トライオートETF202207

2022年7月のトライオートETFによる不労所得は15,639円でした。

トライオートETFとはETFを対象とした自動売買の仕組みで、設定さえすれば自動で取引を行ってくれます(^^♪

わたしは長期的には上昇傾向である米国株のインデックス『ナスダック100』を対象に自動で買い⇒売りを繰り返させています。


▼ナスダック100トリプルの長期チャート(約10年)
TQQQ長期チャート

見ての通り長期的に上昇傾向の指数なので、ロスカットさせされなければ利益が積み重なり、ホクホクです(#^.^#)

この利益を生み出しているわたしのトライオートETF設定も公開しているので、セミリタイアの参考にしてください!!


また、そもそもトライオートETFって何?って人は以下の記事もどうぞ!!


【10ステップ】トライオートETF攻略ロードマップ



\米株インデックスの破壊力&安定性(^^♪/
トライオートETF




1.1ヶ月間のトライオートETF不労所得

1ヶ月間のトライオートETF不労所得
銘柄 今月の利益 累計利益 評価損益
TQQQ
無限ナンピン戦略
0円 4,213,432円 0円
TQQQ
ブロック戦略
0円 4,054,744円 -12,477,935円
TQQQ
その他
0円 457,187円 0円
FAS戦略 16,866円 55,092円 -28,686円
QQQ戦略 -1,227円 110,763円 -1,069,228円
合計 15,639円 8,892,291円 -13,575,849円

2022年7月は約1.5円の不労所得でした!!


レートを確認しながら、TQQQ、FAS、QQQの中から最も効率の良い指数に切り替える戦略で運用しています(^^♪

▶戦略の使い分け
  • TQQQが120ドル以下ではTQQQ戦略を利用
  • TQQQが120ドルを超え、かつFASが120ドル以下ではFAS戦略を利用
  • TQQQとFASがともに120ドルを超えたらQQQ戦略を利用
  • TQQQが分割されたらTQQQ戦略に戻る

鈴のトライオートETF戦略



現在はTQQQのレートが120ドル以下なので、TQQQ戦略に資金を集中させているんですが…… いやー、TQQQに集中投資ではなく、FASと分散投資しておけば良かったですね(^^ゞ

もしFASに集中していたら今月は約33万円と、この株価が低迷している中でも悪くない利益です。


現在はレートの低い銘柄に集中投資する方針を取っていますが、今後は

  • TQQQ:30%
  • FAS:30%
  • レートの低い方:40%

みたいな感じに常に併用しようかと検討しています。


まあ、方針を変えるにしてもTQQQのポジションが無くなってからになるので、だいぶ先の話でしょうが(^^ゞ



TQQQ戦略

7月は下落傾向でしたが、バイ&ホールドエリア(~40ドル)で推移していたので、決済はありませんでした(^_^;)


▼ナスダック100トリプル(TQQQ)のチャート
TQQQ

本来種まきは大歓迎なんですが、バイ&ホールドエリア(40ドル以下)で停滞されると全く決済されないので、早く40ドル以上にまで上昇して欲しいですね。

ただ、金融引き締めが続いている間、恐らく2022年末~2023年の前半までは上値は重いでしょうから、年内は決済されないことも覚悟する必要がありそうです(^_^;)




また、上昇するのに時間が掛かると、金利の負担が心配になる人がいると思いますが、考え方はトラリピのマイナススワップと一緒です。

マイナススワップが重いんだけどこのままでいいの? 



