
2022年7月のトラリピによる不労所得は-2,423,078円(ワイドレンジ:448,100円/ナローレンジ:-2,871,178円)でした(^^♪
わたしは計5,000万円で『広いレンジに仕掛ける初心者向けのワイドレンジ戦略』と『狭いレンジに仕掛ける中級者向けのナローレンジ戦略』の2種類のトラリピを運用しています(^^♪
幅広いレンジに仕掛けるため、相場観の必要ない鈴のトラリピ設定でも月平均20万円の利益を得ており、設定も公開しているので、セミリタイアに向けて参考にしてください。
関連記事:
「そもそもFXトラリピって?」という人は以下の記事をどうぞ。トラリピ運用のロードマップです(^^♪
▼トラリピ完全ロードマップ【基礎・実践・応用】
1.1ヶ月間のトラリピによる利益
先月のトラリピの結果を通貨毎にまとめました。
わたしのトラリピ戦略は『必要最低限の生活費を受け取るワイドレンジ戦略』と『リスクを取って大きな利益を狙うナローレンジ戦略』の2部構成、つまり2階建ての年金のようなイメージになっています(^^♪
1階ワイドレンジ戦略
まずは広いレンジで必要最低限の生活費を受け取るためワイドレンジ戦略の結果です。
相場を予想する必要がない初心者向きの戦略で、わたしもFX未経験の頃から実践しています(^^♪
通貨ペア | 今月の利益 | 累計利益 | 評価損益 |
USD/JPY | 0円 | 1,380,538円 | 5,548,776円 |
EUR/JPY | 140,439円 | 3,341,679円 | -1,315,149円 |
EUR/USD | 0円 | 350,635円 | 0円 |
EUR/GBP | 45,366円 | 253,935円 | -18,384円 |
AUD/JPY | 56,655円 | 2,958,174 | -930,759円 |
AUD/USD | 34,768円 | 1,183,880円 | -748,853円 |
AUD/NZD | 18,746円 | 245,404円 | -5,071円 |
NZD/JPY | 31,619円 | 1,650,885円 | -1,061,478円 |
NZD/USD | 26,235円 | 1,364,193円 | -340,672円 |
CAD/JPY | 51,851円 | 2,404,024円 | -450,739円 |
USD/CAD | 42,421円 | 63,315円 | -40,025円 |
GBP/JPY | 0円 | 0円 | 0円 |
TRY/JPY | 0円 | -1375,642円 | 0円 |
ZAR/JPY | 0円 | 59,057円 | 0円 |
MXN/JPY | 0円 | -36,955円 | 0円 |
合計 | 448,100円 | 13,843,181円 | 637,646円 |
2022年7月は約45万円の不労所得でした!!
目標が月平均20万円であることを考えると、圧巻の数字ですね\(^o^)/
▼ユーロ/円(2021年1月~)

▼ユーロ/英ポンド(2021年1月~)

▼豪ドル/円(2021年1月~)

▼豪ドル/米ドル(2021年1月~)

▼豪ドル/NZドル(2021年1月~)

▼NZドル/円(2021年1月~)

▼NZドル/米ドル(2021年1月~)

▼加ドル/円(2021年1月~)

▼米ドル/加ドル(2021年1月~)

▼米ドル/円(2021年1月~)

