
トライオートETFはトラリピと同じような自動売買の仕組みですが、為替ではなく株や債券、金などのETFを対象に自動で買って売ってを繰り返します。
7月10日週のトライオートETFの利益は7,173円でした(#^.^#)
わたしのトライオートETF設定も公開しているので、セミリタイアへの参考にしてください!!
また、そもそもトライオートETFって何?って人は以下の記事もどうぞ!!
▼【10ステップ】トライオートETF攻略ロードマップ
1.1週間のトライオートETFの利益
今回のトライオートETFの運用結果です。
| 対象ETF | リピート 本数 |
利益 | 運用資金 |
| TQQQ戦略 | 27本 | 6,075円 | 27,000,000円 |
| FAS戦略 | 3本 | 1,098円 | 1,300,000円 |
| QQQ戦略 | 0本 | 0円 | 0円 |
| 合計 | 30本 | 7,173円 | 28,300,000円 |
今週は7,173円の利益でした!!
レートを確認しながら、TQQQ、FAS、QQQの中から最も効率の良い指数に切り替える戦略で運用しています(^^♪
▼鈴のトライオートETF戦略
ただ、現在はレートの低い銘柄に集中投資する方針を取っていますが、今後は
- TQQQ:30%
- FAS:30%
- レートの低い方:40%
みたいな感じに常に併用しようかと検討しています。
もしくはTQQQとFASで50%ずつでもいいかなと考えています(^^ゞ
TQQQ戦略
今週は上昇したので、1回決済されました。
▼ナスダック100トリプル(TQQQ)のチャート

もうよく分からないので、株に詳しい人にも聞いてみましたが、基本的には上方向とのこと。
ただし、これだけ利上げで経済にブレーキを掛けていて、何も起こらないのもおかしい……
つまり、何もなければもう大底は終わりで上昇して行くはずだけど、何も起こらないわけなくない?って感じらしいです。
相場予想とかできないわたしから見ても、「この状況で何も起こらないわけなくない?」という意見には賛同できます。
というわけで、わたしとしてはもう値動きを見ながら資金量を調整するのは諦めたので、今後は資産の10%を目安に追加投資して行くつもりです(^^ゞ
※総資産が2,000万円ならETF有効証拠金が200万円を割ったら追加投資という感じ。
口座に預けた預託証拠金ではなく、評価損益も加味したETF有効証拠金なのがポイントです。
これなら殆ど評価損を抱えていない上昇したタイミングでは追加投資は行えず、評価損が多い下落したタイミングで追加投資を行うことができます。
ただ、わたしは2022年に高値圏でメチャメチャ追加投資してしまったので、しばらくは気絶して待つことになりそうです(^^ゞ
直近の質問箱で金利負担と今回の反省について答えたので、参考にどうぞ。
#トライオートETF鈴 金利負担
— 鈴@1億円のポートフォリオ公開中 (@semiritaia_suzu) July 6, 2023
私は-65万円程度でした。
金利負担の割合は預けている資金に対してではなく、保有しているポジションに対して発生するので、ちょっと計算が必要なんですよね。
実際に計算してみたところ、私は14%程度でした。
【例:鈴の場…
続きは質問箱へhttps://t.co/eCQQBICZsj
FAS戦略
今週は上昇したので、3回決済されました。
▼金融株トリプル(FAS)チャート
120$以下で推移している間は放置します(^^♪
FAS戦略はTQQQ戦略と併用する戦略ですが、TQQQは自動売買の新規稼働が停止されているので、これからトライオートETFを始める人は運用の最有力候補になっています。
また、ナスダック100トリプルはナスダックに上場する金融銘柄を除く時価総額上位100銘柄なので、金融銘柄特化のFASは相性のいい戦略です。
TQQQ戦略が運用可能な場合でも、分散を兼ねて並列運用していいと思います。
わたしも1セット稼働させています(^^ゞ
▼FAS戦略の解説(100万円、33万円プラン)
また、TQQQと合わせて0-40$でも決済されるようにパラメータを変更しています。
▼【TQQQ戦略とFAS戦略のパラメータ変更】0-40ドルでも回転させる方法
QQQ戦略
現在、TQQQ&FASが取引しやすいレートにあるので、稼働停止中の戦略です。
▼ナスダック100(QQQ)チャート

TQQQとFASがともに120ドルを超えた場合に稼働の対象になります。
ただし、TQQQ戦略やFAS戦略と異なり、レートによる切り替えなどもないので、QQQ戦略を稼働させて運用していることを忘れるのも選択肢の一つだと思います(^^ゞ
▼【1クリック発注】大暴落でも継続運用_ナスダック100
口座状況
▼トライオートETFの口座状況
わたしのトライオートETF戦略はちょっと複雑になってしまったので、攻略ロードマップを用意しました。
10ステップでわたしのトライオートETF戦略が分かるようになっています。
▼【10ステップ】トライオートETF攻略ロードマップ
それから、『#トライオートETF鈴』のハッシュタグでわたしの設定を参考にしている人が運用実績を報告してくれているので、不安な人は参考にしてみてください。
資産運用って実は孤独なので、仲間がいるというだけで安心しますよ(^^♪
運用報告お疲れ様です(#^.^#)
— 鈴@書籍プレゼント中 (@semiritaia_suzu) July 25, 2021
今週は #トラリピ鈴、#トライオートETF鈴 ともに好調でバランスの良い週でしたね。
今日で4連休が終わりちょっと憂鬱かもしれませんが、明日から為替も株も取り引きされるので、爆益を期待して乗り切っていきましょう(^^♪
▼記事にしている仲間!! https://t.co/4wp0MzhmJ6 pic.twitter.com/gU2YhvEUpx
2.トライオートETFの利益の推移
以下のグラフは1週間ごとの利益の推移を表しています。

