【上級者向け】資金効率を向上させるブロックトラリピのやり方

トラリピの利益をもっと増やしたいけど、これ以上の資金はないし、リスクを上げるのも嫌。 何か資金効率を上げてトラリピの利益を増やす方法はないの?
やり方を教えて!!

こういった疑問に答えていこうと思います(^^♪

どうも鈴(@semiritaia_suzu)です!!

わたしはトラリピで月平均20万円の不労所得を得ています

鈴のトラリピ設定と運用実績


月利にして1%程度の利益なのですが、セミリタイアを目指しているともっと利回りを上げたいですよね?

今回は手間を掛けることで、リスクや資金をほぼ変えることなく、資金効率を上げるテクニックを解説します。

ただ、今回の手法は難しいので上級者向けです。 初心者の方は回れ右してください。

上手くできないと言われてもフォローできませんよ?

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【上級者向け】資金効率を向上させるブロックトラリピのやり方

資金効率をもっと上げたい!!

トラリピの運用に慣れてくると、誰もが考える悩みですよね?

そこで今回は一つの回答としてブロックトラリピのやり方を紹介します。

考え方自体はシンプルで高値の注文を少なくし、安値の注文を増やすだけです。

特殊な手法ではないので実践している人もいんじゃないかと思いますが、呼び方がなかったので名前はわたしが付けました(^^ゞ

今回は加ドル/円のトラリピ設定を例にブロックトラリピのやり方を解説していきます(^^♪

加ドル/円のトラリピ設定
新規・買い注文 新規・売り注文
通貨ペア CAD/JPY CAD/JPY
注文金額 0.1万(通貨) 0.1万(通貨)
レンジ 新規・買い
70.10~95.00
新規・売り
95.10~120.00
トラップ本数 250本 250本
利益金額 900円 900円
決済トレール 設定しない 設定しない



手順①:レンジを一定のブロックに分割

資金効率向上のブロックトラリピの概要①
まずはレンジを一定のブロックに分けます。

今回は5円単位で10のブロックに分割しました(^^♪


手順②:不要な設定を削除し、必要なレンジに振り分ける

資金効率向上のブロックトラリピの概要②
加ドル/円が78円の時を考えて見ます。

その場合、ブロック③~⑩の設定は不要だと思いませんか?

ブロック⑥~⑩は売りなので暫く必要としませんし、ブロック③~⑤は上昇した時に設定すればいいのです。

そこで、ブロック③~⑤の150本の注文をブロック①、②に振り分けてしまいます。

こうすると70円~80円のレンジの注文が100本⇒250本へと増えるので、2.5倍の利益が期待できるわけです(^^ゞ


手順③:リスクに合わせて注文数を再調整する

資金効率向上のブロックトラリピの概要③
注文を振り分けたら、さらにもう一段深く考えてみます。

80円のポジションと95円のポジションでは果たして必要資金は同じでしょうか?

違いますよね? 答えは95円の方が必要資金は多いです。

▶必要な余裕資金
  • 95円⇒68円:27円の下落リスク
  • 80円⇒68円:12円の下落リスク
  • ※リーマンショック時の最安値は68円

つまり、70円~80円に集中してトラリピを仕掛ける場合は、70円~95円に薄く仕掛ける場合と比べて、より多くの注文を仕掛けることができるというわけです。

▼均等に仕掛ける場合の注文本数(基本)
資金効率向上のブロックトラリピ-均等に仕掛ける場合

▼ブロックトラリピの注文本数(78円のとき)
資金効率向上のブロックトラリピ-78円
同じ資金、ロスカットレートでも均等に仕掛ける場合は1ブロックに50本、対してブロックトラリピの場合は220本のトラリピを仕掛けることができます

全てのレンジにおいて値動きが均等だと考えると、約4倍の利益を期待できるはずです(#^.^#)

