米ドル/加ドルの運用実績とトラリピ設定

トラリピとはFXの自動売買の仕組みで設定さえ組めば自動で取引してくれるので、忙しい会社員でも運用できる優秀な仕組みです。

わたしは10通貨ペアのトラリピを2,000万円で運用し、月平均20万円の不労所得を得ています

1階ワイドレンジ戦略の運用実績202307

▶ワイドレンジ戦略の運用実績
  • 実現損益:+36,073,703円
  • 評価損益:-14,281,935円
  • 合計損益:+21,791,768円
ワイドレンジ戦略と運用実績



今回はそんなわたしのトラリピ設定のうち米ドル/加ドルの設定を抜き出して整理してみました。

同じ設定にすれば同等の不労所得が得られるはずですので、『仕事が辛いけど、転職も怖い』という人はまず、不労所得を構築してみてください。

会社に頼りきりではなくなるだけで、精神的にずっと楽になりますよ(^^♪



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1.米ドル/加ドルのトラリピ設定と運用実績

下の図はわたしが運用している米ドル/加ドルのトラリピ設定の実現損益と合計損益の推移を表しています(^O^)

米ドル加ドルのトラリピ設定の実績202307

▶米ドル/加ドルのトラリピ運用実績
  • 実現損益:+533,308円
  • 評価損益:-282,256円
  • 合計損益:+251,052円

わたしは2,000万円で複数通貨ペアのトラリピを運用し、月平均20万円の不労所得を得ています。


上記は米ドル/加ドルの運用実績だけを抜き出したグラフです。

まだ運用を始めたばかりですが、米ドル/加ドルはトラリピ向きの通貨ペアである豪ドル/NZドルやユーロ/英ポンドと相性がいい通貨ペアです。

トラリピ世界戦略

地理的に分散されていることから、震災などのテールリスクを平準化させると共に、この3通貨ペアにクロス円も加えて全く異なる動きになることを期待しています(^^♪



2.米ドル/加ドルのトラリピ設定を公開

米ドル/加ドルのトラリピ設定を以下の表にまとめました。

米ドル/加ドルのトラリピ設定
新規・買い注文 新規・売り注文
通貨ペア USD/CAD USD/CAD
注文金額 0.1万(通貨) 0.1万(通貨)
レンジ 新規・買い
0.951~1.200
新規・売り
1.201~1.450
トラップ本数 250本 250本
利益値幅 0.009ドル 0.009ドル
決済トレール 設定しない 設定しない


利益値幅については、『通貨ごとに最適な利益値幅は?』を参考にしてください。

また、実際の注文画面のスクリーンショットを載せておきますので、わたしと全く同じ設定にもできると思いますよ(^^♪

1回に付き最大101本までしか注文できないので、複数に分けて注文しています。


買いトラリピ(0.95ドル~1.20ドル)

買い:0.95ドル~1.00ドル
買い:1.00ドル~1.10ドル
トラリピワイドレンジ戦略_米ドル/加ドル買い_0.95-100
トラリピワイドレンジ戦略_米ドル/加ドル買い_1.00-110


買い:1.10ドル~1.20ドル
-
トラリピワイドレンジ戦略_米ドル/加ドル買い_1.10-120
白紙


売りトラリピ(1.20ドル~1.45ドル)

売り:1.20ドル~1.30ドル
売り:1.30ドル~1.40ドル
トラリピワイドレンジ戦略_米ドル/加ドル売り_1.20-130
トラリピワイドレンジ戦略_米ドル/加ドル売り_1.30-140


売り:1.40ドル~1.45ドル
-
トラリピワイドレンジ戦略_米ドル/加ドル売り_1.40-145
白紙


米ドル/加ドルのレンジ設定

過去15年のチャート図を見ると米ドル/加ドルはおおよそ0.95ドル~1.45ドルのレンジ相場だと仮定することができます。

▼米ドル/加ドルのチャート(過去15年)
米ドル/加ドル-レンジ

ハーフ&ハーフなのでちょうど中心の1.20ドルを境界にして、『1.20ドル~1.45ドルを売り』、『0.95ドル~1.20ドルを買い』と想定してトラリピを仕掛ければ良さそうです。

米ドル/加ドル-ハーフ

見て分かるように非常に単純な考えでレンジを設定しています(^^♪

また、初めからここまで広いレンジにトラリピを仕掛ける必要も無いのですが、発注しただけでポジションを保有していなければ、維持率(ロスカット)に影響しません。

ロスカットの判定に利用される維持率の計算式は

「有効証拠金 ÷ 総必要証拠金 × 100」 ではなく 「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100」

関連記事:トラリピの口座状況の見方を解説!適切な維持率とレバレッジは?


そのため、小まめに設定を追加するのが面倒で、まとめて発注してしまいました(^^ゞ


それから買いと売りを組み合わせてハーフ&ハーフにするとマイナスのスワップが気になるという方は決済益とスワップ切り分けて図にしたので、参考にしてください(^^♪
トラリピの決済益とスワップ-米ドル/加ドル202307

▶決済益とスワップ(米ドル/加ドル)
  • 決済益:+555,067円
  • スワップ:-56,724円
  • 合計:+498,343円

【検証】トラリピワイドレンジ戦略のマイナススワップの影響は?




