【実績】トライオートETF週次報告

トライオートETFはトラリピと同じような自動売買の仕組みですが、為替ではなく株や債券、金などのETFを対象に自動で買って売ってを繰り返します。

10月31日週のトライオートETFによる不労所得は3,275円でした(#^.^#)

わたしのトライオートETF設定も公開しているので、セミリタイアへの参考にしてください!!


また、そもそもトライオートETFって何?って人は以下の記事もどうぞ!!


【10ステップ】トライオートETF攻略ロードマップ



\セミリタイアを目指す投資初心者にオススメ(^^♪/
トライオートETF





1.1週間のトライオートETF不労所得

今回のトライオートETFの運用結果です。

1週間のトライオートETF不労所得
対象ETF リピート
本数
不労所得 運用資金
TQQQ戦略 0本 0円 27,000,000円
FAS戦略 3本 3,275円 1,300,000円
QQQ戦略 0本 0円 0円
合計 3本 3,275円 28,300,000円


今週は約3千円の不労所得でした!!

レートを確認しながら、TQQQ、FAS、QQQの中から最も効率の良い指数に切り替える戦略で運用しています(^^♪

▶戦略の使い分け
  • TQQQが120ドル以下ではTQQQ戦略を利用
  • TQQQが120ドルを超え、かつFASが120ドル以下ではFAS戦略を利用
  • TQQQとFASがともに120ドルを超えたらQQQ戦略を利用
  • TQQQが分割されたらTQQQ戦略に戻る

鈴のトライオートETF戦略



ただ、現在はレートの低い銘柄に集中投資する方針を取っていますが、今後は

  • TQQQ:30%
  • FAS:30%
  • レートの低い方:40%

みたいな感じに常に併用しようかと検討しています。


まあ、方針を変えるにしてもTQQQのポジションが無くなってからになるので、だいぶ先の話でしょうが(^^ゞ



TQQQ戦略

今週は多少反発していますが、相変わらずバイ&ホールドエリア内です。


▼ナスダック100トリプル(TQQQ)のチャート
TQQQ

上下に動いているので本来ならありがたいんですが、バイ&ホールドエリア(40ドル以下)で停滞されると全く決済されないので、早く40ドル以上にまで上昇することを祈ります。

ただ、金融引き締めが続いている間、恐らく2022年末~2023年の前半までは上値は重いでしょうから、少なくとも年内は決済されないことを覚悟する必要がありそうです(^_^;)


ここから暴落⇒償還されて全損のリスクもありますが、償還さえ回避できれば、TQQQはアップル、アマゾン、マイクロソフト、グーグルと名立たる企業で構成された指数なので、長期的には上昇してくれると考えています。


それから「損切りしないのか?」って質問があるので、答えておくと償還や取り扱い停止での強制決済が損切りというかストップロスにあたる認識です。

40ドル以下で長いこと停滞しているのは想定外でしたが、元々0ドル~160ドルに注文を仕掛けていることからも分かるように、このレートまで下落することが想定外というわけではないので、方針通り淡々と運用を続けます。


トライオートETF戦略の方針と今後を再確認したので、参考にしてください( ^^) _旦~~

トライオートETF戦略の方針確認と今後



また、上昇するのに時間が掛かると、金利の負担が心配になる人がいると思いますが、考え方はトラリピのマイナススワップと一緒です。

マイナススワップが重いんだけどこのままでいいの? 



