【ロスカット対策】ループイフダンのリスク管理

どうもFX自動売買で月20万円の利益を得て、セミリタイアした鈴(@semiritaia_suzu)です(^^♪

今回はループイフダンの運用で最も重要と言える、ロスカット対策(リスク管理)について、解説していきます。

リスク管理と言うと難しそうに聞こえるかもしれませんが、身構えなくても大丈夫。ループイフダンは対初心者向けが徹底されているので、リスク管理も非常に簡単です(^^ゞ

関連記事:
「ループイフダンって何?」という人はまず以下の記事をどうぞ。ループイフダンの仕組みや特徴を解説しています。
>>【保存版】ループイフダンとは?運用して分かったメリット・デメリットを解説

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1.【ロスカット対策】ループイフダンのリスク管理は目安資金表でOK

リスク管理はループイフダンを運用する上で最も重要と言えます。

そんなリスク管理ですが、ループイフダンは非常に簡単で、『目安資金表を確認して、その資金を入金する』以上……ホントにこれだけです(^^ゞ

流石、ループイフダンは初心者をターゲットにしているだけあり、リスク管理も圧倒的にシンプルになっています。

なぜこんなにシンプル出来るかと言うと、ループイフダン自体が非常にシンプルな設計で、複雑な設定を組めないからです。

▶ループイフダンの主なパラメータ
  • 通貨ペア:米ドル/円など
  • 想定変動幅:●円の幅で上下に動く
  • 設定値幅:▲円間隔で買い⇒売り
  • 取引単位:1本の注文が1,000通貨など
この程度しか調整できるものがありません。

設定をパターンができるので、そのパターンごとに必要な資金をまとめた一覧表を『目安資金表』として用意しているわけです。 

例えば以下のループイフダンを運用するとします。
▶ループイフダンの設定例
  • 通貨ペア:米ドル/円
  • 想定変動幅:5円
  • 設定値幅:50銭
  • 取引単位:1,000通貨
▼目安資金表▼
【ロスカット対策】ループイフダンのリスク管理-目安資金表
その場合は、目安資金表から該当する設定を選びその目安資金の金額【82,500円】を入金しておけば、想定する変動幅内で動いている限りはロスカットされません。

非常にシンプルですよね。

初心者にとっては、想定変動幅を決めるのが一番のネックになると思いますが、そこはわたしの設定も公開していますので、参考にしてもらえればと思います。

関連記事:鈴のループイフダン設定と運用実績

相場を読めない初心者は余計なことをせずにレンジを広く取るのがポイントです(^^ゞ

▼リーマンショックが来ても大丈夫なくらいレンジを広く取る▼
【ロスカット対策】ループイフダンのリスク管理-相場の回復を待つ

2.【ロスカット対策】複数通貨ペアを運用した場合のリスク管理は?

続いて気になるのは、複数通貨ペアを運用する場合のリスク管理(ロスカット対策)でしょう。

ただし、これも基本的に1通貨ペア運用する時と一緒です。

運用する通貨ぺアの必要資金を個別に目安資金表で確認して、その金額を入金しておくだけ。

例えば以下の2通貨ペアを運用するとします。

▶ループイフダンAの設定
  • 通貨ペア:米ドル/円
  • 想定変動幅:15円
  • 設定値幅:100銭
  • 取引単位:1,000通貨
▶ループイフダンBの設定
  • 通貨ペア:ユーロ/円
  • 想定変動幅:20円
  • 設定値幅:120銭
  • 取引単位:1,000通貨
▼目安資金表:ループイフダンA(米ドル/円)▼
【ロスカット対策】ループイフダンのリスク管理-米ドル円の必要資金

▼目安資金表:ループイフダンB(ユーロ/円)▼
【ロスカット対策】ループイフダンのリスク管理-ユーロ円の必要資金
上記の場合の必要資金は

米ドル/円【208,000円】 + ユーロ/円【273,700円】 = 合計【481,700円】

のようになります。

厳密にいうと、米ドル/円とユーロ/円が同時にレンジ端まで下落する可能性は低いので、もう少し資金を少なくしても運用できると思います。

ただし、その辺の資金の調整は慣れてからすればいいので、個別に運用してもロスカットしないように資金を投入するのが原則です。 


3.ループイフダンの危険性!高値掴みに注意

ここまで説明した通り、基本的には目安資金表通りに資金を入れておけばロスカット対策はOKです(^^♪

ただし、そんなリスク管理が簡単なループイフダンにも実は危険性があります。

それが『相場上昇時の高値掴み』です。

ループイフダンでは相場が上昇するとその上昇に合わせて、どんどん高値でポジションを持っていきます。
【ロスカット対策】ループイフダンのリスク管理-相場上昇中
例えば1ドル100円の時にリーマンショックを考慮して、30円下落しても大丈夫なようにレンジ(想定変動幅)を設定したとします。
【ロスカット対策】ループイフダンのリスク管理-米ドル円
この場合、運用開始直後に70円まで下落してもロスカットしないのですが、これが105円、110円と上昇した後に下落した場合、ロスカットの危険性があります。

◆最高値のポジションが100円の場合◆
75円まで下落しても下落幅は25円なので、問題なし

◆最高値のポジションが110円の場合◆

75円まで下落すると下落幅は35円なので、ロスカットの危険性あり

そのため、相場が上昇した時にそのまま放っておくと、どんどん高値掴みをしてしまうので、どこかでループイフダンを停止する必要があります

上記の例の場合、75円までの下落に耐えたいのなら、105円になった時点で、ループイフダンを止めなければなりません。

個人的におすすめなのはハーフ&ハーフ戦略で、割安なレンジの下半分は買いのループイフダン、割高なレンジの上半分は売りのループイフダンを仕掛けます。
【ロスカット対策】ループイフダンのリスク管理-ハーフ&ハーフ
こうすることでループイフダンで危険な高値掴みを避けることができます(^^ゞ

関連記事:
ハーフ&ハーフ戦略について詳しく知りたい人は以下の記事をどうぞ。
>>【利益率約3倍】ループイフダンでハーフ&ハーフをやる方法


4.ループイフダンで安全なレバレッジや維持率は?