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3.【実績】トラリピの運用に必要だった資金の検証

わたしは複数通貨ペアをまとめて2,000万円で運用しているので、個々の通貨ペアに必要な資金を正確には把握できていません。

そこで、過去の運用実績から米ドル/加ドルを運用するために必要な資金はいくらだったのか検証してみました。

ロスカットさせないためには


口座への入金必要額』+『実現損益』>『証拠金』+『評価損益


となるように資金を用意する必要があります。

2022年
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2022/06 272,828円 20,894円 222,753円 -70,969円
2022/07 168,698円 63,315円 191,988円 -40,025円
2022/08 498,410円 87,540円 362,830円 -223,120円
2022/09 1,535,580円 132,065円 759,407円 -908,238円
2022/10 1,129,302円 230,672円 696,501円 -663,473円
2022/11 644,566円 309,892円 539,196円 -415,262円
2022/12 752,534円 334,894円 567,000円 -520,428円

2022年
運用月 口座への
入金必要額
実現損益 証拠金 評価損益
2023/01 387,480円 381,522円 457,864円 -311,138円
2023/02 857,970円 398,962円 621,756円 -635,176円
2023/03 658,738円 432,262円 579,553円 -511,447円
2023/04 712,214円 455,231円 611,296円 -556,149円
2023/05 756,300円 481,382円 630,766円 -606,916円
2023/06 260,623円 513,294円 445,060円 -328,857円
2023/07 164,829円 533,308円 415,881円 -282,256円
口座への入金必要額:口座に入金する必要がある金額
実現損益:今までの利益の合計
証拠金:取引する際に必要となる担保金 ※
評価損益:含み損益のこと。保有ポジションを全決済した際に発生する損益
ロスカットされずに運用するには『証拠金』と『評価損益』を合わせた金額より多くの資金が口座に残っている必要があります。


上の表を見ると2022年9月に評価損益が『-908,238円』と最大になっています。


そのため、『口座への入金必要額』+『実現損益(132,065円)』>『証拠金(759,407円』+『評価損益(908,238円)』を満たすために


口座への入金必要額(1,535,580円)


が必要になります。 

トラリピ設定と運用実績-必要資金の考え方

ただし、各月の含み損は月末の値にしていますので、瞬間的にはそれ以上の含み損が発生していた可能性が高いですし、そもそも運用期間が短いので暴落を経験していません。

わたし自身も計算上は複数通貨ペアまとめて530万円で済むところを実際にはリーマンショック級の暴落を想定して、2,000万円口座に入れています


米ドル/加ドルの設定をトラリピ運用試算表に入力してみると、下落した場合は490万円、上昇した場合は550万円必要になると試算が出ます。


トラリピ運用試算表
買い:490万円
売り:550万円
トラリピ運用試算表-米ドル加ドル買い
トラリピ運用試算表-米ドル加ドル売り


ただし、これは最高値から最安値まで一直線に変動した場合に必要となる資金です(^_^;)

実際は最安値まで変動するまでには利益が積み重なっているでしょうし、複数通貨に分散している場合は全ての通貨が同時に最安値となる可能性は低いです。

それでも最悪の場合は上記の金額が必要になる事を想定しておくと、ロスカットの危険は非常に低くとなると思います。



4.【実績】毎月の不労所得と利益率

下の表に運用に必要だった資金(口座への入金必要額)で運用した場合の米ドル/加ドルの利益率をまとめました。

2022年
運用月 不労所得 利益率
2022/06 20,894円 7.66%
2022/07 42,421円 15.55%
2022/08 24,225円 4.86%
2022/09 44,525円 2.90%
2022/10 98,607円 6.42%
2022/11 79,220円 5.16%
2022/12 25,002円 1.63%

2023年
運用月 不労所得 利益率
2023/01 46,628円 3.04%
2023/02 17,440円 1.14%
2023/03 33,300円 2.17%
2023/04 22,969円 1.50%
2023/05 26,151円 1.70%
2023/06 31,912円 2.08%
2023/07 20,014円 1.30%
平均 38,093円 2.48%


2022年6月からの運用実績を集計すると月平均約4万円の不労所得……というまとめになるのですが、運用期間が短いので考察はもっと実績が蓄積されてから行うつもりです(^^ゞ


全体のトラリピ設定はこちらの記事にまとめています。
設定に加えて約7年間の実績も月単位でまとめて公開しているので、参考にどうぞ( ^^) _旦~~

ワイドレンジ戦略と運用実績



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関連記事:
トラリピの口座開設のやり方は以下の記事にまとめてありますので、参考にどうぞ。
開設の手順を画像付きで解説しています(^^♪

【トラリピの始め方】口座開設のやり方を画像16枚で解説(口座開設特典)




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