トラリピを発注したいけどこれでいいのか分からない
設定自体はブログに公開されているけど……
トラリピを発注する際の注意点を教えて!!
こういった疑問に答えていこうと思います(^^♪
どうも鈴(@semiritaia_suzu)です!!
わたしはトラリピで2,000万円を運用することで月平均20万円の不労所得を得ており、設定も全て公開しています。
▼鈴のトラリピ設定と運用実績
ただ、いきなり2,000万円を用意するのは難しいので、30万円から積み立てて鈴のトラリピ設定を構築する『自分年金の作り方』という手法を公開しています。
▼30代から受け取れる自分年金の作り方
「30万円で始められる」、「設定が公開されているので簡単に発注できる」という手軽さからこのやり方は初心者にも好評です!!
ただ、手軽過ぎるからこそ、「えっ?そんなことも知らずに運用してるの?」っと感じる質問がときどき来ます(^_^;)
そんなわけで「トラリピを運用するならこれくらいは調べておこう!!」というチェックリストを作ってみました。
【発注前の注意点】トラリピチェックリストを公開!!
これがトラリピチェックリストです(^^♪
……が、チェックリストだけ見せられてもどう確認していいか分からないと思うので使い方と入力例を紹介していきます。
トラリピチェックリストの使い方と入力例
入力例は利用している人も多い、自分年金作りにしました。
トラリピチェックリスト(自分年金作りver)
▼30代から受け取れる自分年金の作り方
ちなみに自分年金作りを真似する人は最初にチェックリストは埋まらないと思います。
自分年金作りは学びながら資産形成できるように作ったので、とりあえず30万円で始めてみて、通貨ペアを追加する度にチェックが増えていけばOKです(#^.^#)
Q1.どの通貨ペアを運用するのか?
⇒加ドル/円、豪ドル/NZドル、NZドル/米ドル、NZドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、米ドル/円、豪ドル/米ドル
1通貨ペアなら当たり前ですが、複数の通貨ペアを運用する場合は自分がどの通貨ペアを運用するのか、しっかりと抑えておきましょう。
Q2.運用期間はどの程度か?
これは意外と重要。
なぜなら3ヶ月間で利益を確定して次の戦略に移る場合と、数年単位で運用する場合ではトラリピを仕掛けるレンジが変わってくるからです。(別に長期が正しいというわけではない)
自分がどの程度の期間運用するつもりなのかしっかりと把握しておきましょう!!
ちなみに自分年金作りはその名の通り、年金なので、死ぬまで運用し続けることを想定しています(^^ゞ
▼トラリピは金の卵を産むニワトリ!自分が死ぬまで世話を続けるべし
Q3.運用通貨ペアはレンジ相場を形成しているか?
▼加ドル/円のチャート(過去15年)
トラリピはレンジ相場で力を発揮する仕組みです。
一方的に下落しているような相場だとポジションを持っても決済するタイミングが無く、力を発揮できません。
▼ダメな例(トルコリラ/円)
運用期間と同じくらいの期間のチャートを確認しておきましょう。
わたしは死ぬまで運用を続けるつもりですが、リーマンショックのような大暴落のタイミングで設定のメンテナンスが必要と考えているので、直近の大暴落を含めるように期間を設定しています(今は15年間)
Q4.維持率を計算できるか?
維持率が100%を下回るとロスカットされるので、非常に重要です。
※維持率に限らず項目の意味は覚えておきましょう
▼トラリピの口座状況の見方を解説!適切な維持率とレバレッジは?
Q5.発注する注文を全て書き出したか?
▼自分年金作りの注文(250万円時点)
自分年金作りの場合、まずは加ドル/円だけでいいので、自分で書き出してみましょう。
自分で手を動かすと理解が深まりますよ(^^ゞ
Excelを持っていない人は無料のオープンオフィスで十分です。
Q6.ロスカット水準を把握しているか?
どこまで暴落or高騰したらロスカットするのか把握しておきましょう。
単独通貨ペアならトラリピ運用試算表、複数通貨ペアならシミュレーションツール(複数通貨の場合は明確なロスカットレートは出ませんが)を使いましょう!!
