【1月21日開始】トライオートETFのブロック戦略を解説
TQQQ(ナスダック100トリプル×ブロック)戦略の解説です(#^.^#)


▶ブロック戦略_ナスダック100トリプルの特徴
  • 必要資金:100万円
  • 少額(33万円)で運用する方法あり
  • 0ドルの暴落まで耐えられる
  • 最大のリスクは繰上償還


FAS戦略と並びトライオートETFのメイン戦略となっているTQQQ戦略の解説です。



……そもそもトライオートETFって何?って人は以下の記事もどうぞ( ^^) _旦~~

トライオートETF攻略ロードマップ




\米株インデックスの破壊力&安定性(^^♪/
トライオートETF




1.ナスダック100トリプル×ブロック戦略の設定

ブロック戦略_ナスダック100トリプルの設定
銘柄
数量 想定レンジ 注文本数 利益金額
ナスダック100
トリプル
1 80ドル

120ドル
28本 8ドル
1 40ドル

80ドル
46本 4ドル
3 0ドル

40ドル
40本 2ドル
1ドル

※0-40ドルは2種類の利確幅を設定

運用対象はトライオートETFと相性抜群のナスダック100です。


▼ナスダック100トリプルの長期チャート(約10年)
ナスダック100トリプル-長期的には上昇傾向

アメリカの優良企業100社の詰め合わせのため長期的に上昇傾向が見込める上に、3倍激しく上下するように設定された、正にチート指数!!

なにせダメな企業はクビして、好調の企業に入れ替えるんですから、ちょっとズルいですよね(^_^;)

▶ナスダック100トリプルとは

ナスダックに上場する金融銘柄を除く、時価総額上位100銘柄の時価総額加重平均によって算出される株価指数のことです。

NYダウやS&P500とならびアメリカの主要な指数と言われています。


ブロック戦略ではこのチート指数の特性を活かして運用していきます(#^.^#)


▼【想定レンジ】ナスダック100トリプル_分割前のチャート
株&為替のエースコンビ_ナスダック100トリプル

長期的に上昇相場という利益を出しやすい形状のため、0ドル~120ドルに注文を敷きつめています。

上昇方向については分割を考慮してレートを設定しました。

分割とは
ETFは取引の利便性を考慮し100ドル前後での取引が前提となっています。
ETFにおける分割とは株式の分割同様、既に発行されている株式を、1株を2株、3株などに分割することを指します。
価格は分割した割合によって調整され、理論上資産価値には影響はありません。
例えば、株価が1,000円の株式が1:2の株式分割(1株を2株に分割)をした場合、分割後の保有株数は2倍になりますが、理論上、1株の株価は500円となります。
引用:コーポレートアクションについて


ちなみに過去の実績では2018年5月に160ドル×1⇒50ドル×3へと3分割、2021年1月に180ドル×1⇒90ドル×2へと2分割されたことがあります。


▼ナスダック100トリプルの分割(2018年5月)
ナスダック100トリプル分割

分割されずに170ドルを超えて上昇したこともありますが、その後すぐに下落したため、バブルのような過熱状態だっと推察しています。

過熱状態の場合はすぐに下落するので、無理に高値を追いかける必要はなく、高値で定着する場合は分割されると判断し、このレンジにしました。

以前は160ドルまで追いかけていましたが、120ドル以上は資金効率があまりよくないので、無理をせずチャンスにのみ運用するようにしました。


また、単純に仕掛けるだけでなく、ナスダック100トリプルを『3つのブロック』に分けることで、資金を集中させやすい工夫をしています。


▼ブロック戦略の構成
ブロックの構成_TQQQ



利確幅について

ナスダック100トリプルは上昇傾向の指数のため、レンジを形成する為替以上に大きな値動きが有効と考えています。

トラリピのように細かな値動きを取るのではなく、押し目(下落したタイミング)でしっかりとポジションを取り、次の上昇で利確するイメージ。

広めの利確幅になっているのは、動きがなく停滞している時に無理やり利益を出すのではなく、動きの大きい時にしっかりと利益を出す方針を取ったからです(^^♪

為替と株式の最適な利益幅の考え方の違い

決済が少なくてつまらないって人は簡単なので、ぜひ自分で利確幅を変更してみてください(#^.^#)

【トライオートETFで最適な利確幅】利確幅の変更方法も解説!!



