自分年金作り(ワイドレンジ戦略)が完成したので、もっと大きな利益が欲しい。
ただ、最低限の生活費は受け取れるので、ワイドレンジ戦略よりリスクを取っても構わない。
もっと効率的に資産を増やす方法はないの?
こういった疑問に答えていこうと思います(^^♪
- ナローレンジ戦略の対象者
①相場観のある中級者以上の人
②スリーミリオン倶楽部のフォローを受けている人 - 鈴のトラリピ設定_ナローレンジ戦略の運用実績
⇒月平均90万円の不労所得 - 運用資金
⇒2020年8月:2,000万円で運用開始
⇒2023年1月:1,100万円追加
⇒2023年6月:500万円追加
⇒2023年11月:600万円追加
⇒2024年1月:700万円追加
⇒2024年4月:1,000万円追加
どうも、32歳でセミリタイアした鈴(@semiritaia_suzu)です!!
わたしはトラリピを2,000万円で運用し、月平均20万円の不労所得を得ています。
▼ワイドレンジ戦略と運用実績▼
ただ、2020年にはわたしも運用資金が1億を超え、合計で5,000万円以上をトラリピに割り当てることができるようになりました。
▼最新の資産状況
このまま単純にワイドレンジ戦略に追加投資してもいいのですが、既にわたしの生活費に相当する月20万円を受け取れているので、「もう少しリスクを取っていいのでは?」と考え、より攻めたトラリピ戦略を考えました。
今回わたしが実践するトラリピ戦略は生活費の心配がなくなった人が、より大きな利益を得るための戦略です。
「仮に失敗しても生活には影響なし!!」だからこそ実践できるトラリピを紹介していきます(#^.^#)
1.ナローレンジ戦略の運用実績の推移
下の図はナローレンジ戦略における通貨ペアごとの実現損益と合計損益の推移を表しています。
- 実現損益:+30,981,839円
- 評価損益:-60,720,717円
- 合計損益:-29,738,878円
2020年8月に口座資金2,000万円でスタート!!
序盤は豪ドル/NZドルで安定して利益を得つつ、攻めやすい通貨ペアを乗り換えながら、綺麗に利益が積み重なっていますね(^^♪
2022年に入ってからは円安ドル高の流れに乗って米ドル/円で一気に利益を伸ばしました!!
▼口座状況(2024年9月1日時点)
ナローレンジ戦略は毎月の利益を生活費に充てているワイドレンジ戦略と違い、発生した利益は出金せずに複利運用していきます!!
▼資産の推移
2020年8月にスタートさせた時は2,000万円でしたが、現在では9,567万円まで運用資産が増えました!!
……と言いたいんですが、追加入金を繰り返した上に今は利益以上に大きな含み損を抱えているので、ここから回復できるかどうかでこの戦略の真価が問われると思います(^_^;)
2.【実績】毎月の利益と口座残高
毎月の利益と実際の口座残高(預託証拠金)をまとめました。
どのくらい利益が出るかをイメージする参考にしてください(^^♪
運用月 | 利益 | 評価損益 | 口座残高 | 利益率 |
2020/08 | 121,852円 | -225,680円 | 20,000,000円 | 0.61% |
2020/09 | 160,476円 | -66,921円 | 20,121,852円 | 0.80% |
2020/10 | 427,535円 | -260,139円 | 20,282,328円 | 2.11% |
2020/11 | 177,971円 | -757,032円 | 20,703,590円 | 0.86% |
2020/12 | 455,886円 | -443,911円 | 20,887,834円 | 2.18% |
運用月 | 利益 | 評価損益 | 口座残高 | 利益率 |
2021/01 | 356,167円 | 41,080円 | 21,345,347円 | 1.67% |
2021/02 | 1,054,953円 | -250,113円 | 21,706,159円 | 4.86% |
2021/03 | 558,865円 | -217,903円 | 22,803,250円 | 2.45% |
2021/04 | 260,837円 | 68,937円 | 23,295,992円 | 1.12% |
2021/05 | 586,401円 | 149,726円 | 23,585,530円 | 2.49% |
2021/06 | 327,028円 | 623,017円 | 24,251,603円 | 1.35% |
2021/07 | 416,314円 | -462,539円 | 24,592,271円 | 1.69% |
2021/08 | 341,583円 | -1,734,512円 | 24,986,630円 | 1.37% |
2021/09 | 312,341円 | -749,956円 | 25,337,931円 | 1.23% |
2021/10 | 524,883円 | 877,735円 | 25,572,324円 | 2.05% |
2021/11 | 458,236円 | -495,298円 | 26,118,473円 | 1.75% |