2021年7月まではナスダック100トリプル(TQQQ)の戦略一本で運用していましたが、現在はFAS戦略も併用しています。
具体的な戦略については以下の記事を参考にしてください。

- 実現損益:+9,199,081円
- 評価損益:-10,318,132円
- 合計損益:-1,119,051円
上昇傾向かつ値動きの荒いナスダック100とトライオートETFの相性は抜群で、順調に利益が積み重なっています。
しかも2020年3月の歴史的な大暴落(コロナショック)でも若干のマイナス程度で、あっという間に積み重ねた利益(実現損益)が評価損益を上回り、全く問題ない状態でした(^^♪
……ただ、2023年7月現在はマイナスになっています。
メインで運用しているTQQQは米株インデックスなので、繰上償還されなければ長期的に上昇傾向だと思いますが、金融引き締めが終わる(現在の予測だと2023年)までは上値は重そうです。
決済ゾーンに入るまでには時間が掛かることを覚悟する必要がありそうです。
トライオートETFの概要と始め方は以下の記事を参考にしてください( ^^) _旦~~
▼トライオートETFの始め方
3.金融政策と株価の関係
株価の下落が長引いているので、少し金融政策と株価の関係について教科書的な知識を解説しておきます。
ただ、わたしは専門家ではないため、「こういう考え方もある」、「鈴はこう思っている」程度に留めてください。
学びのきっかけにする分にはいいですが、この程度の知識を根拠に投資判断をしてはダメです(^_^;)
では本題ですが、まず2022年に下落したきっかけは金融政策の方針転換です。
2021年までは金融緩和が続いていましたが、2022年に入り引締め路線(利上げ)になりました。
利上げはインフレ(物価の上昇)を抑制するための政策なので、一般的に株を含めたリスク資産も下落します。
すごく大雑把に言うと、金融緩和中は日々お小遣いが増えていくから、(株を含めて)好きに物を買えるけど、金融引き締め(利上げ)が始まると日々お小遣いが減っていくので、(株を含めて)あまり物を買えなくなります。
- 利上げが始まる
- 銀行からの借り入れコストが上がる
- 市場に流れる資金量が減る
- 株の購入にあてられる資金自体が減る
- 株価が上がりづらくなる
利上げされると、銀行から借り入れるコストが上がるので、市場に流れる資金量が減少します。
投資家は利上げが始まると下落圧力がかかることを意識しているので、金融引き締めに入れば「株価は下がる可能性が高いから、一旦株は売っておこう」という人が増えます。
まずはこういった悲観で下落します。
続いて、企業は基本的に資金を借り入れて事業をしているので、低金利でお金を借りられるなら資金を借り入れて投資しますが、金利が上がると「利息の支払いがキツイから事業への投資は止めておこう」と、消極的になります。
こうなると今度は悲観とかではなく実際に企業が生み出す利益が減って行くので、株が売られることに繋がります。
上記のような背景があるため、利上げが終わる(現在の予測だと2023年中)までは、株価が下落する圧力がかかります。
「じゃあ利上げ中は絶対に下落するの?」というと、そこまで単純ではないです。
ただ、銀行から借り入れるコストが上がるにつれて、市場に流れる資金量自体が減っていくので、株の購入に使える資金量も減っていきます。
あと、勘違いしてはいけないので付け加えておくと、利上げ終了=必ず株価が上がるわけでもないです。
利上げ中は企業の業績が落ちています。
利下げに転じても、それまでに蓄積したダメージが原因で複数の企業が連鎖的に破綻⇒暴落と言うパターンも考えられます。
ただ、利下げされると今度は市場に流れる資金量が増えるので、(実際に買うかどうかは別にして)株の購入に使える資金量は増えます。
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相場を予想しない手法とは言え、何年後かに訪れるであろう次の金融引き締めのサイクルでは、もう少し何とかしたいですね。
このまま繰上償還にならずに回復すれば、「いやー2022年は本当に利益が出なかったね」で済みはするんですけど、もうちょっとやりようはある気はします。
テクニカル分析とかを使わずに上手いことブレーキとアクセルを調整する仕組みを作りたいと考えています(#^.^#)
ただ、少なくとも現在保有しているポジションが決済されるまでは、このまま株価が回復するのを待つつもりです。
……もし早期償還になってしまった場合は、預けた資産はほぼ全て吹っ飛ぶのでまた積み直しです(^_^;)
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本日でサラリーマン終了です(*^^*)
— 鈴@3年でセミリタイア達成 (@semiritaia_suzu) August 30, 2018
しっかりと挨拶回りをしてきます!!
ただ、最後の最後まで全く実感がわかないですね(^-^ゞ pic.twitter.com/NCotpuDwGe