【補足】
50本⇒220本など本数が多くて大変な場合は、数量を1,000通貨から4,000通貨に増やすなど工夫しましょう。


手順④:相場の上昇に合わせて注文数を再調整する

資金効率向上のブロックトラリピの概要④
続いて相場が上昇して、81円になったとしましょう。

その時には全てのポジションが無くなっているはずなので、3ブロックに分けて再度発注を行います。

▼ブロックトラリピの注文本数(81円のとき)
資金効率向上のブロックトラリピ-81円
ブロックが一つ増えたので資金効率が下がりますが、それでも均等に仕掛ける場合と比べて2倍以上の本数を仕掛けられます。


手順⑤:資金効率が悪くなったら撤退する

資金効率向上のブロックトラリピの概要⑤
さらに上昇した86円となったとします。

その場合は加ドル/円から撤退する方がいいでしょう。

ほぼ均等に敷き詰めることになるので、ブロックトラリピのメリットを享受できません。

▼ブロックトラリピの注文本数(86円のとき)
資金効率向上のブロックトラリピ-86円
このような場合は別の通貨ペアを運用するべきでしょう(^^♪


手順⑥:資金効率の良い通貨ペアのみ運用する

資金効率向上のブロックトラリピの概要⑥
ブロックトラリピはその手間から鈴のトラリピ設定のように7通貨ペアも運用するのは現実的ではありません。

2通貨ペア~3通貨ペア程度でレンジ端に近い通貨ペアを運用するのが基本になると思います(^^ゞ

▼(例)運用の優先順位 資金効率向上のブロックトラリピ-優先順位


ブロックトラリピのデメリット

当然、ブロックトラリピにはデメリットもあるので、解説しておきます。

手間がかかる

相場をチェックして設定を変更していく必要があります。

鈴のトラリピ設定のように年単位で放置することはできず、月に1回以上はメンテナンスが必要になるでしょう。


運用できるタイミングが限られる

ブロックトラリピはレンジ端に近いレートにあるほど、資金効率が向上します。

そのため、レンジ中央にある通貨ペアは適用できず、運用できるタイミングが限られてきます。


分散できない

いくつかの通貨ペアを集中的に運用することになるので、あまり分散ができません。

5通貨ペアを運用していて1通貨ペアが予想外の暴落をしてもダメージは5分の1で済みますが、1通貨ペアを集中的に運用していた場合、致命傷になります。


【まとめ】資金効率を向上させるブロックトラリピのやり方

資金効率向上のブロックトラリピの概要
今回は資金効率を向上に効果的なブロックトラリピを紹介しました(^^♪

ちょっと手間はかかりますが、非常に有効な手法です。

わたし自身も「鈴のトラリピ設定にこの考えを組み込んじゃおうかな?」と考えたりもしたのですが、恐らくブログ読者の多くがついてこれなくなるので辞めました。

あとやっぱり鈴のトラリピ設定は何年も同じ設定で利益を出し続けている所に価値があると思うんですよね(^^ゞ

ただそれでも、もっと資金効率を上げたいと考えている上級者に、こういうテクニックを教えてあげないのは悪いかなと思い、記事にまとめました。

【資金効率をさらに追求】
今回は5円単位でブロックを区切りましたが、通貨ペアの高低差に合わせてブロックの大きさを変更するなど、より資金効率を向上させる工夫も考えられます。
(米ドル/円は動きが少ないから3円、豪ドル/円は動きが激しいので5円など)

まあ、ブロックトラリピは上級者向けの手法なので、この辺は各自で追求してみてください(^^ゞ

トラリピの魅力は手間がかからないことなのですが、あえて手間を掛けることで、資金効率を向上させることができます。

初心者から脱して、効率向上を追求したい人はぜひ挑戦してみてください(^^ゞ

以上、【上級者向け】資金効率を向上させるブロックトラリピのやり方……でした!!

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この手法は上級者向けです。 難しいと感じた人は基本となる鈴のトラリピ設定や自分年金作りをどうぞ( ^^) _旦~~

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ブロックトラリピを使えば資金効率を向上させられます!!

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