1.トラッキングトレードとは？実績とその設定は？

わたしは短期（3月単位）と長期（10年単位）の2つの異なる戦略でトラッキングトレードを運用しているので、まずはその実績を紹介していきます(^^♪

短期と長期の戦略比較

	短期戦略	長期戦略
必要な資金	少額で可能 （30万円程度）	多くの資金が必要 （数百万円）
相場予想	必要	不要
利益の 大きさ	多い	少ない
損切りの 有無	する	しない
向いている人	相場が読める 上級者	相場が読めない 初心者

【トラッキングトレード】短期戦略の設定と実績

短期戦略ではガチンコバトルという公式企画で公開されている熟練トレーダーの設定を丸パクリで運用しています(^^♪

本来、短期戦略は相場を読める上級者向けの戦略なのですが、プロの設定を真似をするだけなので、相場の読める読めないは関係ないです(^^ゞ

おおよそ3ヶ月に一回設定の変更があるので、その都度設定を真似すれば、熟練トレーダーと同等の損益を出すことができます。

▼【短期戦略】ガチンコバトルの完コピ運用▼

【トラッキングトレード】長期戦略の設定と実績

長期戦略ではおよそ15年スパンとレンジを広く取って運用しています。

現在は、NZドル／米ドル、豪ドル／米ドル、豪ドル／NZドル、豪ドル／円の4通貨ペアを運用しています(^^♪

▼【長期戦略】鈴のトラッキングトレード設定と運用実績▼

2.トラッキングトレードとは？仕組みは？

まずはこちらの動画をどうぞ。トラッキングトレードのことが100秒で分かります。

自動売買、トラップ系トレード、リピート系注文などなど色々言われますが、やっていることは買い⇒売り（または売り⇒買い）を繰り返す仕組みです。
類似の自動売買として、トラリピやループイフダンを知っているかもしれませんが、仕組みは殆ど一緒です。

手数料や運用できる通貨ペアなど違いもありますが、どれも結局は買い⇒売りを繰り返す仕組みです。

トラッキングトレードを提供しているFXブロードネットの公式説明を見ると『指定した値幅で自動的に売買を繰り返す』とか


『トラッキングトレードは裁量トレードに比べ約3倍の利益』とか言われていますが、この辺の特徴はどの自動売買でも一緒です(^^ゞ

3.トラッキングトレードとは？メリットとデメリット

ではトラッキングトレードはトラリピやループイフダンなどの他の自動売買と比べてどんなメリット・デメリットがあるのか解説していきます(^^♪

ちなみに『相場の上がる下がるを予想する必要がない』、『チャートに張り付かないほったらかし投資』のような自動売買ならどれでも共通なメリット・デメリットを知りたい人は以下の記事をどうぞ。

▼FX自動売買の元祖トラリピとは？▼

メリット①：スプレッドが狭く短期売買に強い

自動売買を売りにしているFX会社は比較的スプレッドが広めなことが多いです。

そんな中でトラッキングトレードはスキャルピング（細かい利益幅で頻繁に決済を繰り返す）を売りにしているFX会社と比較しても遜色ないスプレッドを提供しています。

自動売買のスプレッド比較
（米ドル／円）

トラリピ	ループイフダン	トラッキング トレード
4銭	2銭	0.3銭

ではスプレッドが狭い事でどのような利点があるのか説明すると、まず長期運用で利益幅を広く取る場合にはそこまで気になりません。 売る時はスプレッド分余計に値動きが必要になりますが、1円以上も上昇するような場面で、1銭、2銭の動きはそれほど影響しないでしょう。

しかし、短期運用で利益幅を狭く取る場合、スプレッドは重要になります。 
このくらい利益幅を狭く取ると1日に何度も決済されることになります。

そのため、

100.000円まで下落
⇒100.150円まで上昇（全部決済）
⇒100.000円まで下落
⇒100.110円まで上昇（トラッキングトレードのみ決済）
⇒100.000円まで下落
⇒100.130円まで上昇（トラッキングトレードとループイフダンが決済）

・
・
・

というような事を繰り返すとトラッキングトレードでは決済されるけどトラリピやループイフダンでは決済されないのような状態が1日に何度も発生する可能性があります。

狭い利益幅で運用する場合、トラリピやループイフダンよりもスプレッドが狭いトラッキングトレードの方が力を発揮します。

厳密にはトラッキングトレードには手数料があるでの、1回当たりの利益は小さくなるのですが、それでも小さな利益幅で運用すると決済回数の違いで利益が大きく変わる可能性があります。

メリット②：通貨ペア数が豊富（24通貨ペア）

トラッキングトレードは自動売買の中では通貨ペア数が非常に豊富です。

自動売買の通貨ペア数の比較

トラリピ	ループイフダン	トラッキングトレード
13通貨ペア	20通貨ペア	24通貨ペア

▼トラッキングトレードの取り扱い通貨ペア▼

『豪ドル／スイスフラン』、『英ポンド／NZドル』、『ユーロ／豪ドル』のように、あまりなじみのない組み合わせも取引できます。

トラリピやループイフダン以上に通貨ペアを分散できるのもトラッキングトレードの強みです(^^ゞ

メリット③：ガチンコバトルで最新の設定例を公開

自動売買を始める時に一番悩むのがどういった設定にすればいいのか？だと思います。

その点、FXブロードネットではガチンコバトルというトラッキングトレードの利益を競うイベントが開催されています！！

イベントでは熟練トレーダーの設定が日々公開さているので、その設定を完コピすることで、初心者でも熟練トレーダーと同様の利益が得ることができます。

この手法は単純なミラートレードとは違い、自動売買の仕組みであるトラッキングトレードを利用することで、画面に張り付かなくても、一度の操作で熟練トレーダーと同じ戦略を発注できるようになっています。

しかも運用資金が30万円と凄まじくお手軽に運用を始められる企画です(*''▽'')

2019年5月現在はリニューアル中と言う事で、2ヶ月程開催されていないのが、ちょっと残念ですが、初心者でも気軽に自動売買を試せる便利な企画です。

わたしもガチンコバトルの完コピ運用をやっていので、気になる人は以下の記事をどうぞ。

▼ガチンコバトルの完コピ運用▼
 

デメリット①：手数料が高い⇒キャンペーン込みで安い

トラッキングトレードはちょっと手数料が高いです。

総コスト = 手数料 ＋ スプレッド（買値と売値の差）

と考えられるのですが、トラッキングトレードはスプレッドが狭い代わりに手数料をしっかりと取っています。 

取引コストの比較（米ドル／円1,000通貨）
【キャンペーンなし】

	トラリピ	ループイフダン	トラッキングトレード
スプレッド分	40円	20円	3円
手数料	0円	0円	40円
総コスト	40円	20円	43円

総コストで見るとちょっと高いなという感じです。

ただし、トラッキングトレードは手数料に関するお得なキャンペーンを２つ展開しています。

①口座開設後90日間は手数料0円
②取引手数料50%OFF

②取引手数料50%OFFの期間は？というと3ヶ月の開催なのですが、3ヶ月経つとまた3ヶ月延長され、わたしの記憶だと3年くらいずっとやっている気がします(^_^;)

わたし自身は通常、米ドル／円1,000通貨当たり、コスト43円のところ、23円しか払ったことがありません。

今後も延長され続けるとは限りませんが、実質は総コストもかなり安いので、トラッキングトレードでコストが高いと感じることはないと思います(^^ゞ

取引コストの比較（米ドル／円1,000通貨）
【キャンペーンあり】

	トラリピ	ループイフダン	トラッキングトレード
スプレッド分	40円	20円	3円
手数料	0円	0円	20円
総コスト	40円	20円	23円

デメリット②：強制的に損切りされる

トラッキングトレードは新規注文に決済注文（利食いと損切り）がワンセットになっています。


つまり、想定変動幅まで下落した場合、絶対に損切りされてしまいます。

公式の説明では『損切りで注文ひとつ分の余力ができたわけね！』とポジティブに書かれていますが、注文1本分とはいえ、強制ロスカットを食らうわけですので、歓迎できる自体ではありません。

これがトラリピやループイフダンの場合、『下落してもその内回復すると考えているなら損切りせずに耐える』、『回復が見込めないなら損切りする』のように対応を選ぶことができますが、トラッキングトレードでは必ず損切りされてしまいます。

損切りという対応が悪いわけではないのですが、戦略によって使い分けられないのが残念です。

▼ループイフダンの場合耐えることも可能▼

4.【評判】トラッキングトレードの口コミを紹介

わたし自身は短期戦略と長期戦略の2本立てで運用しており、特に短期売買なら自動売買でも最強ではないかと思っています。

ただ、わたしの意見だけではあれなので価格.comから評判や口コミを集めてみました(^^ゞ

ちなみに全て引用ですが、エッセンスだけ取って文体は変えています。

スプレッドが狭く、使いやすい

⇒わたしが考えるメリットと同じですね。

取引手数料が、安い！！

⇒手数料半額キャンペーンが続いているので、実質は安いです。

初めてのOLでも可能

⇒同意見なのですが、業者の書き込みっぽいかも？って思いました(^_^;)

南アフリカランド/円のスプレッドが広い

⇒これは気を付けないとダメですね。
　通貨ペアによってはスプレッドが異常に広いですね。 特に南アフリカランド／円がヤバいですね

初めてシステムトレードに挑戦。怖さがありましたが、予想していたよりやり易くて、良い経験が出来た

⇒初心者も試しているようですね。

トレンドが転換しても買っていくので、問題

⇒これはトラッキングトレードだけではなく、自動売買共通の課題ですね。

進化していない会社。使う理由なし。

⇒めちゃめちゃ辛辣な口コミですが、裁量トレードの人みたいですね。
確かにトラッキングトレードを使わないならFXブロードネットを選ぶ必要もないかなとわたしも思います(^_^;)

コツコツ自動的に利益が積みあがるのがgood。1,000通貨からトレードができるので、システムに慣れるために少額で実践できる点も良かった

⇒初めてでも大丈夫みたいですね。

・
・
・

全体的に好意的な口コミが多いです。

否定的な口コミとしては、『スプレッドが狭いと評判なのに取引したい通貨ペアのスプレッドが広かった』、『トラッキングトレードを使わないなら選ぶ必要がない』と言ったところですね(^^ゞ 

5.トラッキングトレードでおすすめの設定は？

ガチンコバトルの完コピ運用ですね。

30万円3ヶ月で始められるので、お試しに丁度良いです(^^♪

▼【短期戦略】ガチンコバトルの完コピ運用▼


3ヶ月試してみて、トラッキングトレードが合っていると思えば、わたしの長期戦略も参考にして、自分なりの運用スタイルに挑戦してみてください。

▼【長期戦略】鈴のトラッキングトレード設定▼

6.【Q&A】トラッキングトレードのよくある質問

ここからはよくある質問をまとめてあります(^^♪

①【トラトレQA】初心者でもできるのか？

A.できます

特にガチンコバトルの完コピ運用なら、誰がやっても熟練トレーダと同等の利益がでるでの、プロとか初心者とか関係ありません。 

②【トラトレQA】必要資金は？いくらから始められますか？

A.30万円がおすすめです

これもガチンコバトルが30万円なので、スタートはここから始めるのがいいと思います(^^♪

▼3ヶ月30万円でコピートレード▼

③【トラトレQA】トラリピやループイフダンとの違いは？

A.取引コストや設定の自由度が違いますが、基本的には 

• 短期運用：トラッキングトレード
• 長期運用：トラリピ、ループイフダン

かなと思います。

恐らく元々の開発思想がトラリピやループイフダンがFXの初心者を想定しているのに対して、トラッキングトレードはある程度、裁量取引ができるレベルの人を想定している気がします。

なので、トラッキングトレードでもわたしの長期戦略のように相場を予想しない数年単位の運用もできますが、強みがあるのは相場を予想した短期運用だと思います。

また、短期運用とは別の使い方になりますが、トラリピやループイフダンで運用できない通貨ペアを組み合わせた戦略を組むのもありだと思います(^^♪ 

関連記事：あなたにおすすめのFX自動売買の選び方（ループイフダン・トラリピ・トライオートFX・トラッキングトレード・連続予約注文・サイクル2を比較）


トラトレQAについては、載せた方がいいなという質問が来たらどしどし増やしていくつもりです(^^ゞ

以上、トラッキングトレードとは？評判や他の自動売買と比較したメリット・デメリットを解説…でした(^^♪

トラッキングトレードは短期運用に強い自動売買

関連記事：
トラッキングトレードの口座開設のやり方は以下の記事にまとめてありますので、参考にどうぞ。開設の手順を画像付きで解説しています(^^♪
【トラッキングトレードの始め方】口座開設から設定方法まで解説（特典あり）


▼Instagramでも情報を発信中▼

鈴＠セミリタイア生活中さん(@semiritaia_suzu)がシェアした投稿 - 2019年 8月月1日午後5時53分PDT

▼Twitterでも情報を発信中▼
Follow @semiritaia_suzu 

主に以下6点の情報を発信中です(^^♪

①ブログの更新情報
②【速報】トラリピの設定変更
③【速報】株価指数CFDの積立情報
④【速報】スワップの積立情報
⑤【速報】トライオートETFの設定変更
⑥【速報】その他自動売買の設定変更

何か質問があれば質問箱へどうぞ( ^^) _旦~~

— 鈴（suzu）＠2018年9月セミリタイア予定 (@semiritaia_suzu) 2018年6月30日