
どうも2018年9月からセミリタイア生活中の鈴(@semiritaia_suzu)です(^^♪
『老後が心配なので、若い内から資産運用したい』、『資産運用で稼いでセミリタイアしたい』……こんな事を考えている人も多いのではないでしょうか?
でも資産運用を始めようにも『何から手を付けていいのか分からない』、こんな状態の人も結構多いと思います。
わたし自身は独学で資産運用を始め、今では生活に困らない程度の不労所得を得ていますが、初めの頃はいきなり400万円の損失を出すなど大失敗をやらかしました。
試行錯誤を繰り返していけば、いずれ自分なりの正解にたどり着くと思いますが、どうせなら失敗したくないですよね(^^ゞ
そこで今回は『資産運用の始め方』と題して、初心者が資産運用を始める際にまずやるべきことを解説していきます。
これから資産運用を始める初心者ができるだけ失敗しないように、わたしの考えをまとめたので参考にしてください( ^^) _旦~~
1.【資産運用の始め方】資産運用のゴール(目標)を決める
初心者が資産運用を始める時にまずやることはゴール(目標)を決めることです(^^♪
このゴール次第で資産運用の方針が全く変わってくるので、非常に重要なんですが、殆どの人がここをスルーしてしまいます。
例えば
- 3年間で海外旅行の旅費100万円を貯めたいAさん
- 30年で老後資金として2,000万円を貯めたいBさん
- 5年でセミリタイア資金3,000万円貯を貯めたいCさん
- 世界一の大富豪になるために15兆円貯めたいDさん
少なくとも『30年で老後資金として2,000万円を貯めたいBさん』と同じやり方で世界一の大富豪を目指すのは不可能でしょう。
まあ、わたしのブログ読者にDさんはいないと思いますが、たくさんいそうなBさん(老後資産)とCさん(セミリタイア)でも取り組む運用は全く違ってきます(^^ゞ
また、セミリタイアを目指す人でも『生涯独身のつもりだから1,000万円でいいやと言う人』と『子供もいるし1億円は欲しい』という人ではやっぱり、方針が異ななります。
多くの人は『お金はあればあれだけいい』と考えていますが、これは絶対にNGです。
何故かと言うと資産運用に必勝法はないので、大きなリターンには大きなリスクがあるからです。
そのためゴールを決めていないと、歯止めが効かずに『リターンは大きいがリスクも大きい手法』に手を出してどこかで破綻してしまいます。
例を出すと『30年で2,000万円貯めたい』のがゴール(目標)なら、毎月3万5千円を年利3%で複利運用すれば目標を達成できます。
▼毎月3万5千円を30年間、年利3%で複利運用した場合▼

(出典:楽天シミュレーション)
年利3%程度ならそこまでリスクを取る必要はありません。
なのに何となくお金が欲しいからと必要以上にハイリスクハイリターンな商品に手を出して失敗してしまう人が多いです。
年利3%でよかったはずなのに、10倍になるかもとマイナーな仮想通貨をまとめ買いして、全額失ってしまう…こんな話を聞いたことありませんか?
こんな失敗を避けるために 自分が何のためにいくらの資金が必要なのか常に考えて運用しましょう(^^♪
2.【資産運用の始め方】コップから溢れた水を飲む
コップから溢れた水を飲む
映画『マルサの女』の名言ですね。
わたしも映画は見たことないのですが、この格言は資産運用において非常に重要です(#^.^#)
「あんた、今、ポタポタ落ちてくる水の下にコップ置いて、水、貯めてるとするわね。あんた、喉が渇いたからってまだ半分しかたまってないのに飲んじゃうだろ? これ最低だね。なみなみいっぱいになるのを待って、それでも飲んじゃダメだよ。いっぱいになって、溢れて、たれてくるやつ……。これを舐めて我慢するの。そうすりゃコップいっぱいの水は……」まさにこれです。
蛇口から出る水(給料)を直飲みするのではなく、一旦、コップ(キャッシュを生み出す装置)に貯めて、溢れた水(配当金)を飲むようにするとお金が貯まります。
- 蛇口から出る水:給料
- コップ:株
- 溢れた水:配当金
もしくは給料で金のなる木(株など)を購入し、そこから生み出されるお金(配当金など)を受け取ると考えた方がシンプルで分かりやすいかもしれませんね(^^ゞ
そして、この生み出されるお金でさらに金のなる木を増やしていけば、どんどん生み出されるお金が多くなっていきます。
これが複利運用と呼ばれる仕組みです。

