
わたしはトラリピを運用することで平均して月20万円の利益を得ています(^^♪
ただし、わたしのトラリピ設定は2,000万円の運用資金が必要となりますので、資産運用の導入には不向きです。
- 実現損益:+12,630,260円
- 評価損益:-2,504,475円
- 合計損益:+10,125,785円
と言うわけで、よくこういう要望をいただきます。
2,000万円も用意できないけど、わたしのトラリピ戦略を運用したい。少額の積み立て投資で真似する方法はないの?
今回はこういった要望に応えるために、毎月3万円の積み立てで、不労所得を構築する方法を実践していきます。
2018年にも少額運用という事で鈴と一緒に運用しよう!と題して30万円トラリピを運用しましたが、元手30万円のみではどうしても長期的な運用は難しく勉強用にしかなりませんでした。
そこで今回はスタートの30万円に加えて、毎月3万円の積み立てを行うことで少しずつ設定を追加し、ゆくゆくは月20万円の不労所得を受け取れる設定(ワイドレンジ戦略)まで拡張しようと言うわけです(^^♪
- スタートは30万円
- 毎月3万円の積み立て
- 複利&積立で設定を追加
- 17年後※に月平均20万円の不労所得
- 現在の設定(2022年5月) 口座資金:130万円
通貨ペア:5通貨ペア(最大8通貨ペア)
▼2022年5月14日時点の運用状況
※今週の実績と解説だけ見たい人は『5.運用実績の推移』にジャンプ
▼トラリピのことが4分半でわかる動画
関連記事:
『トラリピって何?』って人は以下の記事をどうぞ。トラリピ運用のロードマップです(^^♪
▼トラリピ完全ロードマップ【基礎・実践・応用】
30代から受け取れる自分年金の作り方とは?
これがこの企画の根底にある思想です(^^ゞ
会社を辞めて自由な時間を手に入れるのって、大抵は年金をもらってからですよね?
一昔前なら60歳から第2の人生、早い人は50代でアーリーリタイアして、スローライフなんて人生設計も可能でした。
しかし、現在の20代、30代が年金がもらえるのって、恐らく70歳を過ぎてから……しかも年々もらえる金額は少なくなり、時期も後ろに伸びているので、「いつ、いくらもらえるか?」は正確には予想できません。
さらに老後2,000万円問題なんて話も出てくる始末です。
もう「何も考えずに働いて、お金のことは会社と国にお任せ」なんてことは通用しません。
そこで、自分でお金を生み出す仕組みを作ってセミリタイアしようと考え、わたしが構築したのがワイドレンジ戦略です!!
▼ワイドレンジ戦略と運用実績
わたしはこのワイドレンジ戦略で月20万円の不労所得を得られているので、あとはこの仕組みをメンテナンスしていけば、死ぬまで月20万円の生活費が手に入るわけです。
わたしはこれで目標を達成し、夢だったセミリタイア生活に突入しました! !
ただ、この仕組みは一つ問題があって……それは約2,000万円の資金が必要になることです。
あれ?老後までに2,000万円溜めるのは厳しいって話なのに、若い内に2,000万円を溜めないとこの仕組みを構築できないって無理じゃね?
はい。実際その通りで、以下のような質問がたくさん届きます。
- 「リスク高めでいいからもっと少額でやる方法は?」
- 「通貨ペアを絞ればもっと少額でできませんか?」
- 「複利運用なら少額で金額で始められるのでは?」
- 「毎月の積み立てでやるにはどうしたら?」
皆さん聞き方は違いますが、要約すると
2,000万円も用意できないから、もっと少ない資金でやる方法はないの?
