Q.トラリピはなぜ儲かるの?⇒A.為替の性質に逆らっていないから

FXはゼロサムゲーム、プロ投資家とも戦う事になるから儲からない。
なんて言われているのに、なんでトラリピは儲かるの?


こういった疑問に答えていこうと思います(^^♪

▶結論
  • トラリピが儲かるのは為替の性質に逆らっていないから


どうも鈴(@semiritaia_suzu)です!!

わたしは計5,000万円で『広いレンジに仕掛ける初心者向けの鈴のトラリピ設定』と『狭いレンジに仕掛ける上級者向けのコンサルトラリピ』の2種類のトラリピを運用しています(^^♪

幅広いレンジに仕掛けるため相場観の必要ない鈴のトラリピ設定でも月平均20万円の利益と、コツコツと利益を積み重ねています。


でも普通に考えてFXって、そんなに簡単に儲かるはずないですよね?

「FXゼロサムゲーム」とか「FXは初心者とプロ投資家が同じ土俵で取引している」とか、マイナスの要素はたくさんありますし、FXで損をしたって話もたくさん聞きます。

今回はそんなFXの一種であるにも関わらず、「なぜトラリピは利益を積み重ねることができるのか?」についてまとめました(^^♪


トラリピを基礎から学びたいって人は以下の記事をどうぞ。トラリピ運用のロードマップです(^^♪

トラリピ完全ロードマップ【基礎・実践・応用】


\今なら限定レポートが貰えます(^^♪/
マネースクエア



Q.トラリピはなぜ儲かるの?⇒A.為替の性質に逆らっていないから

「トラリピがなぜ儲かるのか?」

この答えは簡単です。

為替の性質に逆らっていないからです。

では為替の性質とはなんでしょうか?

それは『レンジ相場を形成する』です。

例として綺麗にレンジを形成している豪ドル/円で確認してみましょう(^^♪


▼豪ドル/円のチャート_過去20年
豪ドル/円-長期的にはレンジ

リーマンショックやコロナショックと言った大きな暴落もありましたが、結局は一定の範囲内で上下しています。

でもこれって考えて見れば当たり前の事ですよね?

豪ドル/円とは「オーストラリアで利用されている豪ドルと日本で利用されている円」の交換比率です。

そのため、比率が極端に変わると両国の力関係が崩れてしまうので、市場に流す通貨の量を調整し、高すぎず安過ぎずの水準を維持しています。(基本的には需要と供給でバランスが取れます)

例えばいきなりオーストラリアの土地を半額で買えたり、逆にオーストラリア側が日本の土地を半額で買えたりしたら混乱が起きますよね?

ニュースで金融緩和とか聞くと思いますが、あれは市場に出回るお金を増やすことで、相対的に通貨の価値を下げているのです。

トラリピはなぜ儲かる?-円高円安

というわけで為替はレンジを形成するので、難しいことを考えなくても下半分を買い、上半分を売りとしておけばそれだけでも利益が積み重なるわけです。


▼豪ドル/円のレンジ設定
豪ドル/円ハーフ


ただ、何の工夫もせずに幅広くトラリピを仕掛けても非常に小さな利益しかでないので、『ダイヤモンド戦略』、『複数通貨ペア』、『大きなレバレッジ』など、利益率を上げるための工夫をしています(^^♪


鈴のトラリピ設定と運用実績



ちなみに最も身近であろう米ドル/円のチャートはこんな感じです。

▼米ドル/円のチャート_過去20年
トラリピはなぜ儲かる?-米ドル/円

豪ドル/円ほど分かりやすくはないのですが、それでも一方的に上昇し続けたり、下落し続けたりはせず、一定のレンジで上下しています(^^ゞ

【補足】
為替がレンジ相場を形成するのは通貨の価値が安定し、インフレ率が同程度の国だけです。
例えば新興国では激しいインフレが起こっています。

日本なら100円だったものは翌年も同じ100円か数%値上げした程度で入手できます。
ただ、インフレが激しい国だと100通貨だったものが翌年は2倍の200通貨とか3倍の300通貨とかになっているわけです。

