
イギリス100を積み立てていますが、GMOクリック証券ではくりっく株365と違い、複利運用できないと聞きました。
発生する価格調整額を何とか活用して、複利運用する方法はありませんか?
わたしは1,000万円以上の資金を投資して、イギリス100と米国S500の積立を行っています(^^♪
▼ 鈴の株価指数CFD積立実績
今回はそんなわたしが実践しているイギリス100を複利運用する方法を紹介します。
【イギリス100】5枚につき、4枚まで複利運用できる
配当投資やスワップ投資の魅力の一つは発生する利益を利用して、複利運用することだと思います。
複利運用することで投資元本を増やさずとも日々受け取れる利益が増えていくのはありがたいですよね(^^ゞ
わたしがGMOクリック証券で積み立てているイギリス100にも価格調整額(先物価格と現物価格の差を調整する費用)という定期的に付与される調整金があります。(銘柄によってはマイナスもある)
▼イギリス100の価格調整額の実績
イギリス100の積み立ては主にこの価格調整額が目的なのですが、何とこの価格調整額は決済しないと再投資に使えません。
価格調整額は含み益と同じ扱いなので、付与されても評価損益に反映されてしまいます(;'∀')
▼鈴の建玉一覧と価格調整額

ポジションごとにしっかりと価格調整額が付与されていますが、含み益扱いなので価格調整額が付与されたポジションのロスカットレートが下がるだけです。
「じゃあどうすれば複利運用できるの?」というと、最初にイギリス100を積み立てるために入金した投資資金を次の積み立てに充てます。
わたしの場合はイギリス100を1枚積み立てる際に5万円の資金を用意しているので、必要資金の内訳は以下のようになります。
- 必要証拠金:約1万円
- 任意証拠金:約4万円
- 合計(拘束証拠金):5万円
※計算を簡単にするために今回は必要証拠金を1万円として計算
また、GMOクリック証券では必要証拠金と呼ばれる必須となる証拠金の他に、任意証拠金というユーザごとに追加できる証拠金があります。
参考:GMOクリック証券
必要証拠金だけだと下落=即ロスカットですが、この任意証拠金を追加することで、ロスカットレートを下げられるわけです。
※わたしの場合はこの任意証拠金に約4万円追加することで、イギリス100がリーマンショック級の大暴落をしても耐えられるようにしています。
価格調整額が発生した場合、その分だけ任意証拠金の割り当てを減らしてもロスカットレートは変わりません。
つまり、発生した価格調整額の分だけ任意証拠金を減らし、次の積み立て資金に充てればいいわけです。
- 必要証拠金:約1万円
- 価格調整額:1万円
- 任意証拠金:約4万円⇒3万円
- 合計(拘束証拠金):5万円
こうすれば間接的にですが、価格調整額を次の積立資金に充てる事ができます(^^♪
ただし、任意証拠金は4万円しか設定していないので、再投資に充てられるのは1ポジションにつき4万円までになります。
つまり、イギリス100を5枚積み立てると、4万円×5枚で最大20万円が再投資可能となり、
というわけです(^^♪
実運用では何十枚か積み立てたら、各ポジションごとに数千円ずつ価格調整額が溜まっていて、1枚づつ積み立てる感じだと思います(^^ゞ
わたしも35枚積み立てたタイミングで、価格調整額の合計が5万円を超えました。
▼鈴の価格調整額(再掲)
複利運用で積み立てる際は基本的にいつも通りの買い方でOKですが、複利で積み立て分は拘束証拠金に含めないのがポイントです。
- 通常積み立て10枚⇒50万円
- 通常積み立て10枚+複利1枚⇒50万円
▼鈴の複利運用報告
◆株価指数CFDの積立報告◆
— 鈴@副業で仮想通貨始めました (@semiritaia_suzu) December 29, 2020
今月でイギリス100の価格調整額が+5万円を超えたので、価格調整額を使って1枚積み立てました(#^.^#)
【拘束証拠金】
56枚×5万円=280万円(+複利で2枚)
▼【裏技】GMOクリック証券でイギリス100を複利運用する方法https://t.co/Lrgq9lfcKx pic.twitter.com/lYH4Kg3pCV
ちなみに1枚当たりの価格調整額は過去5年(2015年~2019年)の平均で年間約3,500円です。
▼イギリス100の価格調整額(再掲)

よって、価格調整額が4万円溜まるには13年(3,500円×13年=45,500年)ほどかかります。

以上がGMOクリック証券でイギリス100を複利運用する裏技です!!
どうだったでしょうか?
まあ、裏技でも何でもなく普通にGMOクリック証券の仕様なのですが、問い合わせが多かったので、今回は裏技としました(^^ゞ
それからかなり先の話なので、気にする人はあまりいないかもしれませんが、13年目以降の対応も補足しておきます。
GMOクリック証券でのイギリス100の複利運用には今回説明した通り制限がありますが、実際に効率が落ち始めるのは13年目からなので、それほど気にしなくてもいいと考えています。
複利の効率を最大限生かすためには13年後に一度ポジションを決済する必要がありますが、そのくらい時間が経っているなら、決済して得た利益を生活費に充ててもいいですし、何より制度や仕組みが変わっている気がします(^_^;)
リーマンショック前と今ではレバレッジの規制も全然違いますからね……
そういうわけで、わたしはあまり気にせずこのやり方で複利運用を続けるつもりですし、これからイギリス100の積み立てを始めようとする皆さんも、複利運用の効率低下を気にする必要はないと思います!!
最後に関連する記事のリンクを貼っておくので、参考にしてください。
まず、GMOクリック証券ではなく、くりっく株365でFTSE100を積み立てるのではいけないの?という方はこちら( ^^) _旦~~
▼GMOクリック証券とくりっく株365の違い
複利運用の前にイギリス100の買い方を知りたいという方はこちら( ^^) _旦~~
▼【株価指数CFD】イギリス100と米国S500の買い方を画像20枚で解説
イギリス100を積み立てるためにGMOクリック証券の口座開設方法が知りたい方はこちら( ^^) _旦~~
▼【簡単5分】GMOクリック証券の口座開設のやり方
最後にわたしの積み立て実績が知りたい方はこちらです( ^^) _旦~~
▼鈴の株価指数CFD積立実績
【イギリス100】5枚に対し、【イギリス100】4枚を複利運用できる
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本日でサラリーマン終了です(*^^*)
— 鈴@3年でセミリタイア達成 (@semiritaia_suzu) August 30, 2018
しっかりと挨拶回りをしてきます!!
ただ、最後の最後まで全く実感がわかないですね(^-^ゞ pic.twitter.com/NCotpuDwGe