ってことです(;'∀')
そこで、新たに開始したのがこの【30代から受け取れる自分年金の作り方】です。
目指していることは非常に単純。
月平均20万円の不労所得を得ているワイドレンジ戦略を『毎月3万円の積み立てで構築する』という試みです。
これでたくさん来る要望の大半に応えられると思います(^^♪
わたし自身もワイドレンジ戦略(2,000万円口座)の利益を振り分けることで実際に【30代から受け取れる自分年金】を構築し、毎週進捗状況を報告しているので、参考にしてください。
……完成は約17年後の想定ですが、ワイドレンジ戦略と合わせるとトラリピだけで月40万円の不労所得になっちゃいますね(^^ゞ
【30代から受け取れる自分年金】トラリピ設定
最終的にはワイドレンジ戦略と同様の7通貨ペアまで増やしますが、現在は以下の4通貨ペアを運用中です(^^♪
運用順序 | 必要資金 | 運用通貨ペア |
① | 20万円(スタート) | 豪ドル/NZドル |
② | 40万円(+20万円) | ユーロ/英ポンド |
③ | 60万円(+20万円) | NZドル/米ドル |
④ | 90万円(+30万円) | 加ドル/円 |
⑤※ | 120万円(+30万円) | ユーロ/円 |
▼【トラリピの始め方】実際のトラリピの設定方法▼
①豪ドル/NZドルの設定
現在、運用中の豪ドル/NZドルの設定です。
新規・買い注文 | 新規・売り注文 | |
通貨ペア | AUD/NZD | AUD/NZD |
注文金額 | 0.1万(通貨) | 0.1万(通貨) |
レンジ | 新規・買い 1.008~1.144 |
新規・売り 1.158~1.294 |
トラップ本数 | 18本 | 18本 |
利益値幅 | 0.006ドル | 0.006ドル |
決済トレール | 設定しない | 設定しない |
![]() |
![]() |
発注画面のスクショなので、この通り入力すれば同じ設定になります。
▼豪ドル/NZドルのレンジ設定
②ユーロ/英ポンドの設定
現在、運用中のユーロ/英ポンドの設定です。
新規・買い注文 | 新規・売り注文 | |
通貨ペア | EUR/GBP | EUR/GBP |
注文金額 | 0.1万(通貨) | 0.1万(通貨) |
レンジ | 新規・買い 0.658~0.794 |
新規・売り 0.808~0.944 |
トラップ本数 | 18本 | 18本 |
利益値幅 | 0.007ポンド | 0.007ポンド |
決済トレール | 設定しない | 設定しない |
![]() |
![]() |
発注画面のスクショなので、この通り入力すれば同じ設定になります。
▼ユーロ/英ポンドのレンジ設定
ワイドレンジ戦略で運用しているユーロ/英ポンドと同じレンジです。
『ユーロ/英ポンドのトラリピ設定』の記事(準備中)を読んでもらうと理解が深まると思います(^^ゞ
③NZドル/米ドルの設定
現在、運用中のNZドル/米ドルの設定です。
新規・買い注文 | 新規・売り注文 | |
通貨ペア | NZD/USD | NZD/USD |
注文金額 | 0.1万(通貨) | 0.1万(通貨) |
レンジ | 新規・買い 0.508~0.700 |
新規・売り 0.708~0.900 |
トラップ本数 | 25本 | 25本 |
利益値幅 | 0.006ドル | 0.006ドル |
決済トレール | 設定しない | 設定しない |
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![]() |
発注画面のスクショなので、この通り入力すれば同じ設定になります。
▼NZドル/米ドルのレンジ設定
④加ドル/円の設定
現在、運用中の加ドル/円の設定です。
新規・買い注文 | 新規・売り注文 | |
通貨ペア | CAD/JPY | CAD/JPY |
注文金額 | 0.1万(通貨) | 0.1万(通貨) |
レンジ | 新規・買い 70.80~94.80 |
新規・売り 95.80~119.80 |
トラップ本数 | 31本 | 31本 |
利益値幅 | 0.7円 | 0.7円 |
決済トレール | 設定しない | 設定しない |
![]() |
![]() |
発注画面のスクショなので、この通り入力すれば同じ設定になります。
▼加ドル/円のレンジ設定
ワイドレンジ戦略で運用している加ドル/円と同じレンジです。
『加ドル/円のトラリピ設定』の記事を読んでもらうと理解が深まると思います(^^ゞ
⑤ユーロ/円の設定
現在、運用中のユーロ/円の設定です。
新規・買い注文 | 新規・売り注文 | |
通貨ペア | EUR/JPY | EUR/JPY |
注文金額 | 0.1万(通貨) | 0.1万(通貨) |
レンジ | 新規・買い 90.80~119.60 |
新規・売り 120.80~149.60 |
トラップ本数 | 37本 | 37本 |
利益値幅 | 0.9円 | 0.9円 |
決済トレール | 設定しない | 設定しない |
![]() |
![]() |
発注画面のスクショなので、この通り入力すれば同じ設定になります。
▼ユーロ/円のレンジ設定
ワイドレンジ戦略で運用しているユーロ/円と同じレンジです。
『ユーロ/円のトラリピ設定』の記事を読んでもらうと理解が深まると思います(^^ゞ
