貯金だけではセミリタイアできない?

『入社直後から早期退職が目標です!!』と言い続けていたわたしですが、セミリタイアの必要資金と先輩の給料を知って絶望しました(^^ゞ

貯金だけではセミリタイアできない

貯金だけでセミリタイアするために必要な資金ってどれくらいでしょうか?

『日々の生活費×年金を貰えるまでの年数+α』ってところでしょうか。

生活費は配偶者のいない年金受給者の生活費は月額14.9万円と言う事なので、生活費は月15万円としましょう。 

すると年間では15万円×12ヶ月=180万円⇒余裕を持って年間200万円といったところです(^_^;)

40歳でセミリタイアとすると年金が貰える65歳まで25年……と言いたいところですが、年金が貰える年齢は年々後ろ倒しになっているので、仮に70歳から年金を貰えるとしましょう。 

▶年金受給までに必要な資金
  • 10年:2,000万円
  • 20年:4,000万円
  • 30年:6,000万円
すると6,000万円でセミリタイアできる!と思いますが、国民年金の平均支給額は5万5千円だそうです。

外部リンク:実際に支給されている国民年金の平均月額は5万5千円、厚生年金は14万7千円

つまり、年金支給後も月10万円程度不足します。 そのため年金支給後の生活費も月10万円分の確保しておく必要があります。
▶セミリタイアに必要な貯金
  • 70歳:6,000万円
  • 80歳:7,000万円
  • 90歳:8,000万円
  • 100歳:9,000万円
長生きすれば長生きするほど必要な資金が増えていきます

また、これからの世代が年金を受け取る時には支給額が減っている可能性が高いですし、15万円はあくまで平均的な生活費です。

そのため少なく見積もってもこれくらいの金額は用意しておいた方が無難でしょう。

そう考えると40歳までにセミリタイアするためには、約15年間(わたしは院卒で24歳で入社)で9,000万円を貯める必要があると言う事です。

9,000万円÷15年なので、年間600万円貯金する必要があります。  




絶対に無理ですね(;'∀')

先輩たちの給料を聞くと、20代半ばのわたしの年収が約600万円、35歳の先輩が900万円、40代の管理職が1,200万円程度……年間600万円貯金は無理だー(>o<")

海外の企業のように能力に応じて、5,000万円、6,000万円の給料が出るならまだしも日本の年功序列の給与体系では不可能です。

いや、ウチの会社いい会社なんですよ?

20代で年収700万円いくし、順調に昇進していけば30代で年収1,000万円を超えます。

福利厚生もしっかりしおり、素晴らしい環境だと思います。

しかし、それでも貯金だけでセミリタイアは無理です!!

もちろん、40歳ではなく50歳や55歳なら可能なんですが、それだとセミリタイアって感じではなくてなってしまいます。

そんなわけで、貯金だけでセミリタイアする計画は早々に諦めることになりました(^_^;)

そして目を付けたのが資産運用です。

資産運用の素晴らしい所は不労所得になることです。

貯金だけだと会社を辞めるまでに死ぬまでに必要な資金を全て用意しなければならなかったのが、会社を辞めた後も収入が入ってくるのです。

元手4,000万円を年利5%で運用できれば年間200万円の収入が手に入る。 つまり貯金を減らさず、永遠に生活できるのです!!

そんなわけで死ぬまでに必要な貯金の金額ではなく、資産運用で最低限の生活費が稼げる資金はいくらか?という考えでセミリタイア資金を用意することにしたわけです。

ただ、その後は仕事がきつくなり、40歳まで頑張れないと言う事でハイリスクな投資にのめり込んでいきます。

自動売買で100万円負けたり、トルコリラで400万円溶かしたりと失敗もたくさんしました。

ただ、その失敗の甲斐あってか、最終的にはトラリピで月20万円の不労所得を稼げるようになり、セミリタイアしました(^^ゞ

と言うわけで、セミリタイアしたい人はしっかりと計画を立てましょう!!

何となく節約して、何となく貯金しているだけではセミリタイアはできません。
▶セミリタイアの3ステップ
  1. 必要な生活費の把握
  2. セミリタイア後の仕事と収入
  3. 不労所得の構築
関連記事:30代でセミリタイアするのに必要な資金は3,000万円です!!


▼資産運用をするならトラリピ▼ 
トラリピ月次グラフ用201901
関連記事:鈴(suzu)のトラリピ設定と運用実績

▼ブログを始めるなら▼

▼『不労所得でセミリタイア』のサイトマップ▼

▼Twitterでも情報を発信中▼