【トライオートETF】QQQ戦略の利益率を約1.5倍にする方法

ナスダック100_大暴落でも継続運用(QQQ戦略)って、50%の下落でも耐えられるから楽に運用できるんだけど、もう少し利益率を上げられない?
QQQ戦略の利益率を上げる方法を教えて!!


こういった疑問に答えていこうと思います(^^♪

▶この記事で分かること
  • 最高値から30%下落したレートに60本の売り注文を仕掛ければ利益率は約1.5倍


どうも鈴(@semiritaia_suzu)です!!

今回は認定ビルダーとして公式に登録されていることから、簡単に発注できて大人気の大暴落でも継続運用_ナスダック100の利益率を約1.5倍にする方法を紹介します(#^.^#)

1クリック発注とは別に追加で設定が必要になるので、ひと手間増えますがそれ以上の効果が期待できるので、わたしも実践しています。


この記事を読んだら、ぜひ大暴落でも継続運用_ナスダック100の利益率を約1.5倍にしてください!!

【1クリック発注】大暴落でも継続運用_ナスダック100



\セミリタイアを目指す投資初心者にオススメ(^^♪/
トライオートETF




1.QQQ戦略の利益率を1.5倍に上げる方法⇒30%下に60本の売りヘッジ

結論:最高値から30%下落したレートに60本の売り注文を仕掛ける


こうすると必要資金がおよそ3分の2にで済むので、利益率が約1.5倍になります(^^♪

そもそもQQQ戦略は60本の買い注文を50%の暴落に耐えられるように資金管理した設定です。

ただし、50%の暴落後に売買を繰り返す必要があるでしょうか?


▼ナスダック100の過去の暴落(2000年以降)
ナスダック100暴落
※ITバブルの崩壊はIT黎明期なので、参考にしない方がいいかも


過去20年のチャートを見ると30%を超えて暴落したのはITバブル崩壊とリーマンショックの2回だけなので、それより下のレンジで自動売買しても効率悪いですよね?

過去20年で2回しか到達していない上に、その後は急回復しているので、買い⇒売りを繰り返すメリットがあまりありません。

これに資金を割り当てるのはちょっと勿体ないと思いませんか?

実際、QQQ戦略は50%の暴落まで耐える戦略になっていますが、30%より下のレンジに到達することはほとんどないので、注文を仕掛けていません。


▼QQQ戦略の注文
大暴落でも継続運用の想定レンジ


ただし、過去の値動きから考えると、今後30%を超えて下落することもあると予想されるので、無視するわけにも行きません。

そこで、30%下落したタイミングで買い注文と同じ本数の60本の売り注文(ヘッジ)を仕掛けます。

こうすると買い60本、売り60本の両建てとなるので、30%以上の下落が起きてもそれ以上含み損が増えることはありません

▶1ドル下落した場合の損益
  • 買い60本:-60ドル
  • 売り60本:+60ドル
  • 合計:相殺されて±0ドル


つまり、30%暴落した先のレンジでは評価損が固定されるので、どこまで暴落しようと30%の下落を想定した資金だけあれば、ロスカットしないで済みます。


裁量トレードなら暴落した場合は損切りして仕切り直しが無難ですが、自動売買なら動きのないレンジでは評価損益を固定し、動きのあるレンジでだけ売買を繰り返すのは効率的です。



2.売りヘッジを追加した時の必要資金

売りヘッジを仕掛けた場合の必要資金は以下のようになります。

必要資金の比較
最高値のポジション 売りヘッジなし 売りヘッジあり
360ドル 1,135,200円 742,800円
400ドル 1,309,200円 847,200円
450ドル 1,525,200円 1,003,200円
500ドル 1,741,200円 1,165,200円
550ドル 1,957,200円 1,321,200円
600ドル 2,173,200円 1,483,200円


▼売りヘッジなし_50%の下落を想定
売りヘッジなしの必要資金

▼売りヘッジあり_30%の下落を想定
売りヘッジありの必要資金

上記の様に売りヘッジを設定することで必要資金は約3分の2になります。

約3分の2の資金で運用できるということは利回りは約1.5倍になるわけです。

2020年1月~2021年10月の実績を見ると、QQQ戦略の年間利益率は9%~10%程度なので、その1.5倍の14%程度が期待値になると思います(^^♪



3.売りヘッジを決済するタイミングは?

売りヘッジを持つことは簡単なんですが、決済するタイミングが難しいので、状況毎にまとめてみました。

30%を遥かに超えて暴落した場合

これは想定通りの事態なので、全く問題ないですよね(^^ゞ

リーマンショックやITバブル崩壊の時のような状況です。

▼QQQの暴落
ナスダック100暴落

30%を超えて暴落している間は利益は出ませんが、評価損益が変動することもありません。

また、多少の相場観が必要となってきますが、もし30%を大きく上回る暴落(例えば50%以上)の後に回復し始めた場合は、売りポジションを解除したり買いポジションを持ったりと逆に利益を出すことも可能でしょう。