今後の設定追加
最初は豪ドル/NZドルのみですが、口座残高(預託証拠金)が増えるたびに設定を追加していきます。
必要 資金 |
通貨ペア | 売 買 |
取引 単位 |
仕掛ける レンジ |
トラップ値幅 (本数) |
利益値幅※2 |
20万円 (済) |
AUD/NZD | 買 | 1,000 | 1.008ドル ~ 1.144ドル |
0.008ドル (18本) |
0.006ドル |
売 | 1,000 | 1.158ドル ~ 1.294ドル |
0.008ドル (18本) |
0.006ドル | ||
40万円 (済) |
EUR/GBP | 買 | 1,000 | 0.658ポンド ~ 0.794ポンド |
0.008ポンド (18本) |
0.007ポンド |
売 | 1,000 | 0.808ポンド ~ 0.944ポンド |
0.008ポンド (18本) |
0.007ポンド | ||
60万円 (済) |
NZD/USD | 買 | 1,000 | 0.508ドル ~ 0.700ドル |
0.008ドル (25本) |
0.006ドル |
売 | 1,000 | 0.708ドル ~ 0.900ドル |
0.008ドル (25本) |
0.006ドル | ||
90万円 (済) |
CAD/JPY | 買 | 1,000 | 70.80円 ~ 94.80円 |
0.8円 (31本) |
0.7円 |
売 | 1,000 | 95.80円 ~ 119.80円 |
0.8円 (31本) |
0.7円 | ||
120万円 (未) |
USD/CAD | 買 | 1,000 | 0.958ドル ~ 1.198ドル |
0.008ドル (31本) |
0.008ドル |
売 | 1,000 | 1.208ドル ~ 1.448ドル |
0.008ドル (31本) |
0.008ドル | ||
150万円 (済) |
EUR/JPY | 買 | 1,000 | 90.80円 ~ 119.60円 |
0.8円 (37本) |
0.9円 |
売 | 1,000 | 120.80円 ~ 149.60円 |
0.8円 (37本) |
0.9円 | ||
180万円 (未) |
AUD/JPY | 買 | 1,000 | 50.80円 ~ 79.60円 |
0.8円 (37本) |
0.8円 |
売 | 1,000 | 80.80円 ~ 109.60円 |
0.8円 (37本) |
0.8円 | ||
190万円 (未) |
利益を 出金可能 |
- | - | - | - | - |
- | - | - | - | - |
※2 年に1回最適な利益値幅に最新化
わたしは2022年4月までの設定で運用していたので、USD/CADより先にEUR/JPYを発注しています。
口座残高が150万円を超えたらUAD/CADを追加する予定です。
- レンジが狭く必要資金が少ない通貨ペア順
- 通貨が偏らないように発注 ⇒クロス円は3通貨ペアと多めなので後半に回すなど
運用資金が増えたら通貨ペアを追加していき、最終的にはワイドレンジ戦略と同様に7通貨ペアまで拡張します。
190万円で7通貨ペアが最初の目標です!!
(20万円でAUD/NZD、+20万円でEUR/GBP、+20万円でNZD/USD……という感じで追加)
- AUD/NZD:極小 ⇒想定レンジ3,000pips(1.0ドル~1.3ドル)
- EUR/GBP:小 ⇒想定レンジ3,000pips(0.65ポンド~0.95ポンド)
- NZD/USD:小 ⇒想定レンジ4,000pips(0.5ドル~0.9ドル)
- CAD/JPY:中 ⇒想定レンジ5,000pips(70円~120円)
- USD/CAD:中 ⇒想定レンジ5,000pips(0.95ドル~1.45ドル)
- EUR/JPY:大 ⇒想定レンジ6,000pips(90円~150円)
- AUD/JPY:大 ⇒想定レンジ6,000pips(50円~110円)
【30代から受け取れる自分年金】作り方の手順
STEP1:設定を構築する
まずは元手20万円で豪ドル/NZドルを運用しましょう。
もし資金があるなら40万円で豪ドル/NZドル+ユーロ/英ポンドでも構いませんし、190万円で7通貨ペア全てを発注してもOKです。
通貨ペアを追加していき0.8円間隔7通貨ペアが完成したら、注文間隔を0.4円⇒0.2円⇒0.1円と狭めて行けばワイドレンジ戦略が完成します。
- 190万円:0.8円間隔
- 380万円:0.4円間隔
- 760万円:0.2円間隔
- 1,520万円:0.1円間隔
- 1,560万円:0.1円間隔(AUD/NZDのみ0.05円間隔)
⇒ワイドレンジ戦略
STEP2:複利運用で設定を追加
利益が発生したら、その利益を元手に通貨ペアを増やしていきます。
- 20万円:AUD/NZD
- 40万円:EUR/GBP
- 60万円:NZD/USD
- 90万円:CAD/JPY
- 120万円:USD/CAD
- 150万円:EUR/JPY
- 180万円:AUD/JPY
運用資金190万円、7通貨ペアまで拡張できれば、ワイドレンジ戦略と同様にリーマンショック時の値動きを想定した設定になります。
▼トラリピのロスカットレートをシミュレーションしよう!!