2021/12 | 178,427円 | 2,523,318円 | 26,673,444円 | 0.67% |
運用月 | 利益 | 評価損益 | 口座残高 | 利益率 |
2022/01 | 494,873円 | 2,675,649円 | 26,777,385円 | 1.85% |
2022/02 | 3,391,879円 | -80,078円 | 27,353,984円 | 12.40% |
2022/03 | 1,084,391円 | -1,070,549円 | 30,774,567円 | 3.52% |
2022/04 | 685,487円 | 1,613,439円 | 31,837,195円 | 2.15% |
2022/05 | 285,168円 | -2,256,540円 | 32,513,480円 | 0.88% |
2022/06 | 12,882,340円 | -3,389,535円 | 32,831,299円 | 39.24% |
2022/07 | -2,871,178円 | -3,491,496円 | 45,618,816円 | -6.29% |
2022/08 | 3,099,939円 | 5,173,617円 | 47,584,938円 | 6.51% |
2022/09 | 9,647,134円 | 2,789,608円 | 45,438,343円 | 21.23% |
2022/10 | 6,146,468円 | -8,869,518円 | 55,532,807円 | 11.07% |
2022/11 | -6,235,645円 | 524,297円 | 61,735,316円 | -10.10% |
2022/12 | 999,036円 | 2,070,370円 | 59,349,050円 | 1.68% |
運用月 | 利益 | 評価損益 | 口座残高 | 利益率 |
2023/01 | -825,097円 | 2,368,575円 | 67,180,546円 | -1.23% |
2023/02 | 926,312円 | -4,455,716円 | 66,708,672円 | 1.39% |
2023/03 | 3,117,108円 | 560,363円 | 70,689,923円 | 4.41% |
2023/04 | 669,173円 | -13,090,761円 | 71,443,628円 | 0.94% |
2023/05 | 5,367,827円 | -24,612,740円 | 76,814,685円 | 6.99% |
2023/06 | -11,493,866円 | -32,135,688円 | 70,318,707円 | -16.35% |
2023/07 | -577,070円 | -31,047,736円 | 69,707,860円 | -0.83% |
2023/08 | 120,143円 | -35,788,003円 | 69,866,975円 | 0.17% |
2023/09 | -230,465円 | -37,899,803円 | 69,636,510円 | -0.33% |
2023/10 | 0円 | -44,423,286円 | 69,636,510円 | 0.00% |
2023/11 | 0円 | -45,433,550円 | 75,636,510円 | 0.00% |
2023/12 | -1,389,240円 | -38,880,755円 | 74,247,270円 | -1.87% |
運用月 | 利益 | 評価損益 | 口座残高 | 利益率 |
2024/01 | 0円 | -48,397,470円 | 81,308,470円 | 0.00% |
2024/02 | 21,529円 | -54,512,755円 | 81,314,543円 | 0.03% |
2024/03 | 261,878円 | -56,959,510円 | 81,591,877円 | 0.32% |
2024/04 | 0円 | -62,534,045円 | 91,591,877円 | 0.00% |
2024/05 | 79,590円 | -71,919,833円 | 91,671,467円 | 0.09% |
2024/06 | 0円 | -75,208,225円 | 91,671,467円 | 0.00% |
2024/07 | 0円 | -59,145,640円 | 97,671,467円 | 0.00% |
2024/08 | -1,395,330円 | -60,720,717円 | 97,671,467円 | -1.43% |
平均 (2020~) |
632,282円 | -16,325,474円 | 50,122,836円 | 2.16% |
2020年8月からの運用実績を集計すると、月平均60万円以上の利益を得られています。
相場観が必要なるので難易度は高めですが、ワイドレンジ戦略で2,000万円を超えたら、ぜひポートフォリオに組み込みたい戦略です(#^.^#)
3.ナローレンジ戦略とは?
