
鈴のトラリピ設定ってトライオートFXでも再現できるらしいけど、入力が面倒。。。
初心者でも簡単に運用する方法はないの?
- リーマンショック級の大暴落でも継続運用
- 目標は年間利益率10%
- 複数通貨ペアでバランスを取る
- 死ぬまで利益を受け取り続ける
- 1クリックで発注可能
▼鈴のトラリピ設定と運用実績
わたしはトラリピをメインで利用しているのですが、同じ自動売買の仕組であるトライオートFXで鈴のトラリピ設定と同じ運用をしたいという要望を度々いただきます。
一応、鈴のトラリピ設定をトラオートFXで再現する方法は公開しているのですが、トライオートFXでトラリピという違う枠組みを発注するので、少々勝手が違います。
▼トライオートFXで鈴のトラリピ設定を再現する方法を解説!
そこで今回は鈴のトラリピ設定と同じ思想で作成した戦略を1クリックで発注する仕組みを紹介します(^^♪
設定はトライオートFXにしかないユーロ/英ポンドを組み入れたりと、トライオートFX向けに少し変えてあります。
【1クリック発注】認定ビルダーとは
使い方も非常に簡単!!
わたしが入力した設定が保存されているので、それを選ぶだけで運用できるというわけです(^^♪
① |
② |
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③ |
④ |
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正直、「こんなに簡単に始められちゃっていいのかな?」、「もう少し苦労しないと実力がつかないんじゃ?」と言う気もするんですが、必要資金は160万円程度なので、やりながら覚えてもいいでしょう(^_^;)
運用開始自体は簡単にできるので、ここからはわたしが考案した『大暴落想定の6通貨分散』の内容を紹介していきます!!
鈴のトライオートFX設定_大暴落想定の6通貨分散の特徴
まずはわたしが考案した『鈴のトライオートFX設定_大暴落想定の6通貨分散』の特徴を紹介していきます(^^♪
- リーマンショック級の大暴落でも継続運用
- 目標は年間利益率10%
- 複数通貨ペアでバランスを取る
- 死ぬまで利益を受け取り続ける
リーマンショック級の大暴落でも継続運用
この設定の大前提は『相場は予想できない』です。
勿論、相場を予想したトレードで利益を積み重ねている人もいますが、そういった人にわたしの戦略は不要で、相場を予想して安い時に買い⇒高くなったら売ればいいわけです(^_^;)
つまり、この戦略の利用者は『相場を予想できない人』になります。
そのため、この戦略では相場を予想して設定を変えると言う発想はなく、リーマンショック級の大暴落が来ようがそのままの設定で運用を続けられるようにレンジを広く取っています。
目標は年間利益率10%
年間利益率10%と聞いて高いと思いますか?低いと思いますか?
参考として、以下の条件でシミュレーションしてみます。
- 元手:200万円
- 運用期間:30年
- 利回り:年間利益率10%
すると元手の200万円が3,000万円以上になりますΣ(・□・;)
短期間で人生一発逆転という数字ではなないですが、長期的な資産形成と考えると十分過ぎる利回りではないでしょうか?