また、通貨ペアを7通貨まで追加したら、挟み込みを利用して、注文間隔を狭くしていきます。

▼【トラリピのテクニック】設定追加の基本となる挟み込みとは
0.8円間隔⇒0.4円間隔にするときには380万円貯まるまで待たなくとも、210万円(190万円+20万円)でAUD/NZD、230万円(210万円+20万円)でEUR/GBPと1通貨ペアずつ追加していくことができます(^^♪
設定追加を繰り返していくと、どんな設定が必要になるか分からなくなってくるので、設定を追加する際は全ての注文を書き出すのが基本です。
▼豪ドル/NZドル

▼ユーロ/英ポンド

▼NZドル/米ドル

▼加ドル/円

▼米ドル/加ドル

▼ユーロ/円

▼豪ドル/円

ちなみに注文間隔が同じならリスク(ロスカットレート)はほぼ変わらないので、これと同じ注文でなくても問題ありません。
相場の変動によってレンジを変更することもあるので、その際は注文を調整していくつもりです(^^ゞ
STEP3:毎月の積み立てで設定を増やす
複利運用だけでは設定を追加するのに非常に時間がかかります。
特に序盤は注文数も少ないので、なかなか利益が発生しないでしょう。
そこで、毎月資金を積み立てて、設定を追加するペースを加速させます。
今回は毎月3万円を積み立てていく予定です。
ワイドレンジ戦略は2,000万円で年間利益率12%程度なので、
- 元手20万円
- 毎月3万円入金
- 年間利益率12%
- 目標2,000万円
で運用すると月平均20万円の不労所得のワイドレンジ戦略完成まで約17年かかります。
(参考:資産運用かんたんシミュレーション)
他にもちょっと条件を変えて、年2回のボーナスのタイミングで各30万円追加すると考えると(12×3+30×2)÷12=8万円となり、
- 元手30万円
- (平均で)毎月8万円入金
- 年間利益率12%
- 目標2,000万円
で運用すると、月平均20万円の不労所得のワイドレンジ戦略完成まで約11年になります。
どちらにしても長い道のりになりますが、11年で月平均20万円の不労所得を得られると考えるとありなんじゃないでしょうか(^^ゞ
もちろん、
- 年間利益率12%は過去4年の実績でしかない
- 積立から設定追加まで期間が空くので、複利の効果を100%得られない
- 利益は相場の荒れ具合による
など、実際とシミュレーションでは異なる要素が多いので、設定完成までの年数は大きくぶれるはずです。
感覚的な話をするとリーマンショック級の大荒れが2回(つまり2020年代に1回、2030年代に1回くらい)で目標到達かなと想定しています。
それでもコツコツ積み立てていけば設定を拡張していける事は間違いないので、考え方に共感できるなら、やっておいて損はないと思います(^^ゞ
STEP4:定期的にメンテナンス
設定を組んだら完全に放置したいところですが、一定期間ごとにメンテナンスが必要になります。
- レンジが移動する
- レンジ相場ではなくなる
①レンジが移動する
例えば現在、豪ドル/円は過去の推移から50円~110円のレンジ相場と想定して運用していますが、何十年も時間が経てばレンジが変わるかもしれません。
例えば日本が衰退し、円の価値が下がり、70円~130円で推移するなどレンジが変わる可能性があります。
その場合はレンジの変更が必要になるでしょう。
- 現在:50円~110円
- 未来:70円~130円
現在の売りレンジは80円~110円なので、80円まで下落する事が無ければ多少の損切りも必要になるかもしれません。
それでも数年~数十年に一度程度なので、今までの利益を帳消しにしてしまう確率は低いと考えています。
▼レンジを突き抜けた時の3つの対応
②レンジ相場ではなくなる
現在わたしは安定性の高い先進国の通貨を中心に運用しています。
ただし、これらの国が未来永劫発展し続ける保証はありません。
運用している通貨の国が衰退した場合は恐らくレンジ相場ではなくなるので、通貨ペアの入れ替えが必要になります。
▼レンジ相場ではない例(トルコリラ/円)▼
例えば、オーストラリアが衰退したら豪ドルを運用通貨から外し、逆にメキシコの通貨が安定したら、ペソを運用通貨に追加するような調整が必要になると思います。
運用通貨から外す際には当然損切りが発生しますが、複数通貨ペアを運用していれば、一つ二つ外しても影響は限定的です。
実際に運用初期にはわたしが未熟だったため、レンジ相場になっていないトルコリラ/円を運用してしまい損切りした際も、約-140万円とそれまでの利益と比べるとクリティカルな損失にはなりませんでした。
▼トルコリラ損切りによる損失
関連記事:【損失あり】トラリピで失敗する3つの理由!トルコリラ/円で大損した話
つまり、この2点に対処していけば、死ぬまでトラリピで不労所得を受け取ることができるというわけです。
どうでしょうか(^^ゞ
「ワイドレンジ戦略を運用してみたいけど、2,000万円も用意できない!!」という要望に応えられているんじゃないかと思います。
30万円で始められるので、気軽に挑戦してみてください!!