今回決済の多かった通貨ペアで見ると、①ユーロ/円、②豪ドル/円、③加ドル/円とクロス円の通貨ペアが好調でした(^^♪
3月以降、大きな方向感としては円安に動いているので、クロス円の売りトラリピは不利なのですが、値動き自体が大きいので、しっかり決済されています。
抱える評価損が大きくなっているので心配になる人も多いと思いますが、これがワイドレンジ戦略の稼ぎ方です。
トラリピは『含み損が増えるフェーズ』と『利益が積み重なるフェーズ』を繰り返しながら利益を積み重ねていきます。
▼トラリピのフェーズ
現在、クロス円に関しては含み損が増えるフェーズと考えられるので、どうしても決済益以上に含み損が増えてしまいます。
それでも利益が積み重なるフェーズに突入すれば、今とは逆に含み損を解消しながら利益を積み重ねることができます。
一番稼げるのは利益が積み重なるフェーズなので、楽しみに待ちましょう(^^ゞ
ただし、「世界的な利上げサイクルが終わる」or「日本が利上げサイクルに入る」まではどうしても円は売られやすいでしょうから、現在は円安シフトを組んで評価損益を緩和しています。
【#トラリピ鈴 設定報告】
— 鈴@1億円のポートフォリオ公開中 (@semiritaia_suzu) April 17, 2022
・円安シフトを実行
USD/JPYにクロス円の売りトラリピと同量の買いトラップを仕掛けました。
解除は米の利上げ終了or日本の利上げ開始のタイミングなので、1年以上はポジションを決済せずにホールドする想定です。
ちなみに自分年金作りは円安シフトを仕掛けません。 https://t.co/wJe1UQ1J2W pic.twitter.com/XGAqdDXTbY
リスクシミュレーションを行い、必要ならわたしと同様に対応してください。
▼円安で不安な人がまずやるべきこと
今からワイドレンジ戦略を始める人は不要でしょうが、クロス円の中心値付近の売りポジションを大量保有している人は円安シフトを検討しましょう。
また、売りポジションを持っていると、どしてもマイナススワップが重くなるので、気になる人は以下の記事をどうぞ( ^^) _旦~~
▼マイナススワップが重いんだけどこのままでいいの?
正直、誰もが一度は通る道で、「これ本当に利益が残るの?」と不安になるのは全くおかしくありません。
今はかなりマイナススワップがきついはずなので、不安を感じた人は記事を読んでみてください(^^ゞ
それから、もし相場を予想して攻めたいなら、この「初心者向けのワイドレンジ」で無理するのではなく、このあとの章で説明する「中級者向けのナローレンジ」を参考にしてください。
ナローレンジを攻める戦略は相場に合わせて設定を組むので、予想が当たれば大きな利益が出ますし、想定外の方向に動いた場合は直ぐに損切りするので、ダメージを最低限に抑えられます。
「ショック時に大きな利益を得られるワイドレンジ」と「ショック時には損切りが必須だけど平穏な時も稼げるナローレンジ」、この2つを組み合わせると利益がより安定すると思います(^^ゞ

2022年4月1日からせま得の通貨ペアが追加になりました。
わたしはスワップの優遇より、利益値幅を狭くしたことによる決済益の減少幅の方が大きいと考え、利用しないつもりです。
▼優遇スワップ

ただし、キャンペーンが継続的に実施されているので、せま得を利用した方が有利なケースもあると思います。
特に米ドル/円の売りに関しては非常に優遇されているので、利用した方がいいかもしれません。
簡易にバックテストをする方法もあるので、自分で手を動かしてシミュレーションしてみてください(^^♪
▼【簡易版】トラリピでバックテストをする方法
続いて口座状況の確認です。
円安シフトの効果で含み損が消し飛んでいます(^_^;)
▼口座状況(2022年8月1日時点)

