『手数料の高いアクティブ投信より、手数料の安いインデック投信』、『9割のアクティブ投信はインデックス投信に勝てない』、というわけでインデックス投信でOKというのが一般的ですよね。
今回は東洋経済で真逆のニュースを見つけたので記事にしてみました(^^ゞ
外部リンク:長期投資でも実はアクティブ投信が有利な理由
長期投資でも実はアクティブ投信が有利な理由
【インデックス投信】
日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)など、目的とするベンチマーク(指数)と同じ値動きになることを目指して運用
【アクティブ投信】
ファンドマネージャーが投資先の商品を独自に選んで組み合わせ、ベンチマーク(指数)を上回ることを目指して運用
日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)など、目的とするベンチマーク(指数)と同じ値動きになることを目指して運用
【アクティブ投信】
ファンドマネージャーが投資先の商品を独自に選んで組み合わせ、ベンチマーク(指数)を上回ることを目指して運用
「アメリカでは長期で見ればアクティブファンドは、インデックスファンドに勝てないと言われている」という声も聞こえてきますが、それはあくまでもアメリカでの話。日本の株式市場に当てはめたとき、同じことが言えるかどうかは何とも言えません。ちょっと期待してたんですが、出だしでもう「なーんだ」と言う気持ちです(;'∀')
しかし、少なくとも平成の30年間で考えれば、日本の株式市場のインデックスファンドに投資しても、利益が出ないどころか、マイナスリターンで終わっています。
アメリカでは上昇傾向だからインデックスの方が有利だけど、日本株は上昇してないから工夫の余地があるアクティブ投信なら下落時の損失を抑えられる可能性がある……のような事が書いてあります。
いや、もうそれは日本株に投資するなって結論が出てるじゃん(*''▽'')
アクティブファンドが強みを発揮するのは、相場が保ち合いになり、下降トレンドへと移行していく局面です。「銘柄を選別し、リスクをマネジメントしながら運用する」というアクティブファンドの特性が、この局面で効果を発揮するのです。
……下落時のマイナスを最低限に抑えて、上昇時のプラスはしっかりとるってことで素晴らしいんですが、空売りをするわけではないので、上昇しないと利益が出ない事には変わりないわけですよね。
それなら、『上昇しない指標(TOPIXなど)で如何に利益を出すか?』より、『如何に上昇する指標(S&P500など)に投資するか?』が正しい考え方ではないでしょうか?
▼TOPIX(日本株のインデックス)▼
▼S&P500(米国株のインデックス)▼
比べれば一目瞭然ですよね。
日本株で下落時の損失をコントロールしつつ、上昇時の利益を捉える工夫するより、いつ積み立てを始めても上昇するS&P500に投資した方が圧倒的に合理的です。
この広い世界たくさんの金融商品があるなか、なぜわざわざ勝つのが難しい(上昇しない)指標に高い手数料を支払って投資する必要があるのでしょうか?
もちろんS&P500も永遠に上昇傾向であることが保証されているわけではありませんが、それでも上昇を見込めるインデックスを複数選んで分散した方がよほどいいと思います。
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しかし、毎回思うのですが、アクティブ投信の良さをアピールするのって、みんな証券会社とかファンドの関係者なんですよね。
証券会社にしたら、『手数料が安くて信託報酬も少ないインデックス投信』より、『手数料が高くて信託報酬も高いアクティブ投信』を売りたいに決まっています。
外部リンク:「アクティブファンドはインデックスに勝てない」という資産運用業界にとって不都合な事実。個人投資家はインデックスファンドのみでOK!
【証券会社等が売りたい投信】
・手数料や信託報酬が貰えて儲かる
⇒アクティブ投信
【利用者が欲しい投信】
・利益が出る
⇒一部のインデックス投信
⇒極一部のアクティブ投信
・手数料や信託報酬が貰えて儲かる
⇒アクティブ投信
【利用者が欲しい投信】
・利益が出る
⇒一部のインデックス投信
⇒極一部のアクティブ投信
ぶっちゃけ皆がインデックス投信でいいとなったら、こういった人たちの多くは失業してしまうので、アクティブ投信をすすめるしかないわけです。
もちろん『90%のアクティブ投信はインデックス投信に勝てない』ということは裏を返すと10%のアクティブ投信は勝てているわけなので、全てがダメと言うわけではないのですが、上級者向けでいい気がします。
しかも手数料目当てのぼったくり投信がたくさん開発されるせいで、ただでさえ希少な優秀アクティブ投信がより希少になってしまっています。
少なくとも素人は優秀なアクティブ投信に投資できる可能性より、ぼったくり投信をつかまされる可能性の方が高いので、大人しく上昇傾向のインデックス投信を積み立てるのが無難というのがわたしの考えです。
わたし自身、つみたてNISAで楽天VTI(米国株のインデックス)をコツコツ積み立てています。
老後資産の準備なら欲を出さずにコツコツとインデックス投信を積み立てるだけで十分でしょう。
関連記事:【楽天投資で無限コンボ】ふるさと納税×ポイント投資×ブログ(つみたてnisa、iDeCo)
ただし、コツコツ積立でセミリタイアは無理なので、セミリタイアを目指すならトラリピなどリスクを取った運用を選ぶ必要があります(*''▽'')
▼セミリタイアを目指すなら▼
▶鈴(suzu)のトラリピ運用実績
関連記事:- 実現損益:+7,968,214円
- 評価損益:-2,249,744円
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『トラリピって何?』って人は以下の記事をどうぞ。仕組みや特徴を詳しく解説しています(^^♪
>>【保存版】FXトラリピとは?2000万円運用して分かったメリット・デメリットを解説
アクティブ投信はメチャメチャ自信のある人だけでいい
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主に以下6点の情報を発信中です(^^♪
— 鈴(suzu)@2018年9月セミリタイア予定 (@semiritaia_suzu) 2018年6月30日
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