【30代から受け取れる自分年金】運用実績の推移
下の図は『30代から受け取れる自分年金作り』の実現損益と合計損益の推移を表しています。
開始122週目(2022年5月9日週)は7,797円の利益!!
加ドル/円とユーロ/円が決済されました(^^♪
運用週 | 利益 | 評価損益 | 投資元本 |
2022/01/03 | 1,624円 | -11,770円 | 1,390,000円 |
2022/01/10 | 3,947円 | -12,971円 | 1,390,000円 |
2022/01/17 | 3,406円 | -14,117円 | 1,390,000円 |
2022/01/24 | 3,127円 | -24,057円 | 1,390,000円 |
2022/01/31 | 3,405円 | -22,048円 | 1,420,000円 |
2022/02/07 | 2,239円 | -16,452円 | 1,420,000円 |
2022/02/14 | 2,268円 | -12,992円 | 1,420,000円 |
2022/02/21 | 5,259円 | -11,190円 | 1,420,000円 |
2022/02/28 | 4,988円 | -7,508円 | 1,450,000円 |
2022/03/07 | 6,199円 | -8,283円 | 1,450,000円 |
2022/03/14 | 7,062円 | -5,142円 | 1,450,000円 |
2022/03/21 | 5,583円 | -11,492円 | 1,450,000円 |
2022/03/28 | 6,500円 | -17,922円 | 1,450,000円 |
2022/04/04 | 4,954円 | -29,514円 | 1,480,000円 |
2022/04/11 | 2,905円 | -49,479円 | 1,480,000円 |
2022/04/18 | 1,971円 | -71,180円 | 1,480,000円 |
2022/04/25 | 12,420円 | -81,437円 | 1,480,000円 |
2022/05/02 | 2,461円 | -122,879円 | 1,480,000円 |
2022/05/09 | 7,797円 | -122,118円 | 1,510,000円 |
平均(2020~) | 1,920円 | -18,829円 | 833,821円 |
▼自分年金作りの利回り

元本に対する利回りを計算したところ、コロナショックによる下駄はあれど年間利益率10%程度で推移しています。
リーマンショック時の値動きに耐えらえる資金量でこの利回りなら十分でしょう(^^ゞ
-
【各通貨ペアに期待したいこと】
- 豪ドル/NZドル 運用を開始から下落⇒上昇⇒下落⇒上昇⇒下落中と綺麗に推移。
- ユーロ/英ポンド プラスのスワップが付く売りレンジで長く上下してくれるとありがたいですね(^^♪
- NZドル/米ドル いいタイミングで始められたので、絶好調です。
- 加ドル/円 100円以下で上下することを期待してたんですが、上抜けました。
- ユーロ/円 2022年4月に運用開始!!
1.04~1.10辺りで激しく上下して欲しい。
あともう少し値動きが大きいとうれしいかも。
スワップが逆転したので、売りレンジではなく、マイナススワップのない買いレンジで上下して欲しい。
上昇局面の可能性が高いので、とりあえず上下の動きを大きくして欲しいです。
マイナススワップのつかない売りレンジで上下してくれればOK。
今週もしっかりと決済されており、2022年も順調ですね(^^♪
2,000万円のワイドレンジ戦略では円安シフトを実行しましたが、自分年金作りでは円安シフトを見送っています。
▼鈴のトラリピ設定の円安シフトを前倒しで実行します
現状の設定ではクロス円は5通貨ペア中の2通貨ペアですし、徐々に通貨ペアを追加していくので、円安の影響は少ないと考えました。
実際、わたしはユーロ/円を運用していますが、追加した時に135円だったので、仮にレンジ端の150円まで上昇しても120円⇒135円まで上昇した時と同じ15円分の含み損しか発生しません。
そう考えると特殊な対応は必要ないと考えました。
また、新通貨ペアの米ドル/加ドルを加え、運用する通貨ペアを見直しています。
【報告】
— 鈴@1億円のポートフォリオ公開中 (@semiritaia_suzu) May 13, 2022
自分年金作りにUSD/CADを追加しました!!