80ドル付近で保有しているポジションを決済するのに年単位の時間が掛かるのなら、一回目の決済はマイナスになるでしょう。

それでも繰り返し決済されれば2回目以降の決済益でプラスになりますし、40ドル付近のポジションはもっと早めに繰り返し決済されてプラスになると思います。

一つのポジションの利益ではなく、設定全体の利益でプラスになればOKというのがリピート系の自動売買に共通する考え方です。

やはり一つの手法で安定した不労所得を得るのは難しいですね。

2020年と2021年はイマイチなトラリピを大爆発するTQQQ戦略が補う形でしたが、2022年はイマイチなTQQQ戦略をトラリピが補う形になるかもしれません(^_^;)

鈴のトラリピ設定_ワイドレンジ戦略


単独の手法で安定した不労所得を狙うのではなく、複数の手法をセットで運用して安定させるのが正解でしょう。


それから、TQQQ戦略は0ドルまで耐える戦略ですが、米ドル/円が上昇した影響(+金利調整額の支払い)で必要資金が増えています。

必要に応じて資金を調整しましょう。




戦略的な損切りならいいですが、うっかりロスカットされないように気を付けてください(^_^;)


TQQQ戦略の解説(100万円、33万円プラン)




FAS戦略

今週は上昇してばっちり決済されました。

▼金融株トリプル(FAS)チャート
FAS

80ドル~120ドルに注文を集中させているので、80ドル以上で推移してくれば理想的です。

まあ、取引が活発な2倍ブロック(80-120)と3倍ブロック(40-80)で推移してくれれば、問題ないでしょう(^^♪


FAS戦略は基本的にTQQQが120ドルを超えた場合に切り替えて稼働させる戦略ですが、TQQQは自動売買の新規稼働が停止されているので、これからトライオートETFを始める人は運用の最有力候補になっています。

また、ナスダック100トリプルはナスダックに上場する金融銘柄を除く時価総額上位100銘柄なので、金融銘柄特化のFASは相性のいい戦略です。

TQQQ戦略が運用可能な場合でも、分散を兼ねて並列運用していいと思います。


わたしも1セット稼働させています(^^ゞ

FAS戦略の解説(100万円、33万円プラン)





QQQ戦略

現在、TQQQ&FASが取引しやすいレートにあるので、稼働停止中の戦略です。

▼ナスダック100(QQQ)チャート
QQQ

TQQQとFASがともに120ドルを超えた場合に稼働の対象になります。

ただし、TQQQ戦略やFAS戦略と異なり、レートによる切り替えなどもないので、QQQ戦略を稼働させて運用していることを忘れるのも選択肢の一つだと思います(^^ゞ

【1クリック発注】大暴落でも継続運用_ナスダック100 



【重要】
ヘッジの設定が誤っていたので修正しました。


初回の売りは問題ないのですが、繰り返し時に想定した動作をしませんでした。
ヘッジを利用している人は確認しておいてください<(_ _)>




口座状況

▼トライオートETFの口座状況(2022年11月5日時点)
トライオートETF

わたしのトライオートETF戦略はちょっと複雑になってしまったので、攻略ロードマップを用意しました。

10ステップでわたしのトライオートETF戦略が分かるようになっています。

【10ステップ】トライオートETF攻略ロードマップ



それから、『#トライオートETF鈴』のハッシュタグでわたしの設定を参考にしている人が運用実績を報告してくれているので、不安な人は参考にしてみてください。

資産運用って実は孤独なので、仲間がいるというだけで安心しますよ(^^♪






2.トライオートETF不労所得の推移

以下のグラフは1週間ごとの不労所得の推移を表しています。

トライオートETF週次報告20221031

2021年7月まではナスダック100トリプル(TQQQ)の戦略一本で運用していましたが、現在はFAS戦略も併用しています。

具体的な戦略については以下の記事を参考にしてください。

トライオートETF設定の実績202210

▶鈴のトライオートETF運用実績
  • 実現損益:+8,941,021円
  • 評価損益:-21,586,213円
  • 合計損益:-12,645,192円
鈴のトライオートETF設定と運用実績



上昇傾向かつ値動きの荒いナスダック100とトライオートETFの相性は抜群で、順調に利益が積み重なっています。

しかも2020年3月の歴史的な大暴落(コロナショック)でも若干のマイナス程度で、あっという間に積み重ねた利益(実現損益)が評価損益を上回り、全く問題ない状態でした(^^♪


