がいいでしょうね(^^ゞ
わたし自身は独自にナスダック100トリプルが0ドルまで下落しても耐えられるように、必要資金を分析しています。
▼トライオートETFの必要資金まとめ
▼2021年1月1日時点の口座状況
今後も戦略通りにナスダック100トリプル_ヘッジャーの停止・発注を行うことになります。
設定を変更する時はまずTwitterで連絡するようにするので、フォローしておくとすぐ分かると思います(^^♪
▼Twitterでの設定連絡
【トライオートETFの設定連絡】
— 鈴@3年でセミリタイア達成 (@semiritaia_suzu) August 12, 2020
ナスダック100トリプルが118ドルまで下落したので、ヘッジャー⓪を停止し、ヘッジャー①を発注しました!!
普段なら売りも発注するのですが、売りの設定レートが105ドルと高すぎる気がしたので、今回は売り無しにしました(^^ゞ
戦略の詳細:https://t.co/G5zC1FglyG pic.twitter.com/2qPeHsPWFb
5.【実績】毎月の不労所得と投資元本
毎月の不労所得と実際に入金していた資金をまとめました。
実際に運用に必要だった資金である口座への入金必要額と合わせて参考にしてください( ^^) _旦~~
運用月 | 不労所得 | 投資元本 |
2018/04 | 89,961円 | 1,000,000円 |
2018/05 | 80,451円 | 1,000,000円 |
2018/06 | 144,148円 | 2,200,000円 |
2018/07 | 134,074円 | 1,050,000円 |
2018/08 | 95,493円 | 1,050,000円 |
2018/09 | 0円 | 1,050,000円 |
2018/10 | 11,974円 | 4,250,000円 |
2018/11 | 0円 | 4,250,000円 |
2018/12 | 0円 | 4,250,000円 |
運用月 | 不労所得 | 投資元本 |
2019/01 | 0円 | 4,250,000円 |
2019/02 | 33,067円 | 5,250,000円 |
2019/03 | 111,353円 | 5,250,000円 |
2019/04 | 117,163円 | 5,250,000円 |
2019/05 | 69,227円 | 5,250,000円 |
2019/06 | 240,228円 | 5,250,000円 |
2019/07 | 69,002円 | 5,250,000円 |
2019/08 | 63,924円 | 5,250,000円 |
2019/09 | 74,003円 | 5,250,000円 |
2019/10 | 41,937円 | 5,250,000円 |
2019/11 | 51,723円 | 5,250,000円 |
2019/12 | 85,116円 | 5,250,000円 |
運用月 | 不労所得 | 投資元本 |
2020/01 | 101,063円 | 5,250,000円 |
2020/02 | 188,0880円 | 5,250,000円 |
2020/03 | 581,574円 | 6,250,000円 |
2020/04 | 174,429円 | 5,250,000円 |
2020/05 | 101,514円 | 5,250,000円 |
2020/06 | 169,783円 | 5,250,000円 |
2020/07 | 282,995円 | 5,250,000円 |
2020/08 | 316,860円 | 5,250,000円 |
2020/09 | 336,721円 | 5,250,000円 |
2020/10 | 175,133円 | 5,250,000円 |
2020/11 | 376,815円 | 5,250,000円 |
2020/12 | 240,303円 | 5,250,000円 |
平均 | 138,125円 | 4,856,897円 |
2018年4月からの運用実績を集計すると月平均約13万円の不労所得が得られています。
ただし、表を見てもらうと分かりますが、毎月の利益には非常に大きな波があるので、注意が必要です。
一応、2019年2月からは無限ナンピン戦略を導入したので安定してきましたが、トライオートETFはコツコツ利益が積み重なるというより、……ドカーン、……ドカーン、……ドカーンのように爆発する感じなので、そこは覚悟しておきましょう(^^ゞ
ただ、そもそもナスダック100トリプルは上昇傾向の指数なので、ロスカットさせずに待ち続けていれば利益が出ると思います。
もちろん、今後も右肩上がりが続くかは保証できませんが、ナスダック100トリプルはアメリカ株のセット商品なのでアメリカが成長を続ける限りは、上昇を見込めるはずです。
「長期的に上昇傾向の米国株」×「強烈に乱高下するナスダック100トリプル」×「自動売買の仕組み」ということで、今後も継続して利益を得られることを期待しています(^^♪
6.鈴のトライオートETF設定のQA
ここからはよくある質問をまとめてあります。
Q.鈴のトライオートETF設定を少ない資金で運用する方法はありますか?
買い18本⇒9本へと注文を間引いて運用すれば半分の資金で可能です。
▼間引くヘッジャーの注文
▼【トライオートETF】無限ナンピン戦略を少額で運用する方法
Q.米株への投資ならトライオートETFとどちらがいいですか?
