トライオートETFの無限ナンピン戦略の必要資金をまとめました!!

鈴のトライオートETF設定を参考に無限ナンピン戦略を実践しているけど、必要資金ってどれくらい? 最近、推奨証拠金が高くなっているけど、本当にこんなに必要なの?
無限ナンピン戦略の必要資金を教えて!!

こういった疑問に答えていこうと思います(^^♪

どうも鈴(@semiritaia_suzu)です!!

わたしはトライオートETFを運用することで月平均10万円の不労所得を得ています。

鈴のトライオートETF設定と運用実績


わたしのトライオートETF設定の根幹となる無限ナンピン戦略はコロナショックを乗り越えて、不労所得を生み出し続けており、安定した収入源になっています(^^ゞ

ただし、変則的な運用をしているので、公式で公開されている推奨証拠金はあまり当てにできません

そこで今回は無限ナンピン戦略の必要資金をまとめてみました!!

\米株インデックスの破壊力&安定性(^^♪/
トライオートETF


【トライオートETF】無限ナンピン戦略とは?

無限ナンピン戦略はわたしが運用している『鈴のトライオートETF設定』の根幹をなす戦略です。
トライオートETFの運用方針_ヘッジャー
考え方は非常にシンプル。
ナスダック100トリプルは上昇傾向のため、下落してもいつか上昇する可能性が高いです。

▼ナスダック100トリプルのチャート
トライオートETFの必要資金-ナスダック100トリプル
そのため、暴落した場合は上昇するまでナンピン買いを続けるという戦略になっています。

わたしはこの単純な戦略で月平均10万円の不労所得を得ています(^^ゞ

戦略の詳細と今までの実績については以下の記事を確認していください。

鈴のトライオートETF設定と運用実績



推奨証拠金は当てにならない?無限ナンピン戦略の必要資金

それでは本題です。

インヴァスト証券では推奨証拠金という目安となる運用資金が提示されているのですが、わたしは無限ナンピンという変則的な運用をしているので、この推奨証拠金を当てにできません。

そこで必要となる資金を独自に算出してみました!!

【結論】無限ナンピン戦略の必要資金

トライオートETFの必要資金-130ドル
1セット(×10組)で約150万円という結果になりました!!
(ヘッジャー⓪は26.4万円、ヘッジャー①は23.8万円、……、ヘッジャー⑨は3.2万円と足していくと、合計約150万円)

推奨証拠金だと1セット約10万円×10組で200万円(推奨証拠金は変動する)なので、7割程度の資金といったところですね(^^ゞ

▼推奨証拠金(公式)

トライオートETFの必要資金-推奨証拠金

無限ナンピン戦略の必要資金の算出方法

必要資金の計算方法はシンプルです。

▶必要資金の計算方法
  • 必要資金=必要証拠金+余裕資金
▶前提条件
  • ナスダック100トリプルが130ドル⇒1ドルまで下落
  • 米ドル/円レートは110円
  • 買い注文のみで算出
トライオートETFの必要資金-130ドル
✅必要証拠金の計算式

1ドル(ナスダック100トリプルのレート)×110円(米ドル/円レート)=110円⇒500円(0円~500円の場合は一律で500円※)×18(ヘッジャーは1セット18本の注文)
※必要証拠金の一覧はこちら

✅余裕資金の計算式(ヘッジャー⓪)
129(最高値から1ドルまでの下落幅)×110円(米ドル/円レート)×18(ヘッジャーは1セット18本の注文)

✅余裕資金の計算式(ヘッジャー①)
116(最高値×90%から1ドルまでの下落幅)×110円(米ドル/円レート)×18(ヘッジャーは1セット18本の注文)

✅余裕資金の計算式(ヘッジャー②)
103(最高値×80%から1ドルまでの下落幅)×110円(米ドル/円レート)×18(ヘッジャーは1セット18本の注文)

✅余裕資金の計算式(ヘッジャー③)


【補足】
・無限ナンピン戦略は10%下落するごとに追加発注していく戦略なので、10%下落するごとに18本の注文を追加
・ヘッジャー⓪~⑨までの全てのヘッジャーを買い下がった上で1ドルまで暴落した場合の必要資金を算出
・必要証拠金は保有した時のレートではなく、前営業日の終値のレートのため変動する(最低1口500円)

ナスダック100トリプルが上昇した場合の必要資金

ナスダック100トリプルの最高値が130ドル(2020年7月14日時点で126ドル)の時の金額を算出しましたが、最高値を更新した場合は必要資金が増えます

1ドルまでの下落を想定しているので必要証拠金は変わりませんが、下落幅が大きくなるので余裕資金が多くなるわけです。

10ドル単位で数値を出してみたところ、 おおよそ最高値×1万円+20万円と言った感じになりました(^^ゞ

140ドル:約160万円

トライオートETFの必要資金-140ドル

150ドル:約170万円

トライオートETFの必要資金-150ドル

160ドル:約180万円

トライオートETFの必要資金-160ドル

170ドル:約190万円

トライオートETFの必要資金-170ドル

180ドル:約200万円

トライオートETFの必要資金-180ドル

180ドル以上に上昇した場合は?