給料は直接使わず、お金を生み出す仕組みを通してから使います
3.【資産運用の始め方】資産は永遠に(死んでも)取り崩さない
貯めた資金をどう取り崩すのか?というのはよく聞かれる質問ですが、わたしは資産は永遠に取り崩さなくてもいいという考えです。
ぱっと見意味が分からないと思うので、解説していきますね(^^ゞ
理想としては死ぬ瞬間に資産が0円になるようにお金を取り崩していくのがベストだと思います。
ただし、実際には何歳で死ぬのかは誰にも分かりません。
そのため死を予想して資産を取り崩すと、実際はまだまだ元気で、生活費に困窮するなんて状況になりかねません。
そもそも折角何もしなくてもお金を生み出してくれる木があるのに、これを壊す(取り崩す)のは勿体ないと思いませんか?
例えばこの金のなる木が月20万円のお金を生み出してくれるなら、その範囲で生活していけば問題ないですよね。
資産運用には給料と違って、定年はないので、取り崩さない限り永遠にお金を生み出し続けてくれます。
そのため、木が生み出してくれる範囲内で生活し、どうしても必要になったら取り崩すのが基本スタンスです。
4.【資産運用の始め方】人生のフェーズによりリスクを調整する
ちょっと応用ですが、常に同じリスクで資産運用を続ける必要はありません。
例えばわたしの資産運用の(とりあえずの)ゴールは3,000万円貯めて、セミリタイアだったのですが、セミリタイア前とセミリタイア後では手法のリスクが全く違います。
セミリタイア前:
運用に失敗して、全財産を失っても給与だけで生活できるからハイリスクハイリターンな運用でさっさとセミリタイアしよう
セミリタイア後:
全財産を失ったら、生活できないからリスクを抑えた運用でゆったり増やそう
資産運用で取るべきリスクは人ごとに違うだけでなく、人生のフェーズによっても変わります。
独身・結婚・子供など環境が変われば、今までは大丈夫だったことがダメになることもあるでしょう。
そのため、35歳まではハイリスクな運用でセミリタイアに挑戦するけど、35歳でダメだったら早期でのセミリタイアは諦めて、定年近くまでコツコツ働くとかもあり得ると思います(#^.^#)
5.【資産運用の具体例】セミリタイア向け
ここからは資産運用の具体例になります。
資産運用のゴール(目標)によって、実施すべき資産運用は変わってくるので、自分のゴールに合わせて調整してください。
まずはわたしと同様にセミリタイアを目指している人は『レバレッジをかけられる手法』が基本です。
セミリタイアを実現するにはいくら必要になるにしろ短期間である程度の資金を確保する必要があります。
ローリスクローリターンな手法でコツコツと利益を積み重ねてもセミリタイアするのは難しいのです。
1つローリスクな運用の例を出すと毎月5万円を年利3%で20年間積み立てると約1,600万円になります。
(出典:楽天シミュレーション)
資産運用として悪くない数字だと思うのですが、20年もかかってこれではセミリタイアするのは難しいですよね(^_^;)
そこでレバレッジをかけられる手法でリスクを取って、勝負するのがセミリタイアを目指す場合の基本になります。
わたしの場合はFXの自動売買であるトラリピを中心にセミリタイアを目指しました。
- 実現損益:+8,082,406円
- 評価損益:-1,771,831円
- 合計損益:+6,310,575円
レバレッジをかけられる手法のいい所は、その人の目標に合わせて、リスクを変えられるところです。
例えばわたしの場合はセミリタイア後もトラリピの運用をしていますが、セミリタイアを目指している時とはリスクを変えています。
現在:
約2,000万円で運用し、年利換算で約12%
セミリタイア前:
約500万円で運用し、年利換算で約50%
設定はほぼ一緒なのですが、セミリタイアを目指している時は資金が4分の1と圧倒的にリスクが大きく、○○ショックなどが起こればひとたまりもない状況でした。
セミリタイアを達成した今ではリーマンショック級の暴落でも耐えられるように資金管理をしていますが、サラリーマンの時は全財産を失っても給料で生活できることから、勝負を仕掛けていました。
このように早くセミリタイアしたいと考えたら、どこかでリスクを取って勝負を仕掛けるしかないのです。
同じセミリタイアを目指すにしても『いくら必要なのか?』『何年くらい働くつもりなのか?』『セミリタイア後はどれくらい働くのか?』など、人によって運用方針が変わってくるはずなので、自分に合った方法でセミリタイアを目指しましょう(^^♪
セミリタイア向けにわたしが実践中の資産運用をまとめたので参考にどうぞ( ^^) _旦~~
>>【2019年版】セミリタイアを目指す資産運用!!運用実績を毎月更新中
6.【資産運用の具体例】老後資産(自分年金)の準備
老後資産の準備なら『つみたてNISA』&『iDeCo』が基本ですね(^^♪
どちらも国が資産形成のために推奨している制度で税金等で優遇されているので、時間を掛けてコツコツとやるには最適な仕組みと言えます。
老後資産の準備だけならこの2つだけで十分だと思います。
どちらも毎月積み立てていく仕組みで掛け金に上限がありますが、これを超えて運用する場合はもう自分で判断できるレベルになっているでしょう。
- つみたてNISA:月額3,333円×20年
- iDeCo:月額1.2万円~6.8万円(60歳まで)