利確幅を弄っても0ドルまでの暴落に耐えられることに変わりはないので、好きに弄ってOKです!!




2.ナスダック100トリプル×ブロック戦略の必要資金

ブロック戦略の必要資金は1セット100万円です。


▼TQQQ戦略の必要資金
TQQQ戦略の必要資金

最も高値に設定した120ドルでポジションを保有し、その後0ドルまで一直線に暴落した場合の総必要資金は”985,045円”になります。(米ドル/円:110円の場合)


上記1セットあたり、100万円を入金しておけば0ドルまで暴落してもロスカットしません。


さらに細かく、ポジションごとの必要資金が知りたい方はこちら( ^^) _旦~~

▼ブロック戦略の必要資金(ポジションごと)
トライオートETF-ブロック戦略の必要資金

【必要証拠金について】
必要証拠金は保有した時のレートではなく、前営業日の終値のレートのため、日々変動します。
上記は0ドルまで暴落した想定の必要資金なので、必要証拠金は最低金額の500円で計算しました。(インヴァスト証券の必要証拠金

また、ナスダック100トリプル(TQQQ)は米国ETFのため、必要資金は米ドル/円のレートで変動します。

米ドル/円のレート毎の必要資金をまとめたので、米ドル/円のレートに合わせて資金を調整してください。

【米ドル/円のレート毎の必要資金】

▼1ドル=110円の時の必要資金:985,045円
TQQQ戦略_0-40の必要資金

▼1ドル=120円の時の必要資金:1,065,777円
120円の時の必要資金

▼1ドル=130円の時の必要資金:1,146,508円
130円の時の必要資金

▼1ドル=140円の時の必要資金:1,227,240円
140円の時の必要資金

▼1ドル=150円の時の必要資金:1,307,971円
150円の時の必要資金






3.資金効率を2倍 or 3倍に向上させる方法

【注意】
ナスダック100トリプルのレートが80ドルを超えている場合は利用できません。
80ドル以下のレートで開始する場合に利用できます。


【概要】資金効率を向上させるスタートダッシュ

レートが低い時ほど、多くのポジションを持つようにするなど工夫していますが、さらに資金効率を上げる方法があります。

それは運用開始時に上位ブロックの必要資金を下位ブロックに貸し出す方法です。

ブロック戦略2023

例えば、運用開始時のレートが50ドルの場合、80-120ブロックの注文は要らないと思いませんか?

そこで80-120ブロックを発注せず、80-120ブロックの運用に必要な33万円を40-80ブロックに貸し出してしまいます。


▼各ブロックの必要資金は33万円
各ブロックの必要資金は33万円

すると40-80倍ブロックには66万円を割り当てることが出来るので2セットの運用が可能となります。


▼40-80ブロックに貸し出した場合
ブロックの構成_40-80に貸出


40ドル~80ドルで推移している間は2セット運用できるので、2倍の利益が見込めるわけです!!

その後、相場が上昇しスタートダッシュのポジションが全て決済されたら(80ドルを少し超えたレート)、スタートダッシュを停止させ、80-120ブロックを再稼働させます。

これで0-40ブロック、40-80ブロック、80-120ブロックの全てが1セットずつと元通りです(^^♪



▼0-40ブロックに貸し出した場合
TQQQ戦略_0-40のスタートダッシュ

また、もし運用開始時のレートが40ドル以下の場合、80-120ブロックと40-80ブロックの資金を0-40ブロックに貸し出してしまいます。

すると0ドル~40ドルで推移している間は3セット運用できるので、3倍の利益が見込めるわけです!!

その後、相場が上昇しスタートダッシュのポジションが全て決済されたら(40ドルを少し超えたレート)、0-40ブロックのスタートダッシュを停止させ、今度は40-80ブロックでスタートダッシュを行います。

あとは『40-80ブロックに貸し出した場合』と一緒の対応です(#^.^#)


スタートダッシュ限定の裏ワザではありますが、通常の2倍 or 3倍の利益が狙えます!!