80ドル付近で保有しているポジションを決済するのに年単位の時間が掛かるのなら、一回目の決済がマイナスになる可能性は十分にあるでしょう。

それでも繰り返し決済されれば2回目以降の決済益でプラスになりますし、40ドル付近のポジションはもっと早めに繰り返し決済されてプラスになると思います。

一つのポジションの利益ではなく、設定全体の利益でプラスになればOKというのがリピート系の自動売買に共通する考え方です。

やはり一つの手法で安定した不労所得を得るのは難しいですね。

2020年と2021年はイマイチなトラリピを大爆発するTQQQ戦略が補う形でしたが、2022年はイマイチなTQQQ戦略をトラリピが補う形になるかもしれません(^_^;)

鈴のトラリピ設定_ワイドレンジ戦略


単独の手法で安定した不労所得を狙うのではなく、複数の手法をセットで運用して安定させるのが正解でしょう。


それから、TQQQ戦略は0ドルまで耐える戦略ですが、米ドル/円が上昇した影響で必要資金が増えています。

必要に応じて資金を調整しましょう。





戦略的な損切りならいいですが、うっかりロスカットされないように気を付けてください(^_^;)

TQQQ戦略の解説(100万円、33万円プラン)



FAS戦略

7月は上昇傾向だったので、しっかり決済されました。

▼金融株トリプル(FAS)チャート
FAS

80ドル~120ドルに注文を集中させている(スタートダッシュした)ので、できれば80ドル以上で推移して欲しいですね(^^♪

ただFAS戦略はTQQQ戦略と違い、取引が活発な3倍ブロック(40-80)で推移しているので、問題ないでしょう。


FAS戦略は基本的にTQQQが120ドルを超えた場合に切り替えて稼働させる戦略ですが、TQQQは自動売買の新規稼働が停止されているので、これからトライオートETFを始める人は運用の最有力候補になっています。

また、ナスダック100トリプルはナスダックに上場する金融銘柄を除く時価総額上位100銘柄なので、金融銘柄特化のFASは相性のいい戦略です。

TQQQ戦略が運用可能な場合でも、分散を兼ねて並列運用がいいと思います。


わたしも1セット稼働させています(^^ゞ
FAS戦略の解説(100万円、33万円プラン)



QQQ戦略

現在、TQQQ&FASが取引しやすいレートにあるので、稼働停止中の戦略です。

▼ナスダック100(QQQ)チャート
QQQ

TQQQとFASがともに120ドルを超えた場合に稼働の対象になります。

ただし、TQQQ戦略やFAS戦略と異なり、レートによる切り替えなどもないので、QQQ戦略を稼働させて運用していることを忘れるのもありだと思います(^^ゞ

【1クリック発注】大暴落でも継続運用_ナスダック100 


【重要】
ヘッジの設定が誤っていたので修正しました。



初回の売りは問題ないのですが、繰り返し時に想定した動作をしませんでした。
ヘッジを利用している人は確認しておいてください<(_ _)>



口座状況

▼トライオートETFの口座状況(2022年8月1日時点)
トライオートETF

わたしのトライオートETF戦略に関しては最近ちょっと複雑になってしまった影響もあり、質問がかなり来るので、攻略ロードマップを用意しました。

10ステップでわたしのトライオートETF戦略が分かるようになっています。

【10ステップ】トライオートETF攻略ロードマップ



それから、『#トライオートETF鈴』のハッシュタグでわたしの設定を参考にしている人が運用実績を報告してくれているので、不安な人は参考にしてみてください。

資産運用って実は孤独なので、仲間がいるというだけで安心しますよ(^^♪





2.実現損益と合計損益の推移

下の図はわたしが運用しているトライオートETFの実現損益と合計損益の推移です(^^♪
トライオートETF設定の実績202207

▶鈴のトライオートETF運用実績
  • 実現損益:+8,892,291円
  • 評価損益:-13,575,849円
  • 合計損益:-4,683,558円

わたしはトライオートETF戦略は投資元本の平均が約680万円で、月平均17万円の不労所得を得ています。


上昇傾向かつ値動きの荒いナスダック100とトライオートETFの相性は抜群で、順調に利益が積み重なっています。

しかも2020年3月の歴史的な大暴落(コロナショック)でも若干のマイナス程度で、あっという間に積み重ねた利益(実現損益)が評価損益を上回り、全く問題ない状態でした(^^♪


