3年間で500万円

相談があったので回答していきます(^^♪

今回は毎月の積立についてです。

1.質問内容

毎月10万円の余剰資金があります。素直に3年貯金すると360万円になりますが、積立運用し500万円にしたいです。 確実に500万円以上にしたくポートフォリオを考えています。

鈴さんは上記をどのように達成しますか?


・Twitterでの回答
これはTwitterで回答するのが難しい質問だったので、Twitterでは回答していません(^^ゞ


2.トライオートETFがメインかな?

今回の質問は元手いくらではなく毎月の10万円の積立てを3年間続け資金360万円を500万円にするには?という質問です。

まず、どれくらいの利率で運用すればいいか確認します。
積立シミュレーション
(参考:楽天証券の積立かんたんシミュレーション

フムフム、つまり確実に500万円にするためには、元本保証で年利20.5%の商品で運用すればいいわけですね。。。。はい流石に無理です/(^o^)\

というわけで確実は不可能なので可能性がありそうな運用をしていきます。

ただ、今回は3年間という縛りがあるので、トラリピ、株価指数CFD、スワップなど長期運用の商品は使えません。

上記3点は含み損を抱えながら相場が回復することを見込んでロスカットさせずに粘る商品です。

トラリピの例でいうとNZドル/円が分かりやすいですね。
NZドル円のトラリピ設定201805
関連記事:NZドル/円の運用実績とトラリピ設定

累計利益は蓄積されていますが、含み損もあるので、時価残高が上下しながら徐々に資産を増やしていきます。

これ、時価残高がマイナスのタイミングで終了すると最終結果もマイナスになってしまいます。

わたしは参戦時期が非常に良かったので、NZドル/米ドルをはじめ大半の通貨ペアはほとんど時価残高がマイナスになることなく推移していますが、これは本当にラッキーだっただけです。

↓↓これとか運が良すぎです↓↓
NZドル米ドルのトラリピ設定201805
関連記事:NZドル/米ドルの運用実績とトラリピ設定

基本的には時価残高がプラスになったりマイナスになったりを繰り返しながら徐々に利益を積み重ねていきます。

そこで今回メインに使うのはトライオートETFです。

わたしが運用している商品の中で唯一トライオートETFだけは短期決戦型なので、そんなに含み損を抱えることがありません。

リーマンショック級の暴落などダメなときは即退場して仕切り直しです。

はじめの10万円でナスダック100トリプル_スリーカードを推奨証拠金で買えるだけ買ってください。
ナスダック100トリプルスリーカード

関連記事:【トライオートETFのはじめ方】口座開設から設定方法まで解説

その後9カ月間は10万円ずつ追加して、100万円まで増やしてください。

ナスダック100トリプル_スリーカードを100万円運用すればおそらく月6万円程度の利益になるはずです。

残り26ヶ月あるので、

7万円×26ヶ月=156万円

360万円+156万円=516万円


となり目標達成です。

3年間リーマンショック級の暴落がなければ問題ないです。

また、トライオートETFはロスカットの危険があるので、利益は出金して口座に置かないようにしてください。

他の資金は複数のソーシャルレンディング会社のLENDEXmaneoクラウドバンクSBIソーシャルレンディングに分散して貸し付ければいいと思います。

1社につき複数の案件に申し込んでいいですが、案件は10万円ずつ分散して貸し付けましょう。

関連記事:【実績】初心者にもおすすめなソーシャルレンディング5社を比較





というかわたしは基本的に長期的な資産運用しかしないので、時間を区切られると正直できることがないです(^^ゞ

資産運用って3年とかの短期でやるものでもないので、難しいです。
(3年って中期って言うのかもしれないですが、わたしの運用的には短期です)

ちなみに3年後に500万円必要なわけではなく含み損があっていいならこんな感じにします。

【運用方針】
1ヶ月:トライオートETF⇒ナスダック100トリプル_スリーカード
2ヶ月:株価指数CFD⇒FTSE100を1枚
3ヶ月:株価指数CFD⇒入金のみ
4ヶ月:株価指数CFD⇒入金+FTSE100を1枚
5ヶ月:トラリピ⇒入金のみ
6ヶ月:トラリピ⇒入金のみ
7ヶ月:トラリピ⇒NZドル/米ドルを運用
8ヶ月:余裕資金として確保
9ヶ月:余裕資金として確保
10ヶ月:トライオートETF⇒ナスダック100トリプル_スリーカード



以下エンドレスな感じ

【参考となるわたしの運用実績】
関連記事:鈴(suzu)のトライオートETF設定と運用実績
関連記事:鈴(suzu)の株価指数CFD運用実績
関連記事:NZドル/米ドルの運用実績とトラリピ設定


トラリピはNZドル/米ドルの次は豪ドル/米ドルでいいでしょう。

また、スワップ運用はプラスになるのにすごく時間がかかると思うので、除外しました。


やっぱり、わたしは期間を区切った運用をしないので、難しいです。

説明しておいてなんですが、3年間で500万円まで増やしたいというモチベーションでやると失敗する気がします。

資産運用は余った資金でやるのが鉄則で増えたらラッキーくらいに思っておいた方がいいです。

わたしも利率の目安は立てますが、『利率20%欲しいからこうしよう!』ではなく 『毎月10万円をバランスよく積み立てたら結果的に利率20%だった』という印象です。

ライフハック系のサイトとかではよく『年利何%を目指しましょう』とかいう文言を見かける気がしますが、わたしはそのやり方で成功する気がしないです。

実際、過去仕事が辛いときに『月20万円の収入があれば会社辞められるから、スワップの多いトルコリラ/円を月20万円のスワップがもらえるように買おう!!』という追い詰められた心理状況で400万円溶をかしたことがあります(>_<)

関連記事:【しくじり投資】スワップ運用で400万円を溶かしたときの話


意識するのは利率ではなくリスクだと思います。


利率は相場環境で大きく変わります。

例えば株なら株価が大幅に上昇する年は簡単に稼げると思いますし、逆に停滞する年はなかなか稼げないでしょう。

しかし、リスクを目安に運用すれば好景気だろうが不景気だろうが暴落する可能性を考慮して、資金を抑えますよね。

わたしの場合は好景気だろうと不景気だろうとは常にリーマンショック級の暴落が来るものとして運用しています。

運用案自体はわたしの運用をベースに妥当なものを組んだつもりですが、資産運用のスタンスというか心構えを変えたほうがいいかなという気がしました(^^ゞ


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