トライオートETFはトラリピと同じような自動売買の仕組みですが、為替ではなく株や債券、金などのETFを対象に自動で買って売ってを繰り返します。
8月1日週のトライオートETFによる不労所得は0円でした(#^.^#)
わたしのトライオートETF設定も公開しているので、セミリタイアへの参考にしてください!!
また、そもそもトライオートETFって何?って人は以下の記事もどうぞ!!
▼【10ステップ】トライオートETF攻略ロードマップ
1.1週間のトライオートETF不労所得
今回のトライオートETFの運用結果です。
対象ETF | リピート 本数 |
不労所得 | 運用資金 |
TQQQ戦略 | 0本 | 0円 | 25,000,000円 |
FAS戦略 | 0本 | 0円 | 1,00,000円 |
QQQ戦略 | 0本 | 0円 | 0円 |
合計 | 0本 | 0円 | 26,000,000円 |
今週は約0円の不労所得でした!!
レートを確認しながら、TQQQ、FAS、QQQの中から最も効率の良い指数に切り替える戦略で運用しています(^^♪
▼鈴のトライオートETF戦略
ただ、現在はレートの低い銘柄に集中投資する方針を取っていますが、今後は
- TQQQ:30%
- FAS:30%
- レートの低い方:40%
みたいな感じに常に併用しようかと検討しています。
まあ、方針を変えるにしてもTQQQのポジションが無くなってからになるので、だいぶ先の話でしょうが(^^ゞ
TQQQ戦略
今週も決済がありませんでしたね(^_^;)
チャートを見みると相変わらずバイ&ホールドエリア内です。
▼ナスダック100トリプル(TQQQ)のチャート
本来種まきは大歓迎なんですが、バイ&ホールドエリア(40ドル以下)で停滞されると全く決済されないので、早く40ドル以上にまで上昇して欲しいですね。
ただ、金融引き締めが続いている間、恐らく2022年末~2023年の前半までは上値は重いでしょうから、年内は決済されないことも覚悟する必要がありそうです(^_^;)
テクニカルやる人にも聞いてみた所、大本のナスダック100を分析すると「10,000$は耐えるだろう」くらいが目安らしいです。(現在11,800$)
— 鈴@1億円のポートフォリオ公開中 (@semiritaia_suzu) June 11, 2022
そうすると約15%の下落でTQQQはその3倍の値動きなので、45%下落とすると、14$くらいは割と順当な動きみたいです。
まあ、梅雨時の天気予報程度にどうぞ(^_^;)
また、上昇するのに時間が掛かると、金利の負担が心配になる人がいると思いますが、考え方はトラリピのマイナススワップと一緒です。
▼マイナススワップが重いんだけどこのままでいいの?
80ドル付近で保有しているポジションを決済するのに年単位の時間が掛かるのなら、一回目の決済がマイナスになる可能性は十分にあるでしょう。
それでも繰り返し決済されれば2回目以降の決済益でプラスになりますし、40ドル付近のポジションはもっと早めに繰り返し決済されてプラスになると思います。
一つのポジションの利益ではなく、設定全体の利益でプラスになればOKというのがリピート系の自動売買に共通する考え方です。
2020年と2021年はイマイチなトラリピを大爆発するTQQQ戦略が補う形でしたが、2022年はイマイチなTQQQ戦略をトラリピが補う形になるかもしれません(^_^;)
▼鈴のトラリピ設定_ワイドレンジ戦略
単独の手法で安定した不労所得を狙うのではなく、複数の手法をセットで運用して安定させるのが正解でしょう。
それから、TQQQ戦略は0ドルまで耐える戦略ですが、米ドル/円が上昇した影響で必要資金が増えています。
必要に応じて資金を調整しましょう。
【注意】
— 鈴@1億円のポートフォリオ公開中 (@semiritaia_suzu) April 29, 2022
米ドル/円レートとTQQQ戦略の必要資金の変化
110円:約100万円
120円:約109万円
130円:約118万円
140円:約126万円
今100万円で運用するとロスカットレートはTQQQ=15ドル程度になるので、必要に応じて資金を調整してください(^^♪
TQQQ戦略のリスク⇒https://t.co/7s30zVSjau pic.twitter.com/3x9ApuugIx
