
株主優待×FX自動売買でセミリタイアを目指すのは良いとして、優待株の想定下落幅が30%じゃ少なくない?
50%以上の下落を想定した方がいい気がするけどどうなの?
こういった疑問に答えていこうと思います(^^♪
どうも鈴(@semiritaia_suzu)です!!
今回は株主優待×FX自動売買でセミリタイアを目指す戦略のリスクについての解説です。
優待株は現物を保有しているだけなので、下落してもロスカットされることはありません。
ただし、FX自動売買部分については、わたしの主な不労所得になっているトラリピやトライオートETFと同じく、ロスカットがあり得ます。
しかもこの戦略では代用有価証券として現金ではなく、株式の評価額を証拠金にFX自動売買をしているので、保有している株価が下がるとFX自動売買の証拠金も下がります。
つまり、株価が上昇した時は証拠金が増えてハッピーですが、逆に株価が下落した時にはFXの証拠金が少なくなってしまうわけです。
そのため、株価が30%下落しても問題ないようにFX自動売買の設定を少なめにしていますが、リーマンショックなどの大暴落では50%以上の下落がありました。
今回は「なぜ想定下落幅を30%にしているのか?」という疑問を解説していきます。
株主優待×FX自動売買でセミリタイア戦略の詳細を知りたい人は以下の記事をどうぞ( ^^) _旦~~
▼株主優待×FX自動売買(代用有価証券)でセミリタイア戦略
【マネーパートナーズの口座開設】
優待株の購入タイミングを限定(最高値では買わない)
高値掴みを避けるために株の購入は配当+優待利回り4%以上のタイミングに限定しています(^^♪
下落傾向の株は購入対象から除外していますが、高騰時に買ってしまうと大きく下落する可能性が高くなります。
そこで、配当+優待利回りが4%以上になる、つまり高値なら下落するまで待つわけです。
高値掴みを避けることで、仮に最高値から30%を超える下落があっても、保有するタイミングが最高値でなければ、実際の下落率は30%以内で納められる可能性が高くなります。
もちろん、4%以上なら絶対に大丈夫と言うわけではありませんが、極端な高値で保有してしまうリスクを軽減できます。
暴落時は証券口座からFX口座への資金移動
株の購入タイミングを利回り4%以上の時と限定しているので、証券口座に資金が残っているケースが多いです。
優待株は現物なので、ロスカットの心配はありません。
そこで、株価が暴落した時は証券口座⇒FX口座へと資金を振り替えることで、必要証拠金を増やすことができます。
例えば上記のように200万円の運用資金で50万円の優待株を保有した場合、証券口座に現金85万円が余っているので、暴落時にはその85万円をFX口座に振り替えることができます。
上記ケースのFX口座の必要資金は100万円なので、仮に株式が0円⇒代用有価証券が0円となっても、全体で150万円の現金(FX口座65万円+証券口座85万円)があるので、FX口座の運用を継続することができるわけです(^^♪
FXはショック相場に強いAUD/NZDを採用
FXで運用する通貨ペアはショック相場に強いAUD/NZDにしました。
仮に株価が暴落して、FXの証拠金が少なくなっても同じタイミングでAUD/NZDが暴落していなければ全く問題ありません。
AUD/NZDはニュージーランドの利上げなど、一般的な◯◯ショックとは全く関係のないタイミングで暴落することが多い通貨ペアです。
国内で取引される多くの通貨ペアは〇〇/円や〇〇/米ドルなので、〇〇ショックが起きると右側の円や米ドルが買われることで、暴落します。
しかし、豪ドル/NZドルは円も米ドルも直接取引しておらず、〇〇ショックの際には豪ドルもNZドルも同じく売られる傾向にあるので、結果として変動が少なくなります。
株価が好調な時にAUD/NZDが暴落する分には全く問題ないわけです(^^♪
その他の細かい工夫
ここまで紹介した3つの工夫よりは影響が小さいもの、株価が下落しても耐えるための細かな工夫を紹介します(^^♪
設定追加まで利益を証拠金にあてられる
この手法ではFX自動売買で利益が発生した場合、株の購入資金にあてていきます。
直接FX自動売買の証拠金にするのではなく、株を保有⇒代用有価証券という流れです。
ただし、欲しい優待株が購入条件である利回り4%を下回っている場合、急いで移動させる必要もありません。
つまり、株を買うその瞬間までは全ての利益をFXの証拠金にあてることができます。
小粒の株で分散(ETFを組み合わせるのもあり)
個別株は特定の会社に投資するわけなので、倒産などのリスクがあります。
そのため、100万円で1銘柄を保有するよりも10万円の株を10銘柄保有した方が分散が効き、全体としての下落率を下げられる可能性が高まります。
また、同様の考えでETFを組み合わせるのも効果的だと思います。
積立投資で余裕資金を確保
毎月株やFXの設定を増やすわけではありませんが、トラリピ自分年金作りのように定期的に資金を確保していくと安定します。
自分年金作りでは毎月3万円を積み立てていますが、設定を追加するのは一定の資金になってからです。
この優待FXでも同様に定期的に資金を入金し、一定以上の資金になったタイミングで株の購入やFX自動売買の設定を追加するようにすれば、余裕資金を確保しているのと同じ効果があります。
わたしは今のところ、夏と冬のボーナスのタイミングで資金を追加していこうと考えています(^^♪
【最終手段】それでも心配なら下落率を変更すればOK
「保有している株以外にも証券口座とFX口座に資金が残ること」、「FXで運用する通貨ペアがショック相場に強いAUD/NZDであること」を加味すれば、50%以上の下落にも耐えられると判断し、この下落率にしました。
つまり、想定下落幅の30%とは
- 全ての株を最高値で購入する
- 現金を1円も残さず株を購入できた
- 優待株とFXの最安値が同時
- 運用開始から一度も決済されていない
の全ての条件が重なった超最悪ケースなので、実際には起こらないと考えています。
ただし、それでも不安なら一定の現金を口座に残すルールを作るか、50%下落でも70%下落でも自分が安心できる数値まで想定下落幅を上げればいいと思います。
そもそもこの優待FXの主役は優待株やETFで、FX自動売買はおまけです。
「株式投資がしたいんだけど、もう少し利回りを上げたい」と言う人がメインターゲットなので、おまけのFX自動売買は程々にしておくのがいいでしょう。
わたし自身も「優待株投資がしたいんだけど、利回りが低すぎるからもう少し上げたい」という思いからこの手法を採用しています。
なので、利回りを株式投資のみの状態よりちょっとでも上げられれば勝ちなので、自分が安心できる水準まで想定下落幅を変更してください!!
わたしもまずはこの割合でいきますが、FXの運用通貨ペアを変えた場合などは下落率を変えたり、一定の現金を残すルールを作るかもしれません(^^ゞ
【マネーパートナーズで優待×FXを始める】
以上、【優待FXのリスク】優待株が30%を超えて下落しても耐えるための工夫……でした。
株主優待でセミリタイア!!
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マネーパートナーズの口座開設のやり方は以下の記事。
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本日でサラリーマン終了です(*^^*)
— 鈴@3年でセミリタイア達成 (@semiritaia_suzu) August 30, 2018
しっかりと挨拶回りをしてきます!!
ただ、最後の最後まで全く実感がわかないですね(^-^ゞ pic.twitter.com/NCotpuDwGe