ナローレンジ戦略とはスリーミリオン倶楽部のサービスをフル活用した戦略です。
マネースクエア独自のコンシェルジュサービス。
条件を達成することで、マネースクエアから特別なサービスを受けることができます。
▼トラリピのスリーミリオン倶楽部とは?メリットと加入方法を解説
スリーミリオン倶楽部メンバーは「トラリピ運用プランご提案サービス」を利用することで、その人に合った運用プランを個別に提供してもらうことができます。
鈴のトラリピ設定の基本戦略となるワイドレンジ戦略では「相場は予想できないため、幅広いレンジに仕掛ける(ワイドレンジ)」戦略を取っていますが、ナローレンジ戦略では「相場観を持って、狭いレンジに仕掛ける(ナローレンジ)」戦略を取っています。
ある程度の相場観を持ってレンジを絞ることで、ワイドレンジ戦略では不可能な利益率を狙います。
わたし自身は相場は予想しないスタンスなので、相場観についてはコンサルティングサービス頼りの戦略です(^_^;)
予想が外れた場合は戦略を変更する必要がありますが、適切に損切りができるなら有効な戦略です。
また、このナローレンジ戦略にはもうひとつメリットがあり、それはわたしとは異なる思想で運用ができるということです。
わたし自身、トラリピ以外にも様々な運用を行い分散投資を心掛けていますが、結局方針を決めているのはわたしなので、どうしても”わたしの色”が出てしまいます。
コンシェルジュの助言を活用することで、わたしとは異なる思想で運用することができ、分散投資にも最適です(#^.^#)
スリーミリオン倶楽部の「トラリピ運用プラン」は個別のサービスなので、その人にあったプランが提供されます。
そのため、同じ資金量でもトラリピ以外に保有している全体の資産やリスクへの考え方などで異なるプランとなります。
4.2階建てトラリピの全体像_国民年金と厚生年金
鈴のトラリピ設定は2階建ての構成になっており、イメージとしては国民年金と厚生年金です。
- 2階:ある程度の相場観が必要なため、中級者以上向け。
- 1階:相場を予想する必要がなく初心者向け。FX未経験の頃から実践中
1階部分の国民年金に相当するのがワイドレンジ戦略(自分年金作り)、2階部分の厚生年金に相当するのがナローレンジ戦略です。
2階部分のナローレンジ戦略は狭いレンジに仕掛ける上に相場観が必要と難易度が高いですが、1階部分のワイドレンジ戦略で生活費が賄えているため、挑戦することができます!!
1階部分で生活を守り、2階部分で攻めていく戦略です(^^♪
5.ナローレンジ戦略の方針と設定
ナローレンジ戦略の方針
ナローレンジ戦略についてはワイドレンジ戦略と違い、設定の具体的な入力方法は公開しません。
- 理解せずに真似して大けがするのを防ぐ
- 毎週設定を見直しているため更新が困難
年に1回、利益値幅を見直すだけのワイドレンジ戦略と違い、ナローレンジ戦略は週に1回は設定を見直しています。
また、相場が急変すれば平日日中帯でも損切りすることがあり、ワイドレンジ戦略のようにわたしの対応を見てから設定を修正するような対応では間に合いません。
そのため、スリーミリオン倶楽部のメンバーや自分で戦略を考えている人が参考にすることを想定して、記事をまとめています。
初心者の方はワイドレンジ戦略から始めて実力をつけるか、2,000万円の資金を投入して、スリーミリオン倶楽部のコンシェルジュに助言してもらうのがいいと思います(#^.^#)
ナローレンジ戦略の設定
現在、3通貨ペアを運用中!!