ちなみに「投資の神様」とも呼ばれるウォーレン・バフェットの利回りが20%程度なので、長期運用するなら年間利益率20%が世界の頂点と考えておきましょう。
そうなると個人投資家が長期的な運用で狙える利回りとしては年間利益率10%は優秀な数字だと思います。
注)あくまで目標値なので、鈴のトライオートFX設定が年間利益率10%を保証するわけではないですよ(^^ゞ
複数通貨ペアでバランスを取る
鈴のトライオートFX設定で運用しているのは以下の6通貨ペアです。
- CAD/JPY
- EUR/JPY
- AUD/USD
- NZD/USD
- AUD/NZD
- EUR/GBP
USD | JPY | EUR | AUD | NZD | CAD | GBP |
USD | JPY | EUR | AUD | NZD | - | - |
各通貨とも多くても2回の登場と、特定の通貨ペアに偏らず分散することで、バランスをとっています。
また、クロス円以外の通貨ペアも多く運用しているので、リスクオフで極端な円高局面になっても影響は限定的になります。
AUD/NZDなどは直接的には円高の影響を受けないので、AUD/NZDのチャートを見ても「リーマンショックってどこ?」というくらい変動がありませんでした(^^ゞ
▼AUD/NZDのチャート▼
死ぬまで利益を受け取り続ける
リーマンショック級の大暴落でも継続運用できるようにしたことからも分かるように短期的に利益を得て、逃げ切るのではなく、死ぬまで利益を得続ける事をも目標としています。
『相場に上手く乗って100万円儲けた』
ではなく、
これが目標です。
鈴のトライオートFX設定_大暴落想定の6通貨分散の内容
通貨ペア | 売 買 |
数量 | 想定レンジ | 注文間隔 | 利益金額 |
CAD/JPY | 買 | 1,000 | 70.80円 ~ 74.80円 |
0.8円 | 600円 |
売 | 1,000 | 95.80円 ~ 119.80円 |
0.8円 | 600円 | |
EUR/JPY | 買 | 1,000 | 90.80円 ~ 119.60円 |
0.8円 | 700円 |
売 | 1,000 | 120.80円 ~ 149.60円 |
0.8円 | 700円 | |
AUD/USD | 買 | 1,000 | 0.608ドル ~ 0.848ドル |
0.008ドル | 5ドル |
売 | 1,000 | 0.858ドル ~ 1.098ドル |
0.008ドル | 5ドル | |
NZD/USD | 買 | 1,000 | 0.508ドル ~ 0.700ドル |
0.008ドル | 5ドル |
売 | 1,000 | 0.708ドル ~ 0.900ドル |
0.008ドル | 5ドル | |
AUD/NZD | 買 | 1,000 | 1.008ドル ~ 1.200ドル |
0.008ドル | 6ドル |
売 | 1,000 | 1.208ドル ~ 1.400ドル |
0.008ドル | 6ドル | |
EUR/GBP | 買 | 1,000 | 0.658ポンド ~ 0.794ポンド |
0.008ポンド | 7ポンド |
売 | 1,000 | 0.808ポンド ~ 0.944ポンド |
0.008ポンド | 7ポンド |
リーマンショックも含めた過去15年の値動きから以下のようにレンジを設定しました。
▼CAD/JPYの想定レンジ▼
▼EUR/JPYの想定レンジ▼
▼AUD/USDの想定レンジ▼
▼NZD/USDの想定レンジ▼
▼AUD/NZDの想定レンジ▼
▼EUR/GBPの想定レンジ▼
想定期間を15年に設定したのは直近の大暴落、今回で言えばリーマンショックを含めたかったからです。
またEUR/JPYのみレンジを大きく飛び出しているので補足すると、ユーロが導入国の法定通貨になったのは2002年と最近なので、序盤は世界から過剰評価されており、リーマンショック直前の高値は異常値だったと考え除外しました。
必要資金の解説(160万円の計算条件)
リーマンショック時の値動きに耐える場合の必要資金は"1,605,974円"になります。
▼必要資金の詳細
各通貨ペアのチャートを確認したところ、2008年12月が一番ヤバがったので、リーマンショック当時に運用していた場合に必要だった資金を算出しました(^_^;)
仕組はトラリピと一緒なので、複数通貨ペアのリスク管理にはシミュレーションツールを使えばいいのですが、ユーロ/英ポンドはトラリピには実装されていない通貨ペアだったので、仕方なくExcelで算出しています。
▼複数通貨ペアのリスク管理
普段は推奨証拠金で運用してもいいと思いますが、リーマンショック級が来たら、+40万円程度は必要になると覚えておきましょう(^^ゞ
利益幅の解説