このパターンはむしろチャンスだと思うので、全く心配いりません。


すぐに上昇した場合

これは少し損失が出ますが、損切りを指定しておけばOKでしょう(^^♪

現在の水準(400ドル)で2.5ドル程度のスプレッドがあるので、1.5%~2%程度(400ドルなら6ドル程度)の幅で損切りを指定しておくといいと思います。

※売りヘッジの解消レートは検討の余地ありです

▶損切りの流れ

 ①280ドルで売りポジションを持つ
 ②250ドルまで下落
 ③286ドルまで回復
 ④286ドルで売りポジションを損切り
 ⑤300ドルまで回復


▼QQQのスプレッド
ナスダック100のレート

仮に損切り幅が6ドルだと、 6ドル×60本×115円=41,400円 の損失になります。

1セットあたりの必要資金が80万円程度なので、およそ5%の損失です。

年間利益率が14%程度だとすると4ヵ月分~5か月分の利益を支払えばよい計算になります。

それでも約1年で元が取れるので、ヘッジが発動するのは10年に1回程度と考えると、リターンに見合ったリスクだと思います(^^ゞ



30%付近で停滞した場合

これがこの手法の最大のリスクです。

30%ラインまで下落して売りヘッジを持つ⇒3%くらい上昇して損切り⇒30%ラインまで下落して売りヘッジを持つ⇒3%くらい上昇して損切り⇒……

こうなった場合、何度も損切りが繰り返され、損失が拡大します。

売りヘッジが発動するのが10年に1回だとすると、10回繰り返しても元が取れるわけですが、……まあ、避けたいですよね。


ただ、最近はAI取引や情報拡散の早さからか展開が早いので、底値付近で何度もリピートする可能性は低いと思います。

「50%下落⇒回復中に30%付近で上下」はあるかもしれませんが、回復中の場合はもっと安値で買いポジションを持てていれば売りヘッジを持たなくてもいいですしね(^_^;)

もしこのケースが発生した場合だけはちょっと相場観を持って、対応することになると思います。



4.売りヘッジを仕掛ける手順

売りヘッジは単純に最高値から30%下に仕掛けておけばOKです。

例えば最高値が400ドルなら30%下の280ドルに60本になります。

ただし、最高値が更新される度に仕掛けるレートが変わるので、適宜調整は必要です。

まあ、上昇傾向の時に気にする必要はないので、下落し始めた時点でメンテナンスをすればいいでしょう(^^♪

ヘッジ設定の入力方法(400ドル時点)


ヘッジ設定入力①
ヘッジ設定入力②


ヘッジ設定入力③
ヘッジ設定入力④


ヘッジ設定入力⑤-新
ヘッジ設定入力⑥


ヘッジ設定入力⑦
ヘッジ設定入力⑧


280ドルで売りポジションを持ち、140ドルで利確、290ドルで損切りする設定です。

利確幅は140ドルまで下落することを想定しているわけではなく、なるべく広めに設定したので、タイミングを見て利確する想定です。

まあ、上昇相場に転じたと自信が持てなければ放置でもいいでしょう。

あと、損切りは6ドルにしようと思ったのですが、入力の制限に引っ掛かったので、とりあえず最狭の10ドルにしました(^_^;)


設定変更なら入力範囲の制限が緩いため、仮の値を入力して設定変更で希望の数値を入力してください。

▼設定変更で修正成功
設定変更

【注意事項】
すみませんが、このヘッジの設定はまだ動作の確認が出来ていません。
特に損切り⇒繰り返しの際に正しいレートが設定されるか不安なので、損切り後は動作を確認するようにしてください。

今後の相場次第ですが、動作の確認が取れたらまた追記します。




5.TQQQ戦略との使い分け

昔から#トライオートETF鈴の運用を続けている人の場合、TQQQ戦略とどっちの方が利益が出るの?


という疑問が浮かぶと思うので、答えておくと、

【利益率の高さ】
TQQQ戦略_3倍ブロック > TQQQ戦略_2倍ブロック > QQQ戦略_売りヘッジあり > TQQQ戦略_1倍ブロック > QQQ戦略_売りヘッジなし

という順になると思います(^^♪


▼TQQQのブロック
エリアとブロックの解説

TQQQは必要資金の少ないレートに注文を集めているので、上位のブロックではどうしても利益率が落ちてしまいます。


そのため、基本は以下の立ち回りを想定しています。

▶TQQQ戦略とQQQ戦略の使い分け
  • 3倍ブロック、2倍ブロックではTQQQ戦略を利用
  • 1倍ブロックに到達したらQQQ戦略に移行
  • TQQQが分割されたらTQQQ戦略に戻る


売りヘッジありのQQQ戦略なら、どれだけ暴落してもロスカットすることはあり得ないので、高値圏でも安心して運用を続けることができます。


もちろん1倍ブロックであっても株価が割安なら、TQQQ戦略×ターボで利益を追求する立ち回りもありでしょう。

トライオートETFの利回りを向上させるターボ

他にも暴落を見越して資金を一部残しておくなど、相場観のある人は選択肢が増えます。


相場観が無ければ基本の立ち回りでいいと思いますが、「TQQQ戦略:0ドルまで耐えられる」、「QQQ戦略:売りヘッジ」と、どちらもロスカットしない設定なので自分なりに戦略を組めるようになると、一歩先を目指せると思います(^^♪



【まとめ】QQQ戦略の利益率を約1.5倍にする方法

▶この記事で分かること
  • 最高値から30%下落したレートに60本の売り注文を仕掛ければ利益率は約1.5倍


最高値の変動で売りヘッジ用のレートが動くので、ビルダーには取り込めませんでしたが、圧倒的に利益率が向上します。

また、売りヘッジを使えば仮に50%を超える暴落があっても耐えられるので、ロスカット対策の面でも有効です。


ちょっと手間は掛かりますが、ぜひ利用を検討して見てください!!

【1クリック発注】大暴落でも継続運用_ナスダック100



以上、【トライオートETF】QQQ戦略の利益率を約1.5倍にする方法……でした。


わたしのトライオートETF戦略の全体像を知りたい人は以下のロードマップをどうぞ( ^^) _旦~~

【10ステップ】トライオートETF攻略ロードマップ



利益率が簡単に約1.5倍になります!!



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