トラリピで円安を心配している人がまずやるべきこと

円安が心配だけでこのままで大丈夫?
それとも円安シフトを仕掛けた方がいいの?
でも今が最高値かもしれないし、どうしたらいいの?


こういった疑問に答えていこうと思います(^^♪

▶円安で不安な人がやるべきこと
  • 円安によるロスカットレートの確認


どうも32歳でセミリタイアした鈴(@semiritaia_suzu)です!!

最近は円安を心配して、円安シフトや両建てなど何か対策をした方がいいのか質問が来ます。

一応、ケースごとに円安シフトの要不要を解説しましたが、それでも不安な人が多いようです。

円安シフトが必要なケースと不要なケース



そこで、今回はより明確に対応が必要か分かる方法を解説します。

この記事を読み終えれば、円安対策が必要か判断できるようになっています。


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円安によるロスカットレートの確認

トラリピで円安を心配している人がやるべきことは、基本中の基本である『ロスカットレートの確認』です!!

シミュレーションツールを使って、ロスカットレートを確認していきます。

今回は円安が進んだ場合のシミュレーションなので、クロス円のレートを変更した場合の口座状況を確認します。

▼シミュレーションツールの在処
リスクシミュレーショの在処
参考:リスクシミュレーションの使い方がわかりません(公式)



レンジ上限の数値を入力する

まずは分かりやすくクロス円がレンジ上限まで上昇した場合の口座状況を確認します。

▶入力するレート
  • CAD/JPY:120円
  • EUR/JPY:150円
  • AUD/JPY:110円
  • NZD/JPY:95円

試しにわたしの自分年金作りの口座で入力してみます。
(AUD/NZD、EUR/GBP、NZD/USD、CAD/JPY、EUR/JPYの5通貨ペアで運用中)


▼CAD/JPY:120円、EUR/JPY:150円の時
レンジ上限まで上昇

維持率が690%から225%まで減りましたが、ロスカットはしていません。

これで今後円安が進みレンジ上限まで上昇したとしても、ロスカットしないことがわかりました!!

超簡単ですし、ハッキリと数字で分かると安心しますよね?


また、もしこの数値でロスカットしてしまう場合は円安シフトや両建てなど、何かしら対応を取った方がいいと思います(^_^;)

円安シフト



両建て



レンジ上限を突破させてみる

わたしの口座状況は特に問題なしとしましたが、折角なので更に円安を進めてみます。

▼EUR/JPY:160円まで上昇
ユーロ/円を160円

EUR/JPYが160円まで上昇すると維持率は159%になりますが、まだロスカットはしません。


▼CAD/JPY:130円まで上昇
加ドル/円を130円

続けてCAD/JPYを130円まで上昇させると維持率は70%となり、ついにロスカットしてしまいました(^_^;)

ここがわたしの口座のロスカットレートです。


対応を考える

実際に「EUR/JPY:160円」、「CAD/JPY:130円」まで上昇するかは分かりませんが、これに耐える方法を考えてみます。


ただ、現状の自分年金口座だと利益と3万円の入金で毎月5万円ほど口座資金が増えるんですよね。

▼3か月経って15万円増えた時
入金

つまり、EUR/JPY:160円、CAD/JPY:130円になるのに3ヶ月以上かかるなら、ロスカットしないわけです。 (+10万円だとロスカット)

こう考えると、この条件に耐えるだけなら特に対応は必要ないでしょうね。


もし入金を考えず円安シフトのシミュレーションをしてみるとこんな感じです。

▼円安シフトを仕掛ける
ポジションを持つ

「EUR/JPY:2.2万通貨」、「CAD/JPY:3.1万通貨」を保有していたので、「USD/JPY:5.3万通貨」を136円(現在レート)で保有してみました。


USD/JPYがどこまで上昇するかは難しですが、このシミュレーションだとEUR/JPYは15円、CAD/JPYは25円も上昇している想定なので、USD/JPYも10円以上は上昇していると考え、「USD/JPY:146円」を入力しました。

すると維持率は115%なので、ロスカットは避けられる計算になります。


円高になるリスクもあるので、円安シフトの数量を半分にしてみるなど、色々とシミュレーションしてみてください(#^.^#)

円安シフト



【注意】今回は円安だけを考えている

今回のシミュレーションは円安だけを考えています。

そのため、例えばAUD/NZDが暴落して大量の含み損を抱えるようなケースはケアしていません。

AUD/NZDやEUR/GBPなどの含み損によりロスカットレートは変わるので、定期的に確認した方がいいと思います。



【まとめ】円安で不安な人がまずやるべきこと

▶円安で不安な人がやるべきこと
  • 円安によるロスカットレートの確認

リスクシミュレーションを使えばどこでロスカットするか分かるので、過剰に不安になることがなくなります(^^♪

ロスカットレートの確認は基本中の基本なので、必ず実施するようにしましょう!!



参考:リスクシミュレーションの使い方がわかりません(公式)


リーマンショック時の必要資金




以上、【トラリピ】円安で不安な人がまずやるべきこと⇒円安によるロスカットレートの確認……でした!!


まずはロスカットレートの確認



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