利益幅については2019年のATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)を参考に算出しました。
通貨ペア | ATR (2019年実績) |
利用する利益幅 |
CAD/JPY | 0.56円 | 0.60円 |
EUR/JPY | 0.68円 | 0.70円 |
AUD/USD | 0.0046ドル | 0.0050ドル |
NZD/USD | 0.0049ドル | 0.0050ドル |
AUD/NZD | 0.0051ドル | 0.0060ドル |
EUR/GBP | 0.0061ポンド | 0.0070ポンド |
最も利益率がよくなるのはチャートの波の大きさと利益幅が一致した時です。
狭すぎると利益を取りこぼしますし、広すぎると決済されません。
そのため、1日の平均的な値動きを表すATRを参考に利益幅を設定しました。
ただし、「ATR=波の大きさ」というわけではないので、分かりやすさも考えATRを切り上げた値としました。
▼USD/JPYの日足チャート1年分▼
死ぬまで利益を受け取り続けるために
相場環境が激変した場合
リーマンショック級の暴落でも継続運用できるようにレンジを想定していますが、それ以上の変化が訪れないとも限りません。
その場合は、通貨ペアの入れ替えや設定の変更が必要になります。
例えば現在、CAD/JPYの想定レンジを70円~120円と設定していますが、今後円安が進み90円~150円のようにレンジが移動する可能性もあります。
その場合は注文の修正が必要となります。
▼レンジが変わる可能性も▼
大暴落でも継続運用する事を想定していますが、永遠にほったらかしにできるわけではないので、注意が必要です。
追加投資する場合
追加投資する際はそのまま発注数を増やしてもいいですが、注文位置をずらして発注すると利益がより安定すると思います。
▼追加発注のイメージ▼
実際に『鈴のトライオートFX設定_大暴落想定の6通貨ペア分散』を追加投資する場合のおすすめの注文は以下のようになります。
▼【初期の設定】注文位置▼
▼【追加の設定】注文位置▼
鈴のトライオートFX設定は推奨証拠金を抑えるために0.8円(80pips)間隔と注文の間隔がかなり広くなっています。
注文を0.4円(40pips)ずらして発注すると、注文の間隔が0.4円(40pips)と狭くなるので、取りこぼしが少なくなるはずです。
大変なら数量を1⇒2にするだけでもいいと思います。
80銭×2,000通貨と40銭×1,000通貨なら後者の方が取りこぼしは少ないと思いますが、そこまで大きな差にはならないはずです(^_^;)
ただし、初めの追加なら現状の通貨ペアの注文数を増やすより、通貨ペアを分散することをおすすめします(^^ゞ
他の通貨ペアを運用する場合
1通貨ペアあたりの数量を増やすのもいいですが、この戦略では他の通貨ペアに分散する事をおすすめします。
現在運用している通貨ペア以外にもAUD/JPYなどレンジ相場を形成している通貨ペアを追加しましょう。
▼AUD/JPYのレンジ例▼
どの通貨ペアが崩れるかなど予想できないので、運用する通貨ペア数を増やすことで暴落時のダメージを分散させます。
- 2通貨ペア運用中に1通貨ペアが崩壊:直接的な影響は50%
- 10通貨ペア運用中に1通貨ペアが崩壊:直接的な影響は10%
実は今回も6通貨ペアではなく、もっと多くの通貨ペアに分散する事も考えたのですが、推奨証拠金が200万円以上と手を出しづらくなるので、断念しました(^^ゞ
また、6通貨ペアに厳選する際は円に偏らないように注意しましたが、通貨ペア数を増やしていくなら例えクロス円が多めになったとしても、分散した方が優位になると考えています。
わたしの運営ブログでは他の自動売買も含め、今回紹介した6通貨ペア以外の設定も公開しているので、参考にしてください!!
▼鈴のトラリピ設定と運用実績
トライオートFX(インヴァスト証券)の口座開設のやり方は以下の記事をどうぞ( ^^) _旦~~
▼【トライオートFXの始め方】インヴァスト証券の口座開設のやり方を画像10枚で解説▼
※記事ではトライオートFXとなっていますが、システムが統合されたのでFXもETFも一括で口座開設されます。
相場を予想せず、死ぬまで利益を受け取り続ける戦略です
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本日でサラリーマン終了です(*^^*)
— 鈴@3年でセミリタイア達成 (@semiritaia_suzu) August 30, 2018
しっかりと挨拶回りをしてきます!!
ただ、最後の最後まで全く実感がわかないですね(^-^ゞ pic.twitter.com/NCotpuDwGe