あわせてNZD/JPYとAUD/USDを外し、今後は190万円7通貨ペアでの運用になります。
ただし、外したNZD/JPYとAUD/USDも損切りは行わず、ポジションが無くなったタイミングで撤退する予定です(^^♪
自分年金作り⇒https://t.co/IHlkcDpz9f pic.twitter.com/lQKLTiPtNG
今後はこの通貨ペアで運用していくので、以前から運用していた人も確認しておいてください。
続いて評価損益の方は引き続き含み損が少なく、合計損益は引き続きプラスで推移しています。
まあ、わたしの戦略だと含み損が多くても決済益が積み重なり、口座残高(預託証拠金)が増えていれば設定を追加できるので、実運用上での変化はなく、なんとなく気分がいいだけですが(^^ゞ
▼口座状況(2022年5月14日時点)

毎月、3万円を入金しているので、どんどん余裕が出てきていますね。
ちょっと守り過ぎかなという気がしますが、手間を掛けないならちょうど良いでしょう(^^♪
ユーロ/英ポンドを追加する際にシミュレーション行いましたが、リーマンショック時の値動きにも耐えられるという結果になっています。
▼シミュレーション結果

通貨ペア | レンジ | 最安値or最高値 |
EUR/JPY | 売りレンジ | 128.560 |
EUR/GBP | 売りレンジ | 0.965 |
AUD/JPY | 買いレンジ | 56.330 |
AUD/USD | 買いレンジ | 0.635 |
AUD/NZD | 売りレンジ | 1.281 |
NZD/JPY | 買いレンジ | 45.100 |
NZD/USD | 買いレンジ | 0.505 |
CAD/JPY | 買いレンジ | 68.420 |
USD/JPY | - | 87.170 |
GBP/JPY | - | 141.560 |
- 鈴のトラリピ設定と同様に2009年1月のレートを入力
- 『STEP1:想定レンジの上限までレートを上昇させる』は割愛 ⇒現在のレートから下落or上昇した場合を想定
▼複数通貨ペアのリスク管理
初心者が飛ぶことがないようにかなり守備寄りの設定にしたので、理解できた人はもっと攻めてもいいと思います(^^ゞ
▼トラリピの追加資金を無駄にしない方法
わたしもセミリタイアを目指している最中は攻めるために、トラリピと積立投資を組み合わせていました。
それから自分年金作りの戦略だとレンジ相場を形成している為替に対して、長期運用するので、始めるタイミングが違っても
- 利益⇒含み損⇒利益⇒含み損
- 含み損⇒利益⇒含み損⇒利益
のように順番が変わるだけなので、始め時はあまり気にしなくてもいいと思います。
▼トラリピの基本

始める時期が変わっても下落フェーズと上昇フェーズが来る順番が変わるだけですね。
▼トラリピのフェーズ

まあ、最初に上昇フェーズが来た方が利益の積み重ねがあるので、精神的に楽かもしれませんが、レンジ相場を形成すると考えると最終的には変わらないかと(^^ゞ
【おまけ】攻めの2階建てトラリピ
相場観の必要ない初心者向けの自分年金作りだけでは物足りなくなった人向けの応用です。
わたし自身も自分年金作りだけでセミリタイアを達成できているので、無理して運用する必要はないですよ(^^ゞ
2階:ナロー戦略の概要
自分年金作りは相場観の無い初心者でも運用できる仕組みですが、相場観のある人にとっては退屈な戦略です。
そこで、トラリピの仕組みを理解し、相場観を持ったより戦略的な運用をしたい人はわたしと同様に2階建てトラリピにする方法があります(^^♪
- 2階:AUD/NZDダイヤモンド戦略(狭いレンジ)
- 1階:自分年金作り(広いレンジ)
1階部分の自分年金作りとは異なり、相場が変わった時に損切りが必要になるなど、初心者が無理して運用する戦略ではありませんが、トラリピ初心者を脱した人なら利益をブーストできる可能性があります。
現在、わたしが5,000万円で運用している2階建てトラリピを63万円(自分年金30万円+攻めの戦略33万円)で運用する方法を公開しているので、参考にしてください( ^^) _旦~~
▼【2階建てトラリピ】自分年金作り×AUD/NZDダイヤモンド戦略で攻める方法
2階:ナロー戦略の運用実績
完成形の2階建てトラリピの雰囲気を知ってもらうため、最小単位の33万円だけ運用しています(^^♪
▼豪ドル/NZドルのチャート
現在は売りホールドと売りコアの境目で推移しています。
できれば注文を集中させている1.04~1.10のコアレンジで上下して欲しいところです。
わたしと同じ設定で運用したい場合は、認定ビルダーに登録している『暴落局面でも攻める豪ドル/NZドル_コア&ホールド戦略』をそのまま稼働させればOKです(^^♪
▼豪ドル/NZドル_コア&ホールド戦略(33万円プラン)
▼口座状況(2022年5月14日時点)

※1階とは根拠が異なる戦略なので、別口座(トライオートFX)を利用
【30代から受け取れる自分年金】Q&A
ここから先は30代から受け取れる自分年金の作り方に関する質問を追加していくつもりです(^^♪
Q.元手と積立資金を倍にすれば達成期間は半分になりますか?