この場合、すさまじい勢いで通貨の価値が下がっているので、こういった国との通貨ペアではレンジを形成しません。

▼(例)トルコリラ/円のチャート_過去20年
トラリピはなぜ儲かる?-トルコリラ/円



Q.株式の積立投資はなぜ儲かるの?⇒A.株式の性質に逆らっていないから

トラリピからは話がそれますが、よく対比される株式についても解説しておきます(^^♪

「株は上昇傾向だからみんな儲かるけど、FXは上昇せずゼロサムゲームでパイの奪い合いだから儲からない」という意見がありますが、これは半分正解で半分間違いです。

まず、株は上昇傾向だから買えば儲かるは正しいです。
(少なくとも歴史上は)

株価指数の代表格、S&P500(アメリカの優良企業500社の平均)を見てみます。


▼S&P500(米国500)のチャート_過去20年
米国S500の長期チャート

惚れ惚れするような上昇傾向ですよね(*´▽`*)

これなら買った後に売らずに持っていれば必ず儲かっています。

株式全体に投資して負けるとしたら、「暴落した時に売る」、これ以外に方法はありません。
(少なくとも今のところは)

為替がレンジ相場を形成するように株式は上昇傾向と言う性質があるのです。

だから、株式は上昇傾向だから買えば儲かるは正しいというわけ。

でも上昇傾向の株に対して、為替と同じように買い⇒売りはともかく、売り⇒買いをやったら損しますよね?

投資対象の性質に逆らう、つまり「FXで積立投資をする」、「株式で売りから入る」、これらのやり方で利益を積み重ねるのは同じくらい難易度が高いのです。

▶性質に逆らわない投資
  • 株式:上昇傾向⇒積立投資
  • 為替:レンジ相場⇒買い売りの自動売買

これが基本、性質に逆らわない投資になります(^^♪


というわけで、FXは株と違って積立投資で儲けるのは難しいのですが、それは為替の性質に逆らっているからです。


株式だろうと為替だろうと、『投資対象の性質に逆らわない運用』をすれば利益を積み上げるのは難しくありません。


鈴の株価指数CFD積立


【補足】
長期的に上昇傾向なのはあくまで株式市場全体の話です。
個別の株式については会社が倒産すればゼロになるので、この考え方は当てはまりません。

基本に忠実に投資するなら、世界株や米株ETFが鉄板です。



【まとめ】Q.トラリピはなぜ儲かるの?⇒A.為替の性質に逆らっていないから

▶性質に逆らわない投資
  • 株式:上昇傾向⇒積立投資
  • 為替:レンジ相場⇒買い売りの自動売買

トラリピが儲かるのは為替の性質に逆らっていないからでした(^^♪

もちろん、性質に逆らわないだけでは大した利益にはならないので、色々な工夫をしたり大きなリスクを取ったりします。

リスクを取る中で、失敗することもあるでしょう。

それでもトラリピが儲かるのは何の不思議もなく、株式ETFを積み立てれば儲かるのと同じくらい当たり前のことなのです。


また当然ですが、これ以外のやり方で利益を出す方法もたくさんあります。

投資対象の性質に逆らわないのは基本ってだけなので、応用や邪道のようなやり方もあるでしょう。

でも、基本さえ抑えておけば、小さくとも利益を積み重ねることができるわけです。


……ちなみにわたしの主力のひとつになっている鈴のトライオートETF設定は基本から外れているので、結構難しいことをやっています(;'∀')


以上、Q.トラリピはなぜ儲かるの?⇒A.為替の性質に逆らっていないから……でした!!


関連記事:
トラリピを基礎から学びたいって人は以下の記事をどうぞ。トラリピ運用のロードマップです(^^♪

トラリピ完全ロードマップ【基礎・実践・応用】




トラリピは為替の性質に逆らわない手法!!



\今なら限定レポートが貰えます(^^♪/
マネースクエア



LINEで更新通知を受け取る▼




Instagramでも情報を発信中▼


Twitterでも情報を発信中▼