トルコ急落でもスワップ投資を続ける理由

2018年8月10日以降トルコリラが急落というより死亡しています。

それでも鈴(suzu)がスワップ投資をやめない理由と注意点をまとめました(^^♪


1.スワップ投資=トルコリラ投資ではない

スワップ投資=トルコリラみたいに思っている人もいますが、そんなことはありません(^^ゞ

わたしの場合で言えば、『豪ドル』『NZドル』『南アフリカランド』『トルコリラ』『メキシコペソ』を積み立てており、今後は『米ドル』も積み立てようと考えています。
スワップ月次201807
高金利通貨である、『南アフリカランド』、『トルコリラ』、『メキシコペソ』は多少不安定なところもありますが、『豪ドル』、『NZドル』、『米ドル』については、一時的な下落はあるにしても、トルコリラのようにそのまま回復しないということは考えにくいでしょう。

わたしがトルコリラに割り振っている配分は少ない(発生するスワップとしては多いですが)ので、トルコリラが下落したからと言って、そこまで大きな影響はありません。

実際にわたしは毎月10万円+発生したスワップ(2018年8月現在で4万円)で積立を行っていますが、トルコリラに回しているのは2万円だけです。

そういう状況ですので、たとえトルコリラが紙切れになったとしても、『宝くじが全部外れた』くらいの感覚でスワップ投資ができるわけです(^^♪

2.トルコリラに投資するわけ

現在の、トルコの状況をみて、そもそもトルコリラに投資する必要なんかないんじゃないか?と思われる方も多いと思いますが、その通りです。

別に無理して、トルコリラに投資する必要はないと思います。

ただし、わたしは以下の理由から、『10年後くらいにプラスになるかも?』と考え、トルコリラにも少額だけ投資していこうと考えています。


①大統領交代で急上昇?

まずトルコの経済自体は悪くないようなんです。

わたしは経済の専門家ではないので、詳細な解説はできませんが、トルコの実経済が悪いとしているニュースサイトやブログはあまり見かけないんですよね。

『実経済は好調』だが、『政治・外交』がやばすぎるという内容で、アメリカとの関係が改善すれば回復する(20円台くらいには)のではという声が多い印象です。

なので、最悪、大統領が交代(10年後か20年後か分かりませんが)すれば、20円くらいで安定してくれるんじゃないかなと予想しています。

そして、上昇しなくても安定してくれればスワップで充分プラスになります。

②取引停止の可能性は低い?

多くの人がアイスランドクローナが取引停止になったことが記憶にあり、トルコリラも同じことになるのでは?と考えていると思います。

ただ、トルコとアイスランドでは規模が違い過ぎるので、同じように取引停止にはならないと考えています。

◆トルコ◆
人口:8,000万人
経済規模(GDP):世界17位 (約8,500億ドル)

◆アイスランド◆
人口:33万人
経済規模(GDP):世界105位(約200億ドル)

人口だけで見ても200倍以上の差があります。

33万人というと群馬県前橋市と同じくらいの人口です。
人口で見てみるとアイスランドって本当に日本の市と同じくらいの規模なのです。

GDPで見ても市クラスとまでは言いませんが、日本の県と比べても47都道府県中45位くらいになるでしょう。
外部リンク:県内総生産額ランキング


そりゃ、これだけ人が少なければ流動性が少なくなることもあるでしょう。

対して、トルコは人口8,000万人と日本とそう変わらぬ数の人々が日々トルコリラを使って生活しており、国や企業は貿易でトルコリラを使っているわけです。

この取引がなくなることは早々ないだろうとわたしは考えています。

まあ、大統領が『取引所は閉鎖だ』という可能性はゼロではないので、絶対ではありませんが。。。

また、各FX会社へトルコリラの取り扱い停止があるかインタビューしているブログがありましたので、載せておきます。

ネガティブな反応はあまりない感じですね(^^♪

外部リンク:トルコリラ取扱FX会社8社にトルコリラ取扱停止があるか聞く
トルコリラ/メキシコペソFXブログ参照)