A.複利運用の効果が小さくなるので、半分までには減りません
▼元手20万円、積立3万円:16年7ヵ月
▼元手40万円、積立6万円:11年9ヵ月
複利の効果は偉大です(*´▽`*)
色々なパターンを試してみてください!!
参考:資産運用かんたんシミュレーション
Q.公開されている設定通りに発注するとエラーコメントが出るんですが?
A.想定通りなので、問題ありません
全ての2次注文がレンジ上限にて成立した場合、証拠金額が不足する可能性があります。
これはロスカットレートがレンジ内にあり、全てのポジションを持とうとするとその前にロスカットしてしまうので、エラーコメントが出ています。
ただし、全ての通貨ペアが同時にレンジを突破する可能性は低いので、問題ありません。
Q.60万円や190万円等、まとまった資金でいきなり複数通貨ペアを運用してもいいの?
A.勿論OK!!むしろ190万円7通貨ペアで運用がベターです
『自分年金作り』などと題していますが、この戦略の実態は『複利&積立で鈴のトラリピ設定を完成させる』です。
始めから2,000万円も用意出来ないので徐々に設定を追加していますが、十分な資金があるなら複数通貨ペアで運用すれば鈴のトラリピ設定と同じになります!!
そのため、40万円でAUD/NZDとEUR/GBなどで始めても全く問題ありません。
▼鈴のトラリピ設定を少額で運用する方法!!960万円、480万円、240万円プランを紹介
Q.積立から設定追加まで期間が空くので、利回りはもっと落ちるのでは?
A.設定追加までの平均値で年間利益率12%と想定してシミュレーションしています
補足すると運用開始の20万円と積み立て数か月後の40万円では設定が同じなので、利回りは上がらないのでは?という疑問です。
この疑問はもっともなのですが今回の例でいうと、資金20万円の時から次に設定が追加される40万円までの平均が12%という考え方を採用しています。
なぜこんな考え方をしたかと言うと、その年の相場の荒れ具合で利回りは数%~数十%程度と、10倍以上の揺らぎが出るはずなので、細かな利回りは当てにならないからです。
なので、分かりやすさ重視で簡略なシミュレーションにしました(^^ゞ
現実的にわたしの感覚を話すとリーマンショック級の大荒れが2回(つまり2020年代に1回、2030年代に1回くらい)で目標到達かなと想定しています。
Q.毎月3万円を入金しても設定追加まで時間が掛かるので、その間の資金がもったいない
A.積立投資と組み合わせることで追加資金の無駄を無くせます
積立投資で資金を増やす⇒まとまった資金をトラリピ口座に入金という手順です。
暴落が心配な場合は7通貨ペア190万円まで完成させてから積立投資と組み合わせるとロスカットレートが変わらないので、オススメです(^^♪
- 7通貨ペア190万円まで構築する
- 積立投資で190万円貯める
- 自分年金作りを0.4円間隔(380万円)にする
Q.利益が一定ではないのはなぜ?
A.相場の変動によって利益を得る仕組みだから
配当やスワップはある程度安定した利益を受け取れますが、トラリピは相場の変動に対して、買い⇒売りを繰り返すことで利益を得る仕組みです。
相場は一定ではなく、2008年のリーマンショックのように大きく変動する年もあれば、2019年のように非常に穏やかな年もあります。
▼米ドル/円の変動率
トラリピはリーマンショックの時のように相場が大きく振動した年の方が大きな利益を得ることができます。
Q.買いと売りの間に隙間があるのはなぜ?
A.0.8円間隔のため割り切れずに端数が出ているだけです
資金を追加し、鈴のトラリピ設定まで拡張すると0.1円間隔になるので、隙間は無くなります。
Q.含み損がどんどん増えていくんだけど
A.トラリピで含み損が増えるのは予定調和です。
トラリピは下落して含み損が多くなる⇒相場が回復して決済益が出る⇒下落して含み損が多くなる⇒……を繰り返して利益を積み重ねます。
▼トラリピの基本
レンジを形成する為替に対して幅広いレンジに仕掛ける以上、「下落して含み損が増えるフェーズ」は避けられません。
▼トラリピのフェーズ
「上昇して利益が積み重なるフェーズ」になれば一時的に含み損は減りますが、その後はまた「下落して含み損が増えるフェーズ」に突入して含み損が増えます。
トラリピは常に含み損を抱えている仕組みだと思っておいたほうがいいです(^^ゞ
Q.もしレンジを突き抜けてしまった場合はどうするの?