上昇した場合は同じように増えて行きますが、ETFには分割という仕組みがあるため、どこかで歯止めがかかります。

・分割
ETFは取引の利便性を考慮し100ドル前後での取引が前提となっています。
ETFにおける分割とは株式の分割同様、既に発行されている株式を、1株を2株、3株などに分割することを指します。
価格は分割した割合によって調整され、理論上資産価値には影響はありません。
例えば、株価が1,000円の株式が1:2の株式分割(1株を2株に分割)をした場合、分割後の保有株数は2倍になりますが、理論上、1株の株価は500円となります。

・併合
ETFは取引の利便性を考慮し100ドル前後での取引が前提となっています。
ETFにおける併合とは株式の併合同様、既に発行されている株式数を減らし価格を調整するために、複数の株式を1株に統合することを指します。
こちらも理論上資産価値には影響はありません。
例えば、2:1の株式併合(2株を1株に併合)をした場合、発行済株式数は半分になり、理論上株価は2倍になります。
出典:インヴァスト証券

実際、2018年5月にはナスダック100トリプルが160ドル台⇒50ドル台へと3分割されました。 ナスダック100トリプル分割
絶対ではないですが、今後も100ドルを大きく超えて上昇した場合は分割される可能性が高いと思います。

逆に大暴落した場合は併合され、取引に適したレートを維持するのが基本のようです(^^♪

ナスダック100トリプルが大暴落したらどうなる?繰上償還?上場廃止?⇒ますは併合



発生した利益はどうする?

ヘッジャー⓪を運用中だけは利益を残す

この戦略で運用した場合、実績では年利10%程度の利益が発生しています。

利益は基本的に出金するなり、複利運用するなり好きに使ってよいですが、ヘッジャー⓪を運用している時、つまり最高値更新中だけはそのまま口座に残しておきましょう

先ほど解説した通り、最高値を更新すると必要資金が増えます。

そのため、ヘッジャー⓪を運用している時だけは発生した利益を必要資金として残しておき、下落中や底を打った後に出金するなり複利運用するなりしましょう!!

無限ナンピン戦略を半分の資金で運用する方法

無限ナンピン戦略は1セット百数十万円で運用できることが分かりましたが、まだまだ必要資金が多いですよね(^^ゞ

そこでより少ない資金で運用する方法を紹介しておきます。

やり方は簡単で、ヘッジャーの買い18本の注文のうち9本に間引けば約半分の資金で済みます。

▼間引く注文(ヘッジャー)

【トライオートETF】無限ナンピン戦略を少額で運用する方法-間引く
ただし、ヘッジャーは異なる設定(利確幅、フォロー値、カウンター値)の注文9本×2で構成されているので、間引く注文に気を付けてください(^^ゞ

無限ナンピン戦略を少額で運用する方法



実際はもっと少ない資金で運用できる?

ここまで論理的に無限ナンピン戦略に必要な資金を算出しましたが、実際はもっと少ない金額で運用できる可能性が高いです。

実際にコロナショックで暴落した時はこの理論値よりも遥かに少ない金額で済みました。

コロナショックの際は120ドルから30ドルまで下落したので、この式に当てはめると約700万円の資金が必要となる計算です。

▼【理論】コロナショック時の必要資金:約700万円
トライオートETFの必要資金-コロナショックの必要資金
※わたしは8セット運用していました

しかし、実際には500万円もかかりませんでした。

▼【実績】コロナショック時の必要資金:約500万円
トライオートETF
上記は3月21日のスクショで底値ジャストではないのですが、底値の時で含み損(余裕資金)が400万円+必要証拠金50万円と言ったところで、500万円あれば十分という状況でした。

では、「なぜ200万円も少なく済んだか?」と言うと窓開けで値が飛ぶからです。

ナスダック100トリプルは通常の3倍激しく動くように設定されたETFのため、暴落や高騰などの相場急変時には毎日のように窓開けします。

▼コロナショック時のチャート
トライオートETFの必要資金-窓開けでポジションが持てない
そして、窓開けで値が飛んでしまうと一部のポジションが持てないのです。

実際、3月21日の口座状況を見るとヘッジャー②は一つもポジションを持ておらず、他のヘッジャーに関しても1セット18本ある注文を全て保有できているわけではありません。

このように全てのポジションを持てているわけではないので、必要証拠金と含み損が少なくなるわけです。

コロナショックの経験から言うと【理論】必要資金より2割~3割程度は少ない資金で運用できると思われます。

とは言っても実際はどの程度になるかは分からないので、全く窓を開けずに全てのポジションを保有した場合の最大値で運用するのが無難でしょう(^^ゞ

わたしも理論値を目安に資金を投入しています。

【まとめ】無限ナンピン戦略の必要資金

無限ナンピン戦略の必要資金は『最高値×1万円+20万円』
トライオートETFの必要資金-130ドル
値動きの激しいナスダック100トリプルは初心者向けとは言えませんが、長期的には上昇傾向の指数であり、既にコロナショックの暴落も乗り越えています。

▼ナスダック100トリプルのチャート
トライオートETFの必要資金-ナスダック100トリプル
実際、コロナショック前の2019年2月から無限ナンピン戦略を実践しているわたしも、コロナショックを乗り越えて大きな利益を得ています

トライオートETFはわたしの手法の中でトラリピ株価指数CFD積立に続いて、安定して不労所得が受け取れる3番目に成功した手法なので、上手く活用してください( ^^) _旦~~

鈴のトライオートETF設定と運用実績



無限ナンピン戦略なら推奨証拠金より少ない資金で運用可能

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