A.株価指数CFDの方が簡単かと。
株価指数CFDはインカムゲイン(配当益)、トライオートETFはキャピタルゲイン(決済益)を主眼においた手法です。
上昇傾向である株に対しては積立投資が基本戦略となるので、株価指数CFD優先でいいと思います。
ただ、ナスダック100トリプルは通常の3倍上下するので、買い⇒売りを繰り返すトライオートETFとは相性抜群で、爆発力では積立投資を上回ると思います。
▼鈴の株価指数CFD積立実績▼
というわけでわたしのように攻めたい人はトライオートETFの方がいいですが、株の基本は積立投資なので、とりあえず米国株もポートフォリオに加えたいという人は株価指数CFDで米国S500を積み立てておけばいいかと(^^ゞ
この2つの組み合わせは鉄板です!!
……よく聞かれるのでこう答えていますが、ぶっちゃけその人の好みだと思います(;'∀')
Q.新規発注時に既存のヘッジャーを停止させるのはなぜですか?
高値で大量ポジションを持たないためです。
下落している最中は既にポジションを持っているので停止させなくても影響はありませんが、下落⇒上昇した場合、既存のヘッジャーを停止させていないと新規のポジションを持つことになります。
そのまま上昇を続けると最高値でヘッジャー⓪~⑨のポジション(10倍の数量)を持つことになると下落時の含み損が膨大になるので、必ず停止させます(^^ゞ
Q.ナスダック100トリプルが大暴落したらどうなりますか?
併合という処理が行われる可能性が高いです。
極端な高値や安値のレートでは取引がしづらいので、『口数をまとめる併合』や『1口を分ける分割』が行われます。
仮に9ドルなど一桁まで下落したとしても3:1などの併合を行えば、『9ドル×3口』⇒『27ドル×1口』のように、資産価値を変えずに取引しやすいレートに変更可能です。
ただ、上昇傾向のナスダック100トリプルの場合、高値になり過ぎて分割されたことはありますが、安値になり過ぎて併合されたことはないので、実際にどういう対応になるかは未知な部分がありますね(^^ゞ
▼ナスダック100トリプルが大暴落したらどうなる?
Q.等間隔に注文を仕掛けるトラリピ式ではだめですか?
どちらにもメリットはあるので、好みで選んでいいと思います
- ヘッジャーが活きる場面 ⇒値動きが小さい場面
- トラリピ式が活きる場面 ⇒値動きが大きい場面
⇒レンジ相場
⇒下落相場
⇒上昇相場
現状はナスダック100トリプルが高値のため、レートが小さい時と比べると上昇が限定的と考え、お気に入りのヘッジャー(無限ナンピン戦略)で運用を続けるつもりです(^^♪
▼【トライオートETF比較】ヘッジャー vs トラリピ式
Q.無限ナンピン戦略が理解できません
トライオートETFの発注画面と見比べながら記事を読んでみてください
トライオートETFは他に類似の商品がない独特な仕様なので、発注画面をみたことがない人には雰囲気をつかみづらいと思います。
特にトラリピに慣れている人は同じ買い⇒売りを繰り返す自動売買でもちょっと仕組みが違うので、逆に混乱するかもしれません。
ただそういった人は自動売買の仕組自体には慣れているので、発注画面と見比べながら記事を読めば「あーそういうことね」と理解できる場合も多いと思います。
口座開設のやり方はこちら記事にまとめてあるので、参考にしてください( ^^) _旦~~
▼【トライオートETFの始め方】口座開設から設定方法まで解説
【トライオートETFの詳細(公式HP)】
どうしても理解できない場合は、1クリックで発注できる『ナスダック100トリプル_大暴落でも継続運用』を利用してください(^^ゞ
▼【1クリック発注】ナスダック100トリプル_大暴落でも継続運用
Q.トライオートETFは金利の影響が大きいって本当ですか?
無限ナンピン戦略については金利の影響は3%程度です
以下がわたしの実績から決済益、分配相当額、金利等を切り分けたグラフです。
- 決済損益:+4,009,122円
- 分配相当額:+96円
- 金利等:-93,240円
- 合計:+3,915,978円
金利の影響は非常に小さいことがわかります(^^♪
これはトライオートETFの仕組上、買い⇒売りを繰り返すので、長期間保有するわけではないからですね。
▼トライオートETFの金利負担
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鈴のトライオートETF設定について、載せた方がいいなと思う質問が来たら追加していく予定です(^^♪
以上、鈴のトライオートETF設定と運用実績…でした!!
関連記事:
トライオートETFの口座開設のやり方は以下の記事にまとめてありますので、参考にしてください。画像付きで紹介しているので、簡単に開設できると思います( ^^) _旦~~
▼【トライオートETFの始め方】口座開設から設定方法まで解説▼
【トライオートETFの詳細(公式HP)】
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本日でサラリーマン終了です(*^^*)
— 鈴@3年でセミリタイア達成 (@semiritaia_suzu) August 30, 2018
しっかりと挨拶回りをしてきます!!
ただ、最後の最後まで全く実感がわかないですね(^-^ゞ pic.twitter.com/NCotpuDwGe