A.最終手段として両建てにして評価損益を固定します。
- 何もせずに戻ってくるのを待つ
- レンジを拡張して追いかける
- 両建てにして評価損益を固定する
Q.攻めの2階建てトラリピは必須なの?
A.年間利益率10%が目標の場合は必要ありません。
相場観の必要ない初心者向けの戦略だけでは物足りなくなった人向けの戦略です。
相場観と損切りが必要になる戦略なので、無理に運用する必要はありません。
▼【2階建てトラリピ】自分年金×AUD/NZDダイヤモンド戦略で攻める方法
Q.円安シフトは仕掛けた方がいい?
A.基本的には不要です。
ただ、わたしは仕掛けていませんが、円安が怖い場合は円安シフトを仕掛けても特に問題ないと思います。
- 加ドル/円:3.1万通貨
- ユーロ/円:3.7万通貨
- 豪ドル/円:3.7万通貨
- 合計:10.5万通貨
上記の範囲内で一部だけ(半分など)仕掛けても円安の影響は小さくできます。
▼円安シフトの解説
Q.旧設定で途中まで追加している場合は?
A.4番目に発注するCAD/JPYで合流するので、それまでは旧設定で発注すればOKです
【旧設定】
①CAD/JPY⇒②AUD/NZD⇒③EUR/GBP⇒④NZD/USD
【新設定】
①AUD/NZD⇒②EUR/GBP⇒③NZD/USD⇒④CAD/JPY
5番目のUSD/CADから新設定で発注しましょう!!
Q.NZドル/円と豪ドル/米ドルを運用している場合は?
A.即撤退でもいいですが、ポジションが無くなるまで運用を続けていいと思います。
NZドル/円と豪ドル/米ドルについては0.8円間隔⇒0.4円間隔への追加は行わずに運用を続け、NZドル/円は買いレンジ、豪ドル/米ドルは売りレンジまで到達するのを待てば、損切り無しで運用を止められます。
NZドル/円で言えば70円~95円の売りトラリピをそのまま運用し、70円以下まで下落したら停止⇒撤退できます。(買いトラリピは停止させておいて良い)
挟み込みを行う前なら拘束資金は各通貨ペア40万円程度なので、運用を続けてもそこまで大きな負担ではないと思います。
わたしも2,000万円のワイドレンジ戦略の方では運用を継続しており、恐らく撤退は年単位で先になると思います。
Q.2022年5月版でNZドル/円と豪ドル/米ドルを外した理由は?
A.豪ドル/円とNZドル/円、NZドル/米ドルと豪ドル/米ドルは近い動きをするからです
非常に近い動きをするので、偏り是正の一環として片方にしました。
▼豪ドル/円とNZドル/円の比較
▼NZドル/米ドルと豪ドル/米ドルの比較
豪ドル/円とNZドル/米ドルを残したのは、わたしの実績でパフォーマンスが良かったからです。
Q.発注順序を入れ替えてもいい?
A.可能ですが注意が必要です。
AUD/NZDは単独でも20万円以下の資金で運用できます。
▼AUD/NZDの必要資金
しかし、最後のAUD/JPYは単独で運用する場合は75万円程度の資金が必要になります。
▼AUD/JPYの必要資金
単独では厳しい設定も複数通貨ペアの利点(同時に含み損が最大にならない)を活かして、少なめの資金で運用しているので、必要資金の多い通貨ペアを前半に持ってくる場合は相場観が必要でしょう。
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よくある質問をまとめてみましたが、分からないことがある場合は質問箱へ質問して貰えれば順次回答していきます(^^ゞ
以上、【鈴と一緒に運用しよう】30代から受け取れる自分年金の作り方…でした。
関連記事:
トラリピの口座開設のやり方は以下の記事にまとめてありますので、参考にどうぞ。開設の手順を画像付きで解説しています(^^♪
▼【トラリピの始め方】口座開設のやり方を画像16枚で解説(口座開設特典)
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本日でサラリーマン終了です(*^^*)
— 鈴@3年でセミリタイア達成 (@semiritaia_suzu) August 30, 2018
しっかりと挨拶回りをしてきます!!
ただ、最後の最後まで全く実感がわかないですね(^-^ゞ pic.twitter.com/NCotpuDwGe