戦略的な損切りならいいですが、うっかりロスカットされないように気を付けてください(^_^;)
▼TQQQ戦略の解説(100万円、33万円プラン)
FAS戦略
今週は決済がありませんでした。
チャートを見ると今週はだいぶ狭いレンジで動いてますね。
▼金融株トリプル(FAS)チャート
80ドル~120ドルに注文を集中させているので、できれば80ドル以上で推移して欲しいところではあります。
ただFAS戦略はTQQQ戦略と違い、取引が活発な2倍ブロック(80-120)と3倍ブロック(40-80)で推移しているので、問題ないでしょう(^^♪
FAS戦略は基本的にTQQQが120ドルを超えた場合に切り替えて稼働させる戦略ですが、TQQQは自動売買の新規稼働が停止されているので、これからトライオートETFを始める人は運用の最有力候補になっています。
また、ナスダック100トリプルはナスダックに上場する金融銘柄を除く時価総額上位100銘柄なので、金融銘柄特化のFASは相性のいい戦略です。
TQQQ戦略が運用可能な場合でも、分散を兼ねて並列運用していいと思います。
わたしも1セット稼働させています(^^ゞ
▼FAS戦略の解説(100万円、33万円プラン)
QQQ戦略
現在、TQQQ&FASが取引しやすいレートにあるので、稼働停止中の戦略です。
▼ナスダック100(QQQ)チャート
TQQQとFASがともに120ドルを超えた場合に稼働の対象になります。
ただし、TQQQ戦略やFAS戦略と異なり、レートによる切り替えなどもないので、QQQ戦略を稼働させて運用していることを忘れるのも選択肢の一つだと思います(^^ゞ
▼【1クリック発注】大暴落でも継続運用_ナスダック100
ヘッジの設定が誤っていたので修正しました。
【#トライオートETF鈴 の訂正】
— 鈴@1億円のポートフォリオ公開中 (@semiritaia_suzu) June 22, 2022
QQQ戦略のヘッジ設定に誤りがあったので、修正しました<(_ _)>
誤:左
正:右
詳細⇒https://t.co/CxXxhbpAxS
フォロー値ではなく、カウンター値(固定)が正しいです。
ただ、私も今入力したので、動作確認が出来ていません。問題なく稼働したらまた連絡します。 pic.twitter.com/bTusYkkrYM
初回の売りは問題ないのですが、繰り返し時に想定した動作をしませんでした。
ヘッジを利用している人は確認しておいてください<(_ _)>
口座状況
▼トライオートETFの口座状況(2022年8月6日時点)
わたしのトライオートETF戦略はちょっと複雑になってしまったので、攻略ロードマップを用意しました。
10ステップでわたしのトライオートETF戦略が分かるようになっています。
▼【10ステップ】トライオートETF攻略ロードマップ
それから、『#トライオートETF鈴』のハッシュタグでわたしの設定を参考にしている人が運用実績を報告してくれているので、不安な人は参考にしてみてください。
資産運用って実は孤独なので、仲間がいるというだけで安心しますよ(^^♪
運用報告お疲れ様です(#^.^#)
— 鈴@書籍プレゼント中 (@semiritaia_suzu) July 25, 2021
今週は #トラリピ鈴、#トライオートETF鈴 ともに好調でバランスの良い週でしたね。
今日で4連休が終わりちょっと憂鬱かもしれませんが、明日から為替も株も取り引きされるので、爆益を期待して乗り切っていきましょう(^^♪
▼記事にしている仲間!! https://t.co/4wp0MzhmJ6 pic.twitter.com/gU2YhvEUpx
2.トライオートETF不労所得の推移
以下のグラフは1週間ごとの不労所得の推移を表しています。
2021年7月まではナスダック100トリプル(TQQQ)の戦略一本で運用していましたが、8月からはナスダック100(QQQ)の戦略も併用しています。
具体的な戦略については以下の記事を参考にしてください。
- 実現損益:+8,892,291円
- 評価損益:-13,575,849円
- 合計損益:-4,683,558円
上昇傾向かつ値動きの荒いナスダック100とトライオートETFの相性は抜群で、順調に利益が積み重なっています。
しかも2020年3月の歴史的な大暴落(コロナショック)でも若干のマイナス程度で、あっという間に積み重ねた利益(実現損益)が評価損益を上回り、全く問題ない状態でした(^^♪
……ただ、2022年7月現在は大幅なマイナスになっています。
メインで運用しているTQQQは米株インデックスなので、繰上償還されなければ長期的に上昇傾向だと思いますが、金融引き締めが終わる(現在の予測だと2022年の末~2023年の前半)までは上値は重そうです。
決済ゾーンに入るまでには時間が掛かることを覚悟する必要がありそうです(^_^;)
トライオートETFの概要と始め方は以下の記事を参考にしてください( ^^) _旦~~
▼トライオートETFの始め方
3.金融政策と株価の関係
株価の下落が長引いているので、少し金融政策と株価の関係について教科書的な知識を解説しておきます。
ただ、わたしは専門家ではないため、「こういう考え方もある」、「鈴はこう思っている」程度に留めてください。
学びの切欠にする分にはいいですが、この程度の知識を根拠に投資判断をしてはダメです(^_^;)
では本題ですが、まず今年に入って下落した切欠は金融政策の方針転換です。
昨年までは金融緩和が続いていましたが、今年に入り引締め路線(利上げ)になりました。
利上げはインフレ(物価の上昇)を抑制するための政策なので、一般的に株を含めたリスク資産も下落します。
すごく大雑把に言うと、金融緩和中は日々お小遣いが増えていくから、(株を含めて)好きに物を買えるけど、金融引き締め(利上げ)が始まると日々お小遣いが減っていくので、(株を含めて)あまり物を買えなくなります。
- 利上げが始まる
- 銀行からの借り入れコストが上がる
- 市場に流れる資金量が減る
- 株の購入にあてられる資金自体が減る
- 株価が上がりづらくなる
利上げされると、銀行から借り入れるコストが上がるので、市場に流れる資金量が減少します。
投資家は利上げが始まると下落圧力がかかることを意識しているので、金融引き締めに入れば「株価は下がる可能性が高いから、一旦株は売っておこう」という人が増えます。
まずはこういった悲観で下落します。
続いて、企業は基本的に資金を借り入れて事業をしているので、低金利でお金を借りられるなら資金を借り入れて投資しますが、金利が上がると「利息の支払いがキツイから新規事業は止めておこう」と、消極的になります。
こうなると今度は悲観とかではなく実際に企業が生み出す利益が減って行くので、株が売られることに繋がります。
上記のような背景があるため、利上げが終わる(現在の予測だと2022年末~2023年前半)までは、株価が下落する圧力がかかります。
「じゃあ利上げ中は絶対に下落するの?」というと、そこまで単純ではないです。
ただ、銀行から借り入れるコストが上がるにつれて、市場に流れる資金量自体が減っていくので、株の購入に使える資金量も減っていきます。
あと、勘違いしてはいけないので付け加えておくと、利上げ終了=必ず株価が上がるわけでもないです。
ただ、利下げされると今度は市場に流れる資金量が増えるので、(実際に買うかどうかは別にして)株の購入に使える資金量は増えます。
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相場を予想しない手法とは言え、何年後かに訪れるであろう次の金融引き締めのサイクルでは、もう少し何とかしたいですね。
このまま繰上償還にならずに回復すれば、「いやー2022年は本当に利益が出なかったね」で済みはするんですけど、もうちょっとやりようはある気はします。
テクニカル分析とかを使わずに上手いことブレーキとアクセルを調整する仕組みを作りたいと考えています(#^.^#)
ただ、少なくとも現在保有しているポジションが決済されるまでは、このまま株価が回復するのを待つつもりです。
最後にトライオートETFの攻略マップを用意したのでこちらもどうぞ( ^^) _旦~~
▼【10ステップ】トライオートETF攻略ロードマップ
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本日でサラリーマン終了です(*^^*)
— 鈴@3年でセミリタイア達成 (@semiritaia_suzu) August 30, 2018
しっかりと挨拶回りをしてきます!!
ただ、最後の最後まで全く実感がわかないですね(^-^ゞ pic.twitter.com/NCotpuDwGe