自分年金作りの場合、8通貨ペア250万円まで追加すればリーマンショック時の値動き耐えられる想定になっていますが、2020年11月時点(加ドル/円:81円)で開始する場合は55円まで耐えることができます。
▼加ドル/円のトラリピ運用試算表
注文を全て書き出し、把握しているので81円スタートのようなシミュレーションもできるわけです。
(80.4でポジションを持つとか、全部で13本とか自分でまとめた表を見れば分かりますよね。)
また、始めるときにもし加ドル/円が90円なら、下落した時に保有するポジションがもう少し多いですよね?
始める時点のレートに合わせ、トラリピ運用試算表に入力して確認しておきましょう!!
ちなみに上昇の場合は112円でロスカットされてしまいますが、その場合は買いレンジ⇒売りレンジへ跨って推移することになるので、
- 時間がかかるので、毎月の入金で資金が増える
- 必ず買いトラリピの決済で利益が積み重なる
ため、危険は少ないと判断しました。
▼トラリピのロスカットレートをシミュレーションしよう!!
Q7.ロスカットした場合の損失金額を把握しているか?
▼暴落した場合のトラリピ管理表
54円台まで暴落は感覚がつかみづらいので、リーマンショック以降の最安値である『68.42円』まで暴落した場合を算出してみました。
また、高騰方面では時間の経過で追加資金&買いレンジ⇒売りレンジへの移動で口座資金が増えている前提ですが、想定レンジの『120円』まで上昇した場合は約38万円の損失になります。
▼高騰した場合のトラリピ管理表
資金が蓄積されていなかった場合は120円を超える前にロスカットされますが、毎月3万円入金と利益が蓄積されることを考えると、80円台で運用を開始した場合にこの事態はあまり考えなくていいと思います。
Q8.利益の使い方は決まっているか?
基本的に複利運用がおすすめですが、永遠にお金を使わずに設定を拡張して行っても仕方がないので、目標金額に到達したら利益を使っていきましょう(^^ゞ
Q9.複利運用の方法は決まっているか?
トラリピの複利運用は基本的に「①レンジ拡大」、「②通貨ペア追加」「③注文間隔縮小」の3択です。
追加投資する時や資金が貯まって複利運用する時にどの方向に伸ばすのか考えておきましょう(^^ゞ
▼【トラリピのメンテナンス】運用中の設定変更と資金が増えた時の優先順位を解説
Q10.暴落した場合の対応は決まっているか?
自分年金作りはロスカットさせずに耐えるが基本です。
もし、資金が足りない場合は両建てにしてヘッジをしてでも耐えます。
もちろん諦めてスパっと損切りという考え方もあるので、自分がどうするのか考えておきましょう!!
例えば加ドル/円で70円以下になった時に買い1万通貨を持っていたとします。
その時に1万通貨の売りポジションを持てば上がっても下がっても含み損は変わらなくなります。
両建てした後の止め時が難しいため、個人的には好きではないのですが、ロスカットは防げます。
「いきなりこんなにチェックできない!!」という人は?
チェックリストをまとめてみましたが、トラリピ初挑戦でいきなり全てチェックできる人はまずいないので、安心してください(^_^;)
最低限赤字にした3,5,6だけ確認できればとりあえず運用を初めてよいと思います。
わたし自身も何となくで初めて、運用しながら徐々に理解できるようになりました。
なので、これが全てチェックできなければ運用を開始してはいけないということではありません(^^ゞ
ただし、これが分からない人はトラリピを理解しきれていないので、「設定の追加」や「多くの資金で本格的な運用」など、次のステップに進むのは早いと思います。
それでも設定を追加するタイミングでもう一度このチェックリストを使い、自分が発注するトラリピへの理解を確認できれば、安心して運用できると思います(#^.^#)
以上、【発注前の注意点】トラリピのチェックリストを公開!!……でした!!
関連記事:
やりながら覚えたい人は、まず「30代から受け取れる自分年金の作り方」をどうぞ( ^^) _旦~~
▼30代から受け取れる自分年金の作り方
このくらい抑えていればたぶん大丈夫!!
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本日でサラリーマン終了です(*^^*)
— 鈴@3年でセミリタイア達成 (@semiritaia_suzu) August 30, 2018
しっかりと挨拶回りをしてきます!!
ただ、最後の最後まで全く実感がわかないですね(^-^ゞ pic.twitter.com/NCotpuDwGe