……ちなみにリスクを取ることでさらに利回りを向上させるターボというテクニックもあります(^^ゞ

トライオートETFの利回りを向上させるターボ




【発注方法】資金効率を向上させるスタートダッシュ

インヴァスト証券には認定ビルダーという制度があり、インヴァスト証券が認めた設定は他のユーザも1クリックで発注することができます。

わたしのブロック戦略も『ナスダック100トリプル_大暴落でも継続運用』という名称で登録されているため、1クリックで発注が可能です。

ただし、スタートダッシュするにはちょっとした操作が必要なので、スクショを載せておきます(#^.^#)


※現在、ナスダック100トリプルに関しては新規稼働が制限されているため、新規の発注は不可能です。

ナスダック100トリプルの制限



大暴落でも継続運用を発注


ブロック戦略発注①
ブロック戦略発注②


ブロック戦略発注③
ブロック戦略発注④


不要な注文を停止


ブロック戦略発注-スタートダッシュ①
ブロック戦略発注-スタートダッシュ②


大暴落でも継続運用をもう1セット発注


ブロック戦略発注②
ブロック戦略発注④


不要な注文を停止


ブロック戦略発注-スタートダッシュ⑤
ブロック戦略発注-スタートダッシュ②

【推奨証拠金は100万円じゃないみたいだけど?】
  • 必要資金:0ドルまで耐えられる資金量
  • 推奨証拠金:インヴァスト証券がおすすめする資金量
推奨証拠金

推奨証拠金は0ドルまでは耐える資金量にはなっていません(^_^;)

わたしの戦略を真似する場合は1セット100万円を用意してください。


▼スタートダッシュ完成形
ブロック戦略発注-スタートダッシュ完成

スタートダッシュするブロックだけ倍の数量になっていればOK!!

上記は1セット100万円のスクショですが、これが5セットでも10セットでも同じ考え方です(#^.^#)

※停止させた設定はタブの【稼働/建玉】を【すべて】に変更すると確認できます。


▼スタートダッシュを終了させる場合
スタートダッシュ切り替え解説用

スタートダッシュのポジションが全決済されたらスタートダッシュを停止させ、一つのブロックを稼働させればOK(^^♪






4.ブロック戦略の懸念事項は?

0ドルまで耐えられる上に高利回りとほぼ完ぺきに見えるブロック戦略ですが、一つだけ懸念事項がありあす。

それが繰上償還です。


ナスダック100トリプルが大暴落したらどうなる?繰上償還?上場廃止?⇒まずは併合



ナスダック100が歴史的な大暴落をした時に3倍の値動きをするトリプルは価格が付かなくなり、上場廃止⇒強制ロスカットとなる可能性があります。

繰上償還さえなければ、最強と言ってもいい利回りを発揮するのですが、このリスクがあるために全力投資することはできません。

必ず資産の一部を割り当てるようにしましょう!!


わたしも投資額は資産の10%を目安にするつもりです。

【1億円のポートフォリオ公開】2020年12月末時点の運用資産は約1億1430万円でした



また、このブロック戦略では繰上償還のリスクがあるため、複利運用は慎重に行う必要があります。

併合と言う仕組みもあるので、ナスダック100トリプルで繰上償還が発生するかは分かりませんが、ブロック戦略は凄まじいい利益率なので、上手く回れば3年程度で元本を回収できます。

サクッと元本を回収して仮に繰上償還になっても利益が出ている状態にするのが理想でしょう!!


投資額を増やすなら米株がクラッシュ(サーキットブレーカーが発生するレベル)した時や金融緩和(利下げ)局面に入った時など、ここぞという時に追加投資してください。

わたしも基本は利下げ局面でのみ追加投資していくつもりです(^^♪




5.ブロック戦略に関するQA

問い合わせが多い質問を記載しておきます(^^♪

Q.スタートダッシュも1クリックで発注できる?

A.できません。


1クリック発注を使うとバイ&ホールドエリア、3倍ブロック、2倍ブロック、1倍ブロックを1セットずつ発注することになるので、1倍ブロックの停止や2倍ブロックの追加発注など、別途操作が必要になります。

ナスダック100トリプルが分割されたら、スクショを掲載する予定です(^^♪









質問が多ければ追記していきます(^_^;)

▶ブロック戦略_ナスダック100トリプルの特徴
  • 必要資金:100万円
  • 少額(33万円)で運用する方法あり
  • 0ドルの暴落まで耐えられる
  • 最大のリスクは繰上償還



鈴史上、最高のパフォーマンスを目指して!!



関連記事:
トライオートETFの口座開設のやり方は以下の記事にまとめてありますので、参考にしてください。画像付きで紹介しているので、簡単に開設できると思います( ^^) _旦~~

【トライオートETFの始め方】口座開設から設定方法まで解説



\米株インデックスの破壊力&安定性(^^♪/
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