メインはユーロ/円売り&加ドル/円買い&ユーロ/米ドル買いのヘッジ戦略です(^^♪
あくまで想定レンジなので、安値は発注していなかったり、一部のレンジに注文を集中させたりとカスタムしています。
■ユーロ/円【2022年2月2日~】
- 割当資金:9,700万円
- 高値目安は175円
⇒下落を期待して待ち状態
売りレンジを突き抜けて停滞しており、トラリピ戦略としては破綻しています。
8月半ばで仕掛けていたヘッジポジションも解除し、下落するのを待つ状況です。
▼トラリピ管理表
ナローレンジ戦略で利用するテクニック
幅広いレンジに仕掛けるワイドレンジ戦略とは違って、損切りや運用通貨ペアの切り替えが年に数回発生する見込みです。
その中で中級者以上向けのテクニックも利用するので、紹介しておきますね(^^♪
▼トラリピダイヤモンド戦略
▼【上級者向け】資金効率を向上させるブロックトラリピのやり方
▼『4.狭いレンジで運用する場合に最適な利益幅』
ワイドレンジ戦略とは違い、こういったテクニックも当たり前に利用しているので、読んでおいてください(^^♪
6.ナローレンジ戦略のQA
ナローレンジ戦略に関するQAです(^^♪
載せた方がいいなと思う質問が来た場合はドンドン追加していきます。
Q.初心者ですが、ナローレンジ戦略から始めてもいいですか?
A.2,000万円運用するならあり
マネースクエアに2,000万円を預けた上で600万通貨取引するとスリーミリオン倶楽部メンバーになるので、翌四半期以降はコンサルティングサービスを受けることができます。
スリーミリオン倶楽部になれば、各々の資産や力量に合わせた専用プランを用意してもらえ、適切にフォローが入るので、大けがはしないはずです。
相場観が必須なので、初心者が独力でこの戦略を実行するのは難しいと思います。
Q.設定を教えてもらうことは可能ですか?
A.トラリピ管理表を公開中
現在、運用中の設定はトラリピで1億円以上運用しているわたし向けにカスタマイズされたプランです。
トラリピを理解した上で参考にするのはOKですが、何も考えずに丸パクリすると大惨事になる恐れがあります。
相場観もあるトラリピ熟練者か、スリーミリオン倶楽部に加入して適切にフォローを受けられる人を対象にしています。
トラリピ管理表を公開しているので、全く同じ設定を発注することは可能でしょうが、基本はスリーミリオン倶楽部の助言を受けながらの運用を想定しています(^_^;)
Q.利益率はどの程度ですか?
A.年間利益率30%が目標
ただ、正確にはリスクリワードが釣り合う範囲で最大の利益を目指すと言った感じです。
2022年の米ドル/円の買い戦略のように行けると思えば利益率30%に拘らずにリスクを取りますし、適当な戦略を組めない場面では30%に拘らず、リスクを落とします。
もちろん、年間利益率30%は資産運用の相場(世界最高の投資家と呼ばれるウォーレン・バフェットが年間利益率20%程度)を超えた数字なので、安定して目指せる値ではない上に、失敗して損切りになる可能性も十分にあります。
・
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生活に十分な資金が貯まったので、資産の一部に関してはもう少しリスクを取って攻めることにしました。
ナローレンジ戦略は利益を出金しているワイドレンジ戦略とは違い、複利でガンガン増やしていくつもりです(^^♪
7.【おまけ】過去の口座状況
維持率とか聞かれるので、過去の口座状況を載せておきます(^^♪
とても長いので、タップすると展開されるようになってます。
以上、鈴のトラリピ設定_ナローレンジ戦略と運用実績!……でした!!
関連記事:
この手法は中級者以上向けです。
まずは基本となる【自分年金作り】ワイドレンジ戦略積立verをどうぞ( ^^) _旦~~
▼【自分年金作り】トラリピワイドレンジ戦略積立ver
1階部分で生活を守り、2階部分で攻める!!
▼Instagramでも情報を発信中▼
▼Twitterでも情報を発信中▼
本日でサラリーマン終了です(*^^*)
— 鈴@3年でセミリタイア達成 (@semiritaia_suzu) August 30, 2018
しっかりと挨拶回りをしてきます!!
ただ、最後の最後まで全く実感がわかないですね(^-^ゞ pic.twitter.com/NCotpuDwGe