3.トルコリラ投資で気を付けること

トルコリラが完全に死亡する確率が低そうなことは分かったと思います。

それでもトルコリラが超ハイリスクであることに変わりはありませんので、注意することがたくさんあります。


①10円くらいの暴落を予想

わたしは10円程度の下落を予想して資金を投入しています。

5年後、10年後に転換期が訪れトルコが回復するまで、ずっと含み損に耐える必要がありますので、これくらいは余裕で下落するだろうと考えています。

②トルコリラの配分を少なくする

当然トルコリラの配分は少なめにしています。

わたしがシミュレーションした

【スワップ運用】元手10万円が1億に化ける資産運用

でもトルコリラへの投資は2万円だけです。

毎月ではなく、元手2万円で複利運用して29年後には1億になるという想定です。
10万円が1億に
たった2万円でも29年まてば、1億にもなるハイリターンな投資なので、大金を突っ込む必要はないのです。

まあ、その分リスクも高いというわけです。

③利用するFX会社を分ける

同じFX会社で運用しているとトルコリラの暴落に他の通貨が巻き込まれる危険があります。

トルコリラは他の通貨とはFX会社を分けるべきでしょう。

わたしも今はごっちゃになっていますが、どこかのタイミングでポジションを取り直すつもりです。


4.スワップ投資に利用するFX会社

今のところ、スワップの水準を考慮してヒロセ通商【LION FX】FXプライムbyGMOトレイダーズ証券を利用しています。

が、トルコリラは別のFX会社に変えるかもしれません(^^ゞ

また、この3社は

ポジションを決済するまでスワップに税金がかからない
②ポジションを決済しなくてもスワップを証拠金にできる

ため、税金を払わなくとも複利運用ができるというスワップ運用にはうってつけのFX会社です(^^♪

関連記事:スワップ生活をするなら税金のかからないFX会社で複利運用しよう


1日当たりのスワップ
(2017年7月~2018年6月の平均)
FX会社



N
Z





















ヒロセ通商
【LION FX】
50円 56円 89円 15円 11円 216円
GMOクリック証券
【くりっく365】
44円 46円 95円 17円 12円 209円
FXプライム
byGMO
32円 34円 90円 11円 15円 175円
トレイダーズ証券 25円 30円 97円 13円 15円 180円
SBIFXトレード 40円 41円 86円 14円 -円 181円
GMOクリック証券
【FXネオ】
39円 41円 88 14円 -円 191
セントラル短資 35円 36円 86円 111円 -円 174円
マネースクエア 16円 18円 61円 5円 -円 100円
外為ジャパン 35円 41円 -円 14円 -円 90円
DMM FX 35円 41円 -円 14円 -円 90円
※1万通貨ごとのスワップで比較しています

スワップを見るとGMOクリック証券【くりっく365】の方が多いですが、GMOクリック証券【くりっく365】は最低取引単位が多いため、泣く泣く諦めました(;´・ω・)


ヒロセ通商【LION FX】の詳細(公式HP)


FXプライムbyGMOの詳細(公式HP)


トレイダーズ証券の詳細(公式HP)



最低取引単位などFX会社ごとの詳しい比較は以下の記事を参考にしてください。

関連記事:スワップ投資向けのFX会社を比較する


ここから先は『スワップ投資のはじめ方』や『積立例』などスワップ関連の内部リンクをまとめています。セミリタイアに向けて参考にしてください(#^.^#)

4.スワップ投資のはじめ方

スワップ投資をはじめるにあたりスワップ投資の概要と運用する前に決めておくべきことを下の記事にまとめました。

セミリタイアに向けて不労所得を得たいと考えている人は参考にしてください。

 ①スワップとは
 スワップ投資の概要と魅力を解説しています


 ②スワップの使い道と運用通貨を決める
 運用する前に決めておくべきことを解説しています


 ③積み立て方法を決める
 定期的に積み立てることの利点を解説しています



 ④FX会社を決める
 ケースごとにおすすめのFX会社を紹介しています



 ★スワップ投資向けのFX会社を比較する
 通貨ごとのスワップなどFX会社を比較しています




6.スワップの積立例のご紹介

先週約1万円の不労所得を生み出したわたしのスワップの積立実績は↓↓になります。

 ★鈴(suzu)の積立実績
鈴(suzu)のスワップの積み立て実績を公開しています!




また、条件を変えてスワップ投資のシミュレーション結果を以下の記事にまとめています。
 155万円で月5万円の不労所得
毎月5万円を2年7ヵ月続ければ月5万円の不労所得に!


 元手10万円が1億になる積立方法!
必要なのは10万円だけ! 


 積立投資の威力を検証してみた
積立×複利の威力を検証!




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