……ただ、2022年10月現在は大幅なマイナスになっています。

メインで運用しているTQQQは米株インデックスなので、繰上償還されなければ長期的に上昇傾向だと思いますが、金融引き締めが終わる(現在の予測だと2022年の末~2023年の前半)までは上値は重そうです。

決済ゾーンに入るまでには時間が掛かることを覚悟する必要がありそうです。


トライオートETFの概要と始め方は以下の記事を参考にしてください( ^^) _旦~~


トライオートETFの始め方



\セミリタイアを目指す投資初心者にオススメ(^^♪/
トライオートETF



3.金融政策と株価の関係

株価の下落が長引いているので、少し金融政策と株価の関係について教科書的な知識を解説しておきます。

ただ、わたしは専門家ではないため、「こういう考え方もある」、「鈴はこう思っている」程度に留めてください。

学びのきっかけにする分にはいいですが、この程度の知識を根拠に投資判断をしてはダメです(^_^;)


では本題ですが、まず今年に入って下落したきっかけは金融政策の方針転換です。

昨年までは金融緩和が続いていましたが、今年に入り引締め路線(利上げ)になりました。

利上げはインフレ(物価の上昇)を抑制するための政策なので、一般的に株を含めたリスク資産も下落します


すごく大雑把に言うと、金融緩和中は日々お小遣いが増えていくから、(株を含めて)好きに物を買えるけど、金融引き締め(利上げ)が始まると日々お小遣いが減っていくので、(株を含めて)あまり物を買えなくなります。

【なぜ利上げされると株価が下がるの?】
  1. 利上げが始まる
  2. 銀行からの借り入れコストが上がる
  3. 市場に流れる資金量が減る
  4. 株の購入にあてられる資金自体が減る
  5. 株価が上がりづらくなる

利上げされると、銀行から借り入れるコストが上がるので、市場に流れる資金量が減少します。

投資家は利上げが始まると下落圧力がかかることを意識しているので、金融引き締めに入れば「株価は下がる可能性が高いから、一旦株は売っておこう」という人が増えます。

まずはこういった悲観で下落します。


続いて、企業は基本的に資金を借り入れて事業をしているので、低金利でお金を借りられるなら資金を借り入れて投資しますが、金利が上がると「利息の支払いがキツイから新規事業は止めておこう」と、消極的になります。

こうなると今度は悲観とかではなく実際に企業が生み出す利益が減って行くので、株が売られることに繋がります。


上記のような背景があるため、利上げが終わる(現在の予測だと2022年末~2023年前半)までは、株価が下落する圧力がかかります。


「じゃあ利上げ中は絶対に下落するの?」というと、そこまで単純ではないです。

ただ、銀行から借り入れるコストが上がるにつれて、市場に流れる資金量自体が減っていくので、株の購入に使える資金量も減っていきます。


あと、勘違いしてはいけないので付け加えておくと、利上げ終了=必ず株価が上がるわけでもないです。

ただ、利下げされると今度は市場に流れる資金量が増えるので、(実際に買うかどうかは別にして)株の購入に使える資金量は増えます。







相場を予想しない手法とは言え、何年後かに訪れるであろう次の金融引き締めのサイクルでは、もう少し何とかしたいですね。

このまま繰上償還にならずに回復すれば、「いやー2022年は本当に利益が出なかったね」で済みはするんですけど、もうちょっとやりようはある気はします。

テクニカル分析とかを使わずに上手いことブレーキとアクセルを調整する仕組みを作りたいと考えています(#^.^#)


ただ、少なくとも現在保有しているポジションが決済されるまでは、このまま株価が回復するのを待つつもりです。

……もし早期償還になってしまった場合は、預けた資産はほぼ全て吹っ飛ぶのでまた積み直しです(^_^;)



最後にトライオートETFの攻略マップを用意したのでこちらもどうぞ。


【10ステップ】トライオートETF攻略ロードマップ



\セミリタイアを目指す投資初心者にオススメ(^^♪/
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