失敗①：レンジ相場になっていない通貨ペアを運用する

連続予約注文は買い⇒売り（または売り⇒買い）を繰り返すFXの自動売買です。
為替相場の約70％が上がったり、下がったりするレンジ相場と言われており、実際にここ5年の米ドル／円のチャートをみると95円～125円の間を行ったり来たりしていることが分かります。

▼米ドル／円チャート（5年間）▼

つまり、連続予約注文は仮に下落したとしても元の水準に戻るまで待っていれば基本的にマイナスにはならないのです。

ただし、それは運用する通貨ペアがレンジ相場を形成していた場合に限られます。

対象がレンジ相場になっていないと買い⇒売りを繰り返すことが出来ず、ただ含み損が増え続けるだけになってしまいます。

▼トルコリラ／円のチャート（一方的に下落）▼

こうなったら失敗です。

上記のような通貨ペアは避け、必ず一定の範囲で上下するレンジ相場を形成してる通貨ペアを運用しましょう(^_^;) 

▼豪ドル／円のチャート（レンジ相場）▼

レンジ相場になっている通貨ペアに対して、広いレンジをカバーするように連続予約注文を仕掛ければ、相場の上がり下がりを予想できなくても利益を積み重ねることが出来ます。

失敗②：想定するレンジが狭すぎる

連続予約注文ではレンジを想定して、その範囲内で上下している間は利益が積み重なります。

ただし、そのレンジから飛び出してしまうと利益を出すことが出来ず、場合によっては強制ロスカットで退場ということもあり得ます。

例えば以下は米ドル／円のチャート図ですが、98円～119円で動いています。

▼米ドル／円（2016年～）▼

ただし、このチャートは2016年～のチャート図でもっと昔のチャートを見ると75円～125円で推移していることが分かります。

▼米ドル／円チャート（2004年～）▼

よくある失敗として、『レンジを設定したが想定する期間が短すぎてロスカットした』ということもあるので、注意しましょう。 

では何年くらい見ればいいかと言うと、ひとつの回答として運用を想定する期間と同等の期間を見てレンジを設定するというのがあります。

1年運用するつもりなら過去1年、3年運用するつもりなら過去3年で設定します。直近の値動きや現在の水準にもよりますが、一つの目安にはなります。

ただし、数年単位での長期運用を考えるなら、直近で発生した大暴落である2008年のリーマンショック時の値動きを意識しておくべきです。

もちろん、いきなりリーマンショックの暴落に耐えられるような資金を投入する必要はありませんが、利益を複利運用して、レンジを拡大させていくと安定性が上がります。

失敗③：含み損に耐えきれずに損切りする

『レンジ相場の通貨ペアを運用する』、『レンジを広く取る』と言う事を意識して行っていれば大丈夫なのですが、何となく出運用していると、含み損が多くなったタイミングで気持ちが耐えられずに手動で損切りしてしまうことがあります。

例えば以下は米ドル／円のチャートですが、112円などで運用を始めて105円くらいで含み損に耐えられずに損切り⇒その後回復というのは本当によくあることです。

わたしも連続予約注文ではありませんが、やらかしたことがあります(^^ゞ

このような失敗を避けるためには、『レンジを広く取りつつ』、『レンジ相場は待っていれば必ず元の水準に戻ること』を信じて待つのが大切です。

以上、【絶対NG】マネパの連続予約注文で失敗する３つの理由…でした(^^♪ 

この3点は絶対にやっちゃダメ

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連続予約注文の特徴や評判などをまとめているので、参考になると思います(^^ゞ 
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