ブログ20220907

円安シフトでメッチャ含み益が出ているけど、まだ解除しないの?
円安シフトを解除するタイミングを教えて!!


こういった疑問に答えていこうと思います(^^♪

▶円安シフトの見通し
  • 米利上げ終了の着地点が見えたら解除
  • 1998年8月の147円台が目安
  • 9月末~12月頭くらいを想定
  • 日本の利上げで売りは決済トレール


どうも32歳でセミリタイアした鈴(@semiritaia_suzu)です!!

鈴のトラリピ設定_ワイドレンジ戦略では歴史的円安を警戒して円安シフトを仕掛けています。

円安シフトの解除は米の利上げ終了となっていますが、解除条件をもう少し詳細に詰めていきます。

円安シフトとは





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円安シフトの解除タイミングは?

これが円安シフトの基本的な解除条件です。

【どちらか片方で解除】
  1. アメリカの利上げが終了する
  2. 日本の利上げが開始する

円安シフトを仕掛けた当初はこの2つを上げていましたが、アメリカの利上げ終了が先になると思われます。

そのため、解除の合図はアメリカの利上げ終了になるんですが、残念ながら「次で利上げは終了です」のようなアナウンスはありません。


また、相場は市場予想を織り込んで動くので、本当に利上げが終わるのをのんびり待っていては大きく下落してしまいます。

円安シフトは利益が目的の仕掛けではないので、最悪それでもいいのですが、折角なら利上げ終了の着地点が見えた段階で解除し、利益も得たいですよね?


そこで、参考になるのがドットチャートです。


today-20220616-img
引用:https://www.pictet.co.jp/investment-information/market/today/20220616.html


アメリカの利上げ決めるFOMCメンバーが予想するFFレート(金利)を点(ドット)の分布で表したグラフです。

ドットチャートはメッセージ性(過激な予想を出して市場を牽制したり)もあり、その通りになるわけではないですが、利上げを決めるメンバーの予想なので、参考にはなります。


ドットチャートを見ると、最高水準は3.75%~4.00%程度と予想しているメンバーが多いです。

現在の政策金利は2.50%ですが、9月21日のFOMCで3.00% or 3.25%への利上げが見込まれ、現在の急上昇(9月7日時点)を見ると、市場は3.25%を織り込んでいる模様です。


そうなると利上げの着地点まで1%を切っていることになるので、上昇余地はもう限られていると考えられます。

そして、2023年の利上げが1回程度と考えると、その前段階の9月21日のFOMC後~12月14日のFOMCまでの間に着地点があるんじゃないかと言う気がします。


加えて、長期の米ドル/円チャートを見ると、目立つ区切りは1998年8月の147円と1990年4月の160円です。


▼米ドル/円の月足チャート
米ドル/円のチャート

ただし、米の利上げの着地点が見えてきており、日本が利下げする可能性はほぼないことから、160円はかなり難しいと思います。

そう考えると147円が目安で、勢いで突破しても150円台なんじゃないかなと、わたしは考えています。


つまり、
  • 相場は9月の利上げを織り込んでいるので、金利上昇余地は1%を切っている
  • その状態で147円という一つの区切りを超えたのならもう解除で良い
というのがわたしの考えです(^_^;)



一点注意として、このドットチャートは6月のFOMC時点のものです。

9月のFOMCで最新の見通しが公表されるので、そこで大きく変わると話が変わってきます。

ただ、パウエル議長の発信を見ていると大きく変わる感じはなさそうなんですよね。



・2022年9月22日追記
202209222

2022年6月と比べるとやや上方にシフトしました。

「11月:0.75%」「12月:0.50%」「2023年2月:0.25%」で、利上げ終了(4.50%~4.75%)が2022年9月時点のメインシナリオみたいです。

ただ、確かに6月時点と比べると1回の利上げ幅は大きくなる見通しになりましたが、利上げ終了時期は変わっていないので、方針は変えず147円ターゲットで解除して行きます。




役目を果たした円安シフト:147円で解除

円安シフトの目的は円安によるロスカットを防ぐことなので、ロスカットしなければ解除してOKです。

仮に147円で円安シフトを解除したあとに米ドル/円が160円まで上昇したとすると、今から約15円上昇することになります。


他のクロス円であるユーロ/円、豪ドル/円、加ドル/円、NZドル/円も15円上昇した場合に口座状況がどうなるのかリスクシミュレーションで確認してみます。


▼147円で円安シフトを解除:維持率683%
①円安シフト解除

まずは円安シフトを147円で解除します。
約2,000万円の利益とウハウハですが、ここからがシミュレーションの本番です。


▼クロス円が15円上昇した場合:維持率248%
②15円上昇

▶想定レート
  • ユーロ/円:158円
  • 豪ドル/円:112円
  • 加ドル/円:125円
  • NZドル/円:102円

この水準まで上昇しても、維持率248%と特に問題なさそうですね。
レートを確認すると全ての通貨ペアが想定レンジを突き抜けるほどの大幅な円安です。


ただ、まだ余裕があるので、限界を知るために他のクロス円をさらに5円ずつ上昇させてみます。


▼さらに5円上昇:維持率166%
③5円上昇
▶想定レート
  • ユーロ/円:163円
  • 豪ドル/円:117円
  • 加ドル/円:130円
  • NZドル/円:107円

まだいけますね。


▼さらにキリのいい数字まで上昇:維持率116%
④キリのいい数字まで上昇
▶想定レート
  • ユーロ/円:165円
  • 豪ドル/円:120円
  • 加ドル/円:135円
  • NZドル/円:110円