……ただ、2022年8月現在は大幅なマイナスになっています。

メインで運用しているTQQQは米株インデックスなので、繰上償還されなければ長期的に上昇傾向だと思いますが、金融引き締めが終わる(現在の予測だと2022年末~2023年の前半)までは上値は重そうです。

決済ゾーンに入るまでには時間が掛かることを覚悟する必要がありそうです(^_^;)


トライオートETFのより詳細な戦略と実績については『鈴のトライオートETF設定』を参照してください。

鈴のトライオートETF設定




3.金融政策と株価の関係

株価の下落が長引いているので、少し金融政策と株価の関係について教科書的な知識を解説しておきます。

ただ、わたしは専門家ではないため、「こういう考え方もある」、「鈴はこう思っている」程度に留めてください。

学びの切欠にする分にはいいですが、この程度の知識を根拠に投資判断をしてはダメです(^_^;)


では本題ですが、まず今年に入って下落した切欠は金融政策の方針転換です。

昨年までは金融緩和が続いていましたが、今年に入り引締め路線(利上げ)になりました。

利上げはインフレ(物価の上昇)を抑制するための政策なので、一般的に株を含めたリスク資産も下落します


すごく大雑把に言うと、金融緩和中は日々お小遣いが増えていくから、(株を含めて)好きに物を買えるけど、金融引き締め(利上げ)が始まると日々お小遣いが減っていくので、(株を含めて)あまり物を買えなくなります。

【なぜ利上げされると株価が下がるの?】
  1. 利上げが始まる
  2. 銀行からの借り入れコストが上がる
  3. 市場に流れる資金量が減る
  4. 株の購入にあてられる資金自体が減る
  5. 株価が上がりづらくなる

利上げされると、銀行から借り入れるコストが上がるので、市場に流れる資金量が減少します。

投資家は利上げが始まると下落圧力がかかることを意識しているので、金融引き締めに入れば「株価は下がる可能性が高いから、一旦株は売っておこう」という人が増えます。

まずはこういった悲観で下落します。


続いて、企業は基本的に資金を借り入れて事業をしているので、低金利でお金を借りられるなら資金を借り入れて投資しますが、金利が上がると「利息の支払いがキツイから新規事業は止めておこう」と、消極的になります。

こうなると今度は悲観とかではなく実際に企業が生み出す利益が減って行くので、株が売られることに繋がります。


上記のような背景があるため、利上げが終わる(現在の予測だと2022年末~2023年前半)までは、株価が下落する圧力がかかります。


「じゃあ利上げ中は絶対に下落するの?」というと、そこまで単純ではないです。

ただ、銀行から借り入れるコストが上がるにつれて、市場に流れる資金量自体が減っていくので、株の購入に使える資金量も減っていきます。


あと、勘違いしてはいけないので付け加えておくと、利上げ終了=必ず株価が上がるわけでもないです。

ただ、利下げされると今度は市場に流れる資金量が増えるので、(実際に買うかどうかは別にして)株の購入に使える資金量は増えます。







相場を予想しない手法とは言え、何年後かに訪れるであろう次の金融引き締めのサイクルでは、もう少し何とかしたいですね。

このまま繰上償還にならずに回復すれば、「いやー2022年は本当に利益が出なかったね」で済みはするんですけど、もうちょっとやりようはある気はします。

テクニカル分析とかを使わずに上手いことブレーキとアクセルを調整する仕組みを作りたいと考えています(#^.^#)


ただ、少なくとも現在保有しているポジションが決済されるまでは、このまま株価が回復するのを待つつもりです。


トライオートETFの攻略マップを用意したので参考にしてください( ^^) _旦~~


【10ステップ】トライオートETF攻略ロードマップ



\セミリタイアを目指す投資初心者にオススメ(^^♪/
トライオートETF



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