(出典:金融庁HP)
▼iDeCo▼

(出典:iDeCo公式サイト)
わたし自身もセミリタイアを達成した現在は老後資産の準備として、『つみたてNISA』と『iDeCo』を活用しています。
▼つみたてNISAの運用実績▼

- 利益:+3,910円
- 評価額:185,725円
- 投資元本:181,815円
▼iDeCoの運用実績▼

- 利益:+19,431円
- 評価額:589,353円
- 投資元本:569,922円
つみたてNISAとiDeCoの運用実績は以下の記事をどうぞ。毎月実績を最新化しています( ^^) _旦~~
>>【楽天投資で無限コンボ】ふるさと納税×ポイント投資×ブログ(つみたてnisa、iDeCo)
ちなみにどちらか迷った場合はつみたてNISA優先でいいと思います。
税制上はiDeCoの方が優遇されていますが、60歳まで資金を引き出せないというデメリットがあるので、つみたてNISAなら60歳前でもいざという時にもお金を引き出せて便利です(^^ゞ
7.【まとめ】資産運用の始め方
- 資産運用のゴール(目標)を決める
- コップから溢れた水を飲む
- 資産は永遠に(死んでも)取り崩さない
特に①②は大事な心構えなので、遵守するようにしましょう(^^ゞ
③の取り崩しについてはケースバイケースですが、個人的には『お金を全て使い切れなかった事の後悔』よりも『お金を使い切ったのにまだ人生が続く事の不安』の方が怖いので、取り崩すさなくていいんじゃない?と思っています。
子供がいるなら遺産のように引き継げばいいだけですしね。 (その時法律がどうなっているか分かりませんが)
資産運用を始める人は『①資産運用の目標(ゴール)を決める』ところから始めてみてください!!
以上、【資産運用の始め方】初心者がまずやるべきことと2つの具体例を解説…でした(^^♪
できるだけ欲しいは絶対NG
▼セミリタイアを目指す人はこちら▼

- 実現損益:+8,082,406円
- 評価損益:-1,771,831円
- 合計損益:+6,310,575円
▼Twitterでも情報を発信中▼
Follow @semiritaia_suzu
主に以下6点の情報を発信中です(^^♪
? 鈴(suzu)@2018年9月セミリタイア予定 (@semiritaia_suzu) 2018年6月30日
①ブログの更新情報
②【速報】トラリピの設定変更
③【速報】株価指数CFDの積立情報
④【速報】スワップの積立情報
⑤【速報】トライオートETFの設定変更
⑥【速報】その他自動売買の設定変更
何か質問があれば質問箱へどうぞ( ^^) _旦~~