EUR/JPYが急上昇していて含み損が過去最高。
ロスカットを防ぐために両建てのやり方と必要資金を教えて!!
こういった疑問に答えていこうと思います(^^♪
- EUR/JPYの売りと同量の買いポジションを保有する
- トラリピの利益値幅を広げてホールドする
- 両建てポジション(買い)を決済し、利益値幅を元に戻す
どうも32歳でセミリタイアした鈴(@semiritaia_suzu)です!!
最近、EUR/JPYの上昇が顕著で最後の手段としていた両建てが視野に入ってきました。
そこで、EUR/JPYで両建てをする際の手順をまとめました!!
【インスタ版】EUR/JPYの両建てのやり方
InstagramにてEUR/JPYの両建てのやり方を解説しています。
▼左にスライドで内容を見られます
基本的にInstagramとブログの解説内容は一緒です(^^♪
【ブログ版】EUR/JPYの両建てのやり方
レンジアウトは想定されていた事態なので冷静に対応すること
EUR/JPYがレンジアウトしたことで、慌てている人も多いですが、レンジアウトは想定されていた事態です。
頻繁に訪れる事態ではないですが、リーマンショックのような急変時など10年に1回程度は発生するであろうと見込まれていました。
だから、ワイドレンジ戦略(自分年金作り)には、最初からレンジアウトした際の対応として両建てが組み込まれているわけです。
▼トラリピがレンジを突き抜けた時の3つの対応【①様子見、②レンジ拡張、③両建て】
私の約8年の運用でも初めて訪れる事態なので、スマートに行かない部分もあるでしょうが、落ち着いて対応して行きましょう!!
EUR/JPY売りの両建て対応の概要
- やること
EUR/JPY売りポジションと同量の買いポジションを保有し、評価損益を固定する - タイミング
維持率200%が目安
正確には発注可能額がマイナスになるより前
- 追加資金
不要
両建ては買いと売りで多い方の資金だけがあればいいので、両建てしても必要資金はほぼ増えない
追加資金は不要ですが、発注可能額がマイナスになると追加資金が不要な両建て注文でも発注ができなくなるので、その前に発注が必要!!
手順①EUR/JPY売りと同量の買いポジションを保有する
ポジションサマリでEUR/JPYの売りポジションの数量を確認し、同量の買いポジションを保有する
注文方法はトラリピではなく、ストリーミング(成行)でOK!!
1円上昇した場合:買い+2.2万円、売り-2.2万円
1円下落した場合:買い-2.2万円、売り+2.2万円
上がっても下がっても評価損益の合計は変わらない
両建てするためには発注可能額を両建て注文の証拠金以上にする必要があります。
そのため、まとめて2.2万通貨発注するよりも、0.1万通貨を22回に分けて発注した方が少ない余力で発注できます。
手順②トラリピの利益値幅を広げてホールドする
利益値幅がそのままだと、150円以下に下落した場合に売りトラリピが順次決済されていきます。
そうなると買いポジションに比べて売りポジションの数量が少なくなり、評価損益を固定できなくなります。
そこで決済されないように、売りトラリピの利益値幅を20円くらいに広げておく!!
(注)プラスよりマイナスのスワップの方が大きいので、その差分は目減りしていく
※2023年6月28日時点
※1万通貨あたり
手順③両建てポジション(買い)を決済し、利益値幅を元に戻す
上昇の懸念が解消されたら、買いポジションを決済して売りトラリピの利益値幅を元に戻す。
(両建てを解消し、ただの売りトラリピへ)
解除のタイミングについては「相場予想しない」の前提からは外れますが、スリーミリオン倶楽部の相場観を利用する予定です。
今後、相場観を必要としない方法が思いついたら仕組化します。
160円で買いポジションを持ち150円で解除した場合、22万円(2.2万通貨×10円)の損失が発生する。
ただし、全てのポジションを保有している場合は3.7万通貨保有しているはずなので、その場合は37万円の損失が発生する。
預託証拠金の10~20%程度の損失が発生することを想定しています。
両建てにより損失が出た場合の利益率は?
両建てにより運用額の20%の損失が出た場合、年率12%⇒年率10%程度に下がるイメージ。
積立中なら設定が増えていくので徐々に影響は小さくなるが、完成形だとこのくらいの影響を受けると想定しています。
発注可能額がマイナスで発注できない場合
成立していない注文を取り消すと発注可能が回復する。
- AUDNZDの売りトラリピ
- NZD/USDの売りトラリピ
- EUR/GBPの買いトラリピ+ポジションを保有していない売りトラリピ
- CAD/JPYの買いトラリピ+ポジションを保有していない売りトラリピ
- ……
※売りトラリピの方が必要資金が多いので、ハーフ&ハーフの買いトラリピだけを取り消しても発注可能額は回復しません。
3以降は再発注が面倒なので、できれば2までの間に両建てを済ませたいところです。
両建て解除の損失の一部を取り戻す方策
両建て解除後も売りトラリピの利益値幅を戻さずホールドを続けます。
過去のチャートを見ても150円以上の水準から下落する場合、20円~30円の急落はおかしくありません。
そのため、すぐに決済せずにしばらくホールドしてまとめて決済します。
両建ての損切り分を完全に取り戻すことは難しいですが、一部は取り戻せる可能性が高いと想定しています。
発注可能額がマイナスの場合
発注可能額がマイナスや不足していて、両建て注文を発注できない場合は以下のInstagramを確認してください( ^^) _旦~~
▼左にスライドで内容を見られます
ロスカット対策は両建てだけではない
ロスカットを防ぐ対策は両建てだけではありません。
その他の対応についてはマネースクエアのYouTubeが分かりやすいです。
▼上記動画から抜粋
わたしは公式で紹介されている対応のうち、『③買いヘッジポジションを作る(両建てのこと)』を選びました。
わたしの解説を見て共感できた人はわたしと同様に両建てでいいと思います。
ただし、「なんかしっくりこない」「鈴とは違う見解がある」という場合には妥協せずに他の対応も検討してください。
両建ては全てを解決する魔法の対応ではなく、自分年金作り(ワイドレンジ戦略)における最終手段であり、苦肉の対応です。
後悔しない納得できる対応をしましょう!!
まとめ
- EUR/JPYの売りと同量の買いポジションを保有する
- トラリピの利益値幅を広げてホールドする
- 両建てポジション(買い)を決済し、利益値幅を元に戻す
EUR/JPYの両建てのやり方を解説しました。
両建てはできればやりたくない最終手段ですが、ロスカットさせるわけにもいきません。
最後の手段として参考にしてください(#^.^#)
以上、EUR/JPYの両建てのやり方と必要資金は?……でした!!
▼トラリピがレンジを突き抜けた時の3つの対応【①様子見、②レンジ拡張、③両建て】
両建ては最後の手段
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本日でサラリーマン終了です(*^^*)
— 鈴@3年でセミリタイア達成 (@semiritaia_suzu) August 30, 2018
しっかりと挨拶回りをしてきます!!
ただ、最後の最後まで全く実感がわかないですね(^-^ゞ pic.twitter.com/NCotpuDwGe