円安&米ドル高と円安シフトにポジティブ要因が重なったので、他のクロス円の含み損以上の含み益が出ています。
あまりの含み益に利確したいと考える人もいるようですが、円安シフトは利益が目的ではなく、円安によるロスカットを防ぐための仕掛けです。
そのため当初の予定通り、「1.アメリカの利上げが終了する」、「2.日本の利上げが開始する」のどちらを満たすまで、継続する予定です。
米ドル/円が動くたびに円安シフト解除の質問が来るので、しばらく載せておきます。
・円安シフトについて
— 鈴@1億円のポートフォリオ公開中 (@semiritaia_suzu) May 27, 2022
私はテクニカル分析を根拠にしたトレードはやらないので、チャートを見ても上か下かなんて分からないんですよね。
そのため、円安を警戒した当初の理由である『世界は金融引き締め局面に入ったのに、日本だけ金融緩和を続けている』が解消されない限り円安シフトは継続します。
世界が金融引き締めに入っているのに日本は金融緩和を続けていることから、歴史的な円安を警戒して円安シフトを仕掛けました。
なので、一時期と比べて米ドル/円が下落しても、引き続き歴史的円安を警戒します。
仮にズルズルと米ドル/円が下落したとしても、『世界が金融引き締めに入っているのに、日本は金融緩和を続けている』という背景が変わらない限りは、円安が怖いので円安シフトは外せません。
勿論、解除条件を満たさないままズルズル下落するリスクもありますが、それでも「歴史的な円安」という極大のリスクの方を優先すると思います。
▼円安シフトの解除
利上げサイクルが終わるまでは含み損を抱えるのは避けられないと思いますが、値動きが激しくなって決済益が増えるなら望む所です。
ショック相場のような大量決済を期待しています(#^.^#)
▼ワイドレンジ戦略の詳細
2階ナローレンジ戦略
続いて狭いレンジで大きな利益を狙うナローレンジ戦略の結果です。
相場感が必要となるため中級者以上が対象の戦略ですが、ワイドレンジ戦略で生活費を受け取れるようになったので、リスクを取って始めました(^^♪
通貨ペア | 今月の利益 | 累計利益 | 評価損益 |
USD/JPY | 52,250円 | 16,266,381円 | -2,794,574円 |
EUR/JPY | 551,083円 | 1,378,527円 | -1,510,776円 |
EUR/GBP | 0円 | 85,695円 | 0円 |
AUD/NZD | -4,762,303円 | 2,038,470円 | 0円 |
NZD/USD | 0円 | 13,885円 | 0円 |
CAD/JPY | 1,287,792円 | 2,950,276円 | 0円 |
GBP/JPY | 0円 | -60,819円 | 0円 |
全体 | -2,871,178円 | 22,672,415円 | -4,165,487円 |
2022年7月は約-287万円の不労所得でした!!
- 豪ドル/NZドル:損切り⇒撤退
- ユーロ/円:150円が高値目安と考え売りトラリピ
- 米ドル/円:押し目で買えればと考え、利益値幅20円の買いトラリピ。ユーロ/円とのヘッジ
- 加ドル/円:利確⇒撤退
今回は衝撃のニュース。
なんとメイン運用だった豪ドル/NZドル_ダイヤモンド戦略から撤退しました。
【#トラリピ鈴 設定連絡】
— 鈴@1億円のポートフォリオ公開中 (@semiritaia_suzu) July 28, 2022
・AUD/NZDダイヤモンド戦略から撤退
損切り:-4,785,004円
最終損益:+2,028,641円
AUD/NZDはこれまで金利差と連動していましたが、金利差との連動が見られなくなりました。
『AUD/NZDは金利差で動く』という前提が崩れたため、戦略の継続を断念しました。
理由は戦略の根拠となっていた金利差との連動が見られなくなったからです。
『金利差との連動が無くなった』=『レンジアウトする』とは限らないのですが、前提が崩れた以上は集中投資はできないと判断しました。
配分を落として運用を継続することも考えましたが、豪ドル/NZドル_ダイヤモンド戦略はここ数ヶ月あまり利益が出ていなかったので、撤退して別の戦略に資金を移すことに決めました。
ただ正直、いきなり完全撤退はちょっとやり過ぎた感もあるので、以下の記事を確認して冷静に対応してください。
▼AUD/NZDダイヤモンド戦略から撤退した理由と今後の対応
わたし自身も冷静に考えると、「資金割当を半分にするくらいで良かったんじゃないかなー」と、今さらながら思っているくらいなので(^^ゞ
最も多くの資金を割り当てていた豪ドル/NZドル_ダイヤモンド戦略から撤退してしまったので、ガッツリ資金が浮いています。
今週中には新たな戦略をまとめて運用を開始するつもりです。
続いて口座状況ですが、米ドル/円とユーロ/円だけになっているので、なんとも寂しい状況です。
▼ナローレンジ戦略の口座状況(2022年8月1日時点)

あまり通貨ペアを増やすし過ぎるのも管理の点で問題ですが、もう1通貨ペアくらいは運用して賑やかにしたいですね(^^ゞ
攻めのナローレンジ戦略の詳細はこちらの記事をどうぞ( ^^) _旦~~
▼2階ナローレンジ戦略
2.トラリピの実現損益と合計損益の推移
1階ワイドレンジ戦略
下の図はわたしが2016年3月から運用しているワイドレンジ戦略の運用実績です(^^♪
- 実現損益:+13,843,181円
- 評価損益:+637,646円
- 合計損益:+14,480,827円
わたしはトラリピを2,000万円で運用し、月平均20万円の不労所得を得ています。
グラフを見ると利益が右肩上がりに増えており、特に2016年6月のブレグジットや2016年11月の米大統領選挙、
2020年3月のコロナショックなど、相場が荒れたときに大きな利益が得られていることが分かると思います(^^♪
合計損益(全てのポジションを決済した時の損益)もマイナスになることはなく、徐々に増加しており、安定して利益を積み重ねているといえます。
コロナショック時も特に問題なく運用できたので、長期間の運用戦略として十分に実用可能な完成度だと思います(#^.^#)
わたしの設定(7通貨ペア+2通貨ペア+円安シフト)で運用した場合のリーマンショック時の必要資金が20,418,964円だったため、それを考慮して資金を投入しています。
リーマンショックを超える暴落が今後来ないとは限りませんが、一つの目安にはなるので、わたしは約2,000万円で運用しています(^^ゞ

▼トラリピのロスカットレートをシミュレーションしよう!!
※同じ口座に別の設定や関係のないポジション(過去の試行錯誤の残骸)があるので、もう少し多めの資金で運用しています
上記の利益を生み出した運用中のトラリピ設定は鈴のトラリピ設定_ワイドレンジ戦略で公開しているので、参考にしてください(^^♪
▼鈴のトラリピ設定_ワイドレンジ戦略
2階ナローレンジ戦略
下の図はナローレンジ戦略における通貨ペアごとの実現損益と合計損益の推移を表しています。
- 実現損益:+22,672,415円
- 評価損益:-4,165,487円
- 合計損益:+18,506,928円
2020年8月に口座資金2,000万円でスタート!!
攻めの戦略のため予想を外して損切りすることもありますが、問題なく利益を積み重ねています。
ナローレンジ戦略は相場を予想しないワイドレンジ戦略とは異なり、相場観が必要になりますが、その分大きな利益を狙えるので、トラリピを理解した中級者以上の人は参考にしてください(^^♪
▼鈴のトラリピ設定_ナローレンジ戦略
3.トラリピのキャンペーン情報
限定レポートと書籍が貰えるキャンペーン中です!!
メインとなる限定レポートでは月20万円の不労所得を生み出している鈴のトラリピ設定の真実を公開しています。
トラリピは同じ設定で運用すれば同じ利益を得られる仕組みなので、参考になるはずです。
▼【限定キャンペーン】鈴×トラリピで書籍&マル秘レポートプレゼント中!!
ちなみにトラリピの書籍も出しているので、参考にしてください(^^ゞ
一応、ビジネス書ランキング1位になり、日経新聞にも載った書籍です(^^♪
【新聞掲載(2020/02/05日経5面)】
— 鈴@セミリタイア(FIRE)生活中 (@semiritaia_suzu) February 7, 2020
鈴&あっきん共著『黄金の卵を産むニワトリの育て方』がビジネス書ランキング第1位!!
書籍化&新聞掲載で何が一番良かったかと言うとおじいちゃんがメッチャ喜んでくれた事
ただ最近、ちょっとボケてきてるからか、お祝いの連絡が何度も届く(^^ゞ pic.twitter.com/TzoJPkWAq1
トラリピ以外の限定レポート
既にトラリピ口座を持っている人は、他の自動売買であるループイフダン、トラッキングトレードでも限定レポートを配布しています。
・ループイフダン
▼【タイアップ】鈴×『ループイフダン』限定レポートプレゼント▼
・トラッキングトレード
▼【タイアップ】鈴×『トラッキングトレード』限定レポートプレゼント▼
もちろんこれらのレポートはそれぞれループイフダン、トラッキングトレードにチューンナップした内容になっていますが、テクニックの根幹は自動売買なら共通です。
あまり大きな声でいませんが、レポートもらってそのテクニックを他の自動売買で活用……
わたしが5つの自動売買を運用していることからも分かるように、自動売買はコツさえつかめれば応用できるので、上手く活用してください!!
▼あなたにおすすめのFX自動売買の選び方
今回実績を報告したトラリピの設定は公開しているので、参考にしてください(^^♪
▼ワイドレンジ戦略
▼ナローレンジ戦略
「トラリピやりたいけど、2,000万円は無理」と言う人向けに、毎月3万円積み立てでトラリピを運用する手法も紹介( ^^) _旦~~
▼30代から受け取れる自分年金の作り方
また、為替だけでなく株でも自動売買をやりたいという方はトライオートETF
をどうぞ( ^^) _旦~~
わたしは長期的には上昇傾向かつ激しく上下に振動するナスダック100(米国株)を運用中です。
米株インデックスは長期的に上昇傾向なので、コツコツと利益が積み重なり、現在ではトラリピと並ぶ手法になっています(^^ゞ
▼鈴のトライオートETF設定
トラリピは年金のように死ぬまで生活費を受け取り続けるのが基本です
▼【トラリピの始め方】口座開設のやり方を画像16枚で解説
それから、『#トラリピ鈴』のハッシュタグでわたしの設定を参考にしている人が運用実績を報告してくれているので、不安な人は参考にしてみてください。
資産運用って実は孤独なので、仲間がいるというだけで安心しますよ(^^♪
運用報告ありがとうございます(#^.^#)
— 鈴@副業で仮想通貨始めました (@semiritaia_suzu) February 14, 2021
「自分の設定はこれでいいんだろうか?」と運用に悩んだら、プロフィールにも貼っているハッシュタグ#トラリピ鈴 #トライオートETF鈴
をチェックして見てください!!
仲間がたくさんいるので、参考になると思います(^^ゞ
▼記事にしている人も!! pic.twitter.com/Q0ukksDtsW
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本日でサラリーマン終了です(*^^*)
— 鈴@3年でセミリタイア達成 (@semiritaia_suzu) August 30, 2018
しっかりと挨拶回りをしてきます!!
ただ、最後の最後まで全く実感がわかないですね(^-^ゞ pic.twitter.com/NCotpuDwGe