安全なレバレッジや維持率って気になると思います。

回答を言うとありません!!

ふざけているわけではなく本当にありません。

というのも妥当なレバレッジや維持率というのは運用方針やその時のレートによって、変わってくるので、レバレッジや維持率だけをみて安全か判断することはできないのです。

例を出すと

  1. 口座に25万円入金し、1ドル125円で1万通貨のポジションを持った場合
  2. 口座に16万円入金し、1ドル80円で1万通貨のポジションを持った場合
上記はどちらもレバレッジは約5倍、維持率も約500%とほぼ同程度になります。

①125円でポジションを持った場合は、1ドル105円程度でロスカットします……これは普通にあり得ますよね?

続いて、②80円でポジションを持った場合は68円程度でロスカットになります……が、リーマンショック後に最も下落した時でさえ、1ドル75円程度だったことを考えると、①に比べてかなり余裕を持ったロスカットレートと言えます。

この場合、わたしなら①のケースは危険と考えますし、②のケースは安全と考えます

でも、レバレッジと維持率は殆ど一緒なのです。

つまり、レバレッジや維持率を見ても、安全かどうかは判断できないということです。

勿論、レバレッジや維持率は大切な数字ですし、運用方法によっては重要視します。

ただし、初心者が幅広いレンジでループイフダンを運用する場合に限って言えばあまり気にする必要はない数字になります。

ループイフダンのリスク管理を行うときはレバレッジや維持率ではなく、ロスカットレート、つまり目安資金表で考えましょう。


5.ループイフダンの口座状況の見方

▼PCアプリの口座状況▼
【ロスカット対策】ループイフダンのリスク管理-PC版口座状況
▼スマホアプリの口座状況▼
【ロスカット対策】ループイフダンのリスク管理-スマホ版口座状況
口座状況は公式の説明が一番適切なので、取引画面操作説明書から引用しますね(^^ゞ

①口座資産
お預け頂いた証拠金に決済したお取引の損益やスワップ損益を加減算したものです。

② 評価損益
現在保有しているポジションで発生しているスポット損益とスワップ損益の合算金額です。

③ 預かり評価残高
お客様の実質的な資産です。
「①口座資産」+「②評価損益」

④ 注文中証拠金
未約定注文(新規注文)の証拠金の合計金額です。

⑤ 出金依頼額
出金依頼中の金額が表示されます。

⑥ 有効証拠金
口座資産に評価損益(スポット損益+未実現スワップ損益)を加減算し、出金依頼額を引いた金額です。

「①口座資産」+「②評価損益」-「⑤出金依頼額」

⑦ 取引証拠金
現在保有しているポジションを維持する為に必要な証拠金です。

⑧ ロスカット値
取引証拠金に対して各コースで定められたロスカット比率を乗じた金額が表示されます。

⑥の有効証拠金がロスカット値を下回ると強制ロスカットが執行されます。
※各コースのロスカット比率は以下となります。
<アイネット FX 口座>
・アイネット 25・25S ・・・ 15%
・アイネット 25G ・・・100%
・アイネット法人 ・・・ 50%

<ループイフダン口座>
・ループイフダン ・・・100%
・ループイフダン法人 ・・・ 50%

⑨ 返還可能額
お取引口座から出金可能な金額が表示されます。

⑩ 新規注文可能額
新規注文に利用出来る金額が表示されます。
さて、公式の説明は正しいのですが、ちょっと情報が多すぎるので、実際の数字を使って簡単に解説していきます。
▶わたしの口座状況(PC版)
  • 口座資産:1,156,547円
  •  ⇒口座に入金されている資金
  • 評価損益:-187,404円
  •  ⇒含み損益
  • 預り評価残高:969,143円
  •  ⇒ポジションを全て決済した場合に残る資金
つまり、口座に1,156,547円の資金が入っており、含み損が187,404円あるから、全てのポジションを決済すると969,143円残るといった状況です。

要は預評価残高の数字が全て決済した時に残るお金だと覚えておけば大丈夫だと思います。

まあ、他にも色々な数字がありますが、とりあえずそこまで気にしなくてもいいかなと(^^ゞ

強いて言えばロスカット値については、暴落時はポジションが増えることで『⑧ロスカット値が増え』、含み損が増えることで『⑥有効証拠金が減る』ので、加速度的に両者の数値が近くなります。

『⑧ロスカット値』と『⑥有効証拠金』を見比べて、まだ余裕みたいな見方はしないでください(^_^;)
▶ループイフダンのリスク管理まとめ
  • リスク管理は目安資金表でOK
  • 高値掴みには注意
色々説明しましたが、ループイフダンを運用する際はとりあえず目安資金表の資金を投入しておけば大丈夫と覚えておけばいいです。

以上、【ロスカット対策】ループイフダンのリスク管理は目安資金表でOK…でした(^^♪

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関連記事:
ループイフダンのリスク管理に加えて、失敗する理由も確認しておきましょう。わたし自身過去に失敗していますので、わたしの失敗談もどうぞ( ^^) _旦~~
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