5円上昇させたらロスカットしたので、この辺が限界です。

ただ、この水準は無いと思うんですよね……

というか、仮にこの水準まで上昇するとしたら、それは金利差だけが原因ではないはずなので、そもそも円安シフトの考え方では対応できないと思います。


まあ、ここまで行くようなら、その前の段階で両建て対応ですかね。

最後の手段両建て



ということで、147円時点で解除した後に160円まで上昇しても円安シフトの目的である『円安でロスカットさせない』は達成できると考えられます。


自分の口座でも円安シフトを解除した場合のロスカットレートを確認してみてください(^^♪

トラリピのロスカットレート



【補足】
実はナローレンジ戦略でもユーロ/円の売りトラリピ&米ドル/円の買いトラップのヘッジ戦略を仕掛けており、そちらは相場観ありありです。

この戦略でファンダメンタルズやテクニカルの解説を散々聞いているので、わたしの思考はこの相場観に影響を受けていると思われます。(そっちの戦略も147円が目安です)

順当に考えて、金利差の広がる余地は限定されているし、大まかなチャート的にも節目が見えているので、解除と言う判断になると思うのですが、ナロー戦略の影響を受けていない自信はないです。

147円という結論が出ていて、その結論に合わせて理論を組み立てているような気もします。


正直、相場観なしで運用できる戦略としてはちょっとどうかと思うんですが、『世界中が金融引き締めしているのに日本だけが金融緩和』なんて変な相場は歴史的にもそうないはずなので、特殊な対応でもご容赦ください(^_^;)





実際の注文

目安の147円ぴったりで解除というのも難しいので、147円周辺で解除していこうと思います。

わたしのトラリピ注文は126.32円-129.56円なので、利益値幅を18円にする予定です。

▼米ドル/円のトラリピ
トラリピ管理表

そうすると、144.32円-147.56円で解除となります。
※繰り返しポジションを持ってしまうので、決済後に取り消す

トラリピを解除してしまっている人は普通に決済注文を入れればOKです。
余剰分を相殺する時のやり方『おまけ:仕掛け過ぎている分を解除する』と一緒です。


もしここまで上昇せずに下落してしまった場合はまた考えますが、それでも年内には解除すると思います。

また、この数値は大雑把なので大体でOKです。
144円とかで解除してしまってもいいと思います。

それから操作ミスの可能性を考えて、発注は相場が動いていない土日に行います。


本当は9月21日のFOMCの発表を確認してからの方が無難なんですが、最近米ドル円の動きが激しいため調整も急激な可能性があり、もう円安シフトの役目は終えたと思うので、決済注文をいれてしまいます(^^ゞ



・2022年9月26日追記
為替介入の第2弾を警戒して解除レートを1円だけ変更。







注意事項:為替は金利差だけでは動かない

メインシナリオ147円、サブシナリオ160円として解説しましたが、これはあくまで金利差のみで考えた場合です。

当たり前のことですが、為替は金利差だけでは動きません


経済力の差とか、資源価格が上がれば原油などの資源を持っている国が強いとか、他にも色々あるわけですよ。

今回の147円&160円はあくまで金利差だけで考えた場合のターゲットです。


極端な話、米の利上げが終わっても経済力の差から米ドル/円の上昇が止まらない可能性だってあります。

でもそれは円安シフトの考え方では対応できないんです。

そのため、円安シフトの考え方に則って、金利差の拡大が落ち着いたタイミングで解除を考えています。




円安シフト解除後の見通し

米の利上げが落ち着けば、米ドルから色々な国の通貨に資金が流れるはずです。

円にも流れますが、米ドル高が終わったからと言って円安が終わるわけでも円高になるわけでもないので、他のクロス円(ユーロ/円、加ドル/円、豪ドル/円、NZドル/円)はレンジから緩やかな上昇くらいになる可能性が高いと考えています。

ただ、シミュレーションしたように円安シフトで十分な利益が出ているので、出金せずに様子を見ていればロスカットはしない想定です。


また、NZドル/米ドル、米ドル/加ドル(+豪ドル/米ドル)については、現在の一方的な米ドル高から他の通貨に資金が流れて、決済タイムになることを期待しています(*´▽`*)




日本が利上げを始めて円高局面になったら

黒田総裁の任期が終わった2023年4月以降の政策会合になると思いますが、日本もいずれ利上げを始めるはずです。

そうなるとやっと円高になります。


もちろん利上げしたからと言って、日本の経済力が上がるわけではないので、円が極端に強くなるわけではないと思われます。

でもタイミングによっては世界が金融緩和を始めている(金融引き締めを緩める)のに、日本だけ金融引き締めを始めるという今と逆の環境になる可能性があります。

そうなれば、日本だけ金利が低いからという理由で売られた分は戻るはずです。


米ドル/円が100円になるかと言われたら金利差だけでその水準はないでしょうが、130円台とか120円台は期待できると思っています。


そして、円高タイミングがワイドレンジ戦略の稼ぎ時です。

米ドル/円は仕掛けていませんが、ユーロ/円、豪ドル/円、加ドル/円(+NZドル/円)と円高で大きな利益を得られるクロス円の売りトラリピが火を吹きます(#^.^#)

このタイミングでは大きな値動きが期待できるので、決済トレールを仕掛けるつもりです。


▼決済トレールの解説





【まとめ】トラリピ戦略の目論み円安シフトの解除と円高対策

▶円安シフトの見通し
  • 米利上げ終了の着地点が見えたら解除
  • 1998年8月の147円台が目安
  • 9月末~12月頭くらいを想定
  • 日本の利上げで売りは決済トレール


今回は円安シフトの解除タイミングを解説しました。

最悪160円も警戒していますが、147円で解除してもロスカットの可能性は低いので、わたしは147円周辺で解除するつもりです(^^♪


以上、【トラリピ戦略の目論み】円安シフトの解除と円高対策……でした!!


円安シフト



円安シフトの解除は147円台がターゲット



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