トラリピコアレンジ戦略ってどうなの?ダイヤモンド戦略が効果的

トラリピのコアレンジ戦略ってどうなの?
ハーフ&ハーフより資金効率が悪く感じるけど……
どっちがいいか教えて?

こういった疑問に答えていこうと思います(^^♪

どうも鈴(@semiritaia_suzu)です!!

わたしはトラリピで月平均20万円の不労所得を得ています

鈴のトラリピ設定と運用実績


わたしはトラリピハーフ&ハーフを中心に戦略を組み立てていますが、公式ではハーフ&ハーフを変形させたコアレンジ戦略も紹介されています。

通常のハーフ&ハーフ戦略と変形させたコアレンジ戦略どちらがいいのか比較しました。

結論を言うと、通常のハーフ&ハーフ戦略の方がいいです。

もし、コアレンジ戦略を使いたければさらに発展させたダイヤモンド戦略を利用しましょう!! 【比較】ハーフ&ハーフ、コアレンジ、ダイヤモンド

▶戦略の使い分け
  • 買いトラリピ:短期的にはレンジだが、中長期的には上目線
  • 売りトラリピ:短期的にはレンジだが、中長期的には下目線
  • ダイヤモンド:中長期的にレンジを形成
  • ハーフ&ハーフ:相場を予想せず、幅広く仕掛ける(超長期)
  • コアレンジ:???

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トラリピコアレンジ戦略とは?

トラリピコアレンジ戦略とはハーフ&ハーフの変形で中央部分で買いと売りを重ねた仕組みです。

最も行き来が多い中央部分の注文を厚くすることで、収益機会を増やします。

公式でも豪ドル/NZドルの戦略として紹介されています。

▼コアレンジ戦略の例
トラリピハーフ&ハーフのコアレンジ戦略
上記の例では1.04~1.11ドルのレンジで買いと売りが両建てになっているのが分かると思います。

ちなみにそもそもハーフ&ハーフって何がいいの?って人はまず以下の記事をどうぞ( ^^) _旦~~

必要資金が約3分の1、利益率が約3倍になる必須テクニック!


ハーフ&ハーフ戦略VSコアレンジ戦略

ハーフ&ハーフ戦略とコアレンジ戦略を比較します。

今回は分かりやすく買い部分だけで比べてみました。

比較する設定


買いのみの設定
ハーフ&ハーフ コアレンジ
通貨ペア AUD/NZD AUD/NZD
注文金額 0.1万(通貨) 0.1万(通貨)
レンジ 1.01~1.07 1.01~1.10
トラップ本数 61本 61本
利益金額 7ドル 7ドル
決済トレール 設定しない 設定しない

ハーフ&ハーフとコアレンジの解説
ハーフ&ハーフではちょうど真ん中(黒線)でレンジを分けますが、コアレンジ戦略は買いと売りを重ねるため、買いだけ(または売りだけ)で見ると、カバーするレンジが広くなっています

必要資金の比較

ハーフ&ハーフ戦略とコアレンジ戦略の買い部分をトラリピ運用試算表に入力してみました。

トラリピ運用試算表
ハーフ&ハーフ(383,000円) コアレンジ(447,000円)
トラリピ運用試算表-ハーフ&ハーフ
トラリピ運用試算表-コアレンジ

※0.99ドルまでの下落に耐えられるように1,000円刻みで資金を調整しました。

当然ですが、カバーするレンジが広いため、『コアレンジ戦略(447,000円)』、『ハーフ&ハーフ戦略(383,000円)』とコアレンジ戦略の方が2割程度、必要資金が多くなっています。

利益の比較

残念ながらバックテストツールがなくて、利益の比較はしてません(^_^;)

ただ、プレミアムデスクに確認したところ、過去5年のバックテストではハーフ&ハーフよりもコアレンジの方が利益が大きかったそうです。(利益率も勝っていたとのこと)

比較としてはちょっと手落ちですが、利益はその時の相場で大きく変わるので、バックテストにはあまり重点を置いていません。

【結論】ハーフ&ハーフ戦略VSコアレンジ戦略

コアレンジ戦略の方が必要資金は多いが、中央部分で激しくリピートするならコアレンジ戦略の方が利益率が高くなる。

……というなんともハッキリしない結論になります(^_^;)

注文数の比較
ハーフ&ハーフ コアレンジ
1.01~1.04
1.04~1.10

上記のような関係になるので、1.04より上のレンジでリピートすることが多いなら、コアレンジ戦略の方が利益は出ます。

ただし、高値(1.07~1.10)のポジションを持つことになるので、下落時の評価損は大きくなり、その分だけ必要資金が多くなります。

この必要資金の増加分以上に利益が増えるかどうかで勝敗が変わります。

ただ、必要資金についてはハッキリ算出できますが、利益についてはその時の値動き次第なので、何とも言えないんですよね(^_^;)

豪ドル/NZドル×過去5年の場合は、コアレンジ戦略の方が優位だったみたいですが、次の5年もそうなるとは限りません。

個人的には利益が増えるメリットよりも必要資金が多くなるデメリットの方が大きいので、コアレンジ戦略を実行する価値は無いと思います。


コアレンジ戦略からダイヤモンド戦略へ

ハーフ&ハーフ戦略とコアレンジ戦略についてはケースバイケースとなりましたが、実はもっといい戦略があります。

コアレンジ戦略のポイントはあまり通らないレンジの注文を減らし、よく通るレンジに注文を集中させることです。

豪ドル/NZドルの買いを例にすると、レンジ端の1.01~1.04ドルについてはこのレンジに来る機会が少ないので注文を減らし、頻繁に通る1.04~1.07に注文を集中させることになります。 

つまり、必ずしも買いと売りの注文を重ねる必要はないのです。

買いと売りを重ねなくても、中央部分の注文を厚くすることはできます。
【比較】ハーフ&ハーフ、コアレンジ、ダイヤモンド
買いと売りを重ねずに中央部分の注文を厚くる戦略は注文の形状からダイヤモンド戦略と呼ばれています。

ダイヤモンド戦略の設定
ダイヤモンドコア ダイヤモンドサブ
通貨ペア AUD/NZD AUD/NZD
注文金額 0.1万(通貨) 0.1万(通貨)
レンジ 1.04~1.07 1.01~1.04
トラップ本数 40本 21本
利益金額 7ドル 7ドル
決済トレール 設定しない 設定しない

※ダイヤモンド戦略はスリーミリオン倶楽部メンバーに提供されている戦略で、呼び方もわたしが考えたわけではないですよ(^_^;)

こうするとレンジ端の1.01~1.04に比べて、レンジ中央の1.04~1.07は約倍の注文数になります。

コアレンジ戦略の場合は買いと売りを重ねることで、1.04~1.07の注文数を倍にしていましたが、ダイヤモンド戦略では買いと売りのレンジを分けた上で注文数を倍にしています。

このダイヤモンド戦略をトラリピ運用試算表に入力してみると、コアレンジ戦略よりも必要資金が少ないことが分かります。

トラリピ運用試算表
ダイヤモンドコア(293,000円) ダイヤモンドサブ(110,000円)
トラリピ運用試算表-ダイヤモンドコア
トラリピ運用試算表-ダイヤモンドサブ

▶ダイヤモンド戦略の必要資金

・403,000円:293,000円(コア) + 110,000円(サブ)

コアレンジ戦略の447,000円と比べるとダイヤモンド戦略の方が1割ほど必要資金が少なくなっています。

買いのみ(ダイヤモンド戦略)と買いと売りの両建て(コアレンジ戦略)という違いはありますが、両戦略ともに1.01~1.04までは21本、1.04~1.07は40本の注文が仕掛けられているので、期待できる利益はほぼ一緒です。(利益が発生するタイミングはずれますが)

しかし、必要資金については高値(1.07~1.10)のポジションを持たないダイヤモンド戦略の方が少なくなります。

ハッキリ言って、ダイヤモンド戦略はコアレンジ戦略の上位互換です。

ちなみにハーフ&ハーフ戦略とダイヤモンド戦略については、値動き(中央付近でどれくらいリピートするか)次第なので、どちらがいいかはケースバイケースになります。

コアレンジ戦略を運用する意味はないので、やるならダイヤモンド戦略にしましょう!!

【なぜ公式はコアレンジ戦略を紹介?】
プレミアムデスクに問い合わせた所、「ダイヤモンド戦略は難易度が高いため」という事でした。

本当はダイヤモンド戦略を紹介したいのですが、そうすると買い・売り合わせて4つのトラリピを発注する必要があり、初心者に理解して貰うのは難しい。

そこで2回の発注で済み、ダイヤモンド戦略の一段階手前に当たるコアレンジ戦略を紹介したとのことです。


鈴のトラリピ設定への適応は?

ダイヤモンド戦略の優位性を紹介したので、この戦略を鈴のトラリピ設定にも適応できないか?と考えると思います。

結論は言うと『難しい』です。

ダイヤモンド戦略はある程度レンジを絞っているからこそ効果的な戦略です。

鈴のトラリピ設定のように幅広いレンジに注文を仕掛けている場合、注文の薄いレンジで長期間推移してしまう可能性もあり、あまり効果的ではありません。

例えば鈴のトラリピ設定版の豪ドル/NZドルに単純にダイヤモンド戦略を適応すると以下のようになってしまいます。

▼鈴のトラリピ設定_ダイヤモンドver
鈴のトラリピ設定の豪ドル/NZドル設定-ダイヤモンド
サブレンジになっている「1.001~1.075」も「1.225~1.300」も頻繁に通るので、これでは大して利益は増えないでしょう。

中央に注文を集める関係でダイヤモンド戦略の方がハーフ&ハーフより必要資金が多くなりますが、増えた必要資金程の効果は見込めないと思います。
(必要資金を同じにしようとすると注文数が少なくなります。)

まあ、通貨ペアによっては面白いと思いますし、組み込めないこともないと思いますが、複数通貨ペアでのバランスが崩れるので、わたしはやりません。

鈴のトラリピ設定は幅広く仕掛ける単純な構成になっているので、無理に適応させるよりも別の戦略を運用するのがおすすめです。

わたしも鈴のトラリピ設定とは別に運用しているコンサルトラリピでダイヤモンド戦略を活用しています。
2階建てトラリピ_国民年金と厚生年金-2
【コンサルトラリピ】2階建てのトラリピで狭いレンジを攻めろ!! 


というわけで、ダイヤモンド戦略を鈴のトラリピ設定に適応するのは難しいですが、鈴のトラリピ設定+〇〇戦略のような形で運用するならありだと思います(#^.^#)

▶戦略の使い分け
  • 買いトラリピ:短期的にはレンジだが、中長期的には上目線
  • 売りトラリピ:短期的にはレンジだが、中長期的には下目線
  • ダイヤモンド:中長期的にレンジを形成
  • ハーフ&ハーフ:相場を予想せず、幅広く仕掛ける(超長期)
  • コアレンジ:???

以上、トラリピコアレンジ戦略ってどうなの?より効果的なダイヤモンド戦略を解説……でした!!

関連記事:
ダイヤモンド戦略を活用したコンサルトラリピについては以下の記事をどうぞ( ^^) _旦~~

【コンサルトラリピ】2階建てのトラリピで狭いレンジを攻めろ!!


コアレンジ